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13.2.2. リースデータベース

DHCP サーバーでは、/var/lib/dhcpd/dhcpd.leases ファイルが DHCP クライアントのリースデータベースを格納します。このファイルは変更しないで下さい。最近割り当てられた各 IP アドレス用の DHCP リース情報は、リースデータベースに自動的に保存されます。この情報には、リース期間、IP アドレスの割り当て先、リースの開始日と終了日、リースの取得に使用されるネットワークインターフェースカードの MAC アドレスが含まれます。
リースデータベースの時刻はすべて、現地時間でなく協定世界時 (UTC) を使用します。
リースデータベースは、サイズが大きくなり過ぎるのを避けるために適宜再作成されます。最初に、すべての既知のリースは一時的なリースデータベースに保存されます。dhcpd.leases ファイルの名前は dhcpd.leases~ に変更され、一時的なリースデータベースが dhcpd.leases に書き込まれます。
リースデータベースがバックアップファイルに名前変更され新規ファイルが書き込まれる前に、DHCP デーモンが kill されるか、システムがクラッシュする可能性があります。この場合、dhcpd.leases ファイルは存在しませんが、サービスを起動する必要があります。その際に新規のリースファイルを作成しないで下さい。作成してしまうと、それまでのリースはすべて失われ、多くの問題が発生します。これを解決する適切な方法は、dhcpd.leases~ バックアップファイルの名前を dhcpd.leases に変更して、デーモンを起動することです。