22.3.2. 問題の報告

特定の問題を報告するには、以下のコマンドを使用します:
 abrt-cli report <directory> 
ここで <directory> は、報告する問題の 問題データディレクトリ です。以下が例となります:
~]$ abrt-cli report /var/spool/abrt/ccpp-2011-09-13-10:18:14-2895
How you would like to analyze the problem?
1) Collect .xsession-errors
2) Local GNU Debugger
Select analyzer: _
ABRT は、報告する問題のアナライザーイベントの選択を要求します。イベントを選択した後に、問題が分析されます。これにはかなり時間がかかる場合があります。 問題を報告する準備が整うと、abrt-cli によりテキストエディターが開かれ、レポートの内容が表示されます。報告される内容を確認し、クラッシュを再現する手順及びその他のコメントを記入します。又、バックトレースも確認しておくべきです。バックトレースは、レポーターイベントの設定によっては、パブリックサーバーに送信されて、誰でも閲覧できることになる可能性があるためです。

注記

レポートのチェックには、任意のテキストエディターを選択することができます。abrt-cli では、ABRT_EDITOR 環境変数で定義されたエディターが使用されます。変数が定義されていない場合には、VISUAL 及び EDITOR の変数を確認します。これらのいずれも設定されていない場合には、vi が使用されます。.bashrc 設定ファイルで、任意のエディターを設定することができます。例えば、GNU Emacs を使用する場合には、このファイルに以下の行を追記して下さい:
export VISUAL=emacs
レポートの編集が完了したら、変更を保存して、エディターと終了します。レポートの送信に使用する設定済み ABRT レポーターの選択を求められます。
How would you like to report the problem?
1) Logger
2) Red Hat Customer Support
Select reporter(s): _
報告の方法を選択したら、次にそのレポートと共に送信されるデータの再確認に進みます。以下の表には、abrt-cli report コマンドで使用できるオプションをまとめています。

表22.4 abrt-cli report コマンドのオプション

オプション 詳細
追加のオプションを使用しない場合には、abrt-cli report コマンドは通常の出力を表示します。
-v, --verbose abrt-cli report の操作に関する追加情報を提供します。