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5.6. Eclipse による C/C++ アプリケーションのデバッグ
Eclipse C/C++ 開発ツールには GNU Debugger (GDB) との優れた統合性があります。これらの Eclipse プラグインは、GDB で利用できる最新機能を利用します。
アプリケーションのデバッグセッション開始は、コンテキストメニューの Debug As (次をデバッグ) → C/C++ Application (C/C++ アプリケーション) から、または Run (実行) メニューの使用のいずれでアプリケーションを起動する作業に似ています。コンテキストメニューは以下の 3 つの方法のいずれかによってアクセスできます。
- エディター内のカーソルを使って右マウスボタンをクリック
- アプリケーションバイナリーから
- 関連するバイナリーが含まれるプロジェクトから
複数のバイナリーを起動できる場合、どちらかを選択できるようにダイアログが表示されます。
セッションが開始されると、デバッグに関連する以下のビューのコレクションが含まれるデバッグパースペクティブに切り替えるためのプロンプトが表示されます。
- コントロールビュー
- コントロールビューはデバッグビューとして知られており、これには、コード選択のステップオーバーとステップインを行うためのボタンが含まれます。また、ここからスレッドプロセスを一時停止できます。
- ソースコードエディタービュー
- ソースコードエディタービューは、どのソースコード行が実行内のデバッガーの位置に対応するかを示します。デバッグビューツールバー内の Instruction Stepping Mode (命令のステップ実行モード) ボタンを押すことにより、ソースコード行ではなくアセンブリ命令によってアプリケーションの実行を制御することができます。
- コンソールビュー
- コンソールビューは、利用可能な入力および出力を表示します。
最後に、変数データおよび他の情報は、デバッグパースペクティブの対応するビューで確認できます。
詳細は、ヘルプコンテンツの 『C/C++ Development User Guide』 の Concepts → Debug、Getting Started → Debugging Projects および Tasks → Running and Debugging Projects セクションを参照してください。