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Red Hat Training
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19.4.2. blkid コマンドの使用
blkid
コマンドは利用可能なブロックデバイスに関する情報を表示します。root
としてシェルプロンプトで以下を入力してください。
blkid
一覧表示された各ブロックデバイスについて
blkid
コマンドは、汎用一意識別子 (UUID
)、ファイルシステムのタイプ (TYPE
)、ボリュームラベル (LABEL
) などの属性を表示します。例えば以下のとおりです。
~]# blkid
/dev/vda1: UUID="7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84" TYPE="ext4"
/dev/vda2: UUID="7IvYzk-TnnK-oPjf-ipdD-cofz-DXaJ-gPdgBW" TYPE="LVM2_member"
/dev/mapper/vg_kvm-lv_root: UUID="a07b967c-71a0-4925-ab02-aebcad2ae824" TYPE="ext4"
/dev/mapper/vg_kvm-lv_swap: UUID="d7ef54ca-9c41-4de4-ac1b-4193b0c1ddb6" TYPE="swap"
デフォルトでは、
lsblk
コマンドはすべての利用可能なブロックデバイスを一覧表示します。特定のデバイスの情報のみを表示するには、コマンドラインでデバイス名を指定します。
blkid
device_name
例えば、
/dev/vda1
に関する情報を表示するには、以下を入力してください。
~]# blkid /dev/vda1
/dev/vda1: UUID="7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84" TYPE="ext4"
上記のコマンドに
-p
および -o udev
のコマンドラインオプションを使用して、さらに詳しい情報を取得することも可能です。このコマンドを実行するには、root
権限が必要な点に注意してください。
blkid
-po
udev
device_name
例:
~]# blkid -po udev /dev/vda1
ID_FS_UUID=7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84
ID_FS_UUID_ENC=7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84
ID_FS_VERSION=1.0
ID_FS_TYPE=ext4
ID_FS_USAGE=filesystem
利用可能なコマンドラインオプションの全一覧は、blkid(8) の man ページを参照してください。