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11.3. NSS データベースでの証明書の保存

サービスが証明書を使用する場合には、証明書およびキーは NSS データベースに格納できます (このデータベースはサービス自体や Identity Management で使用できます)。
  1. NSS データベースを作成します。
    $ certutil -N -d /path/to/database/dir
  2. NSS ツール (certutil) を使用して証明書を要求します。
    $ certutil -R -s "CN=client1.example.com,O=EXAMPLE.COM" -d /path/to/database/dir -a > example.csr
IdM ドメインが CA に証明書システムを使用している場合は、サブジェクト名の CN のみが使用されます。自己署名 CA の場合には、サブジェクトを、設定済みの証明書のサブジェクトベースと一致させる必要があります。IdM サーバーは、この値とは異なるサブジェクトベースを使用する要求を拒否します。