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22.3. コマンドラインインターフェイスの使用
abrtd で保存された問題データは、コマンドラインインターフェイスを使用して表示/報告/削除することができます。
以下の構文は、abrt-cli ツールの一般的な使用方法です:
abrt-cli[--version] <command> [<args>]
…ここで <args> は、問題データディレクトリ及び/またはコマンドを修正するオプション、<command> は、以下にあげるサブコマンドのいずれか一つです:
list— 問題を一覧表示して、問題データを表示します。report— 問題の分析と報告を行います。rm— 不要な問題を削除します。info— 特定の問題に関する情報を提供します。
特定の
abrt-cli コマンドの使用方法に関するヘルプを表示するには、以下のコマンドを入力します:
abrt-cli <command> --help
abrt-cli に使用するその他のコマンドについては、以下のセクションで説明します。
22.3.1. 問題の表示
検出された問題を表示するには、
abrt-cli list コマンドを入力します:
~]# abrt-cli list
Directory: /var/spool/abrt/ccpp-2011-09-13-10:18:14-2895
count: 2
executable: /usr/bin/gdb
package: gdb-7.2-48.el6
time: Tue 13 Sep 2011 10:18:14 AM CEST
uid: 500
Directory: /var/spool/abrt/ccpp-2011-09-21-18:18:07-2841
count: 1
executable: /bin/bash
package: bash-4.1.2-8.el6
time: Wed 21 Sep 2011 06:18:07 PM CEST
uid: 500Directory— 問題に関する全情報を格納する問題データディレクトリを示します。count— この特定の問題が発生した回数を示します。executable— クラッシュしたバイナリまたは実行可能なスクリプトを示します。package— 問題の原因となったプログラムが格納されているパッケージの名前を示します。time— 問題が最後に発生した日付と時刻を示します。uid— クラッシュしたプログラムを実行していたユーザー ID を示します。
以下の表は、
abrt-cli list コマンドで使用できるオプションをまとめたものです。オプションはすべて相互包括的なので、必要に応じて組み合わせることができます。コマンドの出力は、全オプションを組み合わせた場合には最も包括的となり、追加のオプションを使用しない場合には最小限の情報が表示されます。
表22.2 abrt-cli list コマンドのオプション
| オプション | 詳細 |
|---|---|
abrt-cli list コマンドで追加のオプションを使用しないと、未報告の問題に関する基本的な情報のみが表示されます。 | |
-d, --detailed | 一覧表示されている問題に関した、格納されている全情報が表示されます。生成済みの場合には backtrace も含まれます。 |
-f, --full | 報告済みの問題を含む、全問題に関する基本的な情報が表示されます。 |
-v, --verbose | 操作に関する追加情報を提供します。 |
特定の問題に関する情報のみを表示するには、以下のコマンドを使用します:
abrt-cli info <directory>
ここで <directory> は、表示する問題の 問題データディレクトリ です。以下の表は、
abrt-cli info コマンドで使用できるオプションをまとめたものです。オプションはすべて相互包括的なので、必要に応じて組み合わせることができます。コマンドの出力は、全オプションを組み合わせた場合には最も包括的となり、追加のオプションを使用しない場合には最小限の情報が表示されます。
表22.3 abrt-cli info コマンドのオプション
| オプション | 詳細 |
|---|---|
abrt-cli info コマンドで追加のオプションを使用しない場合は、問題データディレクトリ 引数で指定した問題に関する基本的な情報のみが表示されます。 | |
-d, --detailed | 問題データディレクトリ 引数で指定した問題に関した、格納されているすべての情報が表示されます。生成済みの場合には backtrace も含まれます。 |
-v, --verbose | abrt-cli info の操作に関する追加情報を提供します。 |

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