B.2.4. アンインストール

パッケージのアンインストールは、インストールと同様、簡単に実行できます。シェルプロンプトで以下の コマンドを入力します。
rpm -e foo

注記

アンインストール時に指定するのは、オリジナルのパッケージの ファイル の名前、foo-1.0-1.el6.x86_64 ではなく、パッケージの 名前 foo を使用することに注意してください。rpm -e コマンドとオリジナルのファイル名全体を使用してパッケージをアンインストールすると、パッケージ名のエラーが表示されます。
削除しようとしているパッケージに別のインストール済みのパッケージが依存している場合、アンインストール時に依存関係のエラーが発生することがあります。例えば、次のように表示されます。
rpm -e ghostscript
error: Failed dependencies:
        libgs.so.8()(64bit) is needed by (installed) libspectre-0.2.2-3.el6.x86_64
        libgs.so.8()(64bit) is needed by (installed) foomatic-4.0.3-1.el6.x86_64
        libijs-0.35.so()(64bit) is needed by (installed) gutenprint-5.2.4-5.el6.x86_64
        ghostscript is needed by (installed) printer-filters-1.1-4.el6.noarch
「未解決の依存」 の共有のオブジェクトライブラリ(<library_name>.so.<number> ファイル)を検索する方法と類似の方法で、この厳密な構文を使って 64 ビットの共有オブジェクトライブラリを検索できます(ファイル名を引用することを忘れないでください)。
~]# rpm -q --whatprovides "libgs.so.8()(64bit)"
ghostscript-8.70-1.el6.x86_64

警告

Failed dependencies エラーを出すパッケージを rpm は(--nodeps オプションを使用して) 強制的に インストールできますが、これはお勧め しません。それを行うと、インストールしたパッケージの起動は通常失敗します。rpm --nodeps を使ってパッケージをインストールまたは削除することによって、アプリケーションが誤作動および/またはクラッシュすることにつながり、深刻なパッケージ管理の問題、場合によってはシステム障害を引き起こすことになります。そのため、警告に従うのが一番です。依存関係がどこにあるのかを明らかにすることは重要なため、パッケージマネージャは — RPMyum、 または PackageKit であろうと — こうした警告を表示し、可能な修正方法を提案してくれます。Yum パッケージマネージャは、依存関係の解決を実行し、オンラインのリポジトリから依存関係をフェッチすることができますので、依存関係解決を考慮しないまま rpm で強制的に実行するよりも安全で、簡単でスマートな方法です。