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13.3. DHCP クライアントの設定
DHCP クライアントを手動で設定するには、
/etc/sysconfig/network
ファイルを修正して、ネットワーキングと /etc/sysconfig/network-scripts
ディレクトリ内にある各ネットワークデバイスの設定ファイルを有効にします。このディレクトリ内には、デバイスごとに ifcfg-eth0
と呼ばれる設定ファイルがあるはずです。eth0
はネットワークデバイス名です。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
ファイルに、以下の行が含まれていることを確認してください。
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes
DHCP を使用するには、各デバイスごとに設定ファイルを設定します。
ネットワークスクリプトの他のオプションは以下のとおりです。
DHCP_HOSTNAME
— このオプションを使用するのは、DHCP サーバーが IP アドレスを受信する前にクライアントがホスト名を指定する必要がある場合のみです。PEERDNS=<answer>
の<answer>
は以下のいずれかになります。yes
— サーバーからの情報に応じて/etc/resolv.conf
を変更します。DHCP を使用する場合は、yes
がデフォルトです。no
—/etc/resolv.conf
を変更しません。
グラフィカルインターフェースを使用したい場合、DHCP を使用するようにネットワークインターフェースを設定するための NetworkManager の使用手順については、8章NetworkManager を参照してください。
注記
プロトコルのタイミング、リースの要件と要求、動的 DNS サポート、エイリアス、さらにはクライアント側の設定に上書き、先頭や末尾に追加する様々な値など、クライアント DHCP オプションの高度な設定については、
dhclient
と dhclient.conf
の man ページを参照して下さい。