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A.4.2. クライアント接続の問題のデバッグ

クライアント接続の問題はすぐに行われます。つまり、ユーザーはマシンにログインしたり、ユーザーおよびグループの情報にアクセス試行すると失敗する可能性があります (例: getent passwd admin)。
IdM の認証は、SSSD デーモンで管理されます。これは 『Red Hat Enterprise Linux デプロイメントガイド』 に記載されています。クライアント認証に問題がある場合は、SSSD 情報を確認します。
まず、/var/log/sssd/ で SSSD ログを確認します。sssd_example.com.log など、DNS ドメインには、以下のような特定のログファイルがあります。デフォルトのロギングレベルでログに十分な情報がない場合には、ログレベルを増やします。
ログレベルを増やすには、以下を実行します。
  1. sssd.conf ファイルを開きます。
    vim /etc/sssd/sssd.conf
  2. [domain/example.com] セクションで、debug_level を設定します。
    debug_level = 9
  3. sssd デーモンを再起動します。
    service sssd restart
  4. デバッグメッセージの /var/log/sssd/sssd_example.com.log ファイルを確認します。