Red Hat Training

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第18章 デスクトップ

vmware ドライバーが複数画面をサポートしない

X11 window 向けの vmware ビデオドライバーには、複数画面サポートに関連する特定の機能がありません。このため、VMware 上で稼働する Red Hat Enterprise Linux 6 ゲストは正常に複数画面を使用することができず、サポートされるのは単一画面のみになります。
複数画面のサポートが必要な場合は、Red Hat サポートに連絡してください。(BZ#1320480)

VMWare 11 または VMWare 12 での仮想マシンで画面の向きを回転させるとマウスのポインターの動きがおかしくなる

VMWare 11 または VMWare 12 での仮想マシンで画面の向きを回転させても、ポインターの動きは変更されません。これは、xorg-x11-drv-vmware ドライバーを使用している場合にのみ発生します。このドライバーは、相対軸デバイスではなく絶対軸デバイスを初期化します。ポインターが思ったように動かないのは、ドライバーが元の座標系にマッピングしたままだからです。この問題を回避するには、以下のコマンドを使用するなどして、デバイスを手動で回転させます。
xinput set-prop "ImPS/2 Generic Wheel Mouse" "Coordinate Transformation Matrix" 0 -1 1 1 0 0 0 0 1
上記のコマンドは一例にすぎないことに注意してください。一般的には、特定のシナリオによってマトリックスを調節することが必要です。マトリックスが適用されたら、ポインターの動きも画面の向きに一致します。(BZ#1322712, BZ#1318340)

Radeon または Nouveau を使用するとグラフィックスが不正確にレンダリングされる

非常に稀な環境では、 Radeon または Nouveau グラフィックスデバイスドライバーを使用した場合、Xorg サーバー内のバグによってグラフィックスが不正確にレンダリングされる場合があります。例えば、Thunderbird のメッセージペインが正確に表示されないことがあります。
Nouveau の場合の回避策は、以下のように WrappedFB オプションを xorg.conf ファイルに追加します。
Section "Device"
    Identifier "nouveau-device"
    Driver "nouveau"
    Option "WrappedFB" "true"
EndSection
この回避策により X サーバーでの間違った論理が避けられ、Thunderbird のメッセージペインが正常に表示されるようになります。(BZ#1076595)