10.2. Red Hat High Availability アドオンを使用した SNMP の設定

Red Hat High Availability アドオンを使用して SNMP を設定するには、クラスター内の各ノード上で以下の手順を使用して、必要なサービスが有効かつ稼働しているようにします。
  1. Red Hat High Availability アドオンで SNMP トラップを使用するには、snmpd サービスが必要となり、これはマスターエージェントの役割をします。foghorn サービスはサブエージェントであり、AgentX プロトコルを使用するため、以下の行を /etc/snmp/snmpd.conf ファイルに追加して、AgentX サポートを有効にする必要があります。
    master agentx
    
  2. SNMP トラップ通知の送信先となるホストを指定するには、以下の行を /etc/snmp/snmpd.conf ファイルに追加します:
    trap2sink host
    通知の処理方法に関する詳細は snmpd.conf の man ページをご覧ください。
  3. 以下のコマンド群を実行して snmpd デーモンが有効かつ稼働していることを確認します:
    # chkconfig snmpd on
    # service snmpd start
  4. messagebus デーモンがまだ有効でなく稼働していない場合は、以下のコマンド群を実行します:
    # chkconfig messagebus on
    # service messagebus start
  5. 以下のコマンド群を実行して foghorn デーモンが有効で稼働していることを確認します:
    # chkconfig foghorn on
    # service foghorn start
  6. 以下のコマンドを実行して、COROSYNC-MIB が SNMP トラップを生成するようにシステムを設定し、corosync-notifyd デーモンが有効かつ実行しているようにします。
    # echo "OPTIONS=\"-d\" " > /etc/sysconfig/corosync-notifyd
    # chkconfig corosync-notifyd on
    # service corosync-notifyd start
クラスター内の各ノードを SNMP 用に設定し、必要なサービスが稼働中であることを確認すると、foghorn サービスから D-bus 信号を受信し、SNMPv2 トラップに解釈されます。その後、これらのトラップは、trapsink エントリで定義しているホストに渡されて SNMPv2 トラップを受信します。