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23.10. 精度の向上

これまでテストの結果では、ティックレスカーネル機能を無効にするとシステムクロックの安定性が大幅に改善され、PTP 同期の精度が向上します(電力消費量は高まります)。カーネル起動オプションパラメーターに nohz=off を追加することで、カーネルティックモードを無効にすることができます。ただし、kernel-3.10.0-197.el7 に適用される最近の改善により、システムクロックの安定性が大幅に改善され、nohz=off のあるクロックの安定性の相違点が、ほとんどのユーザーに対して大幅に小さくなるはずです。
ptp4l および phc2sys アプリケーションは、新しい適応サービスを使用するように設定できます。PI サーボに対するこれの利点は、適正に機能させるために PI 定数を設定する必要がない点にあります。これを ptp4l に使用するには、/etc/ptp4l.conf ファイルに以下の行を追加します。
clock_servo linreg
/etc/ptp4l.conf に変更を加えた後に、root として以下のコマンドを実行し、コマンドラインから ptp4l サービスを再起動します。
~]# service ptp4l restart
これを phc2sys に使用するには、/etc/sysconfig/phc2sys ファイルに以下の行を追加します。
-E linreg
/etc/sysconfig/phc2sys に変更を加えた後に、root として以下のコマンドを実行し、コマンドラインから phc2sys サービスを再起動します。
~]# service phc2sys restart