第19章 インストールと起動

自動 LVM パーティション設定が選択されると BFS インストールが VV で失敗する

Boot From SAN (BFS) を使用して HP StoreServ 3PAR Storage Volume (VV) にインストールを試行すると、インストールはディスクのパーティション設定および LVM ボリュームグループのアクティブ化の際に以下のメッセージが表示されて失敗します。
Volume group "VolGroup" has insufficient free space.
この失敗は、StoreServ ボリュームタイプ (Std VV、TPVV、TDVV) で見られます。この問題を回避するには、LVM を使用している場合、Custom Partition Layout オプションを選択し、swap と /home パーティションのサイズを 1-2 GB 減らします。LVM を使用していない場合は、Select the Standard Partition オプションを選択します。

キックスタートファイルの %packages セクションで --nocore オプションを使用すると、システム破綻につながる可能性がある

キックスタートファイルの %packages セクションで --nocore オプションを使用すると、コアのシステムパッケージとライブラリーがインストールされず、ユーザー作成などの必須タスクが実行できないシステムとなるか、システムが使用できない状態になる可能性があります。この問題を回避するには、--nocore を使用しないでください。

各セクションで zipl ブートローダーがターゲット情報を必要とする

コマンドラインでセクション名をパラメーターとして使用して zipl ツールを手動で呼び出す場合、これまではこのツールは /etc/zipl.conf ファイルのデフォルトセクションで定義されているターゲットを使用していました。最新バージョンの zipl では、自動ではデフォルトセクションのターゲットは使用されず、エラーとなります。
この問題を回避するには、/etc/zipl.conf 設定ファイルを手動で編集し、target= で始まる行をデフォルトセクションからすべてのセクションにコピーします。