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4.5. ストレージベースのフェンスデバイスをアンフェンスを使って設定する

SAN やストレージフェンスデバイス (つまり電源ベース以外のフェンスエージェント) を作成する場合には、stonith デバイスを作成する際にメタオプション provides=unfencing を設定する必要があります。これにより排他処理されるノードが再起動前に確実にアンフェンスされ、クラスターサービスがそのノードで起動されるようになります。
電源ベースのフェンスデバイスを設定する場合はデバイス自体がノードの起動 (およびクラスターへの再ジョイン試行) に電力を供給するため provides=unfencing メタオプションを設定する必要はありません。この場合の起動とはアンフェンスが発生してから起動するという意味です。
次のコマンドでは fence_scsi フェンスエージェントを使用する my-scsi-shooter と言う名前の stonith デバイスを設定、デバイスのアンフェンスを有効にしています。
pcs stonith create my-scsi-shooter fence_scsi devices=/dev/sda meta provides=unfencing