1.3. Eclipse での C/C++ ソースコードの編集
libhover プラグイン」 を参照してください。
1.3.1. libhover プラグイン
libhover プラグインは、GNU C ライブラリおよび GNU C++ 標準ライブラリにプラグアンドプレイのホバーヘルプサポートを提供します。これにより開発者は、ホバーヘルプ および code completion を使ってよりシームレスで便利な方法で Eclipse IDE 内で glibc および libstdc++ ライブラリに関する既存ドキュメントを参照できます。
メンバー関数の入力補完のドキュメントは C++ に対応していません。ヘッダーファイルからのプロトタイプのみが提供されます。また、C++ メンバー関数では、ソースファイルにヘッダーファイルを追加する機能は対応していません。
libhover は CDT インデクサーを使ってファイルの インデックス化 をする必要があります。インデックス化は、ビルドのコンテキストで対象ファイルを解析します。ビルドコンテキストは、ヘッダーファイルがどこから来るか、またタイプやマクロ、同様のアイテムがどのように解決されるかを決定します。libhover はヘッダーファイルの場所が分かっている場合もありますが、C++ ソースファイルのインデックス化ができるようになるには、通常実際のビルドが先に実行される必要があります。
libhover プラグインは C++ ソースのインデックス化を必要とする場合があります。C++ は、クラス内においても異なるクラスが同一名のメンバーを持つことを可能とし、メンバーは異なるメソッドシグネチャの同一名を持つ場合があります。これには、クラス名と関数のパラメーターの署名が提供されて正確にどのメンバーが参照されているかを判断する必要があります。
include ファイルの解析が必要になります。libhover はインデックス化によってのみ、これができます。
C 関数では、入力補完 (Ctrl+Space) を実行することで、潜在的なソースに追加される C 関数の一覧が提供され (たとえば、prin と入力して Ctrl+Space を押すと入力補完候補の 1 つとしてprintf が一覧表示されます)、新たなウィンドウでドキュメントが表示され、厳密にどの C 関数が必要かを判断します。

図1.21 Code Completion (入力候補) の使用
libhover はホバーヘルプや code 入力候補を提供するために C ソースファイルをインデックス化する必要がありません。C ライブラリー関数用の適切なヘッダーファイルインクルードステートメントは、すでに存在していない場合は自動的に追加されます。
1.3.1.1. 設定および使用方法
libhover ライブラリー用のホバーヘルプはデフォルトで有効となっており、プロジェクトごとに無効とすることができます。特定のプロジェクトごとにホバーヘルプを無効または有効にするには、プロジェクト名を右クリックして をクリックします。表示されるメニューで > と進みます。 セクションのライブラリーにチェックを入れるか外すかして、そのライブラリーのホバーヘルプを有効/無効にします。

図1.22 ホバーヘルプの有効/無効化
libhover ライブラリが機能上で重複している場合は特に、特定のライブラリのホバーヘルプを無効にすることをお勧めします。例えば、newlib C ライブラリのような C ライブラリ用の libhover プラグインが手動でインストールされたとします (newlib C ライブラリプラグインは Red Hat Enterprise Linux 6 で提供されていないことに注意してください)。ホバーヘルプには C 関数が含まれており、その名前が GNU C ライブラリ内のものと重複します (デフォルトで提供) 。これらのホバーヘルプの両方が同時にアクティブになるのはユーザーに好ましくないので、どちらかを無効にすることが実用的です。
libhover ライブラリーが有効となっていてライブラリー間で関数の重複がある場合、 セクションで 最初に 一覧表示されているライブラリーからの関数のヘルプコンテンツがホバーヘルプに表示されます (つまり、図1.22「ホバーヘルプの有効/無効化」 では glibc がこれに当たります)。code 入力候補では、libhover が有効なすべての libhover ライブラリーから考えられるすべての代替案を提供します。
libhover が選択した C 関数もしくは C++ メンバー関数に関するライブラリードキュメントが表示されます。

図1.23 ホバーヘルプの使用

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