8.2. NetworkManager との対話

ユーザーは、NetworkManager システムサービスと直接対話は行いません。その代わりに、NetworkManager の通知スペースアプレットを使って、ネットワーク設定タスクを実行することができます。このアプレットは複数の状態を表示し、現在使用している接続タイプを視覚的にお知らせします。アプレットのアイコン上にポインターを移動すると、現在の接続状態についてのツールチップ情報が表示されます。
NetworkManager アプレットの状態

図8.1 NetworkManager アプレットの状態

GNOME パネルに NetworkManager アプレットが表示されない場合、NetworkManager パッケージがお使いのシステム上にインストールされているとすれば、root ではなく、通常のユーザーで以下のコマンドを実行するとアプレットを起動することができます:
~]$ nm-applet &
このコマンドを実行すると、通知スペースにアプレットが表示されます。このアプレットがログイン時に毎回確実に実行されるようにするには、システム設定Startup Applications (自動起動するアプリ) の順にクリックし、自動起動するアプリの設定 ウィンドウを開きます。次に、Startup Programs (自動起動するプログラム) タブを選択して、NetworkManager (ネットワークマネージャ) の横のボックスにチェックマークを入れます。

8.2.1. ネットワークへの接続

アプレットのアイコンを左クリックすると、以下が表示されます:
  • 現在接続しているカテゴリ別になったネットワークの一覧 (Wired (有線)Wireless (無線))
  • NetworkManager が検出した Available Networks (利用可能なネットワーク) の全一覧
  • 設定済みの VPN (Virtual Private Network 仮想プライベートネットワーク) への接続オプション
  • 非表示または新しい無線ネットワークへの接続オプション
ネットワークに接続していれば、その接続名は 有線無線 ネットワーク種類の下で太字表示されます。無線アクセスポイントのように多くのネットワークが利用可能な場合、展開可能なその他のネットワーク メニューエントリーが表示されます。
NetworkManager アプレットの左クリックメニューで、利用可能及び接続しているネットワークがすべて表示されます。

図8.2 NetworkManager アプレットの左クリックメニューで、利用可能及び接続しているネットワークがすべて表示されます。