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11.5. ifcfg ファイルでの静的ルートの設定

コマンドプロンプトで ip コマンドを使用して設定した静的ルートは、システムがシャットダウンまたは再起動すると失われます。静的ルートの設定を、システムを再起動した後も持続するようにするには、/etc/sysconfig/network-scripts/ ディレクトリーに保存されているインターフェース別の設定ファイルに追加する必要があります。ファイル名は、route-ifname の形式にする必要があります。設定ファイルで使用するコマンドには、2 つのタイプがあります。「IP コマンド引数形式を使用した静的ルート」 で説明されているように、「ネットワーク/マスクのディレクティブ形式」 で説明されているように、ip コマンドおよび Network/Netmask 形式が使用されます。

11.5.1. IP コマンド引数形式を使用した静的ルート

インターフェースごとの設定ファイル(例: /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0 )で必要な場合は、最初の行でデフォルトゲートウェイへのルートを定義します。これは、ゲートウェイが DHCP 経由で設定されておらず、/etc/sysconfig/network ファイルでグローバルに設定されていない場合にのみ必要です。
default via 192.168.1.1 dev interface
ここでの 192.168.1.1 は、デフォルトゲートウェイの IP アドレスになります。interface は、デフォルトゲートウェイに接続されている、または到達可能なインターフェースになります。dev オプションは省略できます。これはオプションです。この設定は、/etc/sysconfig/network ファイルの設定よりも優先されます。
リモートネットワークへのルートが必要な場合は、静的ルートは以下のように指定できます。各行は、個別のルートとして解析されます。
10.10.10.0/24 via 192.168.1.1 [dev interface]
ここでの 10.10.10.0/24 は、リモートもしくは宛先ネットワークのネットワークアドレスおよびプレフィックス長です。アドレス 192.168.1.1 は、リモートネットワークに続く IP アドレスです。ネクストホップアドレス の方が好ましいですが、出口インターフェースのアドレスでも機能します。ネクストホップとは、ゲートウェイやルーターなどリンクのリモート側を意味します。dev オプションを使用して、終了 インターフェース を指定できますが、必須ではありません。必要に応じて静的ルートを追加します。
以下は、ip コマンド引数形式を使用した route-interface ファイルの例です。デフォルトゲートウェイは 192.168.0.1 です。 eth0 リース行または WAN 接続が 192.168.0.10 で利用できます。2 つの静的ルートは、10.10.10.0/24 ネットワークおよび 172.16.1.10/32 ホストに到達するためのものです。
default via 192.168.0.1 dev eth0
10.10.10.0/24 via 192.168.0.10 dev eth0
172.16.1.10/32 via 192.168.0.10 dev eth0
上記の例では、ローカルの 192.168.0.0/24 ネットワークに向かうパケットはそのネットワークに接続されているインターフェースに移動します。10.10.10.0/24 ネットワークおよび 172.16.1.10/32 ホストに向かうパケットは、192.168.0.10 に移動します。既知でないリモートネットワークに向かうパケットはデフォルトゲートウェイを使用するので、デフォルトルートが適切でない場合は、静的ルートはリモートネットワークもしくはホスト用のみに設定すべきです。ここでのリモートとは、システムに直接繋がれていないネットワークやホストを指します。
出口インターフェースの指定は、オプションです。特定のインターフェースからトラフィックを強制的に締め出したい場合は、これが便利です。たとえば、VPN の場合、リモートネットワークへのトラフィックが通過するように強制できます。 tun0 インターフェースが宛先ネットワークとは別のサブネットにある場合でも、インターフェース。
重複するデフォルトゲートウェイ
デフォルトゲートウェイが DHCP からすでに割り当てられている場合、IP コマンドの引数の形式により、起動時に 2 つのエラーか、ifup コマンドを使用して down 状態からインターフェースを起動する際に、「RTNETLINK answers」という 2 つのエラーが発生することがあります。 ファイルが存在するか、「Error:」のいずれかが重複するか、「X.X.X.X.X」はガベージコレクションです。X.X.X.X はゲートウェイか、異なる IP アドレスになります。デフォルトゲートウェイを使用して別のネットワークへの別のルートがある場合も、これらのエラーが発生する可能性があります。これらのエラーはいずれも無視しても問題ありません。