7.2.2. 一般的な推奨事項

  • 前述のように、数多くの拡張機能とバグ修正があるため、仮想化機能を使用する前にホストとゲストの両方を最新の RHEL パッケージにアップグレードすることをお勧めします。
  • ゲストクラスターの下に仮想化プラットフォーム (ハイパーバイザー) を混在させることはサポートされていません。すべての基礎となるホストには、同じ仮想化テクノロジーを使用する必要があります。
  • 単一の物理ホスト上でゲストクラスター内のすべてのゲストを実行することはサポートされていません。単一ホストに障害が発生すると高可用性が提供されなくなるためです。ただしこの設定は、プロトタイプや開発の目的で使用することができます。
  • ベストプラクティスには以下が含まれます。
    • ゲストごとに単一ホストを設定する必要はありませんが、この設定にすると、ホスト障害がクラスター内の単一ノードのみに影響を与えるために最も高い可用性が提供されます。2 対 1 のマッピング (1 物理ホストごとに単一クラスター内の 2 つのゲスト) の場合、単一ホストの障害が 2 つのゲストの障害に発展することを意味します。従って、可能な限り 1 対 1 のマッピングとすることをお勧めします。
    • 現時点で、物理ホストの同一のセット上で複数の独立したゲストを混在させることは、fence_xvm/fence_xvmd または fence_virt/fence_virtd フェンスエージェントを使用する際にはサポートされていません。
    • fence_scsi + iSCSI ストレージを使用するか、または fence_vmware + VMware (ESX/ESXi および vCenter) を使用する場合には、物理ホストの同一のセット上で複数の独立したゲストを混在させても問題なく機能します。
    • 物理ホストの同一のセット上にクラスター化されていないゲストをゲストクラスターとして実行することはサポートされていませんが、ホストクラスターが設定されている場合にホストは相互の物理的なフェンシングを行うため、これらの他のゲストもホストフェンシングの操作時に強制終了されます。
    • ホストハードウェアは、メモリーまたは仮想 CPU のオーバーコミットを防ぐことができるようにプロビジョニングする必要があります。メモリーまたは仮想 CPU のオーバーコミットはパフォーマンスを低下させます。パフォーマンスの低下が深刻になると、クラスターのハートビートが影響を受け、クラスターの障害が発生する可能性があります。