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9.5. ユーザーアカウントの有効化、無効化

ユーザーアカウントは非アクティブにしたり、無効 にしたりできます。無効にしたユーザーは、IdM または IdM 関連サービス (Kerberos など) にログインできないため、タスクを実行できません。ただし、このユーザーアカウントはそのまま Identity Management に残り、関連の情報はすべて変更されません。
注記
既存の接続は、Kerberos TGT およびその他のチケットの有効期限が切れるまで有効です。チケットの期限が切れると、ユーザーはチケットを更新できません。

9.5.1. Web UI での操作

対象のユーザーの横にあるチェックボックスを選択し、リストの上部にある Disable リンクをクリックすることで、全ユーザーリストから複数のユーザーを無効にできます。。

図9.2 ユーザー一覧の上部でのオプションの無効化/有効化

ユーザー一覧の上部でのオプションの無効化/有効化
ユーザーアカウントは、ユーザーの個別エントリーページからも無効にできます。
  1. Identity タブを開き、サブタブの ユーザー を選択します。
  2. ユーザー名をクリックして、非アクティブまたはアクティブにします。
  3. アクションのドロップダウンメニューで、Disable を選択します。
  4. Accept ボタンをクリックします。
ユーザーアカウントが無効になっている場合には、ユーザー一覧のユーザーステータスと、エントリーページのユーザー名の横に、マイナス (-) アイコンで示されます。また、ユーザーの文字は (非アクティブであることを示すため) 黒ではなくグレーになります。

図9.3 ユーザーステータスのアイコンの無効化

ユーザーステータスのアイコンの無効化