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E.2.16. /proc/locks

このファイルは、カーネルによって現在ロックされているファイルを表示します。このファイルの内容には、内部カーネルデバッグデータが含まれ、システムの使用法によって大幅に異なります。負荷の軽いシステムの /proc/locks ファイルのサンプルは以下のようになります:
1: POSIX  ADVISORY  WRITE 3568 fd:00:2531452 0 EOF
2: FLOCK  ADVISORY  WRITE 3517 fd:00:2531448 0 EOF
3: POSIX  ADVISORY  WRITE 3452 fd:00:2531442 0 EOF
4: POSIX  ADVISORY  WRITE 3443 fd:00:2531440 0 EOF
5: POSIX  ADVISORY  WRITE 3326 fd:00:2531430 0 EOF
6: POSIX  ADVISORY  WRITE 3175 fd:00:2531425 0 EOF
7: POSIX  ADVISORY  WRITE 3056 fd:00:2548663 0 EOF
ロックごとに行が分かれており、各行の先頭には一意の番号が付いています。第 2 のカラムは、使用しているロックのクラスを示し、FLOCKflock システムコールからの旧式の UNIX ファイルロックを、 POSIXlockf システムコールからのより新しい POSIX ロックを表しています。
第 3 のカラムは、ADVISORY または MANDATORY の 2 つの値が入ります。ADVISORY は、そのロックによって他のユーザーがデータにアクセスするのを防止するのではなく、他のユーザーがファイルをロックすることのみを防ぐことを意味します。MANDATORY は、ロックが保持されている間は、他のユーザーによるデータへのアクセスは一切許可されないことを意味します。第 4 のカラムには、ロックを保持するプロセスに、ファイルへの READ (読み取り) または WRITE (書き込み) アクセスが許可されているかどうかを示しています。第 5 のカラムは、ロックを保持するプロセスの ID です。第 6 のカラムは、ロックされているファイルの ID を MAJOR-DEVICE:MINOR-DEVICE:INODE-NUMBER の形式で示しています。第 7 と第 8 のカラムは、ロックされている領域の開始及び終了位置を示します。