インストールガイド
Red Hat Enterprise Linux 6.9 のインストール方法 (全アーキテクチャー向け)
概要
第1章 Red Hat Enterprise Linux の取得
表1.1 インストール用メディアと起動用メディア
| アーキテクチャー | インストール用 DVD | 起動用 CD または DVD | 起動用 USB フラッシュドライブ |
|---|---|---|---|
variant とは Red Hat Enterprise Linux の種類です。例えば server や workstation などになります。version とは最新のバージョン番号です。例えば 6.5 などになります。 | |||
| BIOS ベース 32-bit x86 | x86 DVD ISO イメージファイル | rhel-variant-version-i386-boot.iso | rhel-variant-version-i386-boot.iso |
| UEFI ベース 32-bit x86 | なし | ||
| BIOS ベース AMD64 と Intel 64 | x86_64 DVD ISO イメージファイル (64-bit のOSをインストールする場合)、x86 DVD ISO イメージファイル (32-bit のOSをインストールする場合) | rhel-variant-version-x86_64boot.iso または rhel-variant-version-i386-boot.iso | rhel-variant-version-x86_64boot.iso または rhel-variant-version-i386-boot.iso |
| UEFI ベース AMD64 と Intel 64 | x86_64 DVD ISO イメージファイル | rhel-variant-version-x86_64-boot.iso | efidisk.img (x86_64 DVD ISO イメージファイルより抽出) |
| POWER (64-bit のみ) | ppc DVD ISO イメージファイル | rhel-server-version-ppc64-boot.iso | なし |
| System z | s390 DVD ISO イメージファイル | なし | なし |
手順1.1 Red Hat Enterprise Linux ISO イメージのダウンロード
- カスタマーポータル https://access.redhat.com/home に行きます。ログインしていない場合はページ右側の ログイン をクリックします。プロンプトに従いアカウント認証情報を入力します。
- ページ上部の ダウンロード をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux をクリックします。
- Product Variant、Version、Architecture がそれぞれ適切な選択になっているか確認します。デフォルトでは
Red Hat Enterprise Linux Serverとx86_64が選択されます。どれを選択してよいのかわからない場合は http://www.redhat.com/en/technologies/linux-platforms/enterprise-linux を参照してください。 - ダウンロードが可能な一覧が表示されます。最小限の Boot ISO イメージと完全インストール用の Binary DVD ISO イメージに注目してください。Boot ISO は最小限の起動用イメージでインストーラーしか含まれていません。パッケージをインストールするためのソース (HTTP、FTP サーバーなど) が必要になります。Binary DVD のダウンロードにはインストーラーと必要なパッケージの両方が含まれているので必要な設定が少なくて済みます。設定済み仮想マシンのイメージなど他にも利用できるイメージがありますが、これについては本ガイドの範疇を越えるため説明していません。
- 使用するイメージファイルを選択します。Red Hat カスタマーポータルから ISO イメージをダウンロードする方法がいくつかあります。
- web ブラウザを使ってイメージ名をクリックしコンピューターにそのイメージをダウンロードします。
- イメージ名を右クリックして などのメニューアイテムをクリックします (メニューアイテムの表示はブラウザによって異なる)。ファイルの URL がクリップボードにコピーされ、別のアプリケーションを使ってファイルをコンピューターにダウンロードすることができるようになります。インターネット接続が不安定な場合にはこの方法が役に立ちます (接続不安定のため中断されブラウザでファイル全体をダウンロードできず、またダウンロードリンクに含まれている認証キーの有効期間が短いため中断されたダウンロードプロセスの再開試行が失敗してしまうような場合)。curl などの特殊アプリケーションを使用するとカスタマーポータルからのダウンロードなど中断されたプロセスを再開することができます。つまり、ファイル全体を再度ダウンロードする必要がなく時間や回線容量を節約することができます。
手順1.2 curl を使ってインストールメディアをダウンロードする
- 次のコマンドを root で実行し curl パッケージを必ずインストールしてください。
#
yum install curlご使用の Linux ディストリビューションでは yum を使用していない、または Linux 自体をまったく使用していないなどの場合は curl web site から最適なソフトウェアパッケージをダウンロードしてください。 - ターミナルウィンドウを開きダウンロード先となるディレクトリーに移動します。次のコマンドを入力します。
$
curl -o filename.iso 'copied_link_location'filename.iso にはrhel-server-6.9-x86_64-dvd.isoなどカスタマーポータルで表示される ISO イメージの名前を入力します。カスタマーポータル内のダウンロードリンクには curl でダウンロードしたファイル名にも使用する追加文字が含まれているため入力には注意してください。次のパラメーターの単一引用符は付けたまま copied_link_location にはカスタマーポータルからコピーしたリンクを入力します。Linux ではウィンドウ内で中央ボタンをクリックするか、Shift+Insert を押すとクリップボードの内容をターミナルウィンドウに貼り付けることができます。Enter を押してコマンドを実行、ISO イメージの転送を開始します。単一引用符を使用するのはダウンロードリンクに特殊な文字が含まれていた場合などにコマンドが誤解釈をしないよう防ぐためです。例1.1 curl で ISO イメージをダウンロードする
curl コマンドラインの例を示します。$
curl -o rhel-server-6.9-x86_64-dvd.iso 'https://access.cdn.redhat.com//content/origin/files/sha256/85/85a...46c/rhel-server-6.9-x86_64-dvd.iso?_auth_=141...7bf'実際のダウンロードリンクには複雑な識別子が含まれるため非常に長い記述になる点に注意してください。 - 転送が完了する前にインターネット接続が中断された場合はカスタマーポータル内のダウンロードページを更新し、必要であればログインし直します。新しいダウンロードリンクをコピー、先ほどと同じ
curlコマンドラインパラメーターに新しいダウンロードリンクを使用します。-C -を追加して既にダウンロードしたファイルのサイズに応じて継続するポイントを自動的に確定するよう curl に指示します。例1.2 中断されたダウンロードを再開する
選択した ISO イメージが一部しかダウンロードされていない場合に使用する curl コマンドラインの例を示します。$
curl -o rhel-server-6.9-x86_64-dvd.iso 'https://access.cdn.redhat.com//content/origin/files/sha256/85/85a...46c/rhel-server-6.9-x86_64-dvd.iso?_auth_=141...963' -C -
- オプションで sha256sum などのチェックサムを使用し、ダウンロード完了後にイメージファイルの整合性を検証することもできます。ダウンロード Red Hat Enterprise Linux のページのダウンロードはすべてチェックサム付きで提供されています。
$
sha256sum rhel-server-6.9-x86_64-dvd.iso85a...46c rhel-server-6.9-x86_64-dvd.isoMicrosoft Windows や Mac OS X 向けにも同様のツールがあります。また、インストールの開始時にインストールプログラムを使用してメディアの検証を行うこともできます。詳細は 「起動用メディアを検証する」 を参照してください。
- イメージを物理 DVD に焼き付ける (「インストール用 DVD の作成」 を参照)
- 最小限の起動用メディアの作成に使用する (「最小限の起動用メディアの作成」 を参照)
- ネットワーク経由のインストールを行う準備としてイメージをサーバーに配置する (以下を参照、 「ネットワークからのインストールの準備」 - x86 アーキテクチャー、「ネットワークからのインストールの準備」 - Power Systems サーバー、「ネットワークからのインストールの準備」 - IBM System z)
- ハードドライブのインストールソースからインストールを行う準備としてイメージをハードドライブに配置する (以下を参照、 「ハードドライブからのインストールの準備」 - x86 アーキテクチャー、「ハードドライブからのインストールの準備」 - Power Systems サーバー、「ハードドライブからのインストールの準備」 - IBM System z
- PXE ブートを使用したインストールを行う準備としてイメージを PXE (pre-boot execution environment) サーバーに配置する (30章インストールサーバーの設定 を参照)
第2章 メディアの作成
- インストール用 DVD
- インストーラーを起動させる最小限の起動用 CD または DVD
- インストーラーを起動させる USB フラッシュドライブ
2.1. インストール用 DVD の作成
2.2. 最小限の起動用メディアの作成
- ネットワーク経由の Red Hat Enterprise Linux インストールを行なうためシステムを起動する
- ハードドライブから Red Hat Enterprise Linux インストールを行なうためシステムを起動する
- インストール中にキックスタートファイルを使用する (「キックスタート起動用メディアの作成」 参照)
- ネットワークインストールやハードドライブインストールを開始する、 または DVD インストールで anaconda の更新やキックスタートファイルを使用する
rhel-variant-version-architecture-boot.isoという名前の ISO イメージファイルをダウンロードします。これは、Red Hat Enterprise Linux 6.9 インストール用 DVD のイメージと同じ場所にあります。詳細は 1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照してください。- 「インストール用 DVD の作成」 に記載されているインストール用ディスクの作成と同じ手順で
.isoファイルを空の CD または DVD に書き込みます。
.iso ファイルを USB ドライブに転送します。.iso ファイルは 200 MB 程度の大きさしかないので、特に大容量サイズの USB フラッシュドライブは必要ありません。
2.2.1. BIOS ベースのシステム向け最小限の USB 起動用メディア
警告
- USB フラッシュドライブを差し込みます。
- フラッシュドライブのデバイス名を確認します。メディアにボリューム名がある場合は、そのボリューム名を使って
/dev/disk/by-label内のデバイス名を探すか、findfsコマンドを使用します。findfs LABEL=MyLabelメディアにボリューム名がない、もしくはボリューム名がわからない場合は、コンピューターにメディアを接続した後dmesgコマンドを使って探すこともできます。このコマンドを実行すると、出力の後半で複数行に渡るデバイス名が表示されるはずです (sdb、sdcなど)。 - root になります。
su - ddコマンドを使って起動用 ISO イメージを USB デバイスに転送します。# dd if=path/image_name.iso of=/dev/devicepath/image_name.iso にはダウンロードした起動用 ISO イメージを入力します。deviceには USB フラッシュドライブのデバイス名を入力します。必ずデバイス名を指定してください (sdcなど)。パーティション名 (sdc1など) を入力しないよう注意してください。以下に例を示します。# dd if=~/Downloads/RHEL6.9-Server-x86_64-boot.iso of=/dev/sdc
2.2.2. UEFI ベースのシステム向け最小限の USB 起動用メディア
警告
images/ ディレクトリー配下にあるefidisk.img ファイルを使用してください。
- 1章Red Hat Enterprise Linux の取得 の手順に従い Red Hat Enterprise Linux 6.9 のインストール用 DVD の ISO イメージファイルをダウンロードします。
- root になります。
su - - ISO イメージファイル用にマウントポイントを作成します。
# mkdir /mnt/dvdiso - イメージファイルをマウントします。
# mount DVD.iso /mnt/dvdiso -o loopDVD.iso には ISO イメージのファイル名を入力します。 例えば、RHEL6.9-Server-x86_64-DVD.isoなどです。 - ISO イメージファイル内の
efidisk.imgを USB フラッシュドライブに転送します。# dd if=/mnt/dvdiso/images/efidisk.img of=/dev/device_name例を示します。# dd if=/mnt/dvdiso/images/efidisk.img of=/dev/sdc注記
イメージファイルをデバイスに書き込む場合はddコマンドを使用し直接書き込みを行ってください。cpを使ってファイルをコピーしたり、ファイルマネージャーを使ってファイルの転送を行うとデバイスが起動できなくなります。 - ISO イメージファイルをアンマウントします。
# umount /mnt/dvdiso
2.3. USGCB (米国政府共通設定基準) 準拠のインストールイメージの作成
/root/ ディレクトリーにあるレポートで確認することができます。
注記
/usr/share/scap-security-guide/kickstart/ssg-rhel6-usgcb-server-with-gui-ks.cfg に配置されます。
- パッケージリポジトリーの場所 -
urlコマンドがこれになります。HTTP または FTP サーバー上にあるパッケージリポジトリーを使用する場合は、デフォルトの IP アドレスをパッケージリポジトリーがあるサーバーのアドレスで置き換えます。このコマンドをnfs、cdrom、またharddriveのいずれかで置き換えます (それぞれ NFS サーバー、光学ドライブ、ローカルハードディスクの場合)。 - システムの言語、キーボードレイアウト、タイムゾーン -
lang、keyboardおよびtimezoneコマンドになります。 - Root パスワード -
rootpwコマンドになります。デフォルトでは、このキックスタートで設定される root パスワードは "server" です。新規チェックサムを生成し、変更してください。 - ブートローダーのパスワード -
bootloader --password=コマンドになります。デフォルトのパスワードは "password" です。新規チェックサムを生成し、変更してください。 - ネットワーク設定 -
networkコマンドになります。デフォルトでは、DHCP を使用した自動設定が有効になっています。必要に応じて設定を調整してください。 - パッケージの選択 - ファイルの
%packagesセクションを編集して、必要なパッケージとグループをインストールします。重要
git、aide および openscap-utils のパッケージは常にインストールする必要があります。これらはキックスタートファイルと インストール後の OpenSCAP のシステム評価で必要になります。 - ディスクパーティションのレイアウト -
part、volgroupおよびlogvolのコマンドになります。USGCB 標準は、準拠するシステムの具体的なディスクレイアウト要件を定義します。つまり、/home、/tmp、/var、/var/log、および/var/log/auditといったデフォルトのキックスタートファイルで定義される論理ボリュームは常に別個のパーティションまたは論理ボリュームとして作成する必要があることになります。また Red Hat Enterprise Linux では、/とswap用に/boot物理パーティションとボリュームを作成する必要もあります。これらはすべてデフォルトのキックスタートで定義されており、別個の論理ボリュームやパーティションを追加したり、デフォルトのサイズを変更したりすることができます。注記
デフォルトでは、/var/log/auditボリュームのサイズは 512 MB に過ぎません。コールの数が多いことから、このサイズは少なくとも 1024 MB に増やしておくことが強く推奨されます。
パート I. x86、AMD64、Intel 64 - インストールと起動
第3章 x86 アーキテクチャーへのインストール計画
3.1. アップグレードまたはインストールの選択
- クリーンインストール
- クリーンインストールとは、システムの全データのバックアップ、ディスクパーティションのフォーマット化、インストールメディアからの Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール、最後にユーザーのデータ復元の順で行う方法です。
注記
Red Hat Enterprise Linux のメジャーバージョン間でアップグレードを行う場合はこの方法を推奨しています。 - インプレースアップグレード
- インプレースアップグレードとは、旧バージョンを残したままシステムのアップグレードを行う方法です。ご使用のシステムで使用できる移行ユーティリティーをインストールして、他のソフトウェアと同様に稼働させておく必要があります。 Red Hat Enterprise Linux では、Preupgrade Assistant で現行システムの評価を行い、アップグレード中またはその後に発生する可能性がある問題を特定します。また、システムに対し若干の修正および変更も行われます。実際にパッケージをダウンロードしてアップグレードを行うのは Red Hat Upgrade Tool ユーティリティーになります。インプレースアップグレードにはかなりのトラブルシューティングやプラニングが必要になるため、ほかに選択がない場合に限ってください。Preupgrade Assistant については 37章現在のシステムのアップグレード を参照してください。
警告
システムのクローンとなるバックアップコピーでのテストを行なわないまま実稼働中のシステムにインプレースアップグレードを適用することは絶対に避けてください。
3.2. ハードウェアの互換性について
https://hardware.redhat.com/
3.3. ハードウェア要件
- SCSI、SATA、SAS など標準的な内蔵インターフェースで接続するハードドライブ
- BIOS/ファームウェア RAID デバイス
- Xen ブロックデバイス、Intel のプロセッサーで Xen の仮想マシン
- VirtIO ブロックデバイス、Intel のプロセッサーで KVM の仮想マシン
3.4. RAID と他のディスクデバイス
重要
/etc/fstab、/etc/crypttab、その他の設定ファイルに対してローカルな変更を加えても Red Hat Enterprise Linux 6 では役に立ちません。このため、移行を行う前に、こうしたファイルのデバイスノードパスの部分をデバイスの UUID に置換するためファイルを編集する必要があります。デバイスの UUID は blkid コマンドを使って探します。
3.4.1. ハードウェア RAID
3.4.2. ソフトウェア RAID
3.4.3. FireWire と USB ディスク
注記
3.5. UEFI 対応に関する注意点
3.5.1. 機能サポート
- UEFI Specification 2.0 またはそれ以降に対応していなければなりません。これより古いリビジョンには対応していません。
- Secure Boot テクノロジーには対応していないため、このテクノロジーにより Red Hat Enterprise Linux のインストールが阻止されます。UEFI Specification 2.2 またはそれ以降を使用するシステムで Red Hat Enterprise Linux 6.9 をインストールして稼働させる場合は Secure Boot 機能を無効にしておく必要があります。
3.5.2. UEFI のシステムで MBR のディスクドライブを使用する
msdos とも呼ばれる) ラベルの付いたディスクに Red Hat Enterprise Linux をインストールする場合は、ディスクのラベルを付け直す必要があります。つまり、MBR パーティションのディスク上に現在あるパーティションを再利用することはできません。また、このディスク上にあるデータは全て失われることになります。Red Hat Enterprise Linux をインストールする前に、このドライブ上にあるデータはすべて必ずバックアップをとっておいてください。
- 既存の Linux システムにドライブを接続し、
partedやfdiskなどのユーティリティーを使ってドライブに GPT ラベルを作成します。たとえば、partedを使って/dev/sdcディスクに GPT ラベルを作成する場合は次のコマンドを使用します。#parted /dev/sdc mklabel gpt警告
ドライブの指定をまちがわないよう注意してください。ディスクのラベルを付け直すとそのディスク上の全データが破棄されることになります。partedからデータ破棄の確認が求められることはないので注意してください。 - 自動キックスタートインストールを実行し、
clearpartコマンドとzerombrコマンドを使用します。UEFI ファームウェアを使用している場合は、起動ドライブでこのコマンドを使用すればラベルが付け直されて GPT ラベルになります。 - グラフィカルユーザーインターフェースで手動インストールを行う際、パーティション設定の画面で行います。カスタムパーティション設定 以外 のオプションを選択します (すべての領域を使用する など)。 パーティションのレイアウトをレビューまたは修正する のチェックボックスに印を付け 次 をクリックします。次の画面で自動的に作成されたレイアウトをニーズに合わせて修正します。終わったら 次 をクリックすると、 Anaconda によりレイアウトが使用されドライブラベルの付け直しが自動的に行われます。
3.6. 十分なディスク領域の確保
/ と swap) を Red Hat Enterprise Linux 専用にしてください。
- Red Hat Enterprise Linux のインストール用に十分な パーティション未設定[1] のディスク領域があること。または、
- 削除しても構わないパーティションが 1 つまたは複数あること。このパーティションのディスク領域を解放して、Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
3.7. インストール方法の選択
- DVD
- DVD ドライブと Red Hat Enterprise Linux DVD があればこの方法を使用できます。 DVD からのインストール方法については 「DVD からのインストール」 を参照してください。インストール用 DVD 以外のメディアからインストールを起動した場合は、
linux askmethodまたは、linux repo=cdrom:device:/deviceなどの起動オプションを使用してインストールソースの DVD を指定します。または メニューで を選択してインストールソースの DVD を指定することもできます (「インストール方法」 を参照)。 - ハードドライブ
- Red Hat Enterprise Linux の ISO イメージをローカルのハードドライブにコピーしている場合はこの方法を使用します。起動用の CD-ROM が必要になります (
linux askmethodまたはlinux repo=hd:device:/pathの起動オプションを使用)。 または、 のメニュー (「インストール方法」 を参照) で を選択します。 ハードドライブからのインストール方法については 「ハードドライブからのインストール」 を参照してください。 - NFS
- Red Hat Enterprise Linux の ISO イメージまたはミラーイメージを使って NFS サーバーからインストールを行う場合にこの方法を使用します。起動用の CD-ROM が必要になります (
linux askmethodまたはlinux repo=nfs:server :options:/pathの起動オプションを使用するか、「インストール方法」 に記載されている のメニューで オプションを選択する)。ネットワークからのインストール方法については 「NFS 経由のインストール」 を参照してください。 NFS インストールは GUI モードでも実行できます。 - URL
- HTTP/HTTPS (Web) サーバーまたは FTP サーバーから直接インストールする場合にこの方法を使用します。起動用の CD-ROM が必要となります (
linux askmethod、linux repo=ftp://user:password@host/path、linux repo=http://host/pathなどの起動オプションを使用する、linux repo=https://host/path起動オプションを使用する、 または 「インストール方法」 に記載されている のメニューで オプションを選択する)。 FTP、 HTTP、 HTTPS からのインストール方法については、「FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール」 を参照してください。
askmethod を使用しなかった場合、その DVD から次のステージが自動的に読み込まれます。「言語の選択」 の手順に進みます。
注記
3.8. 起動方法の選択
第4章 インストールの準備
4.1. ネットワークからのインストールの準備
注記
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck注記
/var/www/inst/rhel6.9 には http://network.server.com/inst/rhel6.9 でアクセスすることができます。
/location/of/disk/space として示しています。FTP、NFS、HTTP、HTTPS を介して一般に公開されるディレクトリは /publicly_available_directory として示しています。 例えば、 /var/isos という名前でディレクトリを作成した場合、 このディレクトリが /location/of/disk/space になります。 また、HTTP インストール用に /var/www/html/rhel6.9 を用意したならこれが /publicly_available_directory になります。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.iso4.1.1. FTP、HTTP、および HTTPS インストールの準備
警告
TLSv1 プロトコルのみ有効にしてください。POODLE SSL 脆弱性 (CVE-2014-3566) を回避するためSSLv2 と SSLv3 は必ず無効にしてください。 安全性を確保するため Apache を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1232413 、 tftp を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1234773 をそれぞれ参照してください。
4.1.2. NFS インストールの準備
install.img ファイル、オプションとして product.img ファイルが NFS 経由のネットワークサーバーで利用できるようにしておけば十分です。
- NFS でエクスポートしたディレクトリに ISO イメージを転送します。Linux システム上で以下を実行します。
mv /path_to_image/name_of_image.iso /publicly_available_directory/path_to_image は ISO イメージファイルへのパス、name_of_image は ISO イメージファイルの名前です。publicly_available_directory は、NFS 経由でアクセスできるディレクトリーまたは NFS 経由でアクセス可能にする予定のディレクトリーです。 - SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないとインストールを継続できません。また、images/ディレクトリにはproduct.imgファイルも格納してください。このファイルがない場合は、パッケージグループの選択をする段階で 最小限 のインストール用パッケージしか利用できなくなります (「パッケージグループの選択」 を参照)。重要
images/ディレクトリに必要なファイルは、install.imgおよびproduct.imgのみです。- ネットワークサーバー上の
/etc/exportsファイルに公開するディレクトリのエントリーが存在することを確認してください。これにより、そのディレクトリは NFS 経由で利用可能になります。ディレクトリを特定のシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory client.ip.address (ro)ディレクトリをすべてのシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory * (ro) - ネットワークサーバー上で NFS デーモンを開始します (Red Hat Enterprise Linux システム上では、
/sbin/service nfs startを使用)。NFS がすでに実行中の場合は、設定ファイルを再ロードします (Red Hat Enterprise Linux システムでは、/sbin/service nfs reloadを使用)。 - 『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』に記載の手順に従って NFS 共有のテストを必ず行なってください。NFS サーバーの開始と停止についての詳細については NFS のドキュメントを参照してください。
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck4.2. ハードドライブからのインストールの準備
注記
重要
- インストール用 DVD の ISO イメージ。ISO イメージとは DVD のコンテンツの完全なコピーを格納するファイルです。
- ISO イメージから抽出した
install.imgファイル。 - オプションとして、ISO イメージから抽出した
product.imgファイル。
- Red Hat Enterprise Linux のインストール用 DVD から ISO イメージを取得します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。または、物理メディア上に DVD が存在する場合、Linux システムで 以下のコマンドを使用するとそのイメージを作成することができます。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.isodvd は DVD ドライブデバイス、name_of_image は作成する ISO イメージファイルに与える名前です。path_to_image は作成した ISO イメージの格納先となる場所へのパスです。 - ISO イメージをハードドライブに転送します。ISO イメージは必ずハードドライブ上に配置してください。 つまり、 Red Hat Enterprise Linux をインストールするコンピューターの内部にあるハードドライブ、 または USB でそのコンピューターに接続しているハードドライブのいずれかになります。
- SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないとインストールを継続できません。また、images/ディレクトリにはproduct.imgファイルも格納してください。このファイルがない場合は、パッケージグループの選択をする段階で 最小限 のインストール用パッケージしか利用できなくなります (「パッケージグループの選択」を参照)。重要
images/ディレクトリに必要なファイルは、install.imgおよびproduct.imgのみです。
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck第5章 システム仕様一覧
- カスタム化したパーティションレイアウトを使用する予定の場合、以下を記録しておきます。
- モデル番号、サイズ、タイプ、およびシステムに接続されるハードドライブのインターフェース。例えば、SAT A0 上の Seagate ST 3320613AS、320 GB。SAT A1 上の Western Digital WD7500AAKS、750 GB など。これにより、パーティション設定のプロセス時に特定のハードドライブを識別できるようになります。
- Red Hat Enterprise Linux を既存のシステム上に追加のオペレーティングシステムとしてインストールしている場合は、以下を記録しておきます。
- システム上の既存のパーティションのマウントポイント。例えば、
sda1上にある/boot、sda2上にある/、およびsdb1上にある/homeなど。これにより、パーティション設定のプロセス時に特定のパーティションを識別できるようになります。
- ローカルハードドライブ上のイメージからインストールする予定の場合:
- ハードドライブとイメージを格納しているディレクトリ
- ネットワーク位置からインストールする場合、または iSCSI ターゲット上でインストールする予定の場合:
- システム上のネットワークアダプターの製造元とモデル番号 (例: Netgear GA311)。これにより、ネットワークを手動で設定する際にアダプターを識別できるようになります。
- IP、DHCP、および BOOTP アドレス
- ネットマスク
- ゲートウェイの IP アドレス
- 単数または複数のネームサーバー IP アドレス (DNS)
上記のネットワークに関する要件や用語が不明な場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。 - ネットワーク位置からインストールを行なう場合:
- FTP サーバー、HTTP (web) サーバー、HTTPS (web) サーバー、または NFS サーバー上のイメージの場所– 「FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール」 および 「NFS 経由のインストール」 で例を参照してください。
- iSCSI ターゲット上でインストールする場合:
- iSCSI ターゲットの場所。ネットワークによっては、CHAP のユーザー名とパスワード、また場合によっては、リバース CHAP ユーザー名とパスワードも必要になる場合があります– 「高度なストレージオプション」を参照してください。
- Intel iSCSI リモートブートを使ってインストールを行う場合:
- 接続された iSCSI ストレージデバイスはすべて無効にする必要があります。そうしないと、インストールは成功しても、インストール済みシステムは起動しません。
- コンピューターがドメインの一部である場合:
- ドメイン名が DHCP サーバーによって指定されることを確認する必要があります。指定がない場合は、インストール時にドメイン名を手動で入力する必要があります。
第6章 Intel および AMD システム上でのインストール時のドライバーの更新
- インストーラーがアクセスできる場所に ISO イメージファイルを配置する
- ローカルのハードドライブ上
- USB フラッシュドライブ
- イメージファイルを以下の場所に抽出してドライバーディスクを作成する
- CD
- DVD
ISO イメージファイルを CD または DVD に焼き付ける方法については 「インストール用 DVD の作成」 にあるインストールディスクを作成する方法を参照してください。
6.1. インストール中にドライバーを更新する場合の制約
- デバイスが既に使用中の場合
- インストールプログラムによって既にドライバーが読み込まれてしまっている場合、 そのドライバーを差し替えるためのドライバー更新は使用できません。 まずインストールプログラムによって読み込まれたドライバーでインストールを完了してから、インストール後に新しいドライバーに更新してください。 または、 インストールプロセスで新しいドライバーが必要な場合は、 初期 RAM ディスクドライバーでの更新を考慮してください。 詳細は 「初期 RAM ディスク更新の準備」 を参照してください。
- 同じタイプのデバイスが複数ある場合
- 同じタイプのデバイスはすべて一緒に初期化されるため、インストールプログラムによって任意のデバイス用のドライバーが既に読み込まれている場合、 そのデバイスと同じタイプのデバイスのドライバーは更新できません。 例えば、 2 種類のネットワークアダプターがあり、 そのうちの一つにドライバー更新があるとします。 インストールプログラムは両方のアダプターを同時に初期化するため、 このドライバー更新は使用できません。 ここでもまず、インストールプログラムで読み込まれたドライバーでインストールを完了してから、 インストール後に新しいドライバーに更新します。 または、 初期 RAM ディスクドライバーを使った更新を行ないます。
6.2. インストール中にドライバーを更新するための準備
- イメージファイルを直接使用する方法
- ローカルのハードドライブ
- USB フラッシュドライブ
- イメージファイルから作成したドライバー更新ディスクを使用する方法
- CD
- DVD
6.2.1. ドライバー更新用のイメージファイルを使用する準備
6.2.1.1. ローカルのストレージにあるイメージファイルを使用する準備
.iso のまま変更しないでください。 以下の例では、 dd.iso というファイル名にしています。

図6.1 ドライバー更新イメージファイルを収納している USB フラッシュドライブの内容
OEMDRV に変更してください。
dlabel=on 起動オプションで制御され、 デフォルトで有効になっています。 「インストーラーによるドライバー更新ディスクの自動検出」 を参照してください。
6.2.2. ドライバー更新用の ISO ファイルを CD または DVD に書き込み更新用ディスクを準備
6.2.2.1. CD または DVD にドライバーの更新ディスクを作成する
重要
- デスクトップファイルマネージャを使用して、Red Hat またはハードウェア製造元で提供しているドライバーディスクの ISO イメージファイルを見つけます。

図6.2 ファイルマネージャウィンドウで表示される標準的な .iso ファイル
- このファイル上で右クリックして を選択します。 以下のようなウィンドウが表示されます。

図6.3 CD/DVD クリエーターで表示されるダイアログ
- ボタンをクリックします。 空のディスクがドライブに挿入されていないと、 ディスクを挿入するよう求められます。
rhdd3 というファイルがひとつと rpms というディレクトリがひとつ見えるはずです。

図6.4 CD または DVD 上の標準的ドライバー更新ディスクのコンテンツ
.iso のファイルがひとつしかない場合はディスクが正しく作成されていません。 作成しなおしてください。 GNOME 以外の Linux デスクトップや Linux 以外のオペレーティングシステムを使用している場合は、 イメージから作成 (焼き付ける) などに似たオプションを選択しているかよく確認してください。
6.2.3. 初期 RAM ディスク更新の準備
重要
- ドライバーの更新イメージファイルをインストールサーバーに配置します。 イメージファイルは Red Hat やハードウェア製造元で指定している場所からインターネットでサーバーにダウンロードするのが一般的です。 ドライバーの更新イメージファイル名は末尾が
.isoになります。 - ドライバーの更新イメージファイルを
/tmp/initrd_updateディレクトリにコピーします。 - ドライバーの更新イメージファイルに
dd.imgの名前を付けます。 - コマンドラインで
/tmp/initrd_updateディレクトリに移動し、 次のコマンドを入力してから Enter を押します。find . | cpio --quiet -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img
/tmp/initrd_update.imgファイルをインストールに使用したいターゲットを格納しているディレクトリにコピーします。 このディレクトリは/var/lib/tftpboot/pxelinux/ディレクトリ配下にあります。 たとえば、/var/lib/tftpboot/pxelinux/rhel6/なら Red Hat Enterprise Linux 6 用の PXE ターゲットを格納しています。/var/lib/tftpboot/pxelinux/pxelinux.cfg/defaultファイルを編集して、 先ほど作成した初期 RAM ディスク更新があるエントリーを以下のような形式で含めます。label target-dd kernel target/vmlinuz append initrd=target/initrd.img,target/dd.img
target にインストールに使用するターゲットを入力します。
例6.1 ドライバー更新イメージファイルを使って初期 RAM ディスク更新の準備をする
driver_update.iso がインターネットから PXE サーバー上のディレクトリにダウンロードしたドライバーの更新イメージファイルになります。 PXE 起動するターゲットは/var/lib/tftpboot/pxelinux/rhel6/ にあります。
$ cp driver_update.iso /tmp/initrd_update/dd.img $ cd /tmp/initrd_update $ find . | cpio --quiet -c -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img $ cp /tmp/initrd_update.img /var/lib/tftpboot/pxelinux/rhel6/dd.img
/var/lib/tftpboot/pxelinux/pxelinux.cfg/default ファイルを編集して次のエントリーを含めます。
label rhel6-dd kernel rhel6/vmlinuz append initrd=rhe6/initrd.img,rhel6/dd.img
6.3. インストール中にドライバーの更新を実施する
- インストーラーにドライバー更新ディスクの自動検出を行なわせる
- インストーラーにドライバー更新のプロンプトを表示させる
- ドライバー更新ディスクの指定に起動オプションを使用する
6.3.1. インストーラーによるドライバー更新ディスクの自動検出
OEMDRV というファイルシステムラベルを付けます。 インストーラーにより自動的にデバイスがチェックされ、 検出されたドライバー更新はすべて読み込まれるため、 このプロセス中にプロンプトは表示されません。 インストーラーに検出させるストレージデバイスの準備については、 「ローカルのストレージにあるイメージファイルを使用する準備」 を参照してください。
6.3.2. インストーラーによるユーザーへのドライバー更新の確認
- どの方法を選択した場合でもインストールを普通に開始します。 インストールのプロセスに必須となるハードウェア用のドライバーがインストーラーで読み込めない場合 (例えば、 ネットワークやストレージのコントローラーを検出できないなど)、 ドライバー更新ディスクの 挿入を求めるプロンプトが表示されます。

図6.5 「ドライバーが見付かりません」ダイアログ
- ドライバーディスクを使用する を選択してから、 「ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定」 を参照してください。
6.3.3. 起動オプションを使用したドライバー更新ディスクの指定
重要
- インストール開始時に、 ブートプロンプトで
linux ddと入力して Enter を押します。 インストーラーによりドライバー ディスクを持っているか確認するプロンプトが表示されます。
図6.6 ドライバーディスクのプロンプト
- CD、 DVD、 USB フラッシュドライブなどに作成したドライバー更新 ディスクを挿入してから、 を選択します。 インストーラーにより検出できるストレージデバイスがチェックされます。 ドライバーディスクを保持できる場所が 1 ヶ所のみの場合は (例えば、 DVD ドライブの存在が検出され、 これ以外のストレージデバイスは検出されない)、 その場所で検出したドライバー更新をすべて自動的に読み込みます。ドライバー更新を収納する場所が複数検出された場合は、更新が収納されている場所を指定するよう求められます。「ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定」 を参照してください。
6.3.4. ドライバー更新を含む PXE ターゲットの選択
- コンピューターの BIOS またはブートメニューで
network bootを選択します。このオプションを指定する方法についてはコンピューターの種類により大きく異なります。詳細についてはご使用のハードウェアに添付されているマニュアルをお読み頂くか、 製造元にお問い合わせください。 - PXE (preboot execution environment) で、PXE サーバー上で準備を整えたブートターゲットを選択します。 たとえば、 PXE サーバー上の
/var/lib/tftpboot/pxelinux/pxelinux.cfg/defaultファイル内で PXE 環境にrhel6-ddのラベルをつけている場合なら、プロンプトでrhel6-ddと入力して Enter を押します。
6.4. ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定

図6.7 ドライバーディスクのソースを選択する

図6.8 ドライバーディスクを収納しているパーティションを選択する

図6.9 ISO イメージを選択する
第7章 インストーラーの起動
7.1. インストールプログラムの起動
重要
注記
7.1.1. x86、 AMD64、および Intel 64 システムでのインストールプログラムの起動
- Red Hat Enterprise Linux DVD — マシンが起動可能な DVD ドライブに対応していて、 Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD が手元にある場合
- ブート CD-ROM — マシンが起動可能な CD-ROM ドライブに対応していて、 ネットワークインストールまたはハードドライブインストールを行ないたい場合
- USB フラッシュドライブ — マシンが USB デバイスからの起動に対応している場合
- ネットワーク経由による PXE 起動 — マシンがネットワークからの起動に対応している場合 (高度なインストール方法になります。 この方法に関する詳細を 30章インストールサーバーの設定 でご覧ください)
重要
- インストールに必要のない外付けの FireWire ディスクや USB ディスクは取り外してください。 詳細については 「FireWire と USB ディスク」 を参照してください。
- コンピューターシステムの電源を入れます。
- コンピューターにメディアを挿入します。
- 起動用メディアが挿入された状態でコンピューターの電源をオフにします。
- コンピューターシステムの電源を入れます。
Press F10 to select boot device(ブートデバイスを選択するには F10 を押してください)」などのメッセージになります。ただし、このメッセージの言い回しや指定されるキーについてはコンピューターによって異なります。 詳細については、そのコンピューターまたはマザーボードのマニュアルを参考にするか、ハードウェア製造元または販売会社にお問い合わせください。
重要
7.1.3. 追加できる起動オプション
boot: プロンプトが表示されます。 このプロンプトで以下に記載するブートローダーのオプションを使用します。
注記
linux textlinux repo=cdrom:devicelinux repo=ftp://username:password@URLlinux repo=http://URLlinux repo=hd:devicelinux repo=nfs:options:server:/pathlinux repo=nfsiso:options:server:/path上記の例のcdromは CD または DVD ドライブを指します。ftpは FTP によりアクセス可能な場所し、httpは HTTP によりアクセス可能な場所、hdはハードドライブパーティション上にあるアクセス可能な ISO イメージファイル、nfsは NFS でアクセス可能なインストールファイル群を展開させたツリー、nfsisoは NFS でアクセス可能な ISO イメージファイルをそれぞれ指しています。linux mediacheck検証を行なう ISO イメージを選択するか DVD を挿入するよう求められます。 を選択してチェックサム演算を実行させます。 チェックサム演算はどの Red Hat Enterprise Linux DVD 上でも実行できます。 ダウンロードした ISO イメージから作成した Red Hat Enterprise Linux DVD はいずれもこの演算の実行を行なうことを強く推奨しています。 このコマンドは、 DVD、 ハードドライブ ISO、 NFS ISO などのインストール方法で使用できます。linux console=<device>テキストモードのインストールの場合は次を使用します。linux text console=<device>上記のコマンドの <device> には使用しているデバイスを入れます (ttyS0、 ttyS1 など)。 例えば、linux text console=ttyS0などです。シリアルターミナルが UTF-8 に対応しているなら、 そのターミナルを使用したテキストモードのインストールが最適です。 UNIX および Linux では Kermit で UTF-8 に対応しています。 Windows の場合、 Kermit '95 が適切に機能します。 UTF-8 対応していないターミナルの場合には、 インストール中、 英語のみを使用している限り機能します。 拡張シリアルディスプレイは、 起動時オプションとしてutf8コマンドをインストールプログラムに渡すと使用できます。 例えば、linux console=ttyS0 utf8
7.1.3.1. カーネルオプション
linux updates
linux text updatesrhupdates/ 内にすでに更新イメージのコンテンツを配置させている場合は必要ありません。
7.2. 異なるソースからのインストール
表7.1 起動方法とインストールソース
| 起動方法 | インストールソース |
|---|---|
| インストール用 DVD | DVD、 ネットワーク、 ハードディスク |
| インストール 用 USB フラッシュドライブ | インストール用 DVD、 ネットワーク、 ハードディスク |
| 最小限のブート CD または USB、 レスキュー CD | ネットワーク、 ハードディスク |
7.3. PXE を使用したネットワークからの起動
Network Boot または Boot Services などのラベルが付いています。 PXE 起動を正しく設定すると、 他のメディアを必要としないで Red Hat Enterprise Linux インストールを起動できるようになります。
- ネットワークケーブルが接続されていることを確認します。 コンピューターの電源スイッチは入っていない状態であっても、 ネットワークソケットのリンク表示ライトは点灯しているはずです。
- コンピューターのスイッチをオンにします。
- メニュー画面が表示されます。 目的のオプションに相当する番号キーを押します。
注記
pxelinux.cfg/* 設定ファイル内で以下を使用します。
IPAPPEND 2 APPEND ksdevice=bootif
ksdevice=link
第8章 言語とインストールソースの設定
8.1. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
重要
xdriver=vesa オプション (28章起動オプション 参照) での起動を試してください。
注記

図8.1 URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット

図8.2 Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット
- ウィンドウ — ウィンドウ (このガイドでは ダイアログ と呼ばれる) は、インストール中を通して画面に表示されます。一つのウィンドウが別のウィンドウの上に重なって表示されることもあります。こうした場合、操作可能なウィンドウは、一番上のものだけになります。操作が終了するとそのウィンドウが消え、その下にあったウィンドウが操作できるようになります。
- チェックボックス — チェックボックスを使って項目を選択したり選択を解除したりすることができます。 ボックスにはアスタリスク (* 印 - 選択されている) か空白 (選択されていない) のどちらかが表示されます。 カーソルをチェックボックスに移動させ、 Space キーを押して項目を選択したり選択を解除したりします。
- テキスト入力 — インストール プログラムによって求められる情報を入力する領域がテキスト入力行になります。 カーソルをテキスト入力行に移動させ、 入力行に情報を入力したり、 入力されている情報の編集をしたりすることができます。
- テキストウィジェット — テキスト表示用の画面領域がテキストウィジェットです。 テキストウィジェットには、 チェックボックスなど他のウィジェットが含まれることもあります。 表示画面領域に表示しきれないほど多くの情報がある場合は、 スクロールバーが表示されます。 カーソルをテキストウィジェット内に移動させ、 上 と 下 の矢印キーを使ってスクロールしながらすべての情報を見ることができます。 現在位置は、 スクロールバー上に # の文字で表示され、 スクロールと同時に上下に動きます。
- スクロールバー — スクロールバーはウィンドウの横か下に現れ、 現在ウィンドウの枠内にある一覧またはドキュメントの表示部分をコントロールします。スクロールバーを使うとファイルのどの部分に移動するのも簡単になります。
- ボタンウィジェット — インストールプログラムとの対話型操作の基本となります。 Tab や Enter キーを使用してボタンを操作しながらインストールプログラムのウィンドウからウィンドウに進んでいきます。 強調表示されているボタンが選択操作できるボタンになります。
- カーソル (Cursor) — カーソルはウィジェットではありませんが、 特定のウィジェットで選択 (および操作) を行うために使用します。カーソルがウィジェットからウィジェットに移動すると、そのウィジェットの色が変化することがありますが、 ウィジェットの中あるいは隣に移動するだけのこともあります。図8.1「URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが チェックボックス上に位置しています。 図8.2「Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが ボタン上にあります。
8.1.1. キーボードを使用した操作
警告
8.2. 言語の選択

図8.3 言語の選択
8.3. インストール方法
askmethod 起動オプションでの起動を行なった場合は、 キーボードの矢印を使用してインストール方法を選択します (図8.4「インストール方法」 を参照)。 選択した方法が強調表示されている状態で Tab キーを押して ボタンに移動し、 Enter キーを押して選択を確定します。

図8.4 インストール方法
8.3.1. DVD からのインストール
注記
8.3.2. ハードドライブからのインストール
repo=hd 起動オプションを使用している場合は、 パーティション指定は完了しています。

図8.5 ハードドライブインストール用のパーティション選択ダイアログ
/dev/sd で始まります。 各ドライブには、 /dev/sda などそれぞれ固有の文字が与えられ、 さらにそのドライブ上にある各パーティションにも /dev/sda1 などの番号が付けられます。
表8.1 パーティションタイプ別の ISO イメージの場所
| パーティションタイプ | ボリューム | ファイルへのオリジナルパス | 使用するディレクトリ |
|---|---|---|---|
| VFAT | D:\ | D:\Downloads\RHEL6.9 | /Downloads/RHEL6.9 |
| ext2、 ext3、 ext4 | /home | /home/user1/RHEL6.9 | /user1/RHEL6.9 |
/」と入力します。 ISO イメージがマウントしたパーティションのサブディレクトリに置かれている場合は、 そのパーティション内で ISO イメージを収納している ディレクトリ名を入力します。 例えば、 ISO イメージが置かれているパーティションが通常、 /home/ としてマウントされ、 そのイメージが /home/new/ ディレクトリ配下にある場合、 /new/ と入力します。
重要
8.3.3. ネットワークインストールの実行
askmethod オプションまたは repo= オプションを使用してインストールを開始すると、 FTP、HTTP、HTTPS、NFS などのプロトコルを使ったネットワークサーバーからの Red Hat Enterprise Linux のインストールを行なうことができます。 Anaconda では、 インストールの後半で行なわれる追加のソフトウェアリポジトリの参照にも同じネットワーク接続を使用します。

図8.6 ネットワークデバイス

図8.7 NIC の識別
IPv4 のオプション
- 動的 IP 設定 (DHCP)
- Anaconda はネットワーク上で実行している DHCP を使用して、自動的にネットワーク設定を行います。
- 手動による設定
- Anaconda は、本システムの IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、DNS アドレスなどのネットワーク設定を手動で入力するようプロンプトを表示します。
IPv6 のオプション
- Automatic
- Anaconda はネットワーク環境に応じて、 自動設定に ルーター広告 (RA - Router Advertisement) と DHCP を使用します (NetworkManager の
Automaticオプションと同等)。 - Automatic, DHCP only
- Anaconda は RA を使用しません。 ただし、 ステートフル設定を構成するため直接 DHCPv6 からの情報を要求します (NetworkManager の
Automatic, DHCP onlyオプションと同等)。 - Manual configuration
- Anaconda により、システムの IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、DNS アドレスなどのネットワーク設定情報の手動による入力を求めるプロンプトが表示されます。

図8.8 TCP/IP の設定

図8.9 手動による TCP/IP 設定
- NFS 経由でインストールしている場合は、「NFS 経由のインストール」 に進んでください。
- Web または FTP 経由でインストールしている場合は、「FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール」 に進んでください。
8.3.4. NFS 経由のインストール
repo=nfs 起動オプションを使用した場合は、 既にサーバーとパスは指定されています。

図8.10 NFS 設定ダイアログ
- NFS server name フィールドに NFS サーバーのドメイン名または IP アドレスを入力します。例えば、
example.comドメインのeastcoastという名前のホストからインストールする場合は、eastcoast.example.comと入力します。 - Red Hat Enterprise Linux 6.9 directory フィールドにエクスポートされるディレクトリの名前を入力します。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux インストールツリーのミラーをエクスポートしている場合は、 インストールツリーの root を含むディレクトリを入力します。 すべてが正しく指定されると、 Red Hat Enterprise Linux のインストールプログラムが実行を開始したことを示すメッセージが表示されます。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux DVD の ISO イメージをエクスポートしている場合は、 その ISO イメージを収納しているディレクトリを入力します。
「NFS インストールの準備」 で記載のとおりに設定を行うと、エクスポートされるディレクトリはpublicly_available_directoryとして指定したディレクトリとなります。 - 必要となる NFS マウントオプションがある場合には、 NFS mount options フィールドに入力します。 オプションの包括的なリストについては、 mount および nfs の man ページを参照してください。 マウントオプションが必要ない場合は空白のまま残します。
- 9章Anaconda を使用したインストール に進んでください。
8.3.5. FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール
重要
http://、 https://、 ftp:// のいずれかをプロトコルとして明示的に指定する必要があります。
repo=ftp、または repo=http の起動オプションを使用した場合は、 サーバーとパスは既に指定されています。
/images ディレクトリを格納しているディレクトリ名をそれぞれ入力します。 例を示します。
/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/i386/
https:// を指定します。
{ftp|http|https}://<user>:<password>@<hostname>[:<port>]/<directory>/
http://install:rhel6.9pw@name.example.com/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/i386/

図8.11 URL 設定ダイアログ
8.4. メディアの検証
第9章 Anaconda を使用したインストール
9.1. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
重要
- インストールシステムがコンピューター上のディスプレイハードウェアの識別に失敗した場合
- ユーザーがブートメニューからテキストモードインストールを選択した場合
- LVM、RAID、FCoE、zFCP、および iSCSI などの高度なストレージメソッドの設定
- パーティションレイアウトのカスタマイズ
- ブートローダーレイアウトのカスタマイズ
- インストール時のパッケージの選択
- Firstboot を使用したインストール済みシステムの設定
linux ip オプションは、ネットワーク設定値の設定に使用することができます。手順については、「ブートメニューでインストールシステムを設定する」 を参照してください。
9.2. グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース
注記
boot: プロンプトで以下のコマンドを使用します。
linux text9.2.1. インストール中のスクリーンショット
/root/anaconda-screenshots に保存します。
autostep --autoscreenshot オプションを使用すると、 インストールの各手順のスクリーンショットを自動的に生成することができます。 キックスタートファイルの設定方法については、 「キックスタートファイルを作成する」 を参照してください。
9.2.2. 仮想コンソールに関する注意事項
表9.1 コンソール、キー入力、内容
| コンソール | キー入力 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | ctrl+alt+f1 | グラフィカル表示 |
| 2 | ctrl+alt+f2 | シェルプロンプト |
| 3 | ctrl+alt+f3 | インストールログ(インストールプログラムから発行されるメッセージ) |
| 4 | ctrl+alt+f4 | システム関連メッセージ |
| 5 | ctrl+alt+f5 | その他のメッセージ |
9.3. Red Hat Enterprise Linux へようこそ

図9.1 「ようこそ」の画面
9.4. 言語の設定

図9.2 言語設定
9.5. キーボードの設定

図9.3 キーボードの設定
latin1 オプションが含まれ、 このオプションでは発音区別記号が付く文字など特定の文字にアクセスするための デッドキー を使用します。 デッドキーを押すと、 別のキーを押して文字を完成するまで何も画面には現れません。 例えば、 latin1 キーボードレイアウト上で é を入力するには、 ' キーを押し (そして離して) それから E キーを押します。 対照的に、 他のキーボードでこの文字にアクセスするには、 あるキー (Alt-Gr など) を押しながら E キーを押すことになります。 また、 ボードにはこの文字専用のキーがあるかもしれません。
注記
system-config-keyboard と入力して、 キーボード設定ツール を起動します。 root になっていない場合は、 続行するため root パスワードの入力が求められます。
9.6. ストレージデバイス

図9.4 ストレージデバイス
- 基本的ストレージデバイス
- を選択し、以下のストレージデバイスに Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
- ローカルシステムに直接接続されたハードドライブまたはソリッドステートドライブ
- 特殊化したストレージデバイス
- を選択し、以下のストレージデバイスに Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
- ストレージエリアネットワーク (SAN)
- ダイレクトアクセスストレージデバイス (DASD)
- ファームウェア RAID デバイス
- マルチパスデバイス
オプションを選択し、iSCSI (Internet Small Computer System Interface) および FCoE (Fiber Channel over Ethernet) 接続を設定します。
注記
mdeventd デーモンによる LVM およびソフトウェア RAID デバイスの監視は行われません。
9.6.1. ストレージデバイス選択の画面

図9.5 ストレージデバイスの選択 — 基本デバイス

図9.6 ストレージデバイスの選択 — マルチパスデバイス

図9.7 ストレージデバイスの選択 — 他の SAN デバイス
- 基本デバイス (Basic Devices)
- ハードディスクドライブやソリッドステートドライブなど、ローカルのシステムに直接接続されている基本的なストレージデバイスです。
- ファームウェア RAID
- ファームウェア RAID コントローラーに接続されているストレージデバイスです。
- マルチパスデバイス
- 複数のパスでアクセスできるストレージデバイス、同じシステム上にある複数のファイバーチャネルポートや SCSI コントローラーなどからアクセスが可能です。
重要
インストーラーは、16 文字か 32 文字のシリアル番号を持つマルチパスストレージデバイスしか検出しません。 - 他の SAN デバイス
- SAN (storage area network) で利用できる他のデバイスです。

図9.8 ストレージデバイスの検索タブ

図9.9 コラムの選択
/etc/fstab ファイルを修正すればシステムに追加することが可能です。
重要
9.6.1.1. 高度なストレージオプション

図9.10 高度なストレージオプション
9.6.1.1.1. ネットワークインターフェースの選択と設定

図9.11 ネットワークインターフェースの選択
- ドロップダウンメニューからインターフェースを選択します。
- をクリックします。

図9.12 ネットワークの接続
9.6.1.1.2. iSCSI パラメーターの設定
手順9.1 iSCSI の検出

図9.13 iSCSI 探索結果の詳細ダイアログ
- ターゲット IP アドレス フィールドに iSCSI ターゲットの IP アドレスを入力します。
- iSCSI 修飾名 (IQN) 形式で iSCSI イニシエータ名 フィールドに iSCSI イニシエーターの名前を入力します。有効な IQN は以下で構成されます。
- 「
iqn.」の文字列 (ピリオドが必要) - 日付コード (企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名が登録された年と月、記述の順序は年を表す4 桁の数字、 ダッシュ記号、 月を表す 2 桁の数字、 ピリオドの順で構成。 例、 2010 年 9 月の場合は「
2010-09.」) - 企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名 (トップレベルのドメインを先頭にして逆順で表す。 例、
storage.example.comのサブドメインは、com.example.storageと表す。) - コロン (「:」) とドメイン名またはサブドメイン内でその iSCSI イニシエーターを固有に識別する文字列 (例、
:diskarrays-sn-a8675309)
以上から、完全な IQN はiqn.2010-09.storage.example.com:diskarrays-sn-a8675309のようになります。 anaconda では、 IQN を構成しやすいようこの形式による任意の名前がすでに iSCSI イニシエータ名フィールドに自動入力されています。IQN の詳細については、 http://tools.ietf.org/html/rfc3720#section-3.2.6 にある 『RFC 3720 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI)』 の 『3.2.6. iSCSI Names』 のセクションや、 http://tools.ietf.org/html/rfc3721#section-1 にある 『RFC 3721 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI) Naming and Discovery』 の 『1. iSCSI Names and Addresses』 のセクションを参照してください。 - ドロップダウンメニューを使って、iSCSI 検出に使用する認証タイプを指定します。

図9.14 iSCSI 検出の認証
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲット用のユーザー名とパスワードを入力します。

図9.15 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドには iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図9.16 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットの検出が試行されます。 検出が成功すると、 iSCSI 探索されたノード ダイアログにターゲット上で検出された全 iSCSI ノードの一覧が表示されます。
- 各ノードの横にはそれぞれチェックボックスがあります。 チェックボックスをクリックしてインストールに使用するノードを選択します。

図9.17 iSCSI 探索されたノードのダイアログ
- をクリックして iSCSI セッションを開始します。
手順9.2 iSCSI セッションの開始

図9.18 iSCSI ノードへログインのダイアログ
- ドロップダウンメニューを使って、 iSCSI セッションに使用する認証タイプを選択します。

図9.19 iSCSI セッションの認証
その環境で iSCSI 検出と iSCSI セッションに同じタイプの認証、 同一のユーザー名とパスワードを使用している場合は、 を選択して、 認証情報を再利用します。 - を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力します。

図9.20 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドに iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図9.21 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットのノードへのログインが試行されます。 iSCSI ログイン結果 のダイアログにその結果が表示されます。

図9.22 iSCSI ログイン結果のダイアログ
- をクリックして続行します。
9.6.1.1.3. FCoE パラメーターの設定

図9.23 FCoE パラメーターの設定
9.7. ホスト名の設定
注記

図9.24 ホスト名の設定
注記
9.7.1. ネットワーク接続の編集
重要
注記
system-config-network と入力して、ネットワーク管理ツール を起動します。root 以外で操作している場合、続行するために root パスワードの入力が求められます。

図9.25 ネットワークの接続
9.7.1.1. 全接続タイプに共通のオプション
9.7.1.2. 有線のタブ

図9.26 有線のタブ
9.7.1.3. 802.1x セキュリティのタブ
- 認証
- 以下の認証方法のいずれかを選択します。
- TLS (Transport Layer Security)
- トンネル化 TLS (Tunneled Transport Layer Security、 または EAP-TTLSS、 TTLS とも呼ばれる)
- 保護付き EAP (PEAP) (保護付き拡張型認証プロトコル)
- 識別子
- このサーバーの識別子を入力します。
- ユーザー証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化されている個人の X.509 証明書ファイルを指定します。
- CA 証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化された X.509 認証局 の証明書ファイルを指定します。
- プライベートキー
- DER (Distinguished Encoding Rules)、 PEM (Privacy Enhanced Mail)、 PKCS#12 (Personal Information Exchange Syntax Standard) で暗号化された プライベートキー ファイルを指定します。
- プライベートキーパスワード
- プライベートキー フィールドで指定したプライベートキーのパスワードです。 パスワードを表示を選択すると、入力時にパスワードが視認できます。

図9.27 802.1x セキュリティのタブ
9.7.1.4. IPv4 のセッティングのタブ
- 自動 (DHCP)
- IPv4 パラメーターはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。
- 自動 (DHCP) アドレス専用
- IPv4 のアドレス、 ネットマスク、 ゲートウェイアドレスなどはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは手動で設定する必要があります。
- 手動
- IPv4 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- 169.254/16 範囲内の ローカルへのリンク アドレスがインターフェースに割り当てられます。
- 他のコンピューターへ共有
- 他のコンピューターにネットワークアクセスを与えるようシステムを設定します。 インターフェースには 10.42.x.1/24 の範囲内のアドレスが割り当てられ、 DHCP サーバーと DNS サーバーが開始されて、 インターフェースが NAT (network address translation) を使ってシステム上のデフォルトのネットワークに接続されます。
- 無効になっています
- この接続では IPv4 を無効にします。

図9.28 IPv4 のセッティングのタブ
9.7.1.4.1. IPv4 ルートの編集

図9.29 IPv4 ルートを編集のダイアログ
9.7.1.5. IPv6 のセッティングのタブ
- 無視する
- この接続では IPv6 を無視します。
- 自動
- NetworkManager により ルータ広告 (RA) が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。
- 自動、アドレスのみ
- NetworkManager により RA が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは無視されるため、 手動で設定する必要があります。
- 自動、DHCP のみ
- NetworkManager は RA を使用しません。 ただし、 ステートフル設定を構成するため直接 DHCPv6 からの情報を要求します。
- 手動
- IPv6 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- fe80::/10 のプレフィックスが付いた ローカルへのリンク のアドレスがインターフェースに割り当てられます。

図9.30 IPv6 のセッティングのタブ
9.7.1.5.1. IPv6 ルートの編集

図9.31 IPv6 ルートを編集のダイアログ
9.7.1.6. ネットワークデバイスの再起動
ONBOOT=yes と設定されていれば、ifcfg ファイルの削除時にデバイスの接続が切断されても、ifcfg ファイルの復元時に再接続されます。インターフェースの設定ファイルの詳細については、https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Deployment_Guide/index.html にある『Red Hat Enterprise Linux 6.9 導入ガイド』 を参照してください。
- Ctrl+Alt+F2 を押して、
tty2仮想ターミナルに切り替えます。 - インターフェースの設定ファイルを一時的な場所に移動します。
mv /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-device_name /tmp
device_name は今再設定したデバイスです。 例えばifcfg-eth0はeth0用の ifcfg ファイルになります。これで anaconda でデバイス接続が切断されました。 - vi エディタでインターフェースの設定ファイルを開きます。
vi /tmp/ifcfg-device_name
- インターフェースの設定ファイルに
ONBOOT=yesの行が含まれていることを確認します。その行がない場合は、ここで追加して、ファイルを保存します。 - vi エディタを終了します。
- インターフェースの設定ファイルを
/etc/sysconfig/network-scripts/ディレクトリに戻します。mv /tmp/ifcfg-device_name /etc/sysconfig/network-scripts/
これで anaconda でデバイスが再接続されました。 - Ctrl+Alt+F6 を押して、anaconda に戻ります。
9.8. タイムゾーンの設定
- マウスを使って、対話式地図をクリックして特定の都市 (黄色の点で表示) を選択します。選択した都市は赤い X で示されます。
- さらに、画面下にある一覧をスクロールしてタイムゾーンを選択することもできます。マウスを使って目的の場所をクリックし、選択内容を強調表示します。

図9.32 タイムゾーンの設定
警告
注記
system-config-date コマンドを入力して、時刻と日付のプロパティツール (Time and Date Properties Tool) を起動します。root になっていない場合は、継続する際に root パスワードが要求されます。
9.9. Root パスワードの設定
注記

図9.33 Root パスワード
su - コマンドを使用して root になるようにします。こうした基本ルールにより、誤字やコマンドの誤使用がシステムを破壊する可能性を最小限に抑えます。
注記
su - と 入力し、Enter を押します。それから、設定してある root パスワードを 入力して Enter を押します。
警告
root で passwd コマンドを実行します。root パスワードを忘れてしまった場合は Red Hat Enterprise Linux 6 Deployment Guide の Resolving Problems in System Recovery Modes で新しいパスワードの設定方法をを参照してください。
9.10. ストレージデバイスの割り当て

図9.34 ストレージデバイスを割り当てる
重要
9.11. ハードディスクの初期化

図9.35 警告の画面 – ハードドライブの初期化
zerombr (32章キックスタートを使ったインストール を参照) を使用します。このコマンドは、初期化済みのディスクでシステムに無人インストールを実行する場合に必要となります。
警告
9.12. 既存システムのアップグレード
重要
9.12.1. アップグレードのダイアログ

図9.36 アップグレードのダイアログ
注記
9.12.2. インストーラーを使用したアップグレード
注記
/home パーティションにユーザーデータを保持し、新規インストールを行うことを推奨しています。パーティションとその設定方法についての詳細は、「ディスクパーティションの構成」 を参照してください。
rpm -qa --qf '%{NAME} %{VERSION}-%{RELEASE} %{ARCH}\n' > ~/old-pkglist.txtsu -c 'tar czf /tmp/etc-`date +%F`.tar.gz /etc'
su -c 'mv /tmp/etc-*.tar.gz /home'/home ディレクトリ全体のコンテンツや、Apache、FTP、SQL サーバーやソースコード管理システムなどのサービスのコンテンツが含まれる場合があります。アップグレードは破損を引き起こす動作ではありませんが、操作ミスがあるとデータが失われる可能性が若干あります。
警告
/home ディレクトリに保存されていることに注意してください。自分の /home ディレクトリが独立したパーティションではない場合、この例を文字どおりに採用しないでください。 CD または DVD ディスクか、または外部ハードディスクなどの 別のデバイス上にバックアップを保存してください。
9.12.3. ブートローダー設定のアップグレード

図9.37 ブートローダーアップグレードのダイアログ
9.13. ディスクパーティションの構成
警告
重要
重要
/boot/ パーティションを作成する必要があります。内部のハードドライブは問題のある RAID カードを持つパーティション作成の使用に必要となります。
/boot/ パーティションが必要です。
/boot/ パーティションを編集する必要があります。

図9.38 ディスクパーティションの構成
- すべての領域を使用する (Use All Space)
- このオプションを選択すると、ハードドライブ上のすべての パーティション (これには、Windows VFAT や NTFS パーティションなど他の OS で 作成されたパーティションも含まれます) を削除します。
警告
このオプションを選択した場合、選択したハードドライブ上のすべてのデータがインストールプログラムによって削除されます。Red Hat Enterprise Linux をインストールするハードドライブ上に保存しておきたい情報がある場合は、このオプションを選択しないでください。特に、別のブートローダーから Red Hat Enterprise Linux をチェーンロードするように システムを設定している時にはこの選択をしないでください。 - 既存の Linux システムを入れ替える (Replace Existing Linux System(s))
- このオプションを選択して、以前の Linux インストールで作成しているパーティションのみを削除します。これは、ハードドライブにある他のパーティション (VFAT や FAT32 パーティション) は削除しません。
- 現在のシステムを縮小する (Shrink Current System)
- このオプションを選択して、現在のデータとパーティションを手動でサイズを変更して 空いた領域にデフォルトの Red Hat Enterprise Linux レイアウトをインストールします。
警告
他のオペレーティングシステムがインストールされているパーティションを縮小すると、それらのオペレーティングシステムを使用できなくなる可能性があります。このパーティション設定オプションはデータを破損するものではありませんが、オペレーティングシステムは通常そのパーティション内に空き領域をいくらか必要とします。再度使用する可能性のあるオペレーティングシステムを維持しているパーティションのサイズ変更をする前に、どれくらいの空き領域が必要かを確認してください。 - 空き領域を使用する (Use Free Space)
- このオプションを選択すると現在のデータとパーティションはすべて残り、ストレージドライブ上の利用可能な 未使用の領域に Red Hat Enterprise Linux をインストールします。このオプションを選択する前にストレージドライブ上に 十分な空き領域があることを確認してください。「十分なディスク領域の確保」 — を参照してください。
警告
使用している 64-bit x86 システムが BIOS の代わりに UEFI を使用する場合は、/boot パーティションを手動で作成する必要があります。このパーティションには ext3 ファイルシステムが必要です。パーティションの自動設定を選択する場合は、システムはブートしません。 - カスタムレイアウトを作成する (Create Custom Layout)
- このオプションを選択してストレージドライブを手動でパーティション設定し、カスタム化したレイアウトを作成 します。「カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更」 を参照してください。
/boot パーティション以外のすべてのパーティションを暗号化します。暗号化に関する詳細情報は、付録C ディスク暗号化 を参照してください。
重要
重要
9.14. ディスク暗号化用パスフレーズの選択

図9.39 暗号化されたパーティション用のパスフレーズを入力
警告
9.15. カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更
警告
重要
/boot/efi というマウントポイントを作成する必要があります。

図9.40 x86、AMD64、および Intel 64 システムで パーティション設定
/dev/sda や LogVol00 など) 、そのサイズ (MB で) 、およびそのモデルが確認できます。
- デバイス (Device)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションの名前
- サイズ (Size-MB)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションのサイズ (MBで)
- マウントポイント/RAID/ボリューム (Mount Point/RAID/Volume)
- マウントポイント。 パーティションがマウントされる場所 (ファイルシステム内の場所)、または RAID 名、または その一部となる論理ボリュームグループ
- タイプ (Type)
- パーティションのタイプ。パーティションが標準のパーティションの場合は、このフィールドはそのパーティション上のファイルシステム のタイプ (例えば、ext4) を表示します。標準パーティションでない場合は、パーティションが
物理ボリューム (LVM)か、 またはソフトウェア RAIDの一部であるかを示します。 - フォーマット (Format)
- このコラム内のチェックマークはパーティションがインストール中にフォーマットされることを示します。
- 作成
- 新規のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を作成します。
- 編集
- 既存のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を変更します。 ボタンでは、パーティションは縮小できますが、拡大はできない点に注意してください。
- 削除
- パーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を削除します。
- リセット
- この画面で行ったすべての変更を元に戻します。
9.15.1. ストレージの作成

図9.41 ストレージの作成
パーティションの作成
- 標準のパーティション (Standard Partition) — 標準のディスクパーティション (付録A ディスクパーティションの概要 で説明) を 未割り当ての領域に作成します。
ソフトウェア RAID の作成
- RAID パーティション (RAID Partition) — 未割り当ての領域にパーティションを作成してソフトウェア RAID デバイスの 一部を形成します。ソフトウェア RAID デバイスを形成するには、2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で 利用可能でなければなりません。
- RAID デバイス (RAID Device) — 2つ、またはそれ以上の RAID パーティションを組み合わせてソフトウェア RAID デバイスにします。このオプションを選択すると、作成する RAID デバイスのタイプ (RAID レベル) を指定することができます。このオプションは2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
LVM 論理ボリュームの作成
- LVM 物理ボリューム (LVM Physical Volume) — 未割り当ての領域に 物理ボリュームを作成します。
- LVM ボリュームグループ (LVM Volume Group) — 1つまたはそれ以上の物理ボリュームから ボリュームグループ を 作成します。このオプションは少なくとも1つの物理ボリュームがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
- LVM 論理ボリューム (LVM Logical Volume) — ボリュームグループ上に 論理ボリューム を作成します。 このオプションは少なくとも1つのボリュームグループがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
9.15.2. パーティションの追加
注記

図9.42 新規のパーティション作成
- マウントポイント (Mount Point) : パーティションのマウントポイントを入力します。例えば、このパーティションを root パーティションにする場合は
/と入力します。/bootパーティションにする場合は、/bootと入力します。また、プルダウンメニューを使って、パーティションに適切なマウントポイントを選択することもできます。swap パーティションにはマウントポイントは設定しません。ファイルシステムタイプをswapにセットするだけで充分です。 - ファイルシステムタイプ: プルダウンメニューを使用して、このパーティション用に 適切なファイルシステムタイプを選択します。ファイルシステムタイプに関する詳細情報については 「ファイルシステムタイプ」 を参照してください。
- 選択可能なドライブ (Allowable Drives) : このフィールドには、システムにインストール済みのハードディスク一覧が表示されます。ハードディスクのボックスがハイライトされている場合は、そのハードディスク上に必要なパーティションを作成することができます。ボックスが選択 されていない 場合は、そのハードディスク上にパーティションは作成 できません。別のチェックボックス設定を使うと、anaconda で、必要な場所にパーティションを配置したり、または anaconda にパーティションの配置先を決定させることができます。
- 容量 (Size - MB) : パーティションのサイズ (メガバイトで表示) を入力します。このフィールドの初期値は 200 MB になっているので注意してください。変更しないと、200 MB のパーティションが作成されます。
- 追加容量オプション (Additional Size Options) : このパーティションを固定サイズにするか、一定サイズまでの「拡大」(使用可能なハードディスク領域をあるサイズまで埋める)を許すか、または使用可能なハードディスク領域の残りすべてを使用するかを選択します。指定限度 (MB) まで使用 (Fill all space up to (MB)) を選択した場合は、このオプションの右側のフィールドにサイズの制限を指定しなければなりません。この設定でハードディスク上に一定の空き領域が今後の使用のため確保されます。
- 基本パーティションにする: 作成しているパーティションをハードドライブ上の最初の 4 つのパーティションにするかどうかを選択します。基本パーティションにしない場合は、論理 パーティションとして作成されます。詳細は 「パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要」 を参照してください。
- 暗号化 (Encrypt) : ストレージデバイスが別のシステムに接続されている場合でも そこに保存されるデータがパスフレーズ無しではアクセスできないようにパーティションを暗号化するかどうかを選択します。ストレージデバイスの暗号化に関する情報については 付録C ディスク暗号化 を参照してください。このオプションを選択すると、インストーラーは パーティション設定をディスクに書き込む前にパスフレーズの提示を催促します。
- : 希望の設定値の入力が終了し、パーティションの作成を実行するには ボタンを選択します。
- : パーティションを作成したくない場合は ボタンを選択します。
9.15.2.1. ファイルシステムタイプ
パーティションのタイプ
- 標準のパーティション — 標準のパーティションはファイルシステム、 またはスワップ領域を含んでいるか、あるいはソフトウェア RAID か LVM 物理ボリュームのための コンテナを提供します。
- swap — Swap パーティションは仮想メモリーのサポートに使用されます。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足した場合に、データは swap パーティションに書き込まれます。詳細情報は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
- software RAID — 2 つ以上のソフトウェア RAID パーティションを作成すると RAID デバイスを作成できます。RAID に関する詳細は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド の 『RAID (Redundant Array of Independent Disks)』 の章を参照してください。
- physical volume (LVM) — 単数、または複数の物理ボリューム (physical volume (LVM))パーティションを作成すると、LVM 論理ボリューム (logical volume) を作成できるようになります。LVM は物理ディスク使用時のパフォーマンスを向上させます。 LVM に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
ファイルシステム
- ext4 — ext4 ファイルシステムは ext3 ファイルシステムをベースにし、 いくつかの改善が加えられています。 より規模の大きいファイルシステムおよびファイルに対応するようになり、 またディスク領域の割り当てに要する時間が短縮され効率的になっています。 1 ディレクトリ内でのサブディレクトリの作成は無制限になり、 ファイルシステムのチェックが高速化、 またジャーナリング機能もさらに堅牢になっています。 ext4 ではファイルシステムのサイズが最大 16TB まで対応するようになります。 このファイルシステムはデフォルトで選択される推奨のファイルシステムとなります。
注記
user_xattrとaclのマウントオプションは、インストールシステムにより ext4 システム上に自動で設定されます。これらのオプションはそれぞれ、拡張属性とアクセス制御リストを有効にします。これらのオプションについての詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux ストレージ管理ガイド を参照してください。 - ext3 — ext3 ファイルシステムは ext2 ファイルシステムをベースにしているためジャーナリング機能という大きな利点を備えています。 ジャーナリング機能を使用すると、 ファイルシステムに対して
fsck[3] を行なう必要がないためクラッシュ後のファイルシステムの復元に要する時間を短縮することができます。 - ext2 — ext2 ファイルシステムは標準の Unix ファイルタイプ (通常のファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクなど)に対応しています。最大 255 文字までの長いファイル名を割り当てる能力を提供します。
- xfs — XFS は高度な拡張性を持つハイパフォーマンスのファイルシステムで、最大 16 exabyte(約 1600万 terabyte)までのファイルシステム、8 exabyte(約 800万 terabyte)までのファイル、および数千万のエントリーを持つディレクトリ構造に対応します。XFS はより迅速なクラッシュ回復を促進するメタデータジャーナリングをサポートします。XFS ファイルシステムではマウント中でアクティブな場合でもデフラグやサイズ変更が可能です。
注記
インストーラーで作成できる XFS パーティションの最大サイズは 100 TB です。 - vfat — VFAT ファイルシステムは FAT ファイルシステムにある Microsoft Windows の長いファイル名に対応する Linux ファイルシステムです。
- Btrfs — Btrfs は、ext2、 ext3、および ext4 のファイルシステムに 比較してより多くのファイル、より大きなファイル、そしてより大きなボリュームに対処して管理できるファイルシステムとして開発中のものです。Btrfs は エラーに対してファイルシステムの許容度を上げて、 エラー発生時にその検出と修復の機能を持つように設計されています。チェックサムを利用してデータとメタデータの有効性を確実にし、バックアップや修復で使用できるファイルシステムのスナップ ショットを維持します。Btrfs はまだ実験段階で開発中であるため、インストールプログラムはこれをデフォルトで提供するものではありません。ドライブ上に Btrfs パーティションを作成したい場合は、インストールプロセスで起動オプション
btrfsを付けて開始しなければなりません。 その案内には 28章起動オプション を参照してください。警告
Red Hat Enterprise Linux 6.9 は技術プレビューとして Btrfs を収納しており、 ユーザーがこのファイルシステムを実験できるようにしています。重要なファイルや 重要なシステム運用の基礎となるものを含むパーティションには Btrfs を選択 すべきではありません。
9.15.3. ソフトウェア RAID の作成
- RAID パーティション
- このオプションを選択して、ソフトウェア RAID 用のパーティションを設定します。このオプションは、使用ディスクが RAID パーティションを含まない場合に利用可能な唯一の選択です。これは標準のパーティション追加時に出てくるダイアログと 同じものです。使用可能なオプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。 ファイルシステムタイプ は
ソフトウェア RAIDにセットする必要が あることに注意してください。
図9.43 ソフトウェア RAID パーティションの作成
- RAID デバイス
- このオプションを選択して、2つ、またはそれ以上の既存のソフトウェア RAID パーティションから RAID デバイスを 構築します。このオプションは、2つ、またはそれ以上のソフトウェア RAID パーティションが設定済みである場合に 利用できます。

図9.44 RAID デバイスを作成する
標準のパーティション用のファイルシステムタイプを選択します。Anaconda は自動的に RAID デバイス用の名前を提示しますが、ユーザーは手動でmd0からmd15までの名前を選択できます。個別のストレージデバイス横のチェックボックスをクリックしてそのデバイスをこの RAID に対して 統合したり削除したりします。RAID レベル とは、特定のタイプの RAID に相当するものです。以下のオプションから選択します。- RAID 0 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させます。RAID レベル 0 は標準パーティションのパフォーマンスを向上させ、複数デバイスのストレージを 1 つの大規模な仮想デバイスにプールするために使用できます。RAID レベル 0 は冗長性がないため、アレイ内の 1 デバイスが故障するとアレイ全体が壊れます。RAID 0 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 1 — 1 つのストレージデバイスのデータを 1 つ以上の他のストレージデバイスにミラーします。アレイ内の追加のデバイスにより冗長性レベルが向上します。RAID 1 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 4 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させますが、アレイ内の 1 デバイスを使用して、アレイ内のデバイスに障害が発生した場合にアレイを保護するパリティ情報を格納します。すべてのパリティ情報は 1 デバイスに格納されるため、このデバイスへのアクセスはアレイのパフォーマンスのボトルネックを生み出します。RAID 4 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 5 — データおよびパリティ情報を複数のストレージデバイス全体に分散させます。そのため、RAID レベル 5 は複数デバイス全体にデータを分散させるというパフォーマンスの優位性がある一方で、パリティ情報もアレイ全体に分散されているため RAID レベル 4 のパフォーマンスのボトルネックは存在しません。RAID 5 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 6 — RAID レベル 6 は RAID レベル 5 と似ていますが、1 セットのみのパリティデータを格納する代わりに、2 セットを格納します。RAID 6 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 10 — RAID レベル 10 はネストした RAID または ハイブリッド RAID です。RAID レベル 10 はストレージデバイスのミラーリングされたセットにデータを分散させることで構築されます。例えば、4 つの RAID パーティションから構築された RAID レベル 10 は、1 つのパーティションがもう 1 つのパーティションをミラーする 2 つのペアのパーティションで構成されています。次に、RAID レベル 0 のように、データはストレージデバイスの両方のペア全体に分散されます。RAID 10 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
9.15.4. LVM 論理ボリュームの作成
重要
lvm コマンドを実行します。テキストモードインストールに戻るには、Alt+F1 を押します。
- LVM 物理ボリューム
- このオプションを選択してパーティション、またはデバイスを LVM 物理ボリュームとして設定します。 このオプションは、使用するストレージがまだ LVM 物理ボリュームを含まない場合に使用できる 唯一の選択です。これは通常のパーティション追加時に出てくるダイアログと同じものです。 使用可能な オプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。ファイルシステムタイプは
LVM (physical volume )にセットされる必要があることに注意してください。
図9.45 LVM 物理ボリュームの作成
- LVM ボリュームグループの作成
- このオプションを選択して、利用可能な LVM 物理ボリュームから LVM ボリュームグループの作成をするか、または ボリュームグループに既存の論理ボリュームを追加します。

図9.46 LVM ボリュームグループの作成
単数、または複数の物理ボリュームを1つのボリュームグループに割り当てるには、 先ず、ボリュームグループに名前を付けます。その後そのボリュームグループで使用 されることになる物理ボリュームを選択します。最後に、追加、 編集、および 削除 のオプションを使用して、 いずれかのボリュームグループで論理ボリュームを設定します。ボリュームグループから物理ボリュームを削除することが出来ないことがあります。削除した場合、そのグループの論理ボリューム用に十分な領域を残すことができません。例えば、 8 GB の論理ボリュームを含んでいる2つの 5 GB の LVM 物理ボリュームパーティションで構成されたボリュームグループを例に取りましょう。構成要素となっている物理ボリュームのいずれかを削除すると、8 GB の論理ボリューム用にグループ内にたった 5 GB しか残らないため、インストーラーはそのような削除を許可しません。論理ボリュームの総サイズを適切に縮小した場合は、ボリュームグループから物理ボリュームを削除できる可能性があります。この例では、論理ボリュームのサイズを 4 GB に縮小すると、5 GB の物理ボリュームのいずれかを削除することが可能になります。 - 論理ボリュームの作成
- このオプションを選択して、LVM 論理ボリュームの作成をします。通常のディスクパーティションのように マウントポイント、ファイルシステムタイプ、 およびサイズ (MB) を選択します。この論理ボリュームの名前を 選択してそれに所属するボリュームグループの指定もできます。

図9.47 論理ボリュームの作成
9.15.5. パーティション設定に関する推奨
9.15.5.1. x86、 AMD64、 および Intel 64 のシステム
swapパーティション/bootパーティション/パーティションhomeパーティション/boot/efiパーティション (EFI システムパーティション) - UEFIファームウェアを搭載するシステムの場合のみ
swapパーティション (256 MB 以上) — swap パーティションは仮想メモリーをサポートします。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足している場合、データは swap パーティションに書き込まれます。過去数年、推奨されるスワップ領域のサイズは、システムの RAM サイズとともに直線的に増加していました。しかし、最近のシステムのメモリーサイズは数百ギガバイトまで増加したため、現在ではシステムが必要なスワップ領域のサイズは、システムメモリーではなく、そのシステム上で実行しているメモリー負荷の関数であることが認識されています。以下の表には、ご使用のシステムの RAM 容量別に、システムがハイバネートするために十分なメモリーが不要な場合と必要な場合のスワップパーティションの推奨サイズをまとめています。推奨のスワップ領域はインストール中に自動的に確定されますが、ハイバネーションも可能にするには、カスタムパーティション分割の段階でスワップ領域の編集が必要となります。重要
以下の表での推奨情報は、メモリーの容量が少ないシステム (1 GB 以下) で特に重要になります。システムに十分な swap 領域が割り当てられないと、安定性の問題や、インストールされたシステムが起動できない問題などが発生する原因となることがあります。表9.2 システムの推奨 swap 領域
システムの RAM の容量 推奨 swap 領域 ハイバネートを許可する場合の推奨 swap 領域 2GB 以下の RAM RAM 容量の 2 倍 RAM 容量の 3 倍 2GB から 8GB の RAM RAM 容量と同じ RAM 容量の 2 倍 8GB から 64GB の RAM 最低 4GB RAM 容量の 1.5 倍 64GB 以上の RAM 最低 4GB ハイバネートは推奨しません ご使用のシステムが上記の境界線上 (RAM が 2GB、 8GB または 64GB) になる場合、swap サイズやハイバネートへの対応を決める際は慎重に行なってください。システムリソースに余裕がある場合は、swap 領域を大きくするとパフォーマンスが向上することがあります。swap 領域を複数のストレージデバイスに分散させることでも swap のパフォーマンスが向上されます (特に高速ドライブやコントローラー、インターフェースを備えたシステムで効果があります)。注記
Red Hat Enterprise Linux 6.0、6.1、および 6.2 向けに推奨されている swap サイズは、現在の推奨値とは異なります。現在の推奨値は、2012 年 6 月リリースの Red Hat Enterprise Linux 6.3 で初めて公開され、ハイバネート用の領域は考慮されていませんでした。Red Hat Enterprise Linux 6 の旧バージョンにおける自動インストールでは変更前の推奨値に基づいて swap 領域が生成されます。しかしながら、最適なパフォーマンスを目指す場合には、Red Hat Enterprise Linux 6.3 向けに発表されている新しい推奨値に基づいて swap サイズを手動で選択することをお勧めしています。/boot/パーティション (250 MB)/boot/にマウントされているパーティションには、ブートストラッププロセス中に使用されたファイルと共に、オペレーティングシステムカーネル (システムが Red Hat Enterprise Linux をブートできるようにする) が含まれています。 ほとんどのユーザーには 250 MB の ブートパーティションで充分です。重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 の/bootおよび/(root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/homeなど他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273)警告
通常、/bootパーティションはインストーラーが自動的に作成することに注意してください。ただし、/(root) パーティションが 2 TB を超えるサイズでブートに (U)EFI が使用されている場合は、マシンを正常にブートするには 2 TB を超えない別個の/bootパーティションを作成する必要があります。注記
ハードドライブが 1024 シリンダを超える場合(および、ご使用のシステムが 2 年以上前に製造されたものである場合)、/(root) パーティションにハードドライブの残り領域すべてを使用するには/boot/パーティションを作成する必要がある場合があります。注記
RAID カードがある場合は、一部の BIOS が RAID カードからのブートをサポートしないことに注意してください。そのような場合には、別のハードドライブなどのような、RAID アレイの外部のパーティションに/boot/パーティションを作成しなければなりません。rootパーティション (3.0 GB - 5.0 GB) — ここに「/」 (root ディレクトリ) があります。この設定では、すべてのファイルが (/bootに保存されるファイルを除く) この root パーティションにあります。3.0 GB のパーティションでは最小のインストールしかできません。5.0 GB の root パーティションならフルインストールしてすべてのパッケージグループを選択することができます。重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 の/bootおよび/(root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/homeなど他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273)重要
/(または root) パーティションはディレクトリ構造の最上レベルになります。/rootディレクトリ (スラッシュルートとも発音される) はシステム管理用ユーザーアカウントのホームディレクトリになります。homeパーティション (最小で 100 MB)システムデータとは別にユーザーデータを保管するには、ボリュームグループ内に
/homeディレクトリ専用のパーティションを作成します。これにより、ユーザーデータのファイルを消去せずに Red Hat Enterprise Linux をアップグレード/再インストールできるようになります。
/ パーティションではなく、 多くのパーティションを作成すると、アップグレードが楽になります。詳細情報は 「カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更」 内の Edit オプションの説明参照してください。
/foo を含んでいる パーティションが最低でも 500 MB でなければならず、個別の /foo パーティションを作成しない場合は、代わりに / (root) パーティションが最低でも 500 MB とすれば良いわけです。
表9.3 最低限パーティションサイズ
| ディレクトリ | 最低限サイズ |
|---|---|
/ | 250 MB |
/usr | 250 MB |
/tmp | 50 MB |
/var | 384 MB |
/home | 100 MB |
/boot | 250 MB |
注記
9.15.5.1.1. パーティション設定に関するアドバイス
- 機密データを格納する可能性があるパーティションには暗号化を検討してください。パーティションを暗号化すると権限を持たない人は物理ストレージデバイスにはアクセスできても暗号化したパーティションにあるデータにはアクセスできなくなります。ほとんどの場合、少なくとも
/homeパーティションは暗号化してください。 - システムにインストールされている各カーネルにより
/bootパーティションには約 10 MB が必要になります。かなり多数となるカーネルをインストールする予定がない限り、/bootのパーティションサイズはデフォルトの 250 MB で十分でしょう。重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 の/bootおよび/(root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/homeなど他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273) /varディレクトリーには、Apache web サーバーなど複数のアプリケーションのコンテンツが収納されます。また、ダウンロードした更新パッケージの一時的な保存にも使用されます。/varディレクトリーを持たせるパーティションには、ダウンロードした更新パッケージの一時的な保存や他のコンテンツの収納ができるよう十分な領域を確保してください。警告
PackageKit 更新ソフトウェアは、更新済みのパッケージを デフォルトで/var/cache/yum/にダウンロードします。パーティションを手動で設定する場合、独立した/var/パーティションを作成して、そのパーティションがパッケージ更新のダウンロードのために充分な容量 (3.0 GB 以上) になるようにしてください。- Red Hat Enterprise Linux システムのソフトウェアコンテンツの大半は
/usrディレクトリーに収納されます。デフォルトのソフトウェアセットをインストールする場合は少なくとも 4 GB の領域を割り当ててください。ソフトウェア開発者の方、または Red Hat Enterprise Linux システムを使ってソフトウェア開発スキルを習得しようとしている方の場合は最低でもこの 2 倍の領域が必要になるかもしれません。 - LVM ボリュームグループには未割り当ての部分を残すよう考慮してください。 領域に関する要件が変化した時、他のパーティションからデータを取り除きストレージに再割り当てをおこなうような作業をしたくない場合など、 この未割り当ての領域によって柔軟性を得ることができます。
- サブディレクトリーを別々のパーティションに分離しておくと、現在のシステムに新規バージョンの Red Hat Enterprise Linux をインストールする際、そのサブディレクトリー内のコンテンツを保持することができます。例えば、
/var/lib/mysql内で MySQL データベースを実行する予定の場合には、このディレクトリー用のパーティションを別途に作成し、再インストールが必要な事態に備えることができます。 - UEFI システムには EFI システムパーティションファイルシステムを使って 50 MB から 150MB の
/boot/efiパーティションを作成してください。
注記
例9.1 パーティション設定の例
表9.4 パーティション設定の例
| パーティション | サイズとタイプ |
|---|---|
/boot | 250 MB の ext3 パーティション |
swap | 2 GB の swap |
| LVM 物理ボリューム | 残りの領域、1 LVM ボリュームグループ |
表9.5 パーティション設定の例: LVM 物理ボリューム
| パーティション | サイズとタイプ |
|---|---|
/ | 13 GB の ext4 |
/var | 4 GB の ext4 |
/home | 50 GB の ext4 |
9.16. ディスクへの変更の書き込み

図9.48 ストレージ設定のディスクへの書き込み
警告
9.17. パッケージグループの選択
重要

図9.49 パッケージグループの選択
- 基本サーバー (Basic Server)
- サーバーで使用する場合の基本的な Red Hat Enterprise Linux インストールです。
- データベースサーバー (Database Server)
- MySQL および PostgreSQL のデータベースが提供されます。
- Web サーバー (Web server)
- Apache ウェブサーバーが提供されます。
- Enterprise Identity サーバーのベース
- アイデンティティーと認証のサーバーを作成するために必要な OpenLDAP と IPA (Enterprise Identity Management) が提供されます。
- 仮想ホスト (Virtual Host)
- 仮想マシン用のホストを作成するための KVM と 仮想マシンマネージャー のツールが提供されます。
- デスクトップ (Desktop)
- OpenOffice.org 生産性スイート、 GIMP などのグラフィカルツール、マルチメディアアプリケーションなどが提供されます。
- ソフトウェア開発ワークステーション (Software Development Workstation)
- Red Hat Enterprise Linux システムでソフトウェアのコンパイルを行うために必要なツールが提供されます。
- 最低限 (Minimal)
- Red Hat Enterprise Linux の稼働に必須となるパッケージのみが提供されます。目的がひとつのサーバーやデスクトップアプライアンス向けの基本的なパッケージのみが提供され、このようなインストールでのパフォーマンスと安全性を最大化します。
警告
最小限のインストールでは現在、デフォルトではファイアウォールの設定を行いません(iptables/ip6tables)。authconfig と system-config-firewall-base のパッケージがこの選択に含まれていないためです。キックスタートファイルを使いこのパッケージをソフトウェア選択に追加するとこの問題に対処することができます。詳細については Red Hat カスタマーポータル をご覧ください。また、キックスタートファイルについては 32章キックスタートを使ったインストール を参照してください。対処を講じなくてもインストールは正常に完了します。ただし、ファイアウォールは設定されないため安全性に問題が残ります。
9.17.1. 追加のリポジトリからのインストール
- High Availability リポジトリには、Red Hat High-availability Service Management コンポーネントを使用する高可用性クラスタリング (別名 フェールオーバークラスタリング) 用のパッケージが含まれています。
- Load Balancer リポジトリには、Linux Virtual Server (LVS) を使用する負荷分散クラスタリングのためのパッケージが含まれています。
- Red Hat Enterprise Linux リポジトリは自動的に選択されます。それには、Red Hat Enterprise Linux 6.9 としてリリースされたすべてのソフトウェア群と、リリース当時に最新であるバージョンの様々なソフトウェアも含まれています。
- Resilient Storage リポジトリには、Red Hat グローバルファイルシステム (GFS) を使用するストレージクラスタリングのためのパッケージが含まれています。

図9.50 ソフトウェアリポジトリの追加

図9.51 ネットワークインターフェースの選択
- ドロップダウンメニューからインターフェースを選択します。
- をクリックします。

図9.52 ネットワークの接続
repodata と呼ばれるディレクトリを 含む ミラーのディレクトリを探します。
警告
9.17.2. ソフトウェア選択のカスタマイズ
注記

図9.53 パッケージグループの詳細

図9.54 パッケージの選択一覧のコンテキストメニュー
9.17.2.1. 中核となるネットワークサービス
- syslog を介した中央化したロギング
- SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) 経由の電子メール
- NFS (Network File System) 経由のネットワークファイル共有
- SSH (Secure SHell) 経由のリモートアクセス
- mDNS (multicast DNS) 経由のリソースのアドバタイズ
- HTTP (HyperText Transfer Protocol) を介したネットワークファイル転送
- CUPS (Common UNIX Printing System) を介した印刷
- VNC (Virtual Network Computing) を介したリモートデスクトップアクセス
9.18. x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
重要
注記

図9.55 ブートローダーの設定
警告
警告
- 追加のオペレーティングシステムを GRUB に含めるには を選択します。ドロップダウンリストから起動できるオペレーティングシステムを含むディスクパーティションを選択し、その項目にラベルを付けます。GRUB はブートメニューにこのラベルを表示します。
- GRUB 起動メニューの項目を変更するには、項目を選択してから を選択します。
- GRUB 起動メニューから項目を削除するには、項目を選択してから を選択します。
注記
注記
/boot/grub/grub.conf ファイル内のパスワードエントリーを変更します。ブートできない場合は、1 枚目の Red Hat Enterprise Linux インストールディスクの "rescue(レスキュー)" モードを使用すると、GRUB パスワードを再設定できます。
grub-md5-crypt ユーティリティを使用します。このユーティリティの使用方法についての詳細は、ターミナル画面でコマンド man grub-md5-crypt を入力して該当するマニュアルページをお読みください。
重要
9.18.1. 高度なブートローダーオプションの設定
- マスターブートレコード (MBR) — MBR で System Commander など別のオペレーティングシステムローダーを起動するようすでに設定されていない限り、BIOS ファームウェアを搭載しているシステムの場合はここがブートローダーの推奨インストール先になります。MBR はコンピューターの BIOS によって自動的に読み込まれるハードドライブ上の特殊な領域になります。また、ブートローダーが起動プロセスを制御できる最初のポイントです。MBR にブートローダーをインストールすると、マシンの起動時に GRUB によってブートプロンプトが表示されます。ここで Red Hat Enterprise Linux かブートローダーで起動するよう設定している他のオペレーティングシステムを起動します。
- EFI システムのパーティション — UEFI ファームウェアを搭載しているシステムにはブートローダーをインストールするための特殊なパーティションが必要になります。このパーティションは
efiタイプの物理的なパーティション (論理ボリューム以外) で少なくとも 50MB の大きさにしてください。推奨サイズは 200MB です。このパーティションを格納するドライブにはマスターブートレコードのラベルではなく GUID パーティションテーブル (GPT) のラベルを付ける必要があります。MBR があるドライブに Red Hat Enterprise Linux をインストールする場合は、ドライブのラベルを付け直す必要があります。ラベル付けのプロセスでこのドライブ上のデータはすべて失われることになります。 - ブートパーティションの最初のセクター— システムですでに別のブートローダーを使用している場合には、この場所を推奨します。この場合、その他のブートローダーがまず制御を受け取ります。次に、GRUB をスタートするようにそのブートローダーを設定することができます。次に GRUB が Red Hat Enterprise Linux を起動させます。
注記
GRUB を2番目のブートローダーとしてインストールする場合には、新規のカーネルをインストールしてそこからブートする時に使用する1 番目のブートローダーを再設定する必要があります。Microsoft Windows などのオペレーティングシステムのカーネルは同じ方法でブートしません。そのため、デュアルブートシステム上では ほとんどのユーザーは GRUB を 1番目のブートローダーとして使用します。

図9.56 ブートローダーのインストール
注記
/boot/ パーティションが作成されたのと同じドライブの MBR にインストールしなければなりません。
注記
/boot Linux パーティションの十分な領域を残しておいてください。その他の Linux パーティションは 1024 シリンダ以降でも構いません。
parted では、1024 シリンダは 528 MB になります。詳細については以下を参照してください。
http://www.pcguide.com/ref/hdd/bios/sizeMB504-c.html
9.18.2. レスキューモード
- CD、DVD、USB、または PXE などのインストールメディアから x86、AMD64、または Intel 64 のシステムをブートしてから、インストールブートプロンプトで
linux rescueと入力します。レスキューモードの詳細については 36章基本的なシステムの復元 を参照してください。
9.19. パッケージのインストール

図9.57 インストールの開始

図9.58 パッケージの完了
9.20. インストールの完了
login: プロンプト、あるいは GUI ログイン画面 (X Window System をインストールしていて X の自動起動を選択している場合) が表示されます。
第10章 Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング
/tmp ディレクトリ内のファイルにログを記録します。これらのファイルには以下が含まれます。
/tmp/anaconda.log- 一般的な anaconda メッセージ
/tmp/program.log- anaconda が実行するすべての外部プログラム
/tmp/storage.log- ストレージモジュールの詳細情報
/tmp/yum.log- yum パッケージインストールのメッセージ
/tmp/syslog- ハードウェア関連のシステムメッセージ
/tmp/anaconda-tb-identifier に統合されます。ここで、identifier はランダム文字列になります。
scp を使用して、これらのファイルをネットワーク上の別のシステムにコピーします (順序はこの逆にはなりません)。
10.1. Red Hat Enterprise Linux を起動できない
10.1.1. RAID カードから起動できない
GRUB: など) が表示され、カーソルが点滅するだけの状態になることがあります。このような場合はシステムのパーティションを再構成しなければなりません。
/boot パーティションは個別のハードドライブなど RAID アレイの外側にインストールしてください。内蔵ハードドライブは問題のある RAID カードでのパーティション作成に必要になります。
/boot/ パーティションを持たせるドライブと同じドライブにしてください。
10.1.2. シグナル 11 のエラーが表示される
boot: または yaboot: プロンプトで以下のコマンドを入力します。
linux mediacheck
http://www.bitwizard.nl/sig11/10.1.3. 起動初期の問題を診断する
kernel (linux の場合もある) で始まる行に以下を追加します。
- BIOS ファームウェアのシステムの場合は
earlyprintk=vga,keepを追加します。ブートコンソールメッセージがシステムのディスプレイに表示されるはずです。 - UEFI ファームウェアのシステムの場合は
earlyprintk=efi,keepを追加します。ブートコンソールメッセージが EFI フレームバッファに表示されるはずです。
quiet オプションを追加することもできます (まだ使用していない場合)。
注記
/boot/config-version ファイルで有効になっていなければなりません。CONFIG_EARLY_PRINTK= と CONFIG_EARLY_PRINTK_EFI= のオプションの値は y に設定されている必要があります。このオプションはデフォルトでは有効になっています。無効にしていた場合にはレスキューモードで /boot パーティションをマウントし、設定ファイルを編集してオプションを再度有効にする必要があるかもしれません。
10.2. インストール開始時の問題
10.2.1. グラフィカルインストールでの起動に関する問題
xdriver=vesa 起動オプションを使用します。または、resolution= 起動オプションを使って特定の解像度の使用をインストーラーに強制することもできます。ノート型パソコンユーザーにはこの方法が一番役に立つでしょう。別の解決策として driver= オプションを使ってビデオカード用にロードされるドライバーを指定する方法です。この方法で解決した場合はインストーラーによるビデオカードの自動検出が失敗していますのでバグとして報告してください。起動オプションについては 28章起動オプション を参照してください。
注記
nofb 起動オプションを使用してみてください。このコマンドは画面の読み込みを行うハードウェアによるアクセスに必要となる場合があります。
10.3. インストール中の問題
10.3.1. No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ
No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージが出た場合は、インストールプログラムが認識できない SCSI コントローラーがある可能性があります。
10.3.2. トレースバックメッセージの保存

図10.1 クラッシュレポートのダイアログボックス
- 詳細
- エラーの詳細を表示

図10.2 クラッシュの詳細
- 保存
- エラーの詳細をローカルまたはリモートで保存
- 終了
- インストールプロセスを終了

図10.3 レポーターの選択
- ロガー
- エラーの詳細をローカルハードドライブの指定の場所にログファイルとして保存します。
- Red Hat カスタマーサポート
- カスタマーサポートにクラッシュレポートを送信し、サポートを要請します。
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートを Bugzilla または任意の URL にアップロードします。

図10.4 レポーターの設定
- ロガー
- ログファイルのパスとファイル名を指定します。既存のログファイルを追加する場合には、Append (追記する) にチェックマークを付けます。

図10.5 ログファイルのローカルパスの指定
- Red Hat カスタマーサポート
- レポートがカスタマーサポートに送信されて自分のアカウントにリンクされるようにするために、Red Hat Network のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、Verify SSL (SSL を照合する) のオプションはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図10.6 Red Hat Network の認証詳細情報の入力
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートのアップロード先 URL を指定します。

図10.7 クラッシュレポートのアップロード先 URL の入力
- Bugzilla
- クラッシュレポートを使用して Red Hat のバグ追跡システムにバグ報告を提出するには、Bugzilla のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、 のオプションにはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図10.8 Bugzilla の認証詳細情報の入力

図10.9 報告データの確認

図10.10 報告中のレポート

図10.11 報告終了
10.3.3. パーティションテーブルに関する問題
The partition table on device hda was unreadable. To create new partitions it must be initialized, causing the loss of ALL DATA on this drive. (デバイス hda 上のパーティション表を読み込めません。新規のパーティションを作成するには 初期化する必要がありますが、このドライブ上のすべてのデータを喪失することになります。)
10.3.4. 未使用領域の使用
swap と / (root) のパーティションを作成し、残った領域を root として使う選択をした際に、ハードディスクドライブに未使用の領域が残る場合があります。
/ (root) として使用するには、/boot パーティションを作成する必要があります。
10.3.5. 「drive must have a GPT disk label (ドライブには GPT ディスクラベルを付けてください)」のエラーメッセージ
sda must have a GPT disk label (sda には GPT ディスクラベルを付けてください)sda ) にマスターブートレコード (MBR) のラベルが付いているとこのようなエラーメッセージが表示されます。MBR のラベルが付いたドライブ上では既存のパーティションレイアウトが使用できないためディスクのラベルを付け直す必要があります。つまり、新しいパーティションレイアウトを作成する必要があるため、既存のデータは全て失われます。
10.3.6. その他のパーティション作成の問題
/(root) パーティション- タイプ swap の <swap> パーティション
注記
10.4. インストール後の問題
10.4.1. x86 ベースのシステムでグラフィカルな GRUB 画面に問題がある
/boot/grub/grub.conf ファイルを編集します。
grub.conf ファイル内で、splashimage で始まる行の先頭に # を挿入してコメントアウトします。
b と入力してシステムを起動します。
grub.conf ファイルが再度読み込まれて変更が反映されます。
grub.conf ファイルの上記の行でコメント解除、またはその行を追加することにより、グラフィカルブートを再度有効にできます。
10.4.2. グラフィカル環境へのブート
startx を使用することで X Window System のグラフィカルインターフェースを開始することができます。
/etc/inittab ファイル内にあるランレベルセクションの一桁の数字のみを変更してこのファイルを編集する必要があります。この編集作業が終了したら、コンピューターを再起動します。次回のログイン時にグラフィカルログインのプロンプトが出されます。
su コマンドを入力して root になります。
gedit /etc/inittab/etc/inittab が開きます。最初の画面に、以下のようなファイルのセクションが表示されます。
# Default runlevel. The runlevels used are:
# 0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
# 1 - Single user mode
# 2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
# 3 - Full multiuser mode
# 4 - unused
# 5 - X11
# 6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
id:3:initdefault:id:3:initdefault: の行にある数字を 3 から 5 に変更します。
警告
3 から 5 に変更してください。
id:5:initdefault:10.4.3. X Window System (GUI) に関する問題
10.4.4. X サーバーのクラッシュと root 以外のユーザーに関する問題
df -h
df コマンドはいっぱいになっているパーティションがどれかを診断するのに役立ちます。df および利用できるオプション(この例に使われている -h オプションなど) の説明については、シェルプロンプトで man df と入力して df の man ページを参照します。
/home/ や /tmp/ パーティションはユーザーのファイルですぐに満杯になってしまうことがあります。そのパーティションにスペースを作るには、古いファイルを削除します。ディスク領域をある程度解放した後に、前回失敗したユーザーとして X の実行を試みます。
10.4.5. ログイン時の問題
linux single として起動します。
e と入力します。選択しているブートラベルの設定ファイルの項目リストが表示されます。
kernel で始まる行を選択し、このブートエントリーを編集するために e と入力します。
kernel 行の最後に以下を入力します。
singleb と入力してシステムを起動します。
# プロンプトにアクセスできるようになったら、passwd root を入力してください。これにより、ユーザーが root 用の新しいパスワードを入力できるようになります。その後に shutdown -r now と入力すると、新しい root パスワードでシステムを再起動できるようになります。
su - と入力した後にプロンプトの要求に応じて root パスワードを入力します。次に passwd <ユーザー名> を入力してください。これで指定されたユーザーアカウントの新しいパスワードを入力し直すことがきます。
https://hardware.redhat.com/10.4.6. RAM が認識されない
cat /proc/meminfo コマンドで確認することができます。
/boot/grub/grub.conf に追加します。
mem=xxM/boot/grub/grub.conf で、上記のサンプルは、次のように表示されます。
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that # all kernel paths are relative to /boot/ default=0 timeout=30 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz title Red Hat Enterprise Linux Client (2.6.32.130.el6.i686) root (hd0,1) kernel /vmlinuz-(2.6.32.130.el6.i686 ro root=UUID=04a07c13-e6bf-6d5a-b207-002689545705 mem=1024M initrd /initrd-(2.6.32.130.el6.i686.img
grub.conf への変更がシステムに反映されます。
e を入力します。そうすると選択された起動ラベルの設定ファイルの項目リストが表示されます。
kernel で始まる行を選択して、この起動エントリーを編集するため e と入力します。
kernel 行の最後に以下を入力します。
mem=xxMb と入力してシステムを起動します。
パート II. IBM Power Systems — インストールと起動
重要
ppc と ppc64)。 Red Hat Enterprise Linux 6 では、 64 ビットの Power Systems サーバー (ppc64) にのみ対応しています。
第11章 Power Systems のサーバー上でのインストールの計画
11.1. アップグレードまたはインストールの選択
11.2. ハードウェア要件
11.3. インストールツール
- 仮想化されていない Power Systems サーバー上での Linux のインストールおよび設定。
- 論理パーティション (LPAR: 仮想化サーバーとしても知られている) が事前に設定されたサーバー上での Linux のインストールおよび設定
- 新規に、または以前にインストールされた Linux システム上での IBM service and productivity tools のインストール。IBM service and productivity tools には、動的論理パーティション (DLPAR) ユーティリティが含まれます。
- Power Systems サーバー上でのシステムファームウェアのレベルのアップグレード。
- 事前にインストールされたシステム上での診断または保守操作の実施。
- LAMP サーバー (ソフトウェアスタック) とアプリケーションデータの System x から System p システムへの移行。LAMP サーバーはオープンソースソフトウェアのバンドルです。LAMP とは、Linux、Apache HTTP Server、 MySQL リレーショナルデータベース、および PHP (Perl または Python) スクリプト言語を総称した頭文字から成る造語です。
11.4. IBM Power Systems サーバーの準備
重要
c00000 にセットしてあるか必ず確認してください。 このパラメーターがセットさていないと以下のようなエラーが表示される可能性があります。
DEFAULT CATCH!, exception-handler=fff0030011.5. RAID と他のディスクデバイス
重要
/etc/fstab、/etc/crypttab、その他の設定ファイルに対してローカルな変更を加えても Red Hat Enterprise Linux 6 では役に立ちません。このため、移行を行う前に、こうしたファイルのデバイスノードパスの部分をデバイスの UUID に置換するためファイルを編集する必要があります。デバイスの UUID は blkid コマンドを使って探します。
11.5.1. ハードウェア RAID
11.5.2. ソフトウェア RAID
11.5.3. FireWire と USB ディスク
注記
11.6. 十分なディスク領域
- Red Hat Enterprise Linux のインストール用に十分な パーティション未設定[6] のディスク領域があること。または、
- 削除しても構わないパーティションが 1 つまたは複数あること。このパーティションのディスク領域を解放して、Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
11.7. 起動方法の選択
第12章 インストールの準備
12.1. ネットワークからのインストールの準備
重要
注記
注記
yaboot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck注記
/var/www/inst/rhel6.9 には http://network.server.com/inst/rhel6.9 でアクセスすることができます。
/location/of/disk/space として示しています。FTP、NFS、HTTP、HTTPS を介して一般に公開されるディレクトリは /publicly_available_directory として示しています。 例えば、 /var/isos という名前でディレクトリを作成した場合、 このディレクトリが /location/of/disk/space になります。 また、HTTP インストール用に /var/www/html/rhel6.9 を用意したならこれが /publicly_available_directory になります。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.iso12.1.1. FTP、HTTP、および HTTPS インストールの準備
警告
TLSv1 プロトコルのみ有効にしてください。POODLE SSL 脆弱性 (CVE-2014-3566) を回避するためSSLv2 と SSLv3 は必ず無効にしてください。 安全性を確保するため Apache を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1232413 、 tftp を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1234773 をそれぞれ参照してください。
12.1.2. NFS インストールの準備
install.img ファイル、オプションとして product.img ファイルが NFS 経由のネットワークサーバーで利用できるようにしておけば十分です。
- NFS でエクスポートしたディレクトリに ISO イメージを転送します。Linux システム上で以下を実行します。
mv /path_to_image/name_of_image.iso /publicly_available_directory/path_to_image は ISO イメージファイルへのパス、name_of_image は ISO イメージファイルの名前です。publicly_available_directory は、NFS 経由でアクセスできるディレクトリーまたは NFS 経由でアクセス可能にする予定のディレクトリーです。 - SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないとインストールを継続できません。また、images/ディレクトリにはproduct.imgファイルも格納してください。このファイルがない場合は、パッケージグループの選択をする段階で 最小限 のインストール用パッケージしか利用できなくなります (「パッケージグループの選択」 を参照)。重要
images/ディレクトリに必要なファイルは、install.imgおよびproduct.imgのみです。- ネットワークサーバー上の
/etc/exportsファイルに公開するディレクトリのエントリーが存在することを確認してください。これにより、そのディレクトリは NFS 経由で利用可能になります。ディレクトリを特定のシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory client.ip.address (ro)ディレクトリをすべてのシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory * (ro) - ネットワークサーバー上で NFS デーモンを開始します (Red Hat Enterprise Linux システム上では、
/sbin/service nfs startを使用)。NFS がすでに実行中の場合は、設定ファイルを再ロードします (Red Hat Enterprise Linux システムでは、/sbin/service nfs reloadを使用)。 - 『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』に記載の手順に従って NFS 共有のテストを必ず行なってください。NFS サーバーの開始と停止についての詳細については NFS のドキュメントを参照してください。
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck12.2. ハードドライブからのインストールの準備
注記
重要
- インストール用 DVD の ISO イメージ。ISO イメージとは DVD のコンテンツの完全なコピーを格納するファイルです。
- ISO イメージから抽出した
install.imgファイル。 - オプションとして、ISO イメージから抽出した
product.imgファイル。
- Red Hat Enterprise Linux のインストール用 DVD から ISO イメージを取得します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。または、物理メディア上に DVD が存在する場合、Linux システムで 以下のコマンドを使用するとそのイメージを作成することができます。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.isodvd は DVD ドライブデバイス、name_of_image は作成する ISO イメージファイルに与える名前です。path_to_image は作成した ISO イメージの格納先となる場所へのパスです。 - ISO イメージをハードドライブに転送します。ISO イメージは必ずハードドライブ上に配置してください。 つまり、 Red Hat Enterprise Linux をインストールするコンピューターの内部にあるハードドライブ、 または USB でそのコンピューターに接続しているハードドライブのいずれかになります。
- SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないと先に進めません。オプションでimages/ディレクトリにproduct.imgファイルを組み込みます。このファイルがない場合、パッケージグループの選択を行なう段階で 最低限 (Minimal) のインストール用のパッケージしか選択できなくなります (「パッケージグループの選択」 を参照)。重要
images/ディレクトリに必要なファイルは、install.imgおよびproduct.imgのみです。
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck第13章 IBM POWER システムでのインストール中におけるドライバー更新
- インストーラーがアクセスできる場所に ISO イメージファイルを配置する
- ローカルのハードドライブ上
- USB フラッシュドライブ
- イメージファイルを以下の場所に抽出してドライバーディスクを作成する
- CD
- DVD
ISO イメージファイルを CD または DVD に焼き付ける方法については 「インストール用 DVD の作成」 にあるインストールディスクを作成する方法を参照してください。
13.1. インストール中にドライバーの更新を行なう場合の制約
- デバイスが既に使用中の場合
- インストールプログラムが既にロードしているドライバーを入れ替える為のドライバー更新は使用できません。その代わりに、インストールプログラムがロードしたドライバーでインストールを完了して、インストールの後に新規のドライバーに更新しなければなりません。または、インストールプロセス用に新規のドライバーが必要な場合は、初期 RAM ディスクドライバー更新の実行を 考慮してください。詳細は、「初期 RAM ディスク更新の準備」 でご覧ください
- 同じタイプのデバイスが複数ある場合
- 同じタイプのデバイスはすべて一緒に初期化されるため、インストールプログラムによって任意のデバイス用のドライバーが既に読み込まれている場合、 そのデバイスと同じタイプのデバイスのドライバーは更新できません。 例えば、 2 種類のネットワークアダプターがあり、 そのうちの一つにドライバー更新があるとします。 インストールプログラムは両方のアダプターを同時に初期化するため、 このドライバー更新は使用できません。 ここでもまず、インストールプログラムで読み込まれたドライバーでインストールを完了してから、 インストール後に新しいドライバーに更新します。 または、 初期 RAM ディスクドライバーを使った更新を行ないます。
13.2. インストール中にドライバーを更新するための準備
- イメージファイルを直接使用する方法
- ローカルのハードドライブ
- USB フラッシュドライブ
- イメージファイルから作成したドライバー更新ディスクを使用する方法
- CD
- DVD
13.2.1. ドライバー更新用のイメージファイルを使用する準備
13.2.1.1. ローカルのストレージにあるイメージファイルを使用する準備
.iso のまま変更しないでください。 以下の例では、 dd.iso というファイル名にしています。

図13.1 ドライバー更新イメージファイルを収納している USB フラッシュドライブの内容
OEMDRV に変更してください。
dlabel=on 起動オプションで制御され、 デフォルトで有効になっています。 「インストーラーによるドライバー更新ディスクの自動検出」 を参照してください。
13.2.2. ドライバー更新用の ISO ファイルを CD または DVD に書き込み更新用ディスクを準備
13.2.2.1. CD または DVD にドライバーの更新ディスクを作成する
重要
- デスクトップファイルマネージャを使用して、Red Hat またはハードウェア製造元で提供しているドライバーディスクの ISO イメージファイルを見つけます。

図13.2 ファイルマネージャウィンドウで表示される標準的な .iso ファイル
- このファイル上で右クリックして を選択します。 以下のようなウィンドウが表示されます。

図13.3 CD/DVD クリエーターで表示されるダイアログ
- ボタンをクリックします。 空のディスクがドライブに挿入されていないと、 ディスクを挿入するよう求められます。
rhdd3 というファイルがひとつと rpms というディレクトリがひとつ見えるはずです。

図13.4 CD または DVD 上の標準的ドライバー更新ディスクのコンテンツ
.iso のファイルがひとつしかない場合はディスクが正しく作成されていません。 作成しなおしてください。 GNOME 以外の Linux デスクトップや Linux 以外のオペレーティングシステムを使用している場合は、 イメージから作成 (焼き付ける) などに似たオプションを選択しているかよく確認してください。
13.2.3. 初期 RAM ディスク更新の準備
重要
- ドライバーの更新イメージファイルをインストールサーバーに配置します。 イメージファイルは Red Hat やハードウェア製造元で指定している場所からインターネットでサーバーにダウンロードするのが一般的です。 ドライバーの更新イメージファイル名は末尾が
.isoになります。 - ドライバーの更新イメージファイルを
/tmp/initrd_updateディレクトリにコピーします。 - ドライバーの更新イメージファイルに
dd.imgの名前を付けます。 - コマンドラインで
/tmp/initrd_updateディレクトリに移動し、 次のコマンドを入力してから Enter を押します。find . | cpio --quiet -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img
/tmp/initrd_update.imgファイルをインストール時に使用したいターゲットを格納しているディレクトリにコピーします。 このディレクトリは/var/lib/tftpboot/yaboot/ディレクトリ配下にあります。 たとえば、/var/lib/tftpboot/yaboot/rhel6/なら Red Hat Enterprise Linux 6 用の yabootインストールターゲットを格納しています。/var/lib/tftpboot/yaboot/yaboot.confファイルを編集して先ほど作成した初期 RAM ディスク更新があるエントリーを以下のような形式で含めます。image=target/vmlinuz label=target-dd initrd=target/initrd.img,target/dd.img
target にインストールに使用するターゲットを入力します。
例13.1 ドライバー更新イメージファイルを使って初期 RAM ディスク更新の準備をする
driver_update.iso がインターネットからインストールサーバー上の ィレクトリにダウンロードしたドライバーの更新イメージファイルになります。 起動するインストールサーバー上のターゲットは /tftpboot/pxelinux/r6c/ にあります。
$ cp driver_update.iso /tmp/initrd_update/dd.img $ cd /tmp/initrd_update $ find . | cpio --quiet -c -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img $ cp /tmp/initrd_update.img /tftpboot/yaboot/rhel6/dd.img
/var/lib/tftpboot/yaboot/yaboot.conf ファイルを編集して次のエントリーを含めます。
image=rhel6/vmlinuz label=rhel6-dd initrd=rhel6/initrd.img,rhel6/dd.img
13.3. インストール中にドライバーの更新を実施する
- インストーラーにドライバー更新ディスクの自動検出を行なわせる
- インストーラーにドライバー更新のプロンプトを表示させる
- ドライバー更新ディスクの指定に起動オプションを使用する
13.3.1. インストーラーによるドライバー更新ディスクの自動検出
OEMDRV というファイルシステムラベルを付けます。 インストーラーにより自動的にデバイスがチェックされ、 検出されたドライバー更新はすべて読み込まれるため、 このプロセス中にはプロンプトは表示されません。 インストーラーに検出させるストレージデバイスの準備については、 「ローカルのストレージにあるイメージファイルを使用する準備」 を参照してください。
13.3.2. インストーラーによるユーザーへのドライバー更新の確認
- どの方法を選択した場合でもインストールを普通に開始します。 インストールのプロセスに必須となるハードウェア用のドライバーがインストーラーで読み込めない場合 (例えば、 ネットワークやストレージのコントローラーを検出できないなど)、 ドライバー更新ディスクの 挿入を求めるプロンプトが表示されます。

図13.5 「ドライバーが見付かりません」ダイアログ
- ドライバーディスクを使用 (Use a driver disk) を選択します。その後は 「ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定」 を参照してください。
13.3.3. 起動オプションを使用したドライバー更新ディスクの指定
重要
- インストール開始時に、 ブートプロンプトで
linux ddと入力して Enter を押します。 インストーラーによりドライバー ディスクを持っているか確認するプロンプトが表示されます。
図13.6 ドライバーディスクのプロンプト
- CD、 DVD、 USB フラッシュドライブなどに作成したドライバー更新 ディスクを挿入してから、 を選択します。 インストーラーにより検出できるストレージデバイスがチェックされます。 ドライバーディスクを保持できる場所が 1 ヶ所のみの場合は (例えば、 DVD ドライブの存在が検出され、 これ以外のストレージデバイスは検出されない)、 その場所で検出したドライバー更新をすべて自動的に読み込みます。ドライバー更新を収納する場所が複数検出された場合は、更新が収納されている場所を指定するよう求められます。「ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定」 を参照してください。
13.3.4. ドライバー更新を含むインストールサーバーターゲットの選択
- SMS メニューで
Select Boot Options、 次にSelect Boot/Install Deviceを選択してコンピューターがネットワークから起動するよう設定します。 最後に利用できるデバイス一覧からネットワークデバイスの選択を行ないます。 - yaboot インストールサーバーの環境で、 インストールサーバーで準備したブートターゲットを選択します。 たとえば、 インストールサーバーの
/var/lib/tftpboot/yaboot/yaboot.confファイルでこの環境にrhel6-ddというラベル付けをを行なっている場合、 入力を求められた時点でrhel6-ddと入力して Enter を押します。
13.4. ドライバー更新イメージファイルまたはドライバー更新ディスクの場所の指定

図13.7 ドライバーディスクのソースを選択する

図13.8 ドライバーディスクを収納しているパーティションを選択する

図13.9 ISO イメージを選択する
第14章 インストーラーの起動
重要
vnc 起動オプションを渡してグラフィカルインストールを起動します (「VNC を使用したリモートアクセスを有効にする」 を参照)。
重要
Cannot load initrd.img: Claim failed for initrd memory at 02000000 rc=ffffffffreal-base を c00000 に変更します。real-base の値は OpenFirmware プロンプトで printenv コマンドを使うと取得できます。また、値の設定には setenv コマンドを使用します。

図14.1 SMS コンソール
boot: プロンプトが表示されます。 グラフィカルインストールを開始するには、 ここで vnc 起動オプションを渡します。 または Enter を押すかタイムアウトを待つとインストールの開始を放棄します。
vmlinuz と ramdisk を付けて yaboot を使用し、ネットワーク上でシステムを起動します。ネットワーク上でのブートには ppc64.img は使用できません。TFTP にはファイルが大きすぎるためです。
14.2. 異なるソースからのインストール
表14.1 起動方法とインストールソース
| 起動方法 | インストールソース |
|---|---|
| インストール用 DVD | DVD、 ネットワーク、 ハードディスク |
| インストール 用 USB フラッシュドライブ | インストール用 DVD、 ネットワーク、 ハードディスク |
| 最小限のブート CD または USB、 レスキュー CD | ネットワーク、 ハードディスク |
14.3. yaboot インストールサーバーを使ったネットワークからの起動
ブート・オプションの選択 (Select Boot Options) 、インストール・デバイスまたはブート・デバイスの選択 (Select Boot/Install Device) の順で指定して、コンピューターがネットワークインターフェースから起動するよう設定してます。 使用可能なデバイス一覧からネットワークデバイスを選択します。
- ネットワークケーブルが接続されていることを確認します。 コンピューターの電源スイッチは入っていない状態であっても、 ネットワークソケットのリンク表示ライトは点灯しているはずです。
- コンピューターのスイッチをオンにします。
- メニュー画面が表示されます。 目的のオプションに相当する番号キーを押します。
第15章 言語とインストールソースの設定
15.1. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
重要
xdriver=vesa オプション (28章起動オプション 参照) での起動を試してください。

図15.1 URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット

図15.2 Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット
- ウィンドウ — ウィンドウ (このガイドでは ダイアログ と呼ばれる) は、インストール中を通して画面に表示されます。一つのウィンドウが別のウィンドウの上に重なって表示されることもあります。こうした場合、操作可能なウィンドウは、一番上のものだけになります。操作が終了するとそのウィンドウが消え、その下にあったウィンドウが操作できるようになります。
- チェックボックス — チェックボックスを使って項目を選択したり選択を解除したりすることができます。 ボックスにはアスタリスク (* 印 - 選択されている) か空白 (選択されていない) のどちらかが表示されます。 カーソルをチェックボックスに移動させ、 Space キーを押して項目を選択したり選択を解除したりします。
- テキスト入力 — インストール プログラムによって求められる情報を入力する領域がテキスト入力行になります。 カーソルをテキスト入力行に移動させ、 入力行に情報を入力したり、 入力されている情報の編集をしたりすることができます。
- テキストウィジェット — テキスト表示用の画面領域がテキストウィジェットです。 テキストウィジェットには、 チェックボックスなど他のウィジェットが含まれることもあります。 表示画面領域に表示しきれないほど多くの情報がある場合は、 スクロールバーが表示されます。 カーソルをテキストウィジェット内に移動させ、 上 と 下 の矢印キーを使ってスクロールしながらすべての情報を見ることができます。 現在位置は、 スクロールバー上に # の文字で表示され、 スクロールと同時に上下に動きます。
- スクロールバー — スクロールバーはウィンドウの横か下に現れ、 現在ウィンドウの枠内にある一覧またはドキュメントの表示部分をコントロールします。スクロールバーを使うとファイルのどの部分に移動するのも簡単になります。
- ボタンウィジェット — インストールプログラムとの対話型操作の基本となります。 Tab や Enter キーを使用してボタンを操作しながらインストールプログラムのウィンドウからウィンドウに進んでいきます。 強調表示されているボタンが選択操作できるボタンになります。
- カーソル (Cursor) — カーソルはウィジェットではありませんが、 特定のウィジェットで選択 (および操作) を行うために使用します。カーソルがウィジェットからウィジェットに移動すると、そのウィジェットの色が変化することがありますが、 ウィジェットの中あるいは隣に移動するだけのこともあります。 図15.1「URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが チェックボックス上に位置しています。 図8.2「Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが ボタン上にあります。
15.1.1. キーボードを使用した操作
警告
15.2. 言語の選択

図15.3 言語の選択
15.3. インストール方法

図15.4 インストール方法
15.3.1. インストールの開始
15.3.1.1. DVD からのインストール
15.3.2. ハードドライブからのインストール
repo=hd 起動オプションを使用している場合は、 パーティション指定は完了しています。

図15.5 ハードドライブインストール用のパーティション選択ダイアログ
/dev/sd で始まります。 各ドライブには、 /dev/sda などそれぞれ固有の文字が与えられ、 さらにそのドライブ上にある各パーティションにも /dev/sda1 などの番号が付けられます。
表15.1 パーティションタイプ別の ISO イメージの場所
| パーティションタイプ | ボリューム | ファイルへのオリジナルパス | 使用するディレクトリ |
|---|---|---|---|
| VFAT | D:\ | D:\Downloads\RHEL6.9 | /Downloads/RHEL6.9 |
| ext2、 ext3、 ext4 | /home | /home/user1/RHEL6.9 | /user1/RHEL6.9 |
/」と入力します。 ISO イメージがマウントしたパーティションのサブディレクトリに置かれている場合は、 そのパーティション内で ISO イメージを収納している ディレクトリ名を入力します。 例えば、 ISO イメージが置かれているパーティションが通常、 /home/ としてマウントされ、 そのイメージが /home/new/ ディレクトリ配下にある場合、 /new/ と入力します。
重要
15.3.3. ネットワークインストールの実行
askmethod オプションまたは repo= オプションを使用してインストールを開始すると、 FTP、HTTP、HTTPS、NFS などのプロトコルを使ったネットワークサーバーからの Red Hat Enterprise Linux のインストールを行なうことができます。 Anaconda では、 インストールの後半で行なわれる追加のソフトウェアリポジトリの参照にも同じネットワーク接続を使用します。

図15.6 ネットワークデバイス

図15.7 NIC の識別
IPv4 のオプション
- 動的 IP 設定 (DHCP)
- Anaconda はネットワーク上で実行している DHCP を使用して、自動的にネットワーク設定を行います。
- 手動による設定
- Anaconda は、本システムの IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、DNS アドレスなどのネットワーク設定を手動で入力するようプロンプトを表示します。
IPv6 のオプション
- Automatic
- Anaconda はネットワーク環境に応じて、 自動設定に ルーター広告 (RA - Router Advertisement) と DHCP を使用します (NetworkManager の
Automaticオプションと同等)。 - Automatic, DHCP only
- Anaconda は RA を使用しません。 ただし、 ステートフル設定を構成するため直接 DHCPv6 からの情報を要求します (NetworkManager の
Automatic, DHCP onlyオプションと同等)。 - Manual configuration
- Anaconda により、システムの IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、DNS アドレスなどのネットワーク設定情報の手動による入力を求めるプロンプトが表示されます。

図15.8 TCP/IP の設定

図15.9 手動による TCP/IP 設定
- NFS 経由でインストールしている場合は、「NFS 経由のインストール」 に進んでください。
- Web または FTP 経由でインストールしている場合は、「FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール」 に進んでください。
15.3.4. NFS 経由のインストール
repo=nfs 起動オプションを使用した場合は、 既にサーバーとパスは指定されています。

図15.10 NFS 設定ダイアログ
- NFS server name フィールドに NFS サーバーのドメイン名または IP アドレスを入力します。例えば、
example.comドメインのeastcoastという名前のホストからインストールする場合は、eastcoast.example.comと入力します。 - Red Hat Enterprise Linux 6.9 directory フィールドにエクスポートされるディレクトリの名前を入力します。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux インストールツリーのミラーをエクスポートしている場合は、 インストールツリーの root を含むディレクトリを入力します。 すべてが正しく指定されると、 Red Hat Enterprise Linux のインストールプログラムが実行を開始したことを示すメッセージが表示されます。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux DVD の ISO イメージをエクスポートしている場合は、 その ISO イメージを収納しているディレクトリを入力します。
「NFS インストールの準備」 で記載のとおりに設定を行うと、エクスポートされるディレクトリはpublicly_available_directoryとして指定したディレクトリとなります。 - 必要となる NFS マウントオプションがある場合には、 NFS mount options フィールドに入力します。 オプションの包括的なリストについては、 mount および nfs の man ページを参照してください。 マウントオプションが必要ない場合は空白のまま残します。
- 16章Anaconda を使用したインストール に進んでください。
15.3.5. FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール
重要
http://、 https://、 ftp:// のいずれかをプロトコルとして明示的に指定する必要があります。
repo=ftp、または repo=http の起動オプションを使用した場合は、 サーバーとパスは既に指定されています。
/images ディレクトリを格納しているディレクトリ名をそれぞれ入力します。 例を示します。
/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/ppc64/
https:// を指定します。
{ftp|http|https}://<user>:<password>@<hostname>[:<port>]/<directory>/
http://install:rhel6.9pw@name.example.com/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/ppc64/

図15.11 URL 設定ダイアログ
15.4. メディアの検証
第16章 Anaconda を使用したインストール
16.1. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
- LVM、RAID、FCoE、zFCP、および iSCSI などの高度なストレージメソッドの設定
- パーティションレイアウトのカスタマイズ
- ブートローダーレイアウトのカスタマイズ
- インストール時のパッケージの選択
- Firstboot を使用したインストール済みシステムの設定
16.2. グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース
注記
yaboot: プロンプトで使います。
linux text16.3. Linux 仮想コンソールに関する注意事項
表16.1 コンソール、キー入力、内容
| コンソール | キー入力 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | ctrl+alt+f1 | インストールダイアログ |
| 2 | ctrl+alt+f2 | シェルプロンプト |
| 3 | ctrl+alt+f3 | インストールログ (インストールプログラムから発行されるメッセージ) |
| 4 | ctrl+alt+f4 | システム関連メッセージ |
| 5 | ctrl+alt+f5 | その他のメッセージ |
| 6 | ctrl+alt+f6 | X のグラフィカル表示 |
16.4. HMC vterm の使用
16.5. Red Hat Enterprise Linux へようこそ

図16.1 「ようこそ」の画面
16.6. 言語の設定

図16.2 言語設定
16.7. キーボードの設定

図16.3 キーボードの設定
注記
system-config-keyboard と入力して、 キーボード設定ツール を起動します。 root になっていない場合は、 続行するため root パスワードの入力が求められます。
16.8. ストレージデバイス

図16.4 ストレージデバイス
- 基本的ストレージデバイス
- を選択し、以下のストレージデバイスに Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
- ローカルシステムに直接接続されたハードドライブまたはソリッドステートドライブ
- 特殊化したストレージデバイス
- を選択し、以下のストレージデバイスに Red Hat Enterprise Linux をインストールします。
- ストレージエリアネットワーク (SAN)
- ダイレクトアクセスストレージデバイス (DASD)
- ファームウェア RAID デバイス
- マルチパスデバイス
オプションを選択し、iSCSI (Internet Small Computer System Interface) および FCoE (Fiber Channel over Ethernet) 接続を設定します。
注記
mdeventd デーモンによる LVM およびソフトウェア RAID デバイスの監視は行われません。
16.8.1. ストレージデバイス選択の画面

図16.5 ストレージデバイスの選択 — 基本デバイス

図16.6 ストレージデバイスの選択 — マルチパスデバイス

図16.7 ストレージデバイスの選択 — 他の SAN デバイス
- 基本デバイス (Basic Devices)
- ハードディスクドライブやソリッドステートドライブなど、ローカルのシステムに直接接続されている基本的なストレージデバイスです。
- ファームウェア RAID
- ファームウェア RAID コントローラーに接続されているストレージデバイスです。
- マルチパスデバイス
- 複数のパスでアクセスできるストレージデバイス、同じシステム上にある複数のファイバーチャネルポートや SCSI コントローラーなどからアクセスが可能です。
重要
インストーラーは、16 文字か 32 文字のシリアル番号を持つマルチパスストレージデバイスしか検出しません。 - 他の SAN デバイス
- SAN (storage area network) で利用できる他のデバイスです。

図16.8 ストレージデバイスの検索タブ

図16.9 コラムの選択
/etc/fstab ファイルを修正すればシステムに追加することが可能です。
重要
16.8.1.1. 高度なストレージオプション

図16.10 高度なストレージオプション
16.8.1.1.1. ネットワークインターフェースの選択と設定

図16.11 ネットワークインターフェースの選択
- ドロップダウンメニューからインターフェースを選択します。
- をクリックします。

図16.12 ネットワークの接続
16.8.1.1.2. iSCSI パラメーターの設定
手順16.1 iSCSI の検出

図16.13 iSCSI 探索結果の詳細ダイアログ
- ターゲット IP アドレス フィールドに iSCSI ターゲットの IP アドレスを入力します。
- iSCSI 修飾名 (IQN) 形式で iSCSI イニシエータ名 フィールドに iSCSI イニシエーターの名前を入力します。有効な IQN は以下で構成されます。
- 「
iqn.」の文字列 (ピリオドが必要) - 日付コード (企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名が登録された年と月、記述の順序は年を表す4 桁の数字、 ダッシュ記号、 月を表す 2 桁の数字、 ピリオドの順で構成。 例、 2010 年 9 月の場合は「
2010-09.」) - 企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名 (トップレベルのドメインを先頭にして逆順で表す。 例、
storage.example.comのサブドメインは、com.example.storageと表す。) - コロン (「:」) とドメイン名またはサブドメイン内でその iSCSI イニシエーターを固有に識別する文字列 (例、
:diskarrays-sn-a8675309)
以上から、完全な IQN はiqn.2010-09.storage.example.com:diskarrays-sn-a8675309のようになります。 anaconda では、 IQN を構成しやすいようこの形式による任意の名前がすでに iSCSI イニシエータ名フィールドに自動入力されています。IQN の詳細については、 http://tools.ietf.org/html/rfc3720#section-3.2.6 にある 『RFC 3720 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI)』 の 『3.2.6. iSCSI Names』 のセクションや、 http://tools.ietf.org/html/rfc3721#section-1 にある 『RFC 3721 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI) Naming and Discovery』 の 『1. iSCSI Names and Addresses』 のセクションを参照してください。 - ドロップダウンメニューを使って、iSCSI 検出に使用する認証タイプを指定します。

図16.14 iSCSI 検出の認証
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲット用のユーザー名とパスワードを入力します。

図16.15 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドには iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図16.16 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットの検出が試行されます。 検出が成功すると、 iSCSI 探索されたノード ダイアログにターゲット上で検出された全 iSCSI ノードの一覧が表示されます。
- 各ノードの横にはそれぞれチェックボックスがあります。 チェックボックスをクリックしてインストールに使用するノードを選択します。

図16.17 iSCSI 探索されたノードのダイアログ
- をクリックして iSCSI セッションを開始します。
手順16.2 iSCSI セッションの開始

図16.18 iSCSI ノードへログインのダイアログ
- ドロップダウンメニューを使って、 iSCSI セッションに使用する認証タイプを選択します。

図16.19 iSCSI セッションの認証
その環境で iSCSI 検出と iSCSI セッションに同じタイプの認証、 同一のユーザー名とパスワードを使用している場合は、 を選択して、 認証情報を再利用します。 - を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力します。

図16.20 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドに iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図16.21 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットのノードへのログインが試行されます。 iSCSI ログイン結果 のダイアログにその結果が表示されます。

図16.22 iSCSI ログイン結果のダイアログ
- をクリックして続行します。
16.8.1.1.3. FCoE パラメーターの設定

図16.23 FCoE パラメーターの設定
16.9. ホスト名の設定
注記

図16.24 ホスト名の設定
注記
16.9.1. ネットワーク接続の編集
重要
注記
system-config-network と入力して、ネットワーク管理ツール を起動します。root 以外で操作している場合、続行するために root パスワードの入力が求められます。

図16.25 ネットワークの接続
16.9.1.1. 全接続タイプに共通のオプション
16.9.1.2. 有線のタブ

図16.26 有線のタブ
16.9.1.3. 802.1x セキュリティのタブ
- 認証
- 以下の認証方法のいずれかを選択します。
- TLS (Transport Layer Security)
- トンネル化 TLS (Tunneled Transport Layer Security、 または EAP-TTLSS、 TTLS とも呼ばれる)
- 保護付き EAP (PEAP) (保護付き拡張型認証プロトコル)
- 識別子
- このサーバーの識別子を入力します。
- ユーザー証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化されている個人の X.509 証明書ファイルを指定します。
- CA 証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化された X.509 認証局 の証明書ファイルを指定します。
- プライベートキー
- DER (Distinguished Encoding Rules)、 PEM (Privacy Enhanced Mail)、 PKCS#12 (Personal Information Exchange Syntax Standard) で暗号化された プライベートキー ファイルを指定します。
- プライベートキーパスワード
- プライベートキー フィールドで指定したプライベートキーのパスワードです。 パスワードを表示を選択すると、入力時にパスワードが視認できます。

図16.27 802.1x セキュリティのタブ
16.9.1.4. IPv4 のセッティングのタブ
- 自動 (DHCP)
- IPv4 パラメーターはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。
- 自動 (DHCP) アドレス専用
- IPv4 のアドレス、 ネットマスク、 ゲートウェイアドレスなどはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは手動で設定する必要があります。
- 手動
- IPv4 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- 169.254/16 範囲内の ローカルへのリンク アドレスがインターフェースに割り当てられます。
- 他のコンピューターへ共有
- 他のコンピューターにネットワークアクセスを与えるようシステムを設定します。 インターフェースには 10.42.x.1/24 の範囲内のアドレスが割り当てられ、 DHCP サーバーと DNS サーバーが開始されて、 インターフェースが NAT (network address translation) を使ってシステム上のデフォルトのネットワークに接続されます。
- 無効になっています
- この接続では IPv4 を無効にします。

図16.28 IPv4 のセッティングのタブ
16.9.1.4.1. IPv4 ルートの編集

図16.29 IPv4 ルートを編集のダイアログ
16.9.1.5. IPv6 のセッティングのタブ
- 無視する
- この接続では IPv6 を無視します。
- 自動
- NetworkManager により ルータ広告 (RA) が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。
- 自動、アドレスのみ
- NetworkManager により RA が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは無視されるため、 手動で設定する必要があります。
- 自動、DHCP のみ
- NetworkManager は RA を使用しません。 ただし、 ステートフル設定を構成するため直接 DHCPv6 からの情報を要求します。
- 手動
- IPv6 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- fe80::/10 のプレフィックスが付いた ローカルへのリンク のアドレスがインターフェースに割り当てられます。

図16.30 IPv6 のセッティングのタブ
16.9.1.5.1. IPv6 ルートの編集

図16.31 IPv6 ルートを編集のダイアログ
16.9.1.6. ネットワークデバイスの再起動
ONBOOT=yes と設定されていれば、ifcfg ファイルの削除時にデバイスの接続が切断されても、ifcfg ファイルの復元時に再接続されます。インターフェースの設定ファイルの詳細については、https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Deployment_Guide/index.html にある『Red Hat Enterprise Linux 6.9 導入ガイド』 を参照してください。
- Ctrl+Alt+F2 を押して、
tty2仮想ターミナルに切り替えます。 - インターフェースの設定ファイルを一時的な場所に移動します。
mv /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-device_name /tmp
device_name は今再設定したデバイスです。 例えばifcfg-eth0はeth0用の ifcfg ファイルになります。これで anaconda でデバイス接続が切断されました。 - vi エディタでインターフェースの設定ファイルを開きます。
vi /tmp/ifcfg-device_name
- インターフェースの設定ファイルに
ONBOOT=yesの行が含まれていることを確認します。その行がない場合は、ここで追加して、ファイルを保存します。 - vi エディタを終了します。
- インターフェースの設定ファイルを
/etc/sysconfig/network-scripts/ディレクトリに戻します。mv /tmp/ifcfg-device_name /etc/sysconfig/network-scripts/
これで anaconda でデバイスが再接続されました。 - Ctrl+Alt+F6 を押して、anaconda に戻ります。
16.10. タイムゾーンの設定
- マウスを使って、対話式地図をクリックして特定の都市 (黄色の点で表示) を選択します。選択した都市は赤い X で示されます。
- さらに、画面下にある一覧をスクロールしてタイムゾーンを選択することもできます。マウスを使って目的の場所をクリックし、選択内容を強調表示します。

図16.32 タイムゾーンの設定
注記
system-config-date コマンドを入力して、時刻と日付のプロパティツール (Time and Date Properties Tool) を起動します。root になっていない場合は、継続する際に root パスワードが要求されます。
16.11. Root パスワードの設定
注記

図16.33 Root パスワード
su - コマンドを使用して root になるようにします。こうした基本ルールにより、誤字やコマンドの誤使用がシステムを破壊する可能性を最小限に抑えます。
注記
su - と 入力し、Enter を押します。それから、設定してある root パスワードを 入力して Enter を押します。
警告
root で passwd コマンドを実行します。root パスワードを忘れてしまった場合は Red Hat Enterprise Linux 6 Deployment Guide の Resolving Problems in System Recovery Modes で新しいパスワードの設定方法をを参照してください。
16.12. ストレージデバイスの割り当て

図16.34 ストレージデバイスを割り当てる
重要
16.13. ハードディスクの初期化

図16.35 警告の画面 – ハードドライブの初期化
zerombr (32章キックスタートを使ったインストール を参照) を使用します。このコマンドは、初期化済みのディスクでシステムに無人インストールを実行する場合に必要となります。
警告
16.14. 既存システムのアップグレード
重要
16.14.1. アップグレードのダイアログ

図16.36 アップグレードのダイアログ
注記
16.14.2. インストーラーを使用したアップグレード
注記
/home パーティションにユーザーデータを保持し、新規インストールを行うことを推奨しています。パーティションとその設定方法についての詳細は、「ディスクパーティションの構成」 を参照してください。
rpm -qa --qf '%{NAME} %{VERSION}-%{RELEASE} %{ARCH}\n' > ~/old-pkglist.txtsu -c 'tar czf /tmp/etc-`date +%F`.tar.gz /etc'
su -c 'mv /tmp/etc-*.tar.gz /home'/home ディレクトリ全体のコンテンツや、Apache、FTP、SQL サーバーやソースコード管理システムなどのサービスのコンテンツが含まれる場合があります。アップグレードは破損を引き起こす動作ではありませんが、操作ミスがあるとデータが失われる可能性が若干あります。
警告
/home ディレクトリに保存されていることに注意してください。自分の /home ディレクトリが独立したパーティションではない場合、この例を文字どおりに採用しないでください。 CD または DVD ディスクか、または外部ハードディスクなどの 別のデバイス上にバックアップを保存してください。
16.15. ディスクパーティションの構成
警告
重要
重要
/boot/ パーティションを作成する必要があります。内部のハードドライブは問題のある RAID カードを持つパーティション作成の使用に必要となります。
/boot/ パーティションが必要です。
/boot/ パーティションを編集する必要があります。

図16.37 ディスクパーティションの構成
- すべての領域を使用する (Use All Space)
- このオプションを選択すると、ハードドライブ上のすべての パーティション (これには、Windows VFAT や NTFS パーティションなど他の OS で 作成されたパーティションも含まれます) を削除します。
警告
このオプションを選択した場合、選択したハードドライブ上のすべてのデータがインストールプログラムによって削除されます。Red Hat Enterprise Linux をインストールするハードドライブ上に保存しておきたい情報がある場合は、このオプションを選択しないでください。特に、別のブートローダーから Red Hat Enterprise Linux をチェーンロードするように システムを設定している時にはこの選択をしないでください。 - 既存の Linux システムを入れ替える (Replace Existing Linux System(s))
- このオプションを選択して、以前の Linux インストールで作成しているパーティションのみを削除します。これは、ハードドライブにある他のパーティション (VFAT や FAT32 パーティション) は削除しません。
- 現在のシステムを縮小する (Shrink Current System)
- このオプションを選択して、現在のデータとパーティションを手動でサイズを変更して 空いた領域にデフォルトの Red Hat Enterprise Linux レイアウトをインストールします。
警告
他のオペレーティングシステムがインストールされているパーティションを縮小すると、それらのオペレーティングシステムを使用できなくなる可能性があります。このパーティション設定オプションはデータを破損するものではありませんが、オペレーティングシステムは通常そのパーティション内に空き領域をいくらか必要とします。再度使用する可能性のあるオペレーティングシステムを維持しているパーティションのサイズ変更をする前に、どれくらいの空き領域が必要かを確認してください。 - 空き領域を使用する (Use Free Space)
- このオプションを選択すると現在のデータとパーティションはすべて残り、ストレージドライブ上の利用可能な 未使用の領域に Red Hat Enterprise Linux をインストールします。このオプションを選択する前にストレージドライブ上に 十分な空き領域があることを確認してください。 — 「十分なディスク領域」 を参照してください。
- カスタムレイアウトを作成する (Create Custom Layout)
- このオプションを選択してストレージドライブを手動でパーティション設定し、カスタム化したレイアウトを作成 します。「カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更」 を参照してください。
/boot パーティション以外のすべてのパーティションを暗号化します。暗号化に関する詳細情報は、付録C ディスク暗号化 を参照してください。
重要
重要
16.16. ディスク暗号化用パスフレーズの選択

図16.38 暗号化されたパーティション用のパスフレーズを入力
警告
16.17. カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更
/) パーティション、/boot/ パーティション、 PReP ブートパーティション、およびシステムにある RAM の容量に対して適切なサイズのスワップパーティションが必要です。

図16.39 IBM System p でパーティション設定
/dev/sda や LogVol00 など) 、そのサイズ (MB で) 、およびそのモデルが確認できます。
- デバイス (Device)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションの名前
- サイズ (Size-MB)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションのサイズ (MBで)
- マウントポイント/RAID/ボリューム (Mount Point/RAID/Volume)
- マウントポイント。 パーティションがマウントされる場所 (ファイルシステム内の場所)、または RAID 名、または その一部となる論理ボリュームグループ
- タイプ (Type)
- パーティションのタイプ。パーティションが標準のパーティションの場合は、このフィールドはそのパーティション上のファイルシステム のタイプ (例えば、ext4) を表示します。標準パーティションでない場合は、パーティションが
物理ボリューム (LVM)か、 またはソフトウェア RAIDの一部であるかを示します。 - フォーマット (Format)
- このコラム内のチェックマークはパーティションがインストール中にフォーマットされることを示します。
- 作成
- 新規のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を作成します。
- 編集
- 既存のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を変更します。 ボタンでは、パーティションは縮小できますが、拡大はできない点に注意してください。
- 削除
- パーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を削除します。
- リセット
- この画面で行ったすべての変更を元に戻します。
16.17.1. ストレージの作成

図16.40 ストレージの作成
パーティションの作成
- 標準のパーティション (Standard Partition) — 標準のディスクパーティション (付録A ディスクパーティションの概要 で説明) を 未割り当ての領域に作成します。
ソフトウェア RAID の作成
- RAID パーティション (RAID Partition) — 未割り当ての領域にパーティションを作成してソフトウェア RAID デバイスの 一部を形成します。ソフトウェア RAID デバイスを形成するには、2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で 利用可能でなければなりません。
- RAID デバイス (RAID Device) — 2つ、またはそれ以上の RAID パーティションを組み合わせてソフトウェア RAID デバイスにします。このオプションを選択すると、作成する RAID デバイスのタイプ (RAID レベル) を指定することができます。このオプションは2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
LVM 論理ボリュームの作成
- LVM 物理ボリューム (LVM Physical Volume) — 未割り当ての領域に 物理ボリュームを作成します。
- LVM ボリュームグループ (LVM Volume Group) — 1つまたはそれ以上の物理ボリュームから ボリュームグループ を 作成します。このオプションは少なくとも1つの物理ボリュームがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
- LVM 論理ボリューム (LVM Logical Volume) — ボリュームグループ上に 論理ボリューム を作成します。 このオプションは少なくとも1つのボリュームグループがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
16.17.2. パーティションの追加
注記

図16.41 新規のパーティション作成
- マウントポイント (Mount Point) : パーティションのマウントポイントを入力します。例えば、このパーティションを root パーティションにする場合は
/と入力します。/bootパーティションにする場合は、/bootと入力します。また、プルダウンメニューを使って、パーティションに適切なマウントポイントを選択することもできます。swap パーティションにはマウントポイントは設定しません。ファイルシステムタイプをswapにセットするだけで充分です。 - ファイルシステムタイプ(File System Type): プルダウンメニューを使用してこのパーティションの適切なファイルシステムタイプを選択します。ファイルシステムタイプの詳細は 「ファイルシステムタイプ」 を参照してください。
- 選択可能なドライブ (Allowable Drives) : このフィールドには、システムにインストール済みのハードディスク一覧が表示されます。ハードディスクのボックスがハイライトされている場合は、そのハードディスク上に必要なパーティションを作成することができます。ボックスが選択 されていない 場合は、そのハードディスク上にパーティションは作成 できません。別のチェックボックス設定を使うと、anaconda で、必要な場所にパーティションを配置したり、または anaconda にパーティションの配置先を決定させることができます。
- 容量 (Size - MB) : パーティションのサイズ (メガバイトで表示) を入力します。このフィールドの初期値は 200 MB になっているので注意してください。変更しないと、200 MB のパーティションが作成されます。
- 追加容量オプション (Additional Size Options) : このパーティションを固定サイズにするか、一定サイズまでの「拡大」(使用可能なハードディスク領域をあるサイズまで埋める)を許すか、または使用可能なハードディスク領域の残りすべてを使用するかを選択します。指定限度 (MB) まで使用 (Fill all space up to (MB)) を選択した場合は、このオプションの右側のフィールドにサイズの制限を指定しなければなりません。この設定でハードディスク上に一定の空き領域が今後の使用のため確保されます。
- 基本パーティションにする: 作成しているパーティションをハードドライブ上の最初の 4 つのパーティションにするかどうかを選択します。基本パーティションにしない場合は、論理 パーティションとして作成されます。詳細は 「パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要」 を参照してください。
- 暗号化 (Encrypt) : ストレージデバイスが別のシステムに接続されている場合でも そこに保存されるデータがパスフレーズ無しではアクセスできないようにパーティションを暗号化するかどうかを選択します。ストレージデバイスの暗号化に関する情報については 付録C ディスク暗号化 を参照してください。このオプションを選択すると、インストーラーは パーティション設定をディスクに書き込む前にパスフレーズの提示を催促します。
- : 希望の設定値の入力が終了し、パーティションの作成を実行するには ボタンを選択します。
- : パーティションを作成したくない場合は ボタンを選択します。
16.17.2.1. ファイルシステムタイプ
パーティションのタイプ
- 標準のパーティション — 標準のパーティションはファイルシステム、 またはスワップ領域を含んでいるか、あるいはソフトウェア RAID か LVM 物理ボリュームのための コンテナを提供します。
- swap — Swap パーティションは仮想メモリーのサポートに使用されます。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足した場合に、データは swap パーティションに書き込まれます。詳細情報は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
- software RAID — 2 つ以上のソフトウェア RAID パーティションを作成すると RAID デバイスを作成できます。RAID に関する詳細は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド の 『RAID (Redundant Array of Independent Disks)』 の章を参照してください。
- physical volume (LVM) — 単数、または複数の物理ボリューム (physical volume (LVM))パーティションを作成すると、LVM 論理ボリューム (logical volume) を作成できるようになります。LVM は物理ディスク使用時のパフォーマンスを向上させます。 LVM に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
ファイルシステム
- ext4 — ext4 ファイルシステムは ext3 ファイルシステムをベースにし、 いくつかの改善が加えられています。 より規模の大きいファイルシステムおよびファイルに対応するようになり、 またディスク領域の割り当てに要する時間が短縮され効率的になっています。 1 ディレクトリ内でのサブディレクトリの作成は無制限になり、 ファイルシステムのチェックが高速化、 またジャーナリング機能もさらに堅牢になっています。 ext4 ではファイルシステムのサイズが最大 16TB まで対応するようになります。 このファイルシステムはデフォルトで選択される推奨のファイルシステムとなります。
注記
user_xattrとaclのマウントオプションは、インストールシステムにより ext4 システム上に自動で設定されます。これらのオプションはそれぞれ、拡張属性とアクセス制御リストを有効にします。これらのオプションについての詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux ストレージ管理ガイド を参照してください。 - ext3 — ext3 ファイルシステムは ext2 ファイルシステムをベースにしているためジャーナリング機能という大きな利点を備えています。 ジャーナリング機能を使用すると、 ファイルシステムに対して
fsck[8] を行なう必要がないためクラッシュ後のファイルシステムの復元に要する時間を短縮することができます。 - ext2 — ext2 ファイルシステムは標準の Unix ファイルタイプ (通常のファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクなど)に対応しています。最大 255 文字までの長いファイル名を割り当てる能力を提供します。
- xfs — XFS は高度な拡張性を持つハイパフォーマンスのファイルシステムで、最大 16 exabyte(約 1600万 terabyte)までのファイルシステム、8 exabyte(約 800万 terabyte)までのファイル、および数千万のエントリーを持つディレクトリ構造に対応します。XFS はより迅速なクラッシュ回復を促進するメタデータジャーナリングをサポートします。XFS ファイルシステムではマウント中でアクティブな場合でもデフラグやサイズ変更が可能です。
注記
インストーラーで作成できる XFS パーティションの最大サイズは 100 TB です。 - vfat — VFAT ファイルシステムは FAT ファイルシステムにある Microsoft Windows の長いファイル名に対応する Linux ファイルシステムです。
- Btrfs — Btrfs は、ext2、 ext3、および ext4 のファイルシステムに 比較してより多くのファイル、より大きなファイル、そしてより大きなボリュームに対処して管理できるファイルシステムとして開発中のものです。Btrfs は エラーに対してファイルシステムの許容度を上げて、 エラー発生時にその検出と修復の機能を持つように設計されています。チェックサムを利用してデータとメタデータの有効性を確実にし、バックアップや修復で使用できるファイルシステムのスナップ ショットを維持します。Btrfs はまだ実験段階で開発中であるため、インストールプログラムはこれをデフォルトで提供するものではありません。ドライブ上に Btrfs パーティションを作成したい場合は、インストールプロセスで起動オプション
btrfsを付けて開始しなければなりません。 その案内には 28章起動オプション を参照してください。警告
Red Hat Enterprise Linux 6.9 は技術プレビューとして Btrfs を収納しており、 ユーザーがこのファイルシステムを実験できるようにしています。重要なファイルや 重要なシステム運用の基礎となるものを含むパーティションには Btrfs を選択 すべきではありません。
16.17.3. ソフトウェア RAID の作成
- RAID パーティション
- このオプションを選択して、ソフトウェア RAID 用のパーティションを設定します。このオプションは、使用ディスクが RAID パーティションを含まない場合に利用可能な唯一の選択です。これは標準のパーティション追加時に出てくるダイアログと 同じものです。使用可能なオプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。 ファイルシステムタイプ は
ソフトウェア RAIDにセットする必要が あることに注意してください。
図16.42 ソフトウェア RAID パーティションの作成
- RAID デバイス
- このオプションを選択して、2つ、またはそれ以上の既存のソフトウェア RAID パーティションから RAID デバイスを 構築します。このオプションは、2つ、またはそれ以上のソフトウェア RAID パーティションが設定済みである場合に 利用できます。

図16.43 RAID デバイスを作成する
標準のパーティション用のファイルシステムタイプを選択します。Anaconda は自動的に RAID デバイス用の名前を提示しますが、ユーザーは手動でmd0からmd15までの名前を選択できます。個別のストレージデバイス横のチェックボックスをクリックしてそのデバイスをこの RAID に対して 統合したり削除したりします。RAID レベル とは、特定のタイプの RAID に相当するものです。以下のオプションから選択します。- RAID 0 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させます。RAID レベル 0 は標準パーティションのパフォーマンスを向上させ、複数デバイスのストレージを 1 つの大規模な仮想デバイスにプールするために使用できます。RAID レベル 0 は冗長性がないため、アレイ内の 1 デバイスが故障するとアレイ全体が壊れます。RAID 0 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 1 — 1 つのストレージデバイスのデータを 1 つ以上の他のストレージデバイスにミラーします。アレイ内の追加のデバイスにより冗長性レベルが向上します。RAID 1 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 4 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させますが、アレイ内の 1 デバイスを使用して、アレイ内のデバイスに障害が発生した場合にアレイを保護するパリティ情報を格納します。すべてのパリティ情報は 1 デバイスに格納されるため、このデバイスへのアクセスはアレイのパフォーマンスのボトルネックを生み出します。RAID 4 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 5 — データおよびパリティ情報を複数のストレージデバイス全体に分散させます。そのため、RAID レベル 5 は複数デバイス全体にデータを分散させるというパフォーマンスの優位性がある一方で、パリティ情報もアレイ全体に分散されているため RAID レベル 4 のパフォーマンスのボトルネックは存在しません。RAID 5 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 6 — RAID レベル 6 は RAID レベル 5 と似ていますが、1 セットのみのパリティデータを格納する代わりに、2 セットを格納します。RAID 6 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 10 — RAID レベル 10 はネストした RAID または ハイブリッド RAID です。RAID レベル 10 はストレージデバイスのミラーリングされたセットにデータを分散させることで構築されます。例えば、4 つの RAID パーティションから構築された RAID レベル 10 は、1 つのパーティションがもう 1 つのパーティションをミラーする 2 つのペアのパーティションで構成されています。次に、RAID レベル 0 のように、データはストレージデバイスの両方のペア全体に分散されます。RAID 10 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
16.17.4. LVM 論理ボリュームの作成
重要
lvm コマンドを実行します。テキストモードインストールに戻るには、Alt+F1 を押します。
- LVM 物理ボリューム
- このオプションを選択してパーティション、またはデバイスを LVM 物理ボリュームとして設定します。 このオプションは、使用するストレージがまだ LVM 物理ボリュームを含まない場合に使用できる 唯一の選択です。これは通常のパーティション追加時に出てくるダイアログと同じものです。 使用可能な オプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。ファイルシステムタイプは
LVM (physical volume )にセットされる必要があることに注意してください。
図16.44 LVM 物理ボリュームの作成
- LVM ボリュームグループの作成
- このオプションを選択して、利用可能な LVM 物理ボリュームから LVM ボリュームグループの作成をするか、または ボリュームグループに既存の論理ボリュームを追加します。

図16.45 LVM ボリュームグループの作成
単数、または複数の物理ボリュームを1つのボリュームグループに割り当てるには、 先ず、ボリュームグループに名前を付けます。その後そのボリュームグループで使用 されることになる物理ボリュームを選択します。最後に、追加、 編集、および 削除 のオプションを使用して、 いずれかのボリュームグループで論理ボリュームを設定します。ボリュームグループから物理ボリュームを削除することが出来ないことがあります。削除した場合、そのグループの論理ボリューム用に十分な領域を残すことができません。例えば、 8 GB の論理ボリュームを含んでいる2つの 5 GB の LVM 物理ボリュームパーティションで構成されたボリュームグループを例に取りましょう。構成要素となっている物理ボリュームのいずれかを削除すると、8 GB の論理ボリューム用にグループ内にたった 5 GB しか残らないため、インストーラーはそのような削除を許可しません。論理ボリュームの総サイズを適切に縮小した場合は、ボリュームグループから物理ボリュームを削除できる可能性があります。この例では、論理ボリュームのサイズを 4 GB に縮小すると、5 GB の物理ボリュームのいずれかを削除することが可能になります。 - 論理ボリュームの作成
- このオプションを選択して、LVM 論理ボリュームの作成をします。通常のディスクパーティションのように マウントポイント、ファイルシステムタイプ、 およびサイズ (MB) を選択します。この論理ボリュームの名前を 選択してそれに所属するボリュームグループの指定もできます。

図16.46 論理ボリュームの作成
16.17.5. パーティション設定に関する推奨
swapパーティション (256 MB 以上) — swap パーティションは仮想メモリーをサポートします。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足している場合、データは swap パーティションに書き込まれます。過去数年、推奨されるスワップ領域のサイズは、システムの RAM サイズとともに直線的に増加していました。しかし、最近のシステムのメモリーサイズは数百ギガバイトまで増加したため、現在ではシステムが必要なスワップ領域のサイズは、システムメモリーではなく、そのシステム上で実行しているメモリー負荷の関数であることが認識されています。以下の表には、ご使用のシステムの RAM 容量別に、システムがハイバネートするために十分なメモリーが不要な場合と必要な場合のスワップパーティションの推奨サイズをまとめています。推奨のスワップ領域はインストール中に自動的に確定されますが、ハイバネーションも可能にするには、カスタムパーティション分割の段階でスワップ領域の編集が必要となります。重要
以下の表での推奨情報は、メモリーの容量が少ないシステム (1 GB 以下) で特に重要になります。システムに十分な swap 領域が割り当てられないと、安定性の問題や、インストールされたシステムが起動できない問題などが発生する原因となることがあります。表16.2 システムの推奨 swap 領域
システムの RAM の容量 推奨 swap 領域 ハイバネートを許可する場合の推奨 swap 領域 2GB 以下の RAM RAM 容量の 2 倍 RAM 容量の 3 倍 2GB から 8GB の RAM RAM 容量と同じ RAM 容量の 2 倍 8GB から 64GB の RAM 最低 4GB RAM 容量の 1.5 倍 64GB 以上の RAM 最低 4GB ハイバネートは推奨しません ご使用のシステムが上記の境界線上 (RAM が 2GB、 8GB または 64GB) になる場合、swap サイズやハイバネートへの対応を決める際は慎重に行なってください。システムリソースに余裕がある場合は、swap 領域を大きくするとパフォーマンスが向上することがあります。swap 領域を複数のストレージデバイスに分散させることでも swap のパフォーマンスが向上されます (特に高速ドライブやコントローラー、インターフェースを備えたシステムで効果があります)。注記
Red Hat Enterprise Linux 6.0、6.1、および 6.2 向けに推奨されている swap サイズは、現在の推奨値とは異なります。現在の推奨値は、2012 年 6 月リリースの Red Hat Enterprise Linux 6.3 で初めて公開され、ハイバネート用の領域は考慮されていませんでした。Red Hat Enterprise Linux 6 の旧バージョンにおける自動インストールでは変更前の推奨値に基づいて swap 領域が生成されます。しかしながら、最適なパフォーマンスを目指す場合には、Red Hat Enterprise Linux 6.3 向けに発表されている新しい推奨値に基づいて swap サイズを手動で選択することをお勧めしています。- ハードドライブの 1 番目のパーティションにある PReP ブートパーティション — PReP ブートパーティションには Yaboot ブートローダーが含まれています (これにより他の Power Systems のサーバーが Red Hat Enterprise Linux を起動できるようになる)。 ネットワークソースからの起動を計画していない限り、 Red Hat Enterprise Linux の起動には PReP ブートパーティションが必要になります。IBM System p のユーザーは、PReP ブートパーティションは 4 MB から 8 MB にし、10 MB を超えないようにしてください。
/boot/パーティション (250 MB) —/boot/にマウントされているパーティションには、ブートストラッププロセス中に使用されたファイルと共に、(システムが Red Hat Enterprise Linux をブートできるようにする) オペレーティングシステムカーネルが 含まれています。ほとんどの PC ファームウェアの制限により、これらを保管する小規模の パーティションを作るとよいでしょう。ほとんどのユーザーには 250 MB のブートパーティションで 充分です。警告
RAID カードがある場合は、Red Hat Enterprise Linux 6.9 は IPR カード上でのハードウェア RAID の設定には対応していない点に注意してください。インストールの前にスタンドアロン診断 CD をブートして、RAID アレイを作成し、その RAID アレイにインストールすることができます。重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 の/bootおよび/(root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/homeなど他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273)rootパーティション (3.0 GB - 5.0 GB) — ここに「/」 (root ディレクトリ) があります。この設定では、すべてのファイルが (/bootに保存されるファイルを除く) この root パーティションにあります。3.0 GB のパーティションでは最小のインストールしかできません。5.0 GB の root パーティションならフルインストールしてすべてのパッケージグループを選択することができます。重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 の/bootおよび/(root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/homeなど他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273)重要
/(または root) パーティションはディレクトリ構造の最上レベルになります。/rootディレクトリ (スラッシュルートとも発音される) はシステム管理用ユーザーアカウントのホームディレクトリになります。
警告
/var/cache/yum/ にダウンロードします。パーティションを手動で設定する場合、独立した /var/ パーティションを作成して、そのパーティションがパッケージ更新のダウンロードのために充分な容量 (3.0 GB 以上) になるようにしてください。
16.18. ディスクへの変更の書き込み

図16.47 ストレージ設定のディスクへの書き込み
警告
16.19. パッケージグループの選択
重要

図16.48 パッケージグループの選択
- 基本サーバー (Basic Server)
- サーバーで使用する場合の基本的な Red Hat Enterprise Linux インストールです。
- データベースサーバー (Database Server)
- MySQL および PostgreSQL のデータベースが提供されます。
- Web サーバー (Web server)
- Apache ウェブサーバーが提供されます。
- Enterprise Identity サーバーのベース
- アイデンティティーと認証のサーバーを作成するために必要な OpenLDAP と IPA (Enterprise Identity Management) が提供されます。
- 仮想ホスト (Virtual Host)
- 仮想マシン用のホストを作成するための KVM と 仮想マシンマネージャー のツールが提供されます。
- デスクトップ (Desktop)
- OpenOffice.org 生産性スイート、 GIMP などのグラフィカルツール、マルチメディアアプリケーションなどが提供されます。
- ソフトウェア開発ワークステーション (Software Development Workstation)
- Red Hat Enterprise Linux システムでソフトウェアのコンパイルを行うために必要なツールが提供されます。
- 最低限 (Minimal)
- Red Hat Enterprise Linux の稼働に必須となるパッケージのみが提供されます。目的がひとつのサーバーやデスクトップアプライアンス向けの基本的なパッケージのみが提供され、このようなインストールでのパフォーマンスと安全性を最大化します。
警告
最小限のインストールでは現在、デフォルトではファイアウォールの設定を行いません(iptables/ip6tables)。authconfig と system-config-firewall-base のパッケージがこの選択に含まれていないためです。キックスタートファイルを使いこのパッケージをソフトウェア選択に追加するとこの問題に対処することができます。詳細については Red Hat カスタマーポータル をご覧ください。また、キックスタートファイルについては 32章キックスタートを使ったインストール を参照してください。対処を講じなくてもインストールは正常に完了します。ただし、ファイアウォールは設定されないため安全性に問題が残ります。
16.19.1. 追加のリポジトリからのインストール

図16.49 ソフトウェアリポジトリの追加

図16.50 ネットワークインターフェースの選択
- ドロップダウンメニューからインターフェースを選択します。
- をクリックします。

図16.51 ネットワークの接続
repodata と呼ばれるディレクトリを 含む ミラーのディレクトリを探します。
警告
16.19.2. ソフトウェア選択のカスタマイズ
注記
注記

図16.52 パッケージグループの詳細

図16.53 パッケージの選択一覧のコンテキストメニュー
16.19.2.1. 中核となるネットワークサービス
- syslog を介した中央化したロギング
- SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) 経由の電子メール
- NFS (Network File System) 経由のネットワークファイル共有
- SSH (Secure SHell) 経由のリモートアクセス
- mDNS (multicast DNS) 経由のリソースのアドバタイズ
- HTTP (HyperText Transfer Protocol) を介したネットワークファイル転送
- CUPS (Common UNIX Printing System) を介した印刷
- VNC (Virtual Network Computing) を介したリモートデスクトップアクセス
16.20. パッケージのインストール

図16.54 インストールの開始

図16.55 パッケージの完了
16.21. インストールの完了
login: プロンプト、あるいは GUI ログイン画面 (X Window System をインストールしていて X の自動起動を選択している場合) が表示されます。
第17章 IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング
/tmp ディレクトリ内のファイルにログを記録します。これらのファイルには以下が含まれます。
/tmp/anaconda.log- 一般的な anaconda メッセージ
/tmp/program.log- anaconda が実行するすべての外部プログラム
/tmp/storage.log- ストレージモジュールの詳細情報
/tmp/yum.log- yum パッケージインストールのメッセージ
/tmp/syslog- ハードウェア関連のシステムメッセージ
/tmp/anaconda-tb-identifier に統合されます。ここで、identifier はランダム文字列になります。
http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/lopdiags/info/LinuxAlerts.html
scp を使用して、これらのファイルをネットワーク上の別のシステムにコピーします (順序はこの逆にはなりません)。
17.1. Red Hat Enterprise Linux をブートできない
17.1.1. シグナル 11 のエラーが表示される
boot: または yaboot: プロンプトで以下のコマンドを入力します。
linux mediacheck
http://www.bitwizard.nl/sig11/17.2. インストール開始時の問題
17.2.1. グラフィカルインストールでの起動に関する問題
resolution= 起動オプションを使用してみることができます。詳細は、28章起動オプション を参照してください。
注記
nofb 起動オプションを使用してみてください。このコマンドは画面の読み込みを行うハードウェアによるアクセスに必要となる場合があります。
17.3. インストール中に発生する問題
17.3.1. No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ
No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージが出た場合は、インストールプログラムが認識できない SCSI コントローラーがある可能性があります。
17.3.2. トレースバックメッセージの保存

図17.1 クラッシュレポートのダイアログボックス
- 詳細
- エラーの詳細を表示

図17.2 クラッシュの詳細
- 保存
- エラーの詳細をローカルまたはリモートで保存
- 終了
- インストールプロセスを終了

図17.3 レポーターの選択
- ロガー
- エラーの詳細をローカルハードドライブの指定の場所にログファイルとして保存します。
- Red Hat カスタマーサポート
- カスタマーサポートにクラッシュレポートを送信し、サポートを要請します。
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートを Bugzilla または任意の URL にアップロードします。

図17.4 レポーターの設定
- ロガー
- ログファイルのパスとファイル名を指定します。既存のログファイルを追加する場合には、Append (追記する) にチェックマークを付けます。

図17.5 ログファイルのローカルパスの指定
- Red Hat カスタマーサポート
- レポートがカスタマーサポートに送信されて自分のアカウントにリンクされるようにするために、Red Hat Network のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、Verify SSL (SSL を照合する) のオプションはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図17.6 Red Hat Network の認証詳細情報の入力
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートのアップロード先 URL を指定します。

図17.7 クラッシュレポートのアップロード先 URL の入力
- Bugzilla
- クラッシュレポートを使用して Red Hat のバグ追跡システムにバグ報告を提出するには、Bugzilla のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、 のオプションにはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図17.8 Bugzilla の認証詳細情報の入力

図17.9 報告データの確認

図17.10 報告中のレポート

図17.11 報告終了
重要
17.3.3. パーティションテーブルに関する問題
The partition table on device hda was unreadable. To create new partitions it must be initialized, causing the loss of ALL DATA on this drive. (デバイス hda 上のパーティション表を読み込めません。新規のパーティションを作成するには 初期化する必要がありますが、このドライブ上のすべてのデータを喪失することになります。)
17.3.4. IBM Power Systems ユーザーの他のパーティション設定に関する問題
/(root) パーティション- タイプ swap の <swap> パーティション
- PReP ブートパーティション
- /boot/ パーティション
注記
17.4. インストール後の問題
17.4.1. *NWSSTG から IPL できない
17.4.2. グラフィカル環境へのブート
startx を使用することで X Window System のグラフィカルインターフェースを開始することができます。
/etc/inittab ファイル内にあるランレベルセクションの一桁の数字のみを変更してこのファイルを編集する必要があります。この編集作業が終了したら、コンピューターを再起動します。次回のログイン時にグラフィカルログインのプロンプトが出されます。
su コマンドを入力して root になります。
gedit /etc/inittab/etc/inittab が開きます。最初の画面に、以下のようなファイルのセクションが表示されます。
# Default runlevel. The runlevels used are:
# 0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
# 1 - Single user mode
# 2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
# 3 - Full multiuser mode
# 4 - unused
# 5 - X11
# 6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
id:3:initdefault:id:3:initdefault: の行にある数字を 3 から 5 に変更します。
警告
3 から 5 に変更してください。
id:5:initdefault:17.4.3. X Window System (GUI) に関する問題
17.4.4. X サーバーのクラッシュと root 以外のユーザーに関する問題
df -h
df コマンドはいっぱいになっているパーティションがどれかを診断するのに役立ちます。df および利用できるオプション(この例に使われている -h オプションなど) の説明については、シェルプロンプトで man df と入力して df の man ページを参照します。
/home/ や /tmp/ パーティションはユーザーのファイルですぐに満杯になってしまうことがあります。そのパーティションにスペースを作るには、古いファイルを削除します。ディスク領域をある程度解放した後に、前回失敗したユーザーとして X の実行を試みます。
17.4.5. ログイン時の問題
linux single として起動します。
# プロンプトにアクセスできるようになったら、passwd root を入力してください。これにより、ユーザーが root 用の新しいパスワードを入力できるようになります。その後に shutdown -r now と入力すると、新しい root パスワードでシステムを再起動できるようになります。
su - と入力した後にプロンプトの要求に応じて root パスワードを入力します。次に passwd <ユーザー名> を入力してください。これで指定されたユーザーアカウントの新しいパスワードを入力し直すことがきます。
https://hardware.redhat.com/パート III. IBM System z アーキテクチャー - インストールと起動
第18章 System z へのインストール計画
18.1. プレインストール
- オペレーティングシステムを LPAR 上で稼働させるのか、z/VM ゲストの OS として稼働させるのか選択します。
- スワップ領域が必要かどうか、また必要な場合はその大きさを決定します。z/VM が必要なスワップを行なえるように z/VM に十分なメモリーを割り当てることは可能かつ推奨されますが、必要とされる RAM の大きさが予測できない場合もあります。このような場合にはケースバイケースで検討してください。「パーティション設定に関する推奨」 を参照してください。
- ネットワーク設定について決定します。System z 向けの Red Hat Enterprise Linux 6.9 は 以下のネットワークデバイスをサポートしています。
- 物理的および仮想の OSA (オープンシステムアダプター)
- 物理的および仮想の HiperSockets
- 物理的な OSA 対応の LCS (LAN チャネルステーション)
- ディスク領域。必要なディスク領域を算出して、DASD [9]または SCSI ディスクに十分なディスク領域を割り当てます。[10] サーバーのインストールには 2 GB 以上、パッケージすべてをインストールするには 5 GB が必要です。アプリケーションデータ用のディスク領域も同様です。インストール後、DASD と SCSI ディスクパーティションは必要に応じて追加し、削除する場合があります。新規インストールの Red Hat Enterprise Linux (Linux インスタンス) で使用されるディスク領域は、そのシステム上にインストールしてある他の OS で使用されるディスク領域とは別のものである必要があります。ディスクとパーティション設定に関する詳細情報は 「パーティション設定に関する推奨」 を参照してください。
- RAM が必要です。Linux インスタンス用に 1 GB (推奨) を確保してください。一定の調整を行うと、最小限 512 MB の RAM でもインスタンスを稼働させることができる場合があります。
18.2. System z インストール手順の概要
インストーラーのブート (IPL)
メインフレームに接続し、その後にインストールプログラムを含むメディアから IPL (initial program load)、つまりブートを実行します。インストール段階 1
初期ネットワークデバイスをセットアップします。このネットワークデバイスは、SSH または VNC 経由でインストールシステムに接続するために使用されます。この接続で全画面モードのターミナルであるグラフィカルディスプレイになり、他のアーキテクチャーと同様にインストールが継続できるようになります。インストール段階 2
使用言語と Red Hat のインストールメディアのリポジトリからインストールするインストールプログラムとソフトウェアパッケージを探す場所および方法を指定します。インストール段階 3
anaconda (Red Hat インストールプログラムの主要部分) を使用してインストールの残りを実行します。

図18.1 インストールプロセス
18.2.1. インストーラーのブート (IPL)
generic.prm 内にパラメーターがあるカーネル (kernel.img) と 初期 ramdisk (initrd.img) から構成されるものです。Linux インストールシステムは、本書内ではインストーラーとも呼ばれます。
- z/VM reader — 詳細は 「z/VM リーダーを使用する」 を参照してください。
- リモート FTP サーバー経由の SE または HMC — 詳細は 「FTP サーバーを使用する」 を参照してください。
- SE または HMC DVD — 詳細は 「HMC または SE DVD ドライブの使用」 を参照してください。
- DASD — z/VM は 「設定済み DASD を使用する」 を、LPAR は 「設定済み DASD を使用する」 を参照してください。
- FCP チャンネル経由で接続されている SCSI デバイス — z/VM は 「設定済み FCP 接続の SCSI ディスクを使用する」 を、LPAR は 「設定済み FCP 接続の SCSI ディスクを使用する」 を参照してください。
- FCP 接続の SCSI DVD — z/VM は 「FCP 接続の SCSI DVD ドライブを使用する」 を、LPAR は 「FCP 接続の SCSI DVD ドライブを使用する」 を参照してください。
18.2.2. インストール段階 1
18.2.3. インストール段階 2
- FTP、HTTP、HTTPS、NFS のいずれかのプロトコルを使用したネットワーク経由。必要なインストールソースすべてを格納する別のネットワークサーバー (FTP、HTTP、HTTPS、NFS のいずれか) を事前に設定しておく必要があります。ネットワークサーバーの設定方法に関する詳しい説明は 「ネットワークからのインストールの準備」 を参照してください。
- ハードディスク (DASD または FCP チャンネル経由で接続されている SCSI デバイス)。必要なインストールソースを格納しているディスクを事前にセットアップする必要があります。詳細は 「ハードドライブからのインストールの準備」 を参照してください。
- FCP 接続の SCSI DVD 経由。FCP 接続の SCSI DVD からブートされる場合、これは自動的に処理されます。
18.2.4. インストール段階 3
- グラフィカルモード
これは VNC クライアント (推奨) を介して、または X11 サーバーを介して使用できます。マウスとキーボードを使用して画面を移動し、ボタンをクリックし、フィールドにテキストを入力できます。
- テキストベースモード
このインターフェースでは、GUI のインターフェース要素のすべてが提供されるわけではなく、設定のすべてがサポートされるわけでもありません。VNC クライアントまたは X11 サーバーを使用できない場合、対話式インストールにこのインターフェースを使用します。
- cmdline モード
これは、System z 上の自動インストール用です (「キックスタートを使ったインストールのパラメーター」 を参照)。
display= 変数を設定しないようにしてください (「VNC および X11 のパラメーター」 を参照)。Red Hat Enterprise Linux 6.9 では、ユーザーの介入を最小限にするためにテキストベースのインストールは縮小されています。FCP 接続 SCSI デバイスでのインストールやパーティションレイアウトの変更、またはパッケージ選択などの機能はグラフィカルユーザーインターフェースでのみ利用できます。可能な限りグラフィカルインストールを使用してください (23章インストール段階 3: Anaconda を使用したインストール を参照)。
18.3. X11 または VNC でのグラフィカルインターフェース
表18.1 パラメーターおよび SSH ログインタイプ
| パラメーター | SSH ログイン | ユーザーインターフェース |
|---|---|---|
| なし | X11 転送のない SSH | VNC またはテキスト |
vnc | X11 転送ありまたはなしの SSH | VNC |
| なし | X11 転送ありの SSH | X11 |
display=IP/hostname:display | X11 転送のない SSH | X11 |
18.3.1. X11 転送を使用したインストール
ssh -X install@linuxvm.example.com-X オプション (大文字の X) が X11 転送を有効にします。
18.3.2. X11 を使用したインストール
display=workstationname:0.0 に設定するとこれが確実に行われます。ここでの workstationname は、Linux イメージに接続するクライアントワークステーションのホスト名になります。別の方法では、display 環境変数を設定して、root ユーザーとしてログインした後にローダーを手動で実行します。デフォルトでは、ユーザー install としてログインします。こうすることでローダーが自動的に開始され、display 環境変数の上書きが許可されなくなります。
xauth コマンドを使用します。xauth を使用して X11 認証クッキーを管理するには、root ユーザーとして SSH で Linux インストールシステムにログインする必要があります。xauth と認証クッキーの管理方法の詳細については、xauth の man ページを参照してください。
xhost +linuxvmdisplay= 変数の設定をチェックしてください。z/VM 環境でインストールを実行している場合は、インストールを再実行してリーダーに新パラメーター読み込みます。
18.3.3. VNC を使用したインストール
vnc 変数とオプションで vncpassword 変数を指定します (詳細は 「VNC および X11 のパラメーター」 を参照)。
18.3.4. VNC リスナーを使用したインストール
vnc オプションとオプションとしての vncpassword に加えて、パラメーターファイル内の vncconnect オプションを使用します。ネットワークとファイアウォールは、一時 Linux インストールからワークステーションへの IP 接続を許可する必要があります。
-listen オプションを使用して vncviewer をリスナーとして実行します。ターミナルウィンドウで以下のコマンドを入力します。
vncviewer -listen18.3.5. キックスタートによるインストールの自動化
ks= オプションを使ったキックスタートファイルを指定する必要があります。キックスタートファイルは通常ネットワーク上にあります。パラメーターファイルは多くの場合、SSH を使用したネットワーク上でログインすることなくローダーを実行するために、cmdline オプションと RUNKS=1 オプションが含まれています (「キックスタートを使ったインストールのパラメーター」 を参照)。
18.3.5.1. すべてのインストールでキックスタートファイルを作成
/root/anaconda-ks.cfg というファイル名で保存されます。同一設定のインストールを繰り返したり、別のシステム用にコピーに修正を加えて使用することができます。
第19章 インストールの準備
19.1. ネットワークからのインストールの準備
注記
注記
/var/www/inst/rhel6.9 には http://network.server.com/inst/rhel6.9 でアクセスすることができます。
/location/of/disk/space として示しています。FTP、NFS、HTTP、HTTPS を介して一般に公開されるディレクトリは /publicly_available_directory として示しています。 例えば、 /var/isos という名前でディレクトリを作成した場合、 このディレクトリが /location/of/disk/space になります。 また、HTTP インストール用に /var/www/html/rhel6.9 を用意したならこれが /publicly_available_directory になります。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.iso19.1.1. FTP、HTTP、および HTTPS インストールの準備
警告
TLSv1 プロトコルのみ有効にしてください。POODLE SSL 脆弱性 (CVE-2014-3566) を回避するためSSLv2 と SSLv3 は必ず無効にしてください。 安全性を確保するため Apache を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1232413 、 tftp を使用する場合は https://access.redhat.com/solutions/1234773 をそれぞれ参照してください。
19.1.2. NFS インストールの準備
install.img ファイル、オプションとして product.img ファイルが NFS 経由のネットワークサーバーで利用できるようにしておけば十分です。
- NFS でエクスポートしたディレクトリに ISO イメージを転送します。Linux システム上で以下を実行します。
mv /path_to_image/name_of_image.iso /publicly_available_directory/path_to_image は ISO イメージファイルへのパス、name_of_image は ISO イメージファイルの名前です。publicly_available_directory は、NFS 経由でアクセスできるディレクトリーまたは NFS 経由でアクセス可能にする予定のディレクトリーです。 - SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないとインストールを継続できません。また、images/ディレクトリにはproduct.imgファイルも格納してください。このファイルがない場合は、パッケージグループの選択をする段階で 最小限 のインストール用パッケージしか利用できなくなります (「パッケージグループの選択」 を参照)。- ネットワークサーバー上の
/etc/exportsファイルに公開するディレクトリのエントリーが存在することを確認してください。これにより、そのディレクトリは NFS 経由で利用可能になります。ディレクトリを特定のシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory client.ip.address (ro)ディレクトリをすべてのシステムに読み取り専用でエクスポートするには、以下を使用します。/publicly_available_directory * (ro) - ネットワークサーバー上で NFS デーモンを開始します (Red Hat Enterprise Linux システム上では、
/sbin/service nfs startを使用)。NFS がすでに実行中の場合は、設定ファイルを再ロードします (Red Hat Enterprise Linux システムでは、/sbin/service nfs reloadを使用)。 - 『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』に記載の手順に従って NFS 共有のテストを必ず行なってください。NFS サーバーの開始と停止についての詳細については NFS のドキュメントを参照してください。
注記
boot: プロンプトで次のコマンドを入力します。
linux mediacheck19.2. ハードドライブからのインストールの準備
19.2.1. ハードドライブ上のインストール段階 3 とパッケージリポジトリへのアクセス
注記
install.img ファイルを使用します。ハードドライブにこれらのファイルがあると、インストールプログラムをブートする際にインストールソースとして を選択できます。
- インストール用 DVD の ISO イメージ。ISO イメージとは DVD のコンテンツの完全なコピーを格納するファイルです。
- ISO イメージから抽出した
install.imgファイル。 - オプションとして、ISO イメージから抽出した
product.imgファイル。
- Red Hat Enterprise Linux のインストール用 DVD から ISO イメージを取得します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。または、物理メディア上に DVD が存在する場合、Linux システムで 以下のコマンドを使用するとそのイメージを作成することができます。
dd if=/dev/dvd of=/path_to_image/name_of_image.isodvd は DVD ドライブデバイス、name_of_image は作成する ISO イメージファイルに与える名前です。path_to_image は作成した ISO イメージの格納先となる場所へのパスです。 - ISO イメージを DASD または SCSI デバイスに転送します。ISO ファイルは、インストール段階 1 (21章インストール段階 1: ネットワークデバイスの設定 を参照) かまたはインストール段階 2 (22章インストール段階 2: 言語とインストールソースの設定 を参照) でアクティブになったハードドライブ上に配置する必要があります。DASD を使用するとこれが自動的に可能になります。FCP LUN には、同じ FCP LUN からブート (IPL) するか、またはインストール段階 1 のメニューで用意されたレスキューシェルを使用して、「FCP LUN を動的にアクティベートする」で説明されているように、ISO を保持している FCP LUN を手動でアクティブにします。
- SHA256 checksum プログラムを使用して、コピーした ISO イメージが変更されていない完全な状態かどうかを確認します。各種のオペレーティングシステムを対象とした SHA256 checksum プログラムが数多くあります。Linux システムでは以下を実行します。
$ sha256sum name_of_image.isoname_of_image には ISO イメージのファイル名を入力します。SHA256 checksum プログラムを実行すると ハッシュ と呼ばれる 64 文字の文字列が表示されます。このハッシュを Red Hat カスタマーポータルの ダウンロード ページに表示されるイメージ固有のハッシュと比較します (1章Red Hat Enterprise Linux の取得 を参照)。ハッシュの文字列がまったく同一にならなければなりません。 images/ディレクトリを ISO イメージ内から ISO イメージファイル自体を格納した同じディレクトリにコピーします。以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/images /publicly_available_directory/umount /mount_pointここで、path_to_imageは ISO イメージファイルのパスであり、name_of_imageは ISO イメージの名前で、mount_pointは、イメージからファイルをコピーしている間にイメージをマウントするマウントポイントです。例えば以下のとおりです。mount -t iso9660 /var/isos/RHEL6.iso /mnt/tmp -o loop,rocp -pr /mnt/tmp/images /var/isos/umount /mnt/tmpISO イメージファイルとimages/ディレクトリが、同一ディレクトリ内に並んで表示されます。images/ディレクトリに少なくともinstall.imgファイルが格納されていることを確認します。このファイルがないとインストールを継続できません。また、images/ディレクトリにはproduct.imgファイルも格納してください。このファイルがない場合は、パッケージグループの選択をする段階で 最小限 のインストール用パッケージしか利用できなくなります (「パッケージグループの選択」 を参照)。重要
images/ディレクトリに必要なファイルは、install.imgおよびproduct.imgのみです。- DASD または SCSI LUN を新規の z/VM ゲスト仮想マシン、または LPAR にアクセスできるようにしてから、インストールを続行します (20章インストーラーのブート (IPL) を参照)。または別の方法として、「ハードドライブからインストーラーをブートする準備」を参照してください。
注記
mediacheck パラメーターを追加してください。(「その他のパラメーター」 を参照)。
19.2.1.1. ハードドライブからインストーラーをブートする準備
/mnt にマウントされて、ユーザーが既存のブートレコードを保存する必要がないことを想定しています。
zipl -V -t /mnt/ -i /mnt/images/kernel.img -r /mnt/images/initrd.img -p /mnt/images/generic.prm警告
zipl.conf) 内に新規のエントリーを追加する方法について「『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』」内にある zipl の章を参照してください。
第20章 インストーラーのブート (IPL)
20.1. z/VM 環境でのインストール
- z/VM 仮想リーダー
- zipl ブートローダーで準備された DASD または FCP 接続の SCSI デバイス
- FCP 接続の SCSI DVD ドライブ
注記
logon user here#cp ipl cmsquery disk- System z 用語 で ストレージ と呼ばれる利用可能なメインメモリーをクエリーします。使用中のゲストは少なくとも 512 メガバイトのメインメモリーが必要です。
cp query virtual storage - 利用可能なネットワークデバイスのタイプをクエリーします。
osa- OSA (CHPID タイプ OSD、実または仮想 (VSWITCH または GuestLAN タイプ QDIO)、両方とも QDIO モード)
hsi- HiperSockets (CHPID タイプ IQD、実または仮想 (GuestLAN タイプ Hipers))
lcs- LCS (CHPID タイプ OSE)
例えば、上記のネットワークデバイスのタイプをすべてクエリーするには、以下を実行します。cp query virtual osa - 利用可能な DASD をクエリーします。読み書きモードの RW のフラグのあるものだけがインストールターゲットとして使用できます。
cp query virtual dasd - 利用できる FCP チャネルを問い合わせます。
cp query virtual fcp
20.1.1. z/VM リーダーを使用する
- 必要であれば、z/VM の TCP/IP ツールを含んでいるデバイスを CMS ディスク一覧に追加します。例を示します。
cp link tcpmaint 592 592 acc 592 fm
fm を FILEMODE 文字で置き換えます。 - コマンドを実行します。
ftp hostここでは、host はブートイメージ (kernel.imgおよびinitrd.img) をホストする FTP サーバーのホスト名もしくは IP アドレスになります。 - ログインして以下のコマンドを実行します。既存の
kernel.img、initrd.img、generic.prm、redhat.execファイルを上書きする場合は、(replオプションを使用します。cd /location/of/install-tree/images/asciiget generic.prm (replget redhat.exec (repllocsite fix 80binaryget kernel.img (replget initrd.img (replquit - オプションとして、CMS コマンド
filelistを使用して受理したファイルとそのフォーマットを表示することで、ファイルが正常に転送されたかどうかをチェックします。ここで重要な点は、kernel.imgとinitrd.imgが Format コラムにFで示された固定レコード長形式とLreclコラムのレコード長が 80 となっていることです。例えば、VMUSER FILELIST A0 V 169 Trunc=169 Size=6 Line=1 Col=1 Alt=0Cmd Filename Filetype Fm Format Lrecl Records Blocks Date TimeREDHAT EXEC B1 V 22 1 1 4/15/10 9:30:40GENERIC PRM B1 V 44 1 1 4/15/10 9:30:32INITRD IMG B1 F 80 118545 2316 4/15/10 9:30:25KERNEL IMG B1 F 80 74541 912 4/15/10 9:30:17PF3 を押してfilelistを終了し、CMS プロンプトに戻ります。 - 最後に REXX スクリプト
redhat.execを実行してインストーラーをブート(IPL) します。redhat
20.1.2. 設定済み DASD を使用する
cp ipl DASD device number loadparm boot_entry_numbercp ipl eb1c loadparm 020.1.3. 設定済み FCP 接続の SCSI ディスクを使用する
- z/VM の SCSI ブートローダを FCP ストレージエリアネットワーク内の設定済み SCSI ディスクにアクセスするよう設定します。Red Hat Enterprise Linux インストーラーを参照する設定済み zipl ブートメニューエントリーを選択します。以下の形式のコマンドを使用します。
cp set loaddev portname WWPN lun LUN bootprog boot_entry_numberWWPN はストレージシステムの WWPN で、LUN はディスクの LUN に置き換えます。16進法の 16 桁番号はそれぞれ 8 桁の 2 つのペアに分割される必要があります。例えば、cp set loaddev portname 50050763 050b073d lun 40204011 00000000 bootprog 0 - 次のコマンドを使うとオプションで設定の確認ができます。
query loaddev - 以下のコマンドを使用して、ディスクを含むストレージシステムに接続している FCP デバイスをブート (IPL) します。
cp ipl FCP_device以下に例を示します。cp ipl fc00
20.1.4. FCP 接続の SCSI DVD ドライブを使用する
- System z 用の Red Hat Enterprise Linux DVD を DVD ドライブに挿入します。
- z/VM の SCSI ブートローダーが FCP ストレージエリアネットワーク内の DVD ドライブにアクセスするよう設定します。System z 用 Red Hat Enterprise Linux DVD 上の ブートエントリーに
1を指定します。以下の形式のコマンドを使用します。cp set loaddev portname WWPN lun FCP_LUN bootprog 1WWPN は FCP-to-SCSI ブリッジの WWPN になります。FCP_LUN は DVD ドライブの LUN を入れます。16 進数は 8 桁ずつ 2 組のペアに分割する必要があります。以下に例を示します。cp set loaddev portname 20010060 eb1c0103 lun 00010000 00000000 bootprog 1 - 次のコマンドを使うとオプションで設定の確認ができます。
cp query loaddev - FCP-to-SCSI ブリッジに接続されている FCP デバイス上で起動 (IPL) します。
cp ipl FCP_device以下に例を示します。cp ipl fc00
20.2. LPAR にインストールする
- FTP サーバー
- HMC または SE の DVD ドライブ
- zipl ブートローダーで設定済みの DASD または FCP 接続の SCSI ドライブ
- FCP 接続の SCSI DVD ドライブ
- LPAR に新しいオペレーティングシステムをインストールするために十分な権限を持つユーザーとして、IBM System z の HMC (ハードウェア管理コンソール) または SE (サポートエレメント) にログインします。
SYSPROGユーザーが推奨ユーザーになります。 - イメージ を選択し、インストール先となる LPAR を選択します。右側にあるフレーム内の矢印を使って メニューに進みます。
- オペレーティングシステムのメッセージ をダブルクリックしてテキストコンソールを表示します。ここでは、Linux のブートメッセージが現れ、ユーザー入力が要求される可能性があります。詳細は、『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』 の 「Linux の起動」の章と 『ハードウェア管理コンソールの操作ガイド(Hardware Management Console Operations Guide)』、注文番号 [SC28-6857] を参照してください。
20.2.1. FTP サーバーを使用する
- Load from CD-ROM, DVD, or Server (CD-ROM、DVD、またはサーバーからロード) をダブルクリックします。
- それに続くダイアログボックスで、FTP ソース を選択して、以下の情報を入力します。Host Computer: インストール元となる FTP サーバーのホスト名か IP アドレス (例えば、 ftp.redhat.com)。User ID: FTP サーバー上のユーザー名 (または anonymous)。Password: パスワード(anonymous としてログインする場合は、電子メールアドレスを使用)。Account (optional): このフィールドは空白で残します。File location (optional): System z 用 Red Hat Enterprise Linux を保有している FTP サーバー上のディレクトリ (例えば、/rhel/s390x/)。
- Continue (続行) をクリックします。
- 次に表示されるダイアログボックスでは、
generic.insのデフォルト選択はそのままにして、Continue (続行) をクリックします。
20.2.2. HMC または SE DVD ドライブの使用
- Load from CD-ROM, DVD, or Server (CD-ROM、DVD、またはサーバーからロード) をダブルクリックします。
- 続くダイアログボックスで ローカル CD-ROM / DVD を選択し、続行 をクリックします。
- 続くダイアログボックスで、
generic.insのデフォルト選択はそのままにしておき、続行 をクリックします。
20.2.3. 設定済み DASD を使用する
- Load (ロード) をダブルクリックします。
- 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ) で
Normal (通常)を選択します。 - ロードアドレス (Load address) で DASD のデバイス番号を入力します。
- ロードパラメーター (Load parameter) として、Red Hat Enterprise Linux インストーラーをブートするために準備した zipl ブートメニューのエントリーに対応する数字を入力します。
- ボタンをクリックします。
20.2.4. 設定済み FCP 接続の SCSI ディスクを使用する
- Load (ロード) をダブルクリックします。
- 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ) で
SCSIを選択します。 - ロードアドレス には、SCSI ディスクに接続してある FCP チャンネルのデバイス番号を記入します。
- ディスクを含むストレージシステムの WWPN を 16 進法の 16 桁の番号で ワールドワイドポートネーム として記入します。
- ディスクの LUN を 論理ユニット番号 (Logical unit number) として 16 進法の 16 桁番号で記入します。
- ブートプログラムセレクター (Boot program selector) として、Red Hat Enterprise Linux インストーラーをブートするために準備した zipl ブートメニューのエントリーに対応する数字を入力します。
- Boot record logical block address (ブートレコードの論理ブロックアドレス) は
0のままにしておきます。また、Operating system specific load parameters (オペレーティングシステム固有のロードパラメーター) は空のままにしておきます。 - ボタンをクリックします。
20.2.5. FCP 接続の SCSI DVD ドライブを使用する
- System z 用の Red Hat Enterprise Linux DVD を DVD ドライブに挿入します。
- Load (ロード) をダブルクリックします。
- 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ) で
SCSIを選択します。 - ロードアドレス には、FCP-to-SCSI ブリッジに接続してある FCP チャンネルのデバイス番号を記入します。
- ワールドワイドポートネーム には、FCP-to-SCSI ブリッジの WWPN を 16 進法の 16 桁の番号で記入します。
- 論理ユニット番号 (Logical unit number) には、DVD ドライブの LUN を 16 進法の 16 桁番号で記入します。
- ブートプログラム選択肢 (Boot program selector) には
1を記入して、System z 用の Red Hat Enterprise Linux DVD 上のブートエントリーを選択します。 - Boot record logical block address (ブートレコードの論理ブロックアドレス) は
0のままにしておきます。また、Operating system specific load parameters (オペレーティングシステム固有のロードパラメーター) は空のままにしておきます。 - ボタンをクリックします。
第21章 インストール段階 1: ネットワークデバイスの設定
generic.prm を使用して) 対話式で行っている場合、そのネットワークについて質問されます。データシート形式か同様のものでデータを用意しておくとよいでしょう。この手順を自動化したい場合は、パラメーターファイル内か、 CMS 設定ファイル内に各オプションの情報を記入してください。
Starting the zSeries initrd to configure networking. Version is 1.2Starting udev...
cio_ignore カーネルパラメーターに依存しています。 cio_ignore が原因でデバイスが発見されない場合は、以下の 例のように無視されるデバイスの一覧を抹消できます。LPAR 上の場合のように多くの デバイスが存在する場合にはこれには少々時間がかかり、長いリストになります。
Scanning for available network devices...Autodetection found 0 devices.Note: There is a device blacklist active! (Clearing might take long)c) clear blacklist, m) manual config, r) rescan, s) shell:cClearing device blacklist...Scanning for available network devices...Autodetection found 14 devices.NUM CARD CU CHPID TYPE DRIVER IF DEVICES1 OSA (QDIO) 1731/01 00 OSD qeth eth 0.0.f500,0.0.f501,0.0.f5022 OSA (QDIO) 1731/01 01 OSD qeth eth 0.0.f503,0.0.f504,0.0.f5053 OSA (QDIO) 1731/01 02 OSD qeth eth 0.0.1010,0.0.1011,0.0.10124 HiperSockets 1731/05 03 IQD qeth hsi 0.0.1013,0.0.1014,0.0.10155 OSA (QDIO) 1731/01 04 OSD qeth eth 0.0.1017,0.0.1018,0.0.10196 CTC adapter 3088/08 12 ? ctcm ctc 0.0.1000,0.0.10017 escon channel 3088/1f 12 ? ctcm ctc 0.0.1002,0.0.10038 ficon channel 3088/1e 12 ? ctcm ctc 0.0.1004,0.0.10059 OSA (QDIO) 1731/01 76 OSD qeth eth 0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f210 LCS OSA 3088/60 8a OSE lcs eth 0.0.1240,0.0.124111 HiperSockets 1731/05 fb IQD qeth hsi 0.0.8024,0.0.8025,0.0.802612 HiperSockets 1731/05 fc IQD qeth hsi 0.0.8124,0.0.8125,0.0.812613 HiperSockets 1731/05 fd IQD qeth hsi 0.0.8224,0.0.8225,0.0.822614 HiperSockets 1731/05 fe IQD qeth hsi 0.0.8324,0.0.8325,0.0.8326<num>) use config, m) manual config, r) rescan, s) shell:
m* NOTE: To enter default or empty values press enter twice. *Network type (qeth, lcs, ctc, ? for help). Default is qeth:qethRead,write,data channel (e.g. 0.0.0300,0.0.0301,0.0.0302 or ? for help).0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f2Portname (1..8 characters, or ? for help). Default is no portname:Relative port number for OSA (0, 1, or ? for help). Default is 0:Activating network device...Detected: OSA card in OSD mode, Gigabit Ethernet
Hostname of your new Linux guest (FQDN e.g. s390.redhat.com or ? for help):host.subdomain.domainIPv4 address / IPv6 addr. (e.g. 10.0.0.2 / 2001:0DB8:: or ? for help)10.0.0.42IPv4 netmask or CIDR prefix (e.g. 255.255.255.0 or 1..32 or ? for help). Default is 255.0.0.0:24IPv4 address of your default gateway or ? for help:10.0.0.1Trying to reach gateway 10.0.0.1...IPv4 addresses of DNS servers (separated by colons ':' or ? for help):10.1.2.3:10.3.2.1Trying to reach DNS servers...DNS search domains (separated by colons ':' or ? for help):subdomain.domain:domainDASD range (e.g. 200-203,205 or ? for help). Default is autoprobing:eb1cActivated DASDs:0.0.eb1c(ECKD) dasda : active, blocksize: 4096, 1803060 blocks, 7043 MB
重要
none を入力します。これが 定義した DASD パラメーターの要求を満足して、SCSI のみの環境を設置します。
Incorrect ... (<OPTION-NAME>):0) redo this parameter, 1) continue, 2) restart dialog, 3) halt, 4) shell
Network type0) default is previous "qeth", 1) new value, ?) help
Initial configuration completed (初期設定終了) が 表示されます。
Initial configuration completed.c) continue, p) parm file/configuration, n) network state, r) restart, s) shell
neth0 Link encap:Ethernet HWaddr 02:00:00:AB:C9:81inet addr:10.0.0.42 Bcast:10.0.0.255 Mask:255.255.255.0UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1492 Metric:1RX packets:64 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0TX packets:4 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0collisions:0 txqueuelen:1000RX bytes:3334 (3.2 KiB) TX bytes:336 (336.0 b)lo Link encap:Local Loopbackinet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0collisions:0 txqueuelen:0RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b)Kernel IP routing tableDestination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface127.0.0.1 0.0.0.0 255.255.255.255 UH 0 0 0 lo10.0.0.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 eth00.0.0.0 10.0.0.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0c) continue, p) parm file/configuration, n) network state, r) restart, s) shell
pNETTYPE=qethIPADDR=10.0.0.42NETMASK=255.255.255.0GATEWAY=10.0.0.1HOSTNAME=host.subdomain.domainSUBCHANNELS=0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f2LAYER2=1MACADDR=02:00:00:AB:C9:81PORTNAME=OSAPORTDNS=10.1.2.3:10.3.2.1SEARCHDNS=subdomain.domain:domainDASD=eb1cc) continue, p) parm file/configuration, n) network state, r) restart, s) shell
cStarting sshd to allow login over the network.Connect now to 10.0.0.42 and log in as user 'install' to start theinstallation.E.g. using: ssh -x install@10.0.0.42For VNC or text mode, disable X11 forwarding (recommended) with 'ssh -x'.For X11, enable X11 forwarding with 'ssh -X'.You may log in as the root user to start an interactive shell.
RUNKS=1 を使用している場合は、 linuxrc が自動的にローダーを開始します。
21.1. ターミナルに関する注記
root ユーザーを使用してインストール済みシステムに接続して、 インストーラーを自動的に開始せずに root シェルを取得します。問題判別には、多くの ssh を使用して 接続することになるかも知れません。
第22章 インストール段階 2: 言語とインストールソースの設定
generic.prm 使用)、言語とインストールソースを選択するための ローダープログラムはテキストモードで開始します。新規の ssh セッションでは、以下の メッセージが表示されます。
Welcome to the anaconda install environment 1.2 for zSeries22.1. 非対話式のラインモードインストール
cmdline オプションを指定している場合、ローダーは ラインモード指向のテキスト出力で開始します。このモードでは、すべての必要情報が キックスタートファイル内に提供されている必要があります。インストーラーはユーザーの介入を 許可せず、未指定のインストール情報がある場合は、停止します。
22.2. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース

図22.1 URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット

図22.2 Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット
- ウィンドウ — ウィンドウ (このガイドでは ダイアログ と呼ばれる) は、インストール中を通して画面に表示されます。一つのウィンドウが別のウィンドウの上に重なって表示されることもあります。こうした場合、操作可能なウィンドウは、一番上のものだけになります。操作が終了するとそのウィンドウが消え、その下にあったウィンドウが操作できるようになります。
- チェックボックス — チェックボックスを使って項目を選択したり選択を解除したりすることができます。 ボックスにはアスタリスク (* 印 - 選択されている) か空白 (選択されていない) のどちらかが表示されます。 カーソルをチェックボックスに移動させ、 Space キーを押して項目を選択したり選択を解除したりします。
- テキスト入力 — インストール プログラムによって求められる情報を入力する領域がテキスト入力行になります。 カーソルをテキスト入力行に移動させ、 入力行に情報を入力したり、 入力されている情報の編集をしたりすることができます。
- テキストウィジェット — テキスト表示用の画面領域がテキストウィジェットです。 テキストウィジェットには、 チェックボックスなど他のウィジェットが含まれることもあります。 表示画面領域に表示しきれないほど多くの情報がある場合は、 スクロールバーが表示されます。 カーソルをテキストウィジェット内に移動させ、 上 と 下 の矢印キーを使ってスクロールしながらすべての情報を見ることができます。 現在位置は、 スクロールバー上に # の文字で表示され、 スクロールと同時に上下に動きます。
- スクロールバー — スクロールバーはウィンドウの横か下に現れ、 現在ウィンドウの枠内にある一覧またはドキュメントの表示部分をコントロールします。スクロールバーを使うとファイルのどの部分に移動するのも簡単になります。
- ボタンウィジェット — インストールプログラムとの対話型操作の基本となります。 Tab や Enter キーを使用してボタンを操作しながらインストールプログラムのウィンドウからウィンドウに進んでいきます。 強調表示されているボタンが選択操作できるボタンになります。
- カーソル (Cursor) — カーソルはウィジェットではありませんが、 特定のウィジェットで選択 (および操作) を行うために使用します。カーソルがウィジェットからウィジェットに移動すると、そのウィジェットの色が変化することがありますが、 ウィジェットの中あるいは隣に移動するだけのこともあります。図22.1「URL Setup (URL 設定) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが チェックボックス上に位置しています。 図8.2「Choose a Language (言語の選択) で表示されるインストールプログラムのウィジェット」 では、 カーソルが ボタン上にあります。
22.2.1. キーボードを使用した操作
警告
22.3. 言語の選択
lang= (「ローダーパラメーター」 参照) を使用するか、 またはキックスタートコマンド lang (「キックスタートによるインストールの自動化」 参照) を使用します。

図22.3 言語の選択
22.4. インストール方法

図22.4 インストール方法
22.4.1. DVD からのインストール
注記
22.4.2. ハードドライブからのインストール
repo=hd 起動オプションを使用している場合は、 パーティション指定は完了しています。

図22.5 ハードドライブインストール用のパーティション選択ダイアログ
/dev/dasd で始まります。 各ドライブには、 /dev/dasda や /dev/sda などそれぞれ固有の文字が与えられます。 さらに、 そのドライブ上にある各パーティションにも /dev/dasda1 や /dev/sda1 などの番号が付けられます。
表22.1 異なるパーティションタイプのための ISO イメージの場所
| ファイルシステム | マウントポイント | ファイルまでの本来のパス | 使用するディレクトリ |
|---|---|---|---|
| ext2, ext3, ext4 | /home | /home/user1/RHEL6.9 | /user1/RHEL6.9 |
/」と入力します。 ISO イメージがマウントしたパーティションのサブディレクトリに置かれている場合は、 そのパーティション内で ISO イメージを収納している ディレクトリ名を入力します。 例えば、 ISO イメージが置かれているパーティションが通常、 /home/ としてマウントされ、 そのイメージが /home/new/ ディレクトリ配下にある場合、 /new/ と入力します。
重要
22.4.3. ネットワークインストールの実行
- NFS 経由でインストールしている場合は、「NFS 経由のインストール」 に進んでください。
- Web または FTP 経由でインストールしている場合は、「FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール」 に進んでください。
22.4.4. NFS 経由のインストール
repo=nfs 起動オプションを使用した場合は、 既にサーバーとパスは指定されています。

図22.6 NFS 設定ダイアログ
- NFS server name フィールドに NFS サーバーのドメイン名または IP アドレスを入力します。例えば、
example.comドメインのeastcoastという名前のホストからインストールする場合は、eastcoast.example.comと入力します。 - Red Hat Enterprise Linux 6.9 directory フィールドにエクスポートしたディレクトリの名前を入力します。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux インストールツリーのミラーをエクスポートしている場合は、 インストールツリーの root を含むディレクトリを入力します。 すべてが正しく指定されると、 Red Hat Enterprise Linux のインストールプログラムが実行を開始したことを示すメッセージが表示されます。
- NFS サーバーで Red Hat Enterprise Linux DVD の ISO イメージをエクスポートしている場合は、 その ISO イメージを収納しているディレクトリを入力します。
「NFS インストールの準備」 の記載に従って設定を行なった場合、エクスポート済みディレクトリとはpublicly_available_directoryに指定したディレクトリになります。 - 必要となる NFS マウントオプションがある場合には、 NFS mount options フィールドに入力します。 オプションの包括的なリストについては、 mount および nfs の man ページを参照してください。 マウントオプションが必要ない場合は空白のまま残します。
- 23章インストール段階 3: Anaconda を使用したインストール に進んでください。
22.4.5. FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール
重要
http://、 https://、 ftp:// のいずれかをプロトコルとして明示的に指定する必要があります。
repo=ftp、または repo=http の起動オプションを使用した場合は、 サーバーとパスは既に指定されています。
/images ディレクトリを格納しているディレクトリ名をそれぞれ入力します。 例を示します。
/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/s390x/
https:// を指定します。
{ftp|http|https}://<user>:<password>@<hostname>[:<port>]/<directory>/
http://install:rhel6.9pw@name.example.com/mirrors/redhat/rhel-6.9/Server/s390x/

図22.7 URL 設定ダイアログ
22.5. メディアの検証
22.6. インストールプログラムの段階 3 の取り込み

図22.8 インストールプログラムの段階 3 の取り込み
第23章 インストール段階 3: Anaconda を使用したインストール
23.1. 非対話式ラインモードテキストインストールプログラムの出力
cmdline オプションがパラメーターファイル (「キックスタートを使ったインストールのパラメーター」 参照)、またはキックスタートファイル (32章キックスタートを使ったインストール 参照) 内の起動オプションとして 指定されている場合、anaconda はラインモード指向のテキスト出力で開始します。 すべての必要な情報がキックスタートファイル内に提供されていなければなりません。インストーラーはユーザーの介入を 許可しない上に、指定されていないインストール情報があれば停止します。
23.2. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
- FCP LUN を対話式にアクティベート
- LVM、RAID、FCoE、zFCP、および iSCSI などの高度なストレージメソッドの設定
- パーティションレイアウトのカスタマイズ
- ブートローダーレイアウトのカスタマイズ
- インストール時のパッケージの選択
- Firstboot を使用したインストール済みシステムの設定
23.3. グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース
23.4. インストールターミナルの設定
display= 変数をセットしていないで、X11 転送を使用しない場合、anaconda は VNC もしくはテキストモードで開始の選択肢を提供します。

図23.1 VNC または テキストモードの選択

図23.2 VNC サーバーの開始
23.5. Red Hat Enterprise Linux へようこそ

図23.3 「ようこそ」の画面
23.6. ストレージデバイス

図23.4 ストレージデバイス
- 基本ストレージデバイス
- このオプションは System z には該当しません。
- 特殊化したストレージデバイス
- を選択すると、以下のストレージデバイスに Red Hat Enterprise Linux をインストールできます。
- DASD (ダイレクトアクセスストレージデバイス)
- マルチパスを持つ FCP 接続の SCSI LUN などのマルチパスデバイス
- シングルパスを持つ FCP 接続の SCSI LUN などの SAN (ストレージエリアネットワーク)
オプションを使用して、iSCSI (インターネットスモールコンピューターシステムインターフェース) 接続を設定します。 System z では FCoE (ファイバーチャンネルオーバーイーサネット) オプションを使用することはできません。このオプションは灰色表示となっています。
注記
mdeventd デーモンによる LVM およびソフトウェア RAID デバイスの監視は行われません。
23.6.1. ストレージデバイス選択の画面
- 基本的デバイス
- 基本ストレージデバイスは、ハードディスクやソリッドステートドライブなどのようにローカルシステムに直接接続されています。System z では、これにアクティベートされた DASD が含まれます。
- ファームウェア RAID
- ストレージデバイスはファームウェア RAID コントローラーに接続されています。System z では、これは該当しません。
- マルチパスデバイス
- 同じシステムにあるファイバーチャネルの複数のポートや複数の SCSI コントローラーなど、複数のパスでアクセスできるストレージデバイスです。
重要
インストーラーは、16 文字か 32 文字のシリアル番号を持つマルチパスストレージデバイスのみを検出します。 - 他の SAN デバイス
- 単独パスで接続の FCP LUN など、SAN (storage area network) で利用できる他のデバイスです。

図23.5 ストレージデバイスの選択 — 基本的デバイス

図23.6 ストレージデバイスの選択 — マルチパスデバイス

図23.7 ストレージデバイスの選択 — 他の SAN デバイス

図23.8 ストレージデバイスの検索タブ

図23.9 コラムの選択
/etc/fstab ファイルを修正すればシステムに追加することが可能です。
23.6.1.1. DASD の低レベルフォーマット

図23.10 未フォーマットの DASD デバイスが見付かりました
zerombr を指定します。詳細には、32章キックスタートを使ったインストール を参照してください。
23.6.1.2. 高度なストレージオプション

図23.11 高度なストレージオプション
23.6.1.2.1. iSCSI パラメーターの設定
手順23.1 iSCSI の検出

図23.12 iSCSI 探索結果の詳細ダイアログ
- ターゲット IP アドレス フィールドに iSCSI ターゲットの IP アドレスを入力します。
- iSCSI 修飾名 (IQN) 形式で iSCSI イニシエータ名 フィールドに iSCSI イニシエーターの名前を入力します。有効な IQN は以下で構成されます。
- 「
iqn.」の文字列 (ピリオドが必要) - 日付コード (企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名が登録された年と月、記述の順序は年を表す4 桁の数字、 ダッシュ記号、 月を表す 2 桁の数字、 ピリオドの順で構成。 例、 2010 年 9 月の場合は「
2010-09.」) - 企業や組織のインターネットドメイン名またはサブドメイン名 (トップレベルのドメインを先頭にして逆順で表す。 例、
storage.example.comのサブドメインは、com.example.storageと表す。) - コロン (「:」) とドメイン名またはサブドメイン内でその iSCSI イニシエーターを固有に識別する文字列 (例、
:diskarrays-sn-a8675309)
以上から、完全な IQN はiqn.2010-09.storage.example.com:diskarrays-sn-a8675309のようになります。 anaconda では、 IQN を構成しやすいようこの形式による任意の名前がすでに iSCSI イニシエータ名フィールドに自動入力されています。IQN の詳細については、 http://tools.ietf.org/html/rfc3720#section-3.2.6 にある 『RFC 3720 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI)』 の 『3.2.6. iSCSI Names』 のセクションや、 http://tools.ietf.org/html/rfc3721#section-1 にある 『RFC 3721 - Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI) Naming and Discovery』 の 『1. iSCSI Names and Addresses』 のセクションを参照してください。 - ドロップダウンメニューを使って、iSCSI 検出に使用する認証タイプを指定します。

図23.13 iSCSI 検出の認証
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲット用のユーザー名とパスワードを入力します。

図23.14 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドには iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図23.15 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットの検出が試行されます。 検出が成功すると、 iSCSI 探索されたノード ダイアログにターゲット上で検出された全 iSCSI ノードの一覧が表示されます。
- 各ノードの横にはそれぞれチェックボックスがあります。 チェックボックスをクリックしてインストールに使用するノードを選択します。

図23.16 iSCSI 探索されたノードのダイアログ
- をクリックして iSCSI セッションを開始します。
手順23.2 iSCSI セッションの開始

図23.17 iSCSI ノードへログインのダイアログ
- ドロップダウンメニューを使って、 iSCSI セッションに使用する認証タイプを選択します。

図23.18 iSCSI セッションの認証
その環境で iSCSI 検出と iSCSI セッションに同じタイプの認証、 同一のユーザー名とパスワードを使用している場合は、 を選択して、 認証情報を再利用します。 - を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力します。

図23.19 CHAP 秘密鍵
- を認証タイプとして選択した場合は、 CHAP ユーザー名 と CHAP パスワード フィールドに iSCSI ターゲットのユーザー名とパスワードを入力し、 逆順 CHAP ユーザー名 と 逆順 CHAP パスワード フィールドに iSCSI イニシエーターのユーザー名とパスワードを入力します。

図23.20 CHAP 秘密鍵と逆順鍵
- をクリックします。 Anaconda により入力した情報をベースに iSCSI ターゲットのノードへのログインが試行されます。 iSCSI ログイン結果 のダイアログにその結果が表示されます。

図23.21 iSCSI ログイン結果のダイアログ
- をクリックして続行します。
23.6.1.2.2. FCP デバイス
注記
- FCP デバイスの対話式作成は、グラフィカルモードでのみ可能であるため、テキストモードのみのインストールでの FCP デバイスの対話式設定はできません。
- 入力される各値は本当に正しいか確認する必要があります。何らかの誤りがあるとシステムが正常に機能しなくなる原因となる恐れがあります。16進法の値を小文字のみで 使用します。
- これらの値については、ハードウェアに添付のドキュメントを参照し、 このシステムのネットワークを設定したシステム管理者に確認してください。

図23.22 FCP デバイスの追加
重要
none (なし) を 入力するか、またはパラメーター内か、CMS 設定ファイル内に DASD=none を追加します。これが定義済 DASD パラメーターの要件を満たす一方で、SCSI のみの環境になります。
23.7. ホスト名の設定
注記

図23.23 ホスト名の設定
23.7.1. ネットワーク接続の編集
注記
system-config-network と入力して、ネットワーク管理ツール を起動します。root 以外で操作している場合、続行するために root パスワードの入力が求められます。

図23.24 ネットワークの接続
eth0 (OSA, LCS) か hsi0 (HiperSockets) です。System z 上では、 ここに新規の接続を追加することは出来ないことに注意してください。既存の接続を修正するには、 一覧内の列を選択して ボタンをクリックします。wired 接続に 関連したタブセットを持つダイアログボックスが表示されます。以下に説明します。
23.7.1.1. 全接続タイプに共通のオプション
23.7.1.2. 有線のタブ

図23.25 有線のタブ
23.7.1.3. 802.1x セキュリティのタブ
- 認証
- 以下の認証方法のいずれかを選択します。
- TLS (Transport Layer Security)
- トンネル化 TLS (Tunneled Transport Layer Security、 または EAP-TTLSS、 TTLS とも呼ばれる)
- 保護付き EAP (PEAP) (保護付き拡張型認証プロトコル)
- 識別子
- このサーバーの識別子を入力します。
- ユーザー証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化されている個人の X.509 証明書ファイルを指定します。
- CA 証明書
- DER (Distinguished Encoding Rules) または PEM (Privacy Enhanced Mail) で暗号化された X.509 認証局 の証明書ファイルを指定します。
- プライベートキー
- DER (Distinguished Encoding Rules)、 PEM (Privacy Enhanced Mail)、 PKCS#12 (Personal Information Exchange Syntax Standard) で暗号化された プライベートキー ファイルを指定します。
- プライベートキーパスワード
- プライベートキー フィールドで指定したプライベートキーのパスワードです。 パスワードを表示を選択すると、入力時にパスワードが視認できます。

図23.26 802.1x セキュリティのタブ
23.7.1.4. IPv4 のセッティングのタブ
IPADDR、 NETMASK、 GATEWAY、 DNS。 SEARCHDNS (「インストール用ネットワークパラメーター」 を参照)
- 自動 (DHCP)
- IPv4 パラメーターはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。
- 自動 (DHCP) アドレス専用
- IPv4 のアドレス、 ネットマスク、 ゲートウェイアドレスなどはネットワーク上の DHCP サービスによって設定されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは手動で設定する必要があります。
- 手動
- IPv4 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- 169.254/16 範囲内の ローカルへのリンク アドレスがインターフェースに割り当てられます。
- 他のコンピューターへ共有
- 他のコンピューターにネットワークアクセスを与えるようシステムを設定します。 インターフェースには 10.42.x.1/24 の範囲内のアドレスが割り当てられ、 DHCP サーバーと DNS サーバーが開始されて、 インターフェースが NAT (network address translation) を使ってシステム上のデフォルトのネットワークに接続されます。
- 無効になっています
- この接続では IPv4 を無効にします。

図23.27 IPv4 のセッティングのタブ
23.7.1.4.1. IPv4 ルートの編集

図23.28 IPv4 ルートを編集のダイアログ
23.7.1.5. IPv6 のセッティングのタブ
- 無視する
- この接続では IPv6 を無視します。
- 自動
- NetworkManager により ルータ広告 (RA) が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。
- 自動、アドレスのみ
- NetworkManager により RA が使用され、 自動のステートレス設定が作成されます。 ただし、 DNS サーバーと検索ドメインは無視されるため、 手動で設定する必要があります。
- 自動、DHCP のみ
- NetworkManager は RA を使用しません。 ただし、 ステートフル設定を構成するため直接 DHCPv6 からの情報を要求します。
- 手動
- IPv6 パラメーターを手動で静的設定用に設定します。
- ローカルへのリンク専用
- fe80::/10 のプレフィックスが付いた ローカルへのリンク のアドレスがインターフェースに割り当てられます。

図23.29 IPv6 のセッティングのタブ
23.7.1.5.1. IPv6 ルートの編集

図23.30 IPv6 ルートを編集のダイアログ
23.7.1.6. ネットワークデバイスの再起動
ONBOOT=yes と設定されていれば、ifcfg ファイルの削除時にデバイスの接続が切断されても、ifcfg ファイルの復元時に再接続されます。インターフェースの設定ファイルの詳細については、https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Deployment_Guide/index.html にある『Red Hat Enterprise Linux 6.9 導入ガイド』 を参照してください。
- Ctrl+Alt+F2 を押して、
tty2仮想ターミナルに切り替えます。 - インターフェースの設定ファイルを一時的な場所に移動します。
mv /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-device_name /tmp
device_name は今再設定したデバイスです。 例えばifcfg-eth0はeth0用の ifcfg ファイルになります。これで anaconda でデバイス接続が切断されました。 - vi エディタでインターフェースの設定ファイルを開きます。
vi /tmp/ifcfg-device_name
- インターフェースの設定ファイルに
ONBOOT=yesの行が含まれていることを確認します。その行がない場合は、ここで追加して、ファイルを保存します。 - vi エディタを終了します。
- インターフェースの設定ファイルを
/etc/sysconfig/network-scripts/ディレクトリに戻します。mv /tmp/ifcfg-device_name /etc/sysconfig/network-scripts/
これで anaconda でデバイスが再接続されました。 - Ctrl+Alt+F6 を押して、anaconda に戻ります。
23.8. タイムゾーンの設定
- マウスを使って、対話式地図をクリックして特定の都市 (黄色の点で表示) を選択します。選択した都市は赤い X で示されます。
- さらに、画面下にある一覧をスクロールしてタイムゾーンを選択することもできます。マウスを使って目的の場所をクリックし、選択内容を強調表示します。

図23.31 タイムゾーンの設定
注記
system-config-date コマンドを入力して、時刻と日付のプロパティツール (Time and Date Properties Tool) を起動します。root になっていない場合は、継続する際に root パスワードが要求されます。
23.9. Root パスワードの設定
注記

図23.32 Root パスワード
su - コマンドを使用して root になるようにします。こうした基本ルールにより、誤字やコマンドの誤使用がシステムを破壊する可能性を最小限に抑えます。
注記
su - と 入力し、Enter を押します。それから、設定してある root パスワードを 入力して Enter を押します。
警告
root で passwd コマンドを実行します。root パスワードを忘れてしまった場合は Red Hat Enterprise Linux 6 Deployment Guide の Resolving Problems in System Recovery Modes で新しいパスワードの設定方法をを参照してください。
23.10. ストレージデバイスの割り当て

図23.33 ストレージデバイスを割り当てる
/boot ディレクトリを含むディスク上にインストールされます。これはパーティション設定の後半で決定されます。
23.11. ハードディスクの初期化

図23.34 警告の画面 – DASD の初期化

図23.35 警告の画面 – FCP LUN の初期化
zerombr (32章キックスタートを使ったインストール を参照) を使用します。このコマンドは、初期化済みのディスクでシステムに無人インストールを実行する場合に必要となります。
警告
23.12. 既存システムのアップグレード
重要
注記
23.12.1. インストーラーを使用したアップグレード
注記
/home パーティションにユーザーデータを保持し、新規インストールを行うことを推奨しています。パーティションとその設定方法についての詳細は、「ディスクパーティションの構成」 を参照してください。
rpm -qa --qf '%{NAME} %{VERSION}-%{RELEASE} %{ARCH}\n' > ~/old-pkglist.txtsu -c 'tar czf /tmp/etc-`date +%F`.tar.gz /etc'
su -c 'mv /tmp/etc-*.tar.gz /home'/home ディレクトリ全体のコンテンツや、Apache、FTP、SQL サーバーやソースコード管理システムなどのサービスのコンテンツが含まれる場合があります。アップグレードは破損を引き起こす動作ではありませんが、操作ミスがあるとデータが失われる可能性が若干あります。
警告
/home ディレクトリに保存されていることに注意してください。自分の /home ディレクトリが独立したパーティションではない場合、この例を文字どおりに採用しないでください。 CD または DVD ディスクか、または外部ハードディスクなどの 別のデバイス上にバックアップを保存してください。
23.13. ディスクパーティションの構成
警告
重要
/home パーティションなど)

図23.36 ディスクパーティションの構成
重要
- すべての領域を使用する (Use All Space)
- このオプションを選択すると、ストレージドライブ上のすべての パーティション (これには、 z/VM や z/OS など 他の オペレーティングシステムで作成されたパーティションも含まれます) を削除します。
警告
このオプションを選択すると、選択した DASD や SCSI ストレージドライブ上のすべてのデータはインストール プログラムによって削除されます。 - 既存の Linux システムを入れ替える (Replace Existing Linux System)
- このオプションを選択すると、Linux パーティション (以前の Linux インストールで作成しているパーティション) のみを削除します。これはストレージドライブにある他のパーティション (z/VM や z/OS パーティション) は削除しません。
- 現在のシステムを縮小する (Shrink Current System)
- このオプションを選択して、現在のデータとパーティションを手動でサイズを変更して 空いた領域にデフォルトの Red Hat Enterprise Linux レイアウトをインストールします。
警告
他のオペレーティングシステムがインストールされているパーティションを縮小すると、それらのオペレーティングシステムを使用できなくなる可能性があります。このパーティション設定オプションはデータを破損するものではありませんが、オペレーティングシステムは通常そのパーティション内に空き領域をいくらか必要とします。再度使用する可能性のあるオペレーティングシステムを維持しているパーティションのサイズ変更をする前に、どれくらいの空き領域が必要かを確認してください。 - 空き領域を使用する (Use Free Space)
- このオプションを選択すると、現在のデータとパーティションはすべて残して、ストレージデバイスの利用可能な未使用領域に Red Hat Enterprise Linux をインストールできます。このオプションを選択する前に、ストレージドライブ上に十分な空き領域があることを確認してください。「プレインストール」 を参照してください。
- カスタムレイアウトを作成する (Create Custom Layout)
- このオプションを選択してストレージドライブを手動でパーティション設定し、カスタム化したレイアウトを作成 します。「カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更」 を参照してください。
/boot パーティション以外のすべてのパーティションを暗号化します。暗号化に関する詳細情報は、付録C ディスク暗号化 を参照してください。
重要
23.14. ディスク暗号化用パスフレーズの選択

図23.37 暗号化されたパーティション用のパスフレーズを入力
警告
23.15. カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更
/) パーティション、 およびシステムにある RAM の容量に対して適切なサイズのスワップパーティションが必要です。

図23.38 System z でのディスクパーティション設定
dasdb から始まります。dasda は CMSDASD に割り当てられているため、この名前はインストールプロセスのこの時点ではもう利用できません。
- デバイス (Device)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションの名前
- サイズ (Size-MB)
- デバイス、論理ボリューム、またはパーティションのサイズ (MBで)
- マウントポイント/RAID/ボリューム (Mount Point/RAID/Volume)
- マウントポイント。 パーティションがマウントされる場所 (ファイルシステム内の場所)、または RAID 名、または その一部となる論理ボリュームグループ
- タイプ (Type)
- パーティションのタイプ。パーティションが標準のパーティションの場合は、このフィールドはそのパーティション上のファイルシステム のタイプ (例えば、ext4) を表示します。標準パーティションでない場合は、パーティションが
物理ボリューム (LVM)か、 またはソフトウェア RAIDの一部であるかを示します。 - フォーマット (Format)
- このコラム内のチェックマークはパーティションがインストール中にフォーマットされることを示します。
- 作成
- 新規のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を作成します。
- 編集
- 既存のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を変更します。 ボタンでは、パーティションは縮小できますが、拡大はできない点に注意してください。
- 削除
- パーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を削除します。
- リセット
- この画面で行ったすべての変更を元に戻します。
/boot に関連しているデバイスに注意してください。 カーネルファイルとブートローダーセクターはこのデバイスと関連付けを持ちます。 最初の DASD または SCSI LUN が使用されますが、そのデバイス番号はインストール後の システムを 再度 IPL ブートする時に使用されます。
注記
23.15.1. ストレージの作成

図23.39 ストレージの作成
パーティションの作成
- 標準のパーティション (Standard Partition) — 標準のディスクパーティション (付録A ディスクパーティションの概要 で説明) を 未割り当ての領域に作成します。
ソフトウェア RAID の作成
- RAID パーティション (RAID Partition) — 未割り当ての領域にパーティションを作成してソフトウェア RAID デバイスの 一部を形成します。ソフトウェア RAID デバイスを形成するには、2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で 利用可能でなければなりません。
- RAID デバイス (RAID Device) — 2つ、またはそれ以上の RAID パーティションを組み合わせてソフトウェア RAID デバイスにします。このオプションを選択すると、作成する RAID デバイスのタイプ (RAID レベル) を指定することができます。このオプションは2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
LVM 論理ボリュームの作成
- LVM 物理ボリューム (LVM Physical Volume) — 未割り当ての領域に 物理ボリュームを作成します。
- LVM ボリュームグループ (LVM Volume Group) — 1つまたはそれ以上の物理ボリュームから ボリュームグループ を 作成します。このオプションは少なくとも1つの物理ボリュームがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
- LVM 論理ボリューム (LVM Logical Volume) — ボリュームグループ上に 論理ボリューム を作成します。 このオプションは少なくとも1つのボリュームグループがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
23.15.2. パーティションの追加
注記

図23.40 新規パーティションを作成する
- マウントポイント (Mount Point) : パーティションのマウントポイントを入力します。例えば、このパーティションを root パーティションにする場合は
/と入力します。/bootパーティションにする場合は、/bootと入力します。また、プルダウンメニューを使って、パーティションに適切なマウントポイントを選択することもできます。swap パーティションにはマウントポイントは設定しません。ファイルシステムタイプをswapにセットするだけで充分です。 - ファイルシステムタイプ: プルダウンメニューを使ってこのインストールに適したファイルシステムタイプを選択します。 ファイルシステムのタイプについては 「ファイルシステムタイプ」 を参照してください。
- 選択可能なドライブ (Allowable Drives) : このフィールドには、システムにインストール済みのハードディスク一覧が表示されます。ハードディスクのボックスがハイライトされている場合は、そのハードディスク上に必要なパーティションを作成することができます。ボックスが選択 されていない 場合は、そのハードディスク上にパーティションは作成 できません。別のチェックボックス設定を使うと、anaconda で、必要な場所にパーティションを配置したり、または anaconda にパーティションの配置先を決定させることができます。
- 容量 (Size - MB) : パーティションのサイズ (メガバイトで表示) を入力します。このフィールドの初期値は 200 MB になっているので注意してください。変更しないと、200 MB のパーティションが作成されます。
- 追加容量オプション (Additional Size Options) : このパーティションを固定サイズにするか、一定サイズまでの「拡大」(使用可能なハードディスク領域をあるサイズまで埋める)を許すか、または使用可能なハードディスク領域の残りすべてを使用するかを選択します。指定限度 (MB) まで使用 (Fill all space up to (MB)) を選択した場合は、このオプションの右側のフィールドにサイズの制限を指定しなければなりません。この設定でハードディスク上に一定の空き領域が今後の使用のため確保されます。
- 基本パーティションにする: 作成しているパーティションをハードドライブ上の最初の 4 つのパーティションにするかどうかを選択します。基本パーティションにしない場合は、論理 パーティションとして作成されます。詳細は 「パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要」 を参照してください。
- 暗号化 (Encrypt) : ストレージデバイスが別のシステムに接続されている場合でも そこに保存されるデータがパスフレーズ無しではアクセスできないようにパーティションを暗号化するかどうかを選択します。ストレージデバイスの暗号化に関する情報については 付録C ディスク暗号化 を参照してください。このオプションを選択すると、インストーラーは パーティション設定をディスクに書き込む前にパスフレーズの提示を催促します。
- : 希望の設定値の入力が終了し、パーティションの作成を実行するには ボタンを選択します。
- : パーティションを作成したくない場合は ボタンを選択します。
23.15.2.1. ファイルシステムタイプ
パーティションのタイプ
- 標準のパーティション — 標準のパーティションはファイルシステム、 またはスワップ領域を含んでいるか、あるいはソフトウェア RAID か LVM 物理ボリュームのための コンテナを提供します。
- swap — Swap パーティションは仮想メモリーのサポートに使用されます。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足した場合に、データは swap パーティションに書き込まれます。詳細情報は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
- software RAID — 2 つ以上のソフトウェア RAID パーティションを作成すると RAID デバイスを作成できます。RAID に関する詳細は Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド の 『RAID (Redundant Array of Independent Disks)』 の章を参照してください。
- physical volume (LVM) — 単数、または複数の物理ボリューム (physical volume (LVM))パーティションを作成すると、LVM 論理ボリューム (logical volume) を作成できるようになります。LVM は物理ディスク使用時のパフォーマンスを向上させます。 LVM に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド を参照してください。
ファイルシステム
- ext4 — ext4 ファイルシステムは ext3 ファイルシステムをベースにし、 いくつかの改善が加えられています。 より規模の大きいファイルシステムおよびファイルに対応するようになり、 またディスク領域の割り当てに要する時間が短縮され効率的になっています。 1 ディレクトリ内でのサブディレクトリの作成は無制限になり、 ファイルシステムのチェックが高速化、 またジャーナリング機能もさらに堅牢になっています。 ext4 ではファイルシステムのサイズが最大 16TB まで対応するようになります。 このファイルシステムはデフォルトで選択される推奨のファイルシステムとなります。
注記
user_xattrとaclのマウントオプションは、インストールシステムにより ext4 システム上に自動で設定されます。これらのオプションはそれぞれ、拡張属性とアクセス制御リストを有効にします。これらのオプションについての詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux ストレージ管理ガイド を参照してください。 - ext3 — ext3 ファイルシステムは ext2 ファイルシステムをベースにしているためジャーナリング機能という大きな利点を備えています。 ジャーナリング機能を使用すると、 ファイルシステムに対して
fsck[12] を行なう必要がないためクラッシュ後のファイルシステムの復元に要する時間を短縮することができます。 - ext2 — ext2 ファイルシステムは標準の Unix ファイルタイプ (通常のファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクなど)に対応しています。最大 255 文字までの長いファイル名を割り当てる能力を提供します。
- xfs — XFS は高度な拡張性を持つハイパフォーマンスのファイルシステムで、最大 16 exabyte(約 1600万 terabyte)までのファイルシステム、8 exabyte(約 800万 terabyte)までのファイル、および数千万のエントリーを持つディレクトリ構造に対応します。XFS はより迅速なクラッシュ回復を促進するメタデータジャーナリングをサポートします。XFS ファイルシステムではマウント中でアクティブな場合でもデフラグやサイズ変更が可能です。
重要
Red Hat Enterprise Linux 6.9 は System z 上の XFS をサポートしません。 - vfat — VFAT ファイルシステムは FAT ファイルシステムにある Microsoft Windows の長いファイル名に対応する Linux ファイルシステムです。
- Btrfs — Btrfs は、ext2、 ext3、および ext4 のファイルシステムに 比較してより多くのファイル、より大きなファイル、そしてより大きなボリュームに対処して管理できるファイルシステムとして開発中のものです。Btrfs は エラーに対してファイルシステムの許容度を上げて、 エラー発生時にその検出と修復の機能を持つように設計されています。チェックサムを利用してデータとメタデータの有効性を確実にし、バックアップや修復で使用できるファイルシステムのスナップ ショットを維持します。Btrfs はまだ実験段階で開発中であるため、インストールプログラムはこれをデフォルトで提供するものではありません。ドライブ上に Btrfs パーティションを作成したい場合は、インストールプロセスで起動オプション
btrfsを付けて開始しなければなりません。 その案内には 28章起動オプション を参照してください。警告
Red Hat Enterprise Linux 6.9 は技術プレビューとして Btrfs を収納しており、 ユーザーがこのファイルシステムを実験できるようにしています。重要なファイルや 重要なシステム運用の基礎となるものを含むパーティションには Btrfs を選択 すべきではありません。
23.15.3. ソフトウェア RAID の作成
注記
- RAID パーティション
- このオプションを選択して、ソフトウェア RAID 用のパーティションを設定します。このオプションは、使用ディスクがソフトウェア RAID パーティションを含まない場合に 利用可能な唯一の選択です。これは標準のパーティション追加時に出てくるダイアログと 同じものです。使用可能なオプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。 ファイルシステムタイプ は
ソフトウェア RAIDにセットする 必要があることに注意してください。
図23.41 ソフトウェア RAID パーティションの作成
- RAID デバイス
- このオプションを選択すると、2 つ以上の既存のソフトウェア RAID パーティションから RAID デバイスを構築します。このオプションが使用できるのは、2 つ以上のソフトウェア RAID パーティションが設定されている場合です。

図23.42 RAID デバイスの作成
標準パーティション用のファイルシステムのタイプを選択します。Anaconda は自動的に RAID デバイス名を提示しますが、md0からmd15まで手動で設定することも可能です。個々のストレージデバイスをこの RAID に含めるか、削除するには、それぞれ横にあるチェックボックスをクリックします。RAID Level とは、特定の RAID タイプに相当します。次のオプションから選択します。- RAID 0 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させます。RAID レベル 0 は標準パーティションのパフォーマンスを向上させ、複数デバイスのストレージを 1 つの大規模な仮想デバイスにプールするために使用できます。RAID レベル 0 は冗長性がないため、アレイ内の 1 デバイスが故障するとアレイ全体が壊れます。RAID 0 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 1 — 1 つのストレージデバイスのデータを 1 つ以上の他のストレージデバイスにミラーします。アレイ内の追加のデバイスにより冗長性レベルが向上します。RAID 1 には 2 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 4 — データを複数のストレージデバイス全体に分散させますが、アレイ内の 1 デバイスを使用して、アレイ内のデバイスに障害が発生した場合にアレイを保護するパリティ情報を格納します。すべてのパリティ情報は 1 デバイスに格納されるため、このデバイスへのアクセスはアレイのパフォーマンスのボトルネックを生み出します。RAID 4 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 5 — データおよびパリティ情報を複数のストレージデバイス全体に分散させます。そのため、RAID レベル 5 は複数デバイス全体にデータを分散させるというパフォーマンスの優位性がある一方で、パリティ情報もアレイ全体に分散されているため RAID レベル 4 のパフォーマンスのボトルネックは存在しません。RAID 5 には 3 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 6 — RAID レベル 6 は RAID レベル 5 と似ていますが、1 セットのみのパリティデータを格納する代わりに、2 セットを格納します。RAID 6 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
- RAID 10 — RAID レベル 10 はネストした RAID または ハイブリッド RAID です。RAID レベル 10 はストレージデバイスのミラーリングされたセットにデータを分散させることで構築されます。例えば、4 つの RAID パーティションから構築された RAID レベル 10 は、1 つのパーティションがもう 1 つのパーティションをミラーする 2 つのペアのパーティションで構成されています。次に、RAID レベル 0 のように、データはストレージデバイスの両方のペア全体に分散されます。RAID 10 には 4 つ以上の RAID パーティションが必要です。
23.15.4. LVM 論理ボリュームの作成
重要
lvm コマンドを実行します。
- LVM 物理ボリューム
- このオプションを選択してパーティション、またはデバイスを LVM 物理ボリュームとして設定します。 このオプションは、使用するストレージがまだ LVM 物理ボリュームを含まない場合に使用できる 唯一の選択です。これは通常のパーティション追加時に出てくるダイアログと同じものです。 使用可能な オプションの説明には、「パーティションの追加」 を参照してください。ファイルシステムタイプは
LVM (physical volume )にセットされる必要があることに注意してください。
図23.43 LVM 物理ボリュームの作成
- LVM ボリュームグループの作成
- このオプションを選択して、利用可能な LVM 物理ボリュームから LVM ボリュームグループの作成をするか、または ボリュームグループに既存の論理ボリュームを追加します。

図23.44 LVM ボリュームグループの作成
単数、または複数の物理ボリュームを1つのボリュームグループに割り当てるには、 先ず、ボリュームグループに名前を付けます。その後そのボリュームグループで使用 されることになる物理ボリュームを選択します。最後に、追加、 編集、および 削除 のオプションを使用して、 いずれかのボリュームグループで論理ボリュームを設定します。ボリュームグループから物理ボリュームを削除することが出来ないことがあります。削除した場合、そのグループの論理ボリューム用に十分な領域を残すことができません。例えば、 8 GB の論理ボリュームを含んでいる2つの 5 GB の LVM 物理ボリュームパーティションで構成されたボリュームグループを例に取りましょう。構成要素となっている物理ボリュームのいずれかを削除すると、8 GB の論理ボリューム用にグループ内にたった 5 GB しか残らないため、インストーラーはそのような削除を許可しません。論理ボリュームの総サイズを適切に縮小した場合は、ボリュームグループから物理ボリュームを削除できる可能性があります。この例では、論理ボリュームのサイズを 4 GB に縮小すると、5 GB の物理ボリュームのいずれかを削除することが可能になります。 - 論理ボリュームの作成
- このオプションを選択して、LVM 論理ボリュームの作成をします。通常のディスクパーティションのように マウントポイント、ファイルシステムタイプ、 およびサイズ (MB) を選択します。この論理ボリュームの名前を 選択してそれに所属するボリュームグループの指定もできます。

図23.45 論理ボリュームの作成
23.15.5. パーティション設定に関する推奨
- 『Linux on IBM System z: Performance Measurement and Tuning』 の Chapter 7. Linux Swapping、IBM Redbooks で公開 [IBM Form Number SG24-6926-01] [ISBN 0738485586] (http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg246926.html)
- 『Linux Performance when running under VM』 (http://www.vm.ibm.com/perf/tips/linuxper.html)
23.16. ディスクへの変更の書き込み

図23.46 ストレージ設定のディスクへの書き込み
警告
23.17. パッケージグループの選択
重要

図23.47 パッケージグループの選択
- 基本サーバー (Basic Server)
- サーバーで使用する場合の基本的な Red Hat Enterprise Linux インストールです。
- データベースサーバー (Database Server)
- MySQL および PostgreSQL のデータベースが提供されます。
- Web サーバー (Web server)
- Apache ウェブサーバーが提供されます。
- Enterprise Identity サーバーのベース
- アイデンティティーと認証のサーバーを作成するために必要な OpenLDAP と IPA (Enterprise Identity Management) が提供されます。
- 仮想ホスト (Virtual Host)
- 仮想マシン用のホストを作成するための KVM と 仮想マシンマネージャー のツールが提供されます。
- デスクトップ (Desktop)
- OpenOffice.org 生産性スイート、 GIMP などのグラフィカルツール、マルチメディアアプリケーションなどが提供されます。
- ソフトウェア開発ワークステーション (Software Development Workstation)
- Red Hat Enterprise Linux システムでソフトウェアのコンパイルを行うために必要なツールが提供されます。
- 最低限 (Minimal)
- Red Hat Enterprise Linux の稼働に必須となるパッケージのみが提供されます。目的がひとつのサーバーやデスクトップアプライアンス向けの基本的なパッケージのみが提供され、このようなインストールでのパフォーマンスと安全性を最大化します。
警告
最小限のインストールでは現在、デフォルトではファイアウォールの設定を行いません(iptables/ip6tables)。authconfig と system-config-firewall-base のパッケージがこの選択に含まれていないためです。キックスタートファイルを使いこのパッケージをソフトウェア選択に追加するとこの問題に対処することができます。詳細については Red Hat カスタマーポータル をご覧ください。また、キックスタートファイルについては 32章キックスタートを使ったインストール を参照してください。対処を講じなくてもインストールは正常に完了します。ただし、ファイアウォールは設定されないため安全性に問題が残ります。
23.17.1. 追加のリポジトリからのインストール

図23.48 ソフトウェアリポジトリの追加

図23.49 ネットワークインターフェースの選択
- ドロップダウンメニューからインターフェースを選択します。
- をクリックします。

図23.50 ネットワークの接続
repodata と呼ばれるディレクトリを 含む ミラーのディレクトリを探します。
警告
23.17.2. ソフトウェア選択のカスタマイズ
注記
注記

図23.51 パッケージグループの詳細

図23.52 パッケージの選択一覧のコンテキストメニュー
23.17.2.1. 中核となるネットワークサービス
- syslog を介した中央化したロギング
- SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) 経由の電子メール
- NFS (Network File System) 経由のネットワークファイル共有
- SSH (Secure SHell) 経由のリモートアクセス
- mDNS (multicast DNS) 経由のリソースのアドバタイズ
- HTTP (HyperText Transfer Protocol) を介したネットワークファイル転送
- CUPS (Common UNIX Printing System) を介した印刷
- VNC (Virtual Network Computing) を介したリモートデスクトップアクセス
23.18. パッケージのインストール

図23.53 インストールの開始

図23.54 パッケージの完了
23.19. インストールの完了
/boot パーティションが 設定されている DASD か SCSI LUN のどちらかから IPL (Initial Program Loader) (ブート) する必要があります。
23.19.1. z/VM 下での IPL
#cp i 200/boot パーティションが配置されます。
/boot を使用する場合は、起動 (IPL) する FCP 接続のデバイスの WWPN と LUN を与える必要があります。
- FCP 接続のデバイスに FCP ルーティング情報を与えます。例えば、 WWPN が
0x50050763050B073D、FCP LUN が0x4020400100000000がとします。#cp set loaddev portname50050763 050B073D lun 40204001 00000000 FC00など、FCP アダプターを起動 (IPL) します。#cp ipl FC00
注記
#cp logoff ではなく #cp disconnect を使用します。通常のログイン手順で仮想マシンを再接続すると、CP コンソール関数モード (CP READ) にセットされる場合があります。この場合、仮想マシン上で実行を再開するには BEGIN コマンドを入力します。
23.19.2. LPAR 上での起動 (IPL)
/boot パーティションが 配置されている FCP LUN および WWPN、FCP アダプターまたは特定の DASD を指定します。
23.19.3. 再起動 (re-IPL) 後の継続
ssh 経由でシステムにログインが可能になります。ここで、注意すべき重要なことは、root としてログインできるのは 3270 ターミナルから、または /etc/securetty にリストされた他のターミナルデバイスのみからと言うことです。
第24章 IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
/tmp ディレクトリ内のファイルにログを記録します。これらのファイルには以下が含まれます。
/tmp/anaconda.log- 一般的な anaconda メッセージ
/tmp/program.log- anaconda が実行するすべての外部プログラム
/tmp/storage.log- ストレージモジュールの詳細情報
/tmp/yum.log- yum パッケージインストールのメッセージ
/tmp/syslog- ハードウェア関連のシステムメッセージ
/tmp/anaconda-tb-identifier に統合されます。ここで、identifier はランダム文字列になります。
scp を使用して、これらのファイルをネットワーク上の別のシステムにコピーします (順序はこの逆にはなりません)。
24.2. インストール中の問題
24.2.1. No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ
No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージが送られた場合、DASD デバイスに関連する問題がある可能性があります。この問題が発生した場合は、DASD=<disks> パラメーターを、パラメーターファイルまたは CMS 設定ファイルに追加し (ここで、disks は、インストール用に予約されたDASD の範囲です)、インストールを再開します。
dasdfmt コマンドを使用して DASD をフォーマットするようにします。 Anaconda は、まだフォーマットされていない DASD デバイスを自動的に検出し、このデバイスをフォーマットしたいかどうか尋ねます。
24.2.2. トレースバックメッセージの保存

図24.1 クラッシュレポートのダイアログボックス
- 詳細
- エラーの詳細を表示

図24.2 クラッシュの詳細
- 保存
- エラーの詳細をローカルまたはリモートで保存
- 終了
- インストールプロセスを終了

図24.3 レポーターの選択
- ロガー
- エラーの詳細をローカルハードドライブの指定の場所にログファイルとして保存します。
- Red Hat カスタマーサポート
- カスタマーサポートにクラッシュレポートを送信し、サポートを要請します。
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートを Bugzilla または任意の URL にアップロードします。

図24.4 レポーターの設定
- ロガー
- ログファイルのパスとファイル名を指定します。既存のログファイルを追加する場合には、Append (追記する) にチェックマークを付けます。

図24.5 ログファイルのローカルパスの指定
- Red Hat カスタマーサポート
- レポートがカスタマーサポートに送信されて自分のアカウントにリンクされるようにするために、Red Hat Network のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、Verify SSL (SSL を照合する) のオプションはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図24.6 Red Hat Network の認証詳細情報の入力
- レポートアップローダー
- 圧縮版のクラッシュレポートのアップロード先 URL を指定します。

図24.7 クラッシュレポートのアップロード先 URL の入力
- Bugzilla
- クラッシュレポートを使用して Red Hat のバグ追跡システムにバグ報告を提出するには、Bugzilla のユーザー名とパスワードを入力します。URL は自動入力され、 のオプションにはデフォルトでチェックマークが付けられます。

図24.8 Bugzilla の認証詳細情報の入力

図24.9 報告データの確認

図24.10 報告中のレポート

図24.11 報告終了
24.2.3. その他のパーティション作成の問題
/(root) パーティション- タイプ swap の <swap> パーティション
注記
24.3. インストール後の問題
24.3.1. リモートグラフィカルデスクトップと XDMCP
/etc/gdm/custom.conf ファイルを、vi や nano などのテキストエディタで編集します。[xdcmp] セクションに、Enable=true の行を追加します。ファイルを保存して、このテキストエディタを終了します。
/sbin/init 4
login: プロンプトに到達したら、ユーザー名とパスワードを入力します。
/sbin/init 5
X を使用して、リモート X11 セッションを開始します。以下が例になります。
X :1 -query s390vm.example.com
:1 上に表示します (通常、Ctrl-Alt-F8 のキーの組み合わせでアクセス可能)。
Xnest はユーザーが、ローカルの X11 セッション内にネストされたリモートデスクトップを開くことができるようにします。例えば、s390vm.example.com をリモート X11 サーバーのホスト名に置き換え、以下のコマンドを使用して Xnest を実行します。
Xnest :1 -query s390vm.example.com
24.3.2. ログイン時の問題
single を zipl ブートメニューに追加することにより IPL 時にカーネルコマンドラインのオプションを追加する他の方法によりシングルユーザーモードでシステムをブートします。
# プロンプトにアクセスできるようになったら、passwd root を入力してください。これにより、ユーザーが root 用の新しいパスワードを入力できるようになります。その後に shutdown -r now と入力すると、新しい root パスワードでシステムを再起動できるようになります。
su - と入力した後にプロンプトの要求に応じて root パスワードを入力します。次に passwd <ユーザー名> を入力してください。これで指定されたユーザーアカウントの新しいパスワードを入力し直すことがきます。
https://hardware.redhat.com/第25章 インストール済みの Linux on System z インスタンスの設定
25.1. DASD の追加
注記
CP ATTACH EB1C TO *
CP LINK RHEL6X 4B2E 4B2E MR
DASD 4B2E LINKED R/W
25.1.1. DASD の動的なオンライン設定
手順25.1 VMCP ドライバーを使って DASD ディスクを IBM System z に追加する
VMCPドライバーを有効にします。#modprobe vmcpcio_ignoreコマンドを使って DASD を無視するデバイス一覧から削除し、Linux 側で表示されるようにします。#cio_ignore -r DeviceNumberDeviceNumber には DASD のデバイス番号を入れます。 例を次に示します。#cio_ignore -r 0102- ディスクと仮想マシンをリンクします。
#vmcp 'link * DeviceNumber DeviceNumber rw'DeviceNumber には DASD のデバイス番号を入力します。 - デバイスをオンラインで設定します。コマンドを以下の形式で使用します。
## chccwdev -e DeviceNumberDeviceNumber には DASD のデバイス番号を入力します。 lsdasdコマンドを使ってディスクの準備が整っているか確認します。#lsdasdBus-ID Status Name Device Type BlkSz Size Blocks ============================================================================== 0.0.0100 active dasda 94:0 ECKD 4096 2347MB 600840 0.0.0301 active dasdb 94:4 FBA 512 512MB 1048576 0.0.0300 active dasdc 94:8 FBA 512 256MB 524288 0.0.0101 active dasdd 94:12 ECKD 4096 2347MB 600840 0.0.0200 active dasde 94:16 ECKD 4096 781MB 200160 0.0.0102 active dasdf 94:20 ECKD 4096 2347MB 600840上記の例では、デバイス 0102 (Bus-IDコラム内に表示されている0.0.0102) は/dev/dasdfとしてアクセスされています。
25.1.2. DASD の永続的なオンライン設定
/) ファイルシステムの一部を構成しているかどうかにより方法が異なってきます。root ファイルシステムで必要とされる DASD の場合はinitramfs を使って起動プロセスの初期段階でアクティブにし、 root ファイルシステムをマウントできるようにしておかなければなりません。root ファイルシステムとは関係ない DASD は設定のプロセスを簡略化するため起動プロセス後半に行っても構いません。
cio_ignore) の一覧は永続デバイス設定に対して透過的に処理されます。無視するデバイス一覧内のデバイスを手作業で解放する必要はありません。
25.1.2.1. root ファイルシステムの一部を構成する DASD
initramfs を再生成する必要があります。以下に必要となる手順を示します。
手順25.2 root デバイスとして DASD を永続的に接続する
- Vim などのプレーンなテキストエディターを使って
/etc/dasd.conf設定ファイルを編集し、DASD の設定を表す行をファイルに追加します。以前、設定したデバイスを表すファイルの一部を利用しても構いません。有効な構成を表す行の例を以下に示します。0.0.0102 use_diag=0 readonly=0 erplog=0 failfast=0
/etc/zipl.conf設定ファイルを編集します。zipl.confファイルの例を以下に示します。[defaultboot] default=linux target=/boot/ [linux] image=/boot/vmlinuz-2.6.32-19.el6.s390x ramdisk=/boot/initramfs-2.6.32-19.el6.s390x.img parameters="root=/dev/mapper/vg_devel1-lv_root rd_DASD=0.0.0200,use_diag=0,readonly=0,erplog=0,failfast=0 rd_DASD=0.0.0207,use_diag=0,readonly=0,erplog=0,failfast=0 rd_LVM_LV=vg_devel1/lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us cio_ignore=all,!0.0.0009"
parameters=行にある複数のrd_DASD=オプションに注目してください。新しい DASD は同じ構文を使ってこの行に追加する必要があります (rd_DASD=のキーワードの後にデバイス IDを入れ、コンマで区切ってオプション一覧を続けます)。詳細は 『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』 の DASD デバイスドライバーの章に記載されているdasd=パラメーターの説明をご覧ください。- 次に
initrdを再構築します。#mkinitrd -f /boot/initramfs-2.6.32-71.el6.s390x.img `uname -r` ziplコマンドでブートローダー設定を再構築します。詳細を出力させる場合は-Vオプションを使用します。#zipl -VUsing config file '/etc/zipl.conf' Target device information Device..........................: 5e:00 Partition.......................: 5e:01 Device name.....................: dasda DASD device number..............: 0201 Type............................: disk partition Disk layout.....................: ECKD/compatible disk layout Geometry - heads................: 15 Geometry - sectors..............: 12 Geometry - cylinders............: 3308 Geometry - start................: 24 File system block size..........: 4096 Physical block size.............: 4096 Device size in physical blocks..: 595416 Building bootmap in '/boot/' Building menu 'rh-automatic-menu' Adding #1: IPL section 'linux' (default) kernel image......: /boot/vmlinuz-2.6.32-19.el6.s390x kernel parmline...: 'root=/dev/mapper/vg_devel1-lv_root rd_DASD=0.0.0200,use_diag=0,readonly=0,erplog=0,failfast=0 rd_DASD=0.0.0207,use_diag=0,readonly=0,erplog=0,failfast=0 rd_LVM_LV=vg_devel1/lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us cio_ignore=all,!0.0.0009' initial ramdisk...: /boot/initramfs-2.6.32-19.el6.s390x.img component address: kernel image....: 0x00010000-0x00a70fff parmline........: 0x00001000-0x00001fff initial ramdisk.: 0x02000000-0x022d2fff internal loader.: 0x0000a000-0x0000afff Preparing boot device: dasda (0201). Preparing boot menu Interactive prompt......: enabled Menu timeout............: 15 seconds Default configuration...: 'linux' Syncing disks... Done.
pvcreate、vgextend、lvextend のコマンドを使って LVM の物理ボリュームを作成、既存のボリュームグループを拡張してから root 論理ボリュームを拡張するという手順で行います。詳細は 「新しいストレージデバイスを含ませるため既存の LVM ボリュームを拡張する」 を参照してください。
25.1.3. root ファイルシステムの一部を構成しない DASD
/etc/dasd.conf 内で永続的に設定されています。このファイルでは各行に 1 つの DASD が含まれています。各行は DASD のデバイスバス ID で始まります。オプションとして各行は、空白またはタブ文字区切りでオプションを続けられます。オプションは、キーと値がイコール記号 (=) で分けられたキー値ペアで構成されています。
sysfs 属性に対応しています。値はキーの sysfs 属性に書き込まれます。/etc/dasd.conf 内のエントリーは、DASD がシステムに追加された際にアクティベートされ設定されます。ブート時にはシステムから見えるすべての DASD が追加されて udev を開始します。
/etc/dasd.conf のコンテンツの例
0.0.0207 0.0.0200 use_diag=1 readonly=1
/etc/dasd.conf の変更は、システムの再起動後か、システムの I/O 設定を変更して新規の DASD を動的に追加 (つまり、DASD を z/VM 下で接続) した後でのみ反映されます。別の方法では、以下のコマンドを実行することで、アクティブではなかった DASD 用に /etc/dasd.conf 内の新規のエントリーをアクティベートできます。
手順25.3 root デバイスとは関係ない DASD を永続的に接続する
- デバイスの
uevent属性を書き込むことでアクティベートします。echo add > /sys/bus/ccw/devices/device.bus,ID/uevent例を示します。echo add > /sys/bus/ccw/devices/0.0.021a/uevent
25.1.4. ローレベルフォーマットによる新規 DASD の準備
警告
手順25.4 DASD のフォーマット化
dasdfmtコマンドで DASD 上にあるデータをすべて消去します。DeviceNumber には DASD のデバイス番号を入れてください。確認のプロンプトが表示されたら (以下参照)、yesと入力して先に進みます。#dasdfmt -b 4096 -d cdl -p /dev/disk/by-path/ccw-0.0.DeviceNumberDrive Geometry: 10017 Cylinders * 15 Heads = 150255 Tracks I am going to format the device /dev/disk/by-path/ccw-0.0.0102 in the following way: Device number of device : 0x4b2e Labelling device : yes Disk label : VOL1 Disk identifier : 0X0102 Extent start (trk no) : 0 Extent end (trk no) : 150254 Compatible Disk Layout : yes Blocksize : 4096 --->> ATTENTION! <<--- All data of that device will be lost. Type "yes" to continue, no will leave the disk untouched: yes cyl 97 of 3338 |#----------------------------------------------| 2%進渉バーが最後まで到達してフォーマットが完了するとdasdfmtは以下の出力を表示します。Rereading the partition table... Exiting...
dasdfmtコマンドの構文についてはdasdfmt(8)の man ページを参照してください。fdasdコマンドを使って Linux 互換の新しいパーティションテーブルを DASD に書き込みます。DeviceNumber には DASD のデバイス番号を入力してください。#fdasd -a /dev/disk/by-path/ccw-DeviceNumberauto-creating one partition for the whole disk... writing volume label... writing VTOC... checking ! wrote NATIVE! rereading partition table...上記の例ではディスク全体を占めるパーティションをひとつ作成するため-aオプションを使用しています。1 つの DASD 上に最大 3 つのパーティションまで作成することができます。fdasdコマンドの構文および使用できるオプションについてはfdasd(8)の man ページを参照してください。fdiskで新しいパーティションを作成します。DeviceName には DASD のデバイス名を入力してください。#fdisk /dev/DeviceNamefdiskを実行すると、ターミナルに一連のプロンプトが表示されます。プロンプトを使ってディスクパーティションテーブルを操作し、新しいパーティションを作成したり既存のパーティションを編集したりすることができます。fdiskの使い方についてはfdisk(8)の man ページを参照してください。
/dev/disk/by-path/ccw-0.0.4b2e-part1 )。dasdfmt コマンドおよび fdasd コマンド以外では、絶対に DASD デバイス全体 (dev/dasdb) を使用しないでください。DASD 全体を使用する場合は、上述の fdasd の例で示すようにドライブ全体にまたがるパーティションを 1 つ作成します。
注記
/etc/fstab の既存のディスクエントリーの構成を壊さずに新しいディスクを後で追加するには、/dev/disk/by-path/ 配下で永続的なデバイスシンボリックリンクを使用します。
25.1.5. 新しいストレージデバイスを含ませるため既存の LVM ボリュームを拡張する
手順25.5 新しい DASD を使用させるため既存の論理ボリュームを拡張する
pvcreateコマンドを使って DASD 上に LVM 用の新しい物理ボリュームを作成します。#pvcreate /dev/DeviceName重要
/dev/dasdf1など、パーティション としてデバイス名を必ず指定します。ブロックデバイス全体を指定しないよう注意してください。pvsコマンドを使って既存の物理ボリュームを表示させ物理ボリュームが実際に作成されたか確認します。#pvsPV VG Fmt Attr PSize PFree /dev/dasda2 vg_local lvm2 a-- 1,29g 0 /dev/dasdd1 vg_local lvm2 a-- 2,29g 0 /dev/dasdf1 lvm2 a-- 2,29g 2,29g /dev/mapper/mpathb vgextnotshared lvm2 a-- 200,00g 1020,00m上記の例では/dev/dasdf1に空の物理ボリュームが格納され、いずれのボリュームグループにも割り当てられていないことがわかります。- 新しい DASD を使用させたいボリュームを格納している既存ボリュームグループを
vgextendコマンドを使って拡張します。#vgextend VolumeGroup PhysicalVolumeVolumeGroup には拡張しようとしているボリュームグループ名を入れ、PhysicalVolume には物理ボリューム名を入れます (/dev/dasdf1など)。 - 新しい DASD を使用させたい論理ボリュームを拡張するため
lvextendコマンドを使用します。#lvextend -L +Size /dev/mapper/VolumeGroup-LogicalVolume例を示します。#lvextend -L +2G /dev/mapper/vg_local-lv_rootExtending logical volume lv_root to 2,58 GiB Logical volume lv_root successfully resized
pvs や vgs、lvs などのコマンドを root で使用すると、上記手順の途中いずれの段階でも LVM の物理ボリューム、ボリュームグループ、論理ボリュームを表示させることができます。
25.2. FCP 接続された LUN (Logical Unit) の追加
注記
CP ATTACH FC00 TO *CP ATTACH FCD0 TO *
25.2.1. FCP LUN を動的にアクティベートする
cio_ignoreコマンドを使用して FCP アダプターを無視するデバイスの一覧から削除し、Linux 側で表示できるようにします。# cio_ignore -r DeviceNumberDeviceNumber には FCP アダプターのデバイス番号を入れてください。以下に例を示します。- 以下のコマンドを使って FCP をオンラインにします。
# chccwdev -e fc00 - zfcp デバイスドライバーの自動ポートスキャンで必要な WWPN が検出されたか確認します。
# ls -l /sys/bus/ccw/drivers/zfcp/0.0.fc00/ drwxr-xr-x. 3 root root 0 Apr 28 18:19 0x500507630040710b drwxr-xr-x. 3 root root 0 Apr 28 18:19 0x50050763050b073d drwxr-xr-x. 3 root root 0 Apr 28 18:19 0x500507630e060521 drwxr-xr-x. 3 root root 0 Apr 28 18:19 0x500507630e860521 -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 availability -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 card_version -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 cmb_enable -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 cutype -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 devtype lrwxrwxrwx. 1 root root 0 Apr 28 18:17 driver -> ../../../../bus/ccw/drivers/zfcp -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 failed -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 hardware_version drwxr-xr-x. 35 root root 0 Apr 28 18:17 host0 -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 in_recovery -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 lic_version -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 modalias -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 online -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 peer_d_id -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 peer_wwnn -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 peer_wwpn --w-------. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 port_remove --w-------. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 port_rescan drwxr-xr-x. 2 root root 0 Apr 28 18:19 power -r--r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:19 status lrwxrwxrwx. 1 root root 0 Apr 28 18:17 subsystem -> ../../../../bus/ccw -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 28 18:17 uevent
- LUN へのアクセスに使用するポート (WWPN) に FCP LUN を追加して FCP LUN をアクティベートします。
# echo 0x4020400100000000 > /sys/bus/ccw/drivers/zfcp/0.0.fc00/0x50050763050b073d/unit_add - 割り当て済みの SCSI デバイス名を見つけます。
# lszfcp -DV /sys/devices/css0/0.0.0015/0.0.fc00/0x50050763050b073d/0x4020400100000000 /sys/bus/ccw/drivers/zfcp/0.0.fc00/host0/rport-0:0-21/target0:0:21/0:0:21:1089355792
25.2.2. FCP LUN を永続的にアクティブにする
initramfs でアクティベートして、root ファイルシステムをマウントできるようにする必要があります。cio_ignore は永続的なデバイス設定に応じて透過的に処理されるので、無視するリストから手動でデバイスを解放する必要はありません。
25.2.2.1. root ファイルシステムの一部である FCP LUN
/etc/zipl.conf ファイルの変更のみが必要です。その後に zipl ブートローダツールを実行します。initramfs を再作成する必要はありません。
rd_ZFCP= を提供します。この値はカンマ区切りのリストで、デバイスバス ID と 0x で始まる 16 進法の 16 桁の数字の WWPN、0x で始まり 16 進法の 16 桁の数字の右側にゼロの列記を持つ FCP LUN で構成されます。
vg_devel1 用の 2 つの FCP LUN パーティション上にある 物理ボリュームを使用するシステム用の zipl.conf です。この LVM ボリュームグループには root ファイルシステム用の論理ボリューム lv_root が含まれています。単純にするため、この例ではマルチパスなしの設定となっています。
[defaultboot] default=linux target=/boot/ [linux] image=/boot/vmlinuz-2.6.32-19.el6.s390x ramdisk=/boot/initramfs-2.6.32-19.el6.s390x.img parameters="root=/dev/mapper/vg_devel1-lv_root rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a000000000 rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a100000000 rd_LVM_LV=vg_devel1/lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us cio_ignore=all,!0.0.0009"
rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a300000000 を zipl.conf ファイル内のブートカーネルのパラメーター行に追加します。例えば
[defaultboot]
default=linux
target=/boot/
[linux]
image=/boot/vmlinuz-2.6.32-19.el6.s390x
ramdisk=/boot/initramfs-2.6.32-19.el6.s390x.img
parameters="root=/dev/mapper/vg_devel1-lv_root
rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a000000000
rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a100000000
rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a300000000
rd_LVM_LV=vg_devel1/lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8
SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us cio_ignore=all,!0.0.0009"/etc/zipl.conf の変更を適用します。
# zipl -V Using config file '/etc/zipl.conf' Target device information Device..........................: 08:00 Partition.......................: 08:01 Device name.....................: sda Device driver name..............: sd Type............................: disk partition Disk layout.....................: SCSI disk layout Geometry - start................: 2048 File system block size..........: 4096 Physical block size.............: 512 Device size in physical blocks..: 10074112 Building bootmap in '/boot/' Building menu 'rh-automatic-menu' Adding #1: IPL section 'linux' (default) kernel image......: /boot/vmlinuz-2.6.32-19.el6.s390x kernel parmline...: 'root=/dev/mapper/vg_devel1-lv_root rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a000000000 rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a100000000 rd_ZFCP=0.0.fc00,0x5105074308c212e9,0x401040a300000000 rd_LVM_LV=vg_devel1/lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us cio_ignore=all,!0.0.0009' initial ramdisk...: /boot/initramfs-2.6.32-19.el6.s390x.img component address: kernel image....: 0x00010000-0x007a21ff parmline........: 0x00001000-0x000011ff initial ramdisk.: 0x02000000-0x028f63ff internal loader.: 0x0000a000-0x0000a3ff Preparing boot device: sda. Detected SCSI PCBIOS disk layout. Writing SCSI master boot record. Syncing disks... Done.
25.2.2.2. root ファイルシステムの一部を構成しない FCP LUN
/etc/zfcp.conf ファイル内で永続的に設定します。1 行に 1 つの FCP LUN を設定します。各行には FCP アダプターのデバイスバス ID、0x で始まる 16 桁の数字の WWPN、0x で始まり右側にゼロの列記を持つ 16 桁の数字の FCP LUN をそれぞれ空白かタブで区切って含めます。FCP アダプターがシステムに追加されると /etc/zfcp.conf 内のエントリーが udev によってアクティベートされ設定されます。起動時には、システム側で見える FCP アダプターがすべて追加され、udev が起動されます。
0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a000000000 0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a100000000 0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a300000000 0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a000000000 0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a100000000 0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a300000000
/etc/zfcp.conf での変更は、システムを再起動するか、システムの I/O 設定を変更して新規の FCP チャネルを動的に追加 (つまり、チャネルを z/VM 下で接続) した後でしか有効になりません。別の方法として、今までアクティブではなかった FCP アダプター用に編集した /etc/zfcp.conf 内の新規エントリーをアクティベートする場合は以下のコマンドを順番に実行します。
cio_ignoreコマンドを使用して FCP アダプターを無視するデバイスの一覧から削除し、Linux 側で表示できるようにします。# cio_ignore -r DeviceNumberDeviceNumber には FCP アダプターのデバイス番号を入れてください。以下に例を示します。# cio_ignore -r fcfc- 次に変更をアクティベートする uevent を開始します。
echo add > /sys/bus/ccw/devices/Device.Bus.ID/uevent例を示します。echo add > /sys/bus/ccw/devices/0.0.fcfc/uevent
25.3. ネットワークデバイスの追加
- 動的に追加する方法
- デバイスドライバーを読み込みます。
- 無視するデバイスの一覧からネットワークデバイスを削除します。
- グループデバイスを作成します。
- デバイスを設定します。
- デバイスをオンラインに設定します。
- 永続的に追加する方法
- 設定スクリプトを作成します。
- インターフェースをアクティベートします。
25.3.1. qeth デバイスの追加
- hsin (HiperSockets デバイス)
- ethn (イーサネット機能)
0」、2 番目は「1」となり、その後はこれに続きます。
25.3.1.1. qeth デバイスの動的な追加
- qeth デバイスドライバーモジュールが読み込まれているか判定します。以下の例では、読み込み済みの qeth モジュールを示しています。
# lsmod | grep qeth qeth_l3 127056 9 qeth_l2 73008 3 ipv6 492872 155ip6t_REJECT,nf_conntrack_ipv6,qeth_l3 qeth 115808 2 qeth_l3,qeth_l2 qdio 68240 1 qeth ccwgroup 12112 2 qeth
lsmodコマンド出力で qeth モジュールが読み込まれていないことを表示している場合には、modprobeコマンドを実行して読み込みます。# modprobe qeth cio_ignoreコマンドを使用して無視されるデバイスのリストからネットワークチャンネルを削除し、Linux に見えるようにします。# cio_ignore -r read_device_bus_id,write_device_bus_id,data_device_bus_idread_device_bus_id と write_device_bus_id、data_device_bus_id は、ネットワークデバイスを表す 3 つのデバイスバス ID で置き換えます。例を示します。read_device_bus_id が0.0.f500の場合、write_device_bus_id は0.0.f501に、data_device_bus_id は0.0.f502になります。# cio_ignore -r 0.0.f500,0.0.f501,0.0.f502- znetconf コマンドを使用して、ネットワークデバイスの可能な設定を検出し、一覧表示します。
# znetconf -u Scanning for network devices... Device IDs Type Card Type CHPID Drv. ------------------------------------------------------------ 0.0.f500,0.0.f501,0.0.f502 1731/01 OSA (QDIO) 00 qeth 0.0.f503,0.0.f504,0.0.f505 1731/01 OSA (QDIO) 01 qeth 0.0.0400,0.0.0401,0.0.0402 1731/05 HiperSockets 02 qeth
- 使用する設定を選択し、znetconf を使用してその設定を適用し、設定したグループデバイスをネットワークデバイスとしてオンラインに設定します。
# znetconf -a f500 Scanning for network devices... Successfully configured device 0.0.f500 (eth1)
- オプションとして、オンラインに設定する前にグループデバイス上で設定された引数を渡すこともできます。
# znetconf -a f500 -o portname=myname Scanning for network devices... Successfully configured device 0.0.f500 (eth1)
これで、ネットワークeth1インターフェースの設定を継続できます。
- qeth グループデバイスを作成します。
# echo read_device_bus_id,write_device_bus_id,data_device_bus_id > /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/group例を示します。# echo 0.0.f500,0.0.f501,0.0.f502 > /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/group - 次に、読み込みチャンネルを見つけて、qeth グループデバイスが正しく作成されたかを確認します。
# ls /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/0.0.f500必要なシステムや機能を設定する方法により、オプションで追加のパラメーターや機能を設定することができます。例を示します。portnolayer2portname
追加のパラメーターに関する詳細は、『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』 の qeth デバイスドライバーの章を参照してください。 - オンライン sysfs 属性に「1」と入力し、デバイスをオンラインにします。
# echo 1 > /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/0.0.f500/online - 次に、デバイスの状態を確認します。
# cat /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/0.0.f500/online1戻り値が「1」の場合はデバイスがオンラインであることを示し、戻り値が「0」の場合はデバイスがオフラインであることを示します。 - デバイスに割り当てられたインターフェース名を探します。
# cat /sys/bus/ccwgroup/drivers/qeth/0.0.f500/if_nameeth1これで、ネットワークeth1インターフェースの設定を継続できます。s390utils パッケージからの以下のコマンドは qeth デバイスの最も重要な設定を示しています。# lsqeth eth1 Device name : eth1 --------------------------------------------- card_type : OSD_1000 cdev0 : 0.0.f500 cdev1 : 0.0.f501 cdev2 : 0.0.f502 chpid : 76 online : 1 portname : OSAPORT portno : 0 state : UP (LAN ONLINE) priority_queueing : always queue 0 buffer_count : 16 layer2 : 1 isolation : none
25.3.1.2. qeth デバイスの動的な削除
znetconfコマンドを使用して、設定済みネットワークデバイスすべてを表示します。znetconf -c Device IDs Type Card Type CHPID Drv. Name State -------------------------------------------------------------------------------- 0.0.8036,0.0.8037,0.0.8038 1731/05 HiperSockets FB qeth hsi1 online 0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f2 1731/01 OSD_1000 76 qeth eth0 online 0.0.f500,0.0.f501,0.0.f502 1731/01 GuestLAN QDIO 00 qeth eth1 online
- 削除するネットワークデバイスを選択、
znetconfを開始してそのデバイスをオフラインにし、ccw グループデバイスのグループを解除します。# znetconf -r f500 Remove network device 0.0.f500 (0.0.f500,0.0.f501,0.0.f502)? Warning: this may affect network connectivity! Do you want to continue (y/n)?y Successfully removed device 0.0.f500 (eth1)
- 削除の完了を確認します。
znetconf -c Device IDs Type Card Type CHPID Drv. Name State -------------------------------------------------------------------------------- 0.0.8036,0.0.8037,0.0.8038 1731/05 HiperSockets FB qeth hsi1 online 0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f2 1731/01 OSD_1000 76 qeth eth0 online
25.3.1.3. qeth デバイスの永続的な追加
/etc/sysconfig/network-scripts/ にあります。
ifcfg-device を使用します。ここでの device は、以前に作成した qeth グループデバイス内の if_name ファイルに記載されている値です。今回の例では、eth1 になります。cio_ignore は、永続的なデバイス設定に応じて透過的に処理されるので、無視するリストからデバイスを手動で解放する必要はありません。
# cd /etc/sysconfig/network-scripts # cp ifcfg-eth0 ifcfg-eth1
ifcfg-eth0 の例をテンプレートとして使用してください。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# IBM QETH DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static IPADDR=10.12.20.136 NETMASK=255.255.255.0 ONBOOT=yes NETTYPE=qeth SUBCHANNELS=0.0.09a0,0.0.09a1,0.0.09a2 PORTNAME=OSAPORT OPTIONS='layer2=1 portno=0' MACADDR=02:00:00:23:65:1a TYPE=Ethernet
DEVICEの記述を修正して、ccwgroup からのif_nameのコンテンツを反映させます。IPADDRの記述を修正して、新しいインターフェースの IP アドレスを反映させます。- 必要に応じて
NETMASKの記述を修正します。 - 新しいインターフェースを起動時にアクティブにするには、
ONBOOTがyesに設定されていることを確認します。 SUBCHANNELSの記述が qeth デバイスのハードウェアアドレスと合致していることを確認します。PORTNAMEの表記を修正するか、使用環境に不要であれば除外します。- 有効な sysfs 属性とその値を
OPTIONSパラメーターに追加することができます。Red Hat Enterprise Linux インストーラーは現在、これを使用してレイヤーモード (layer2) とportnoデバイスの関連ポート番号 (portno) を設定します。OSA デバイス用の qeth デバイスドライバーのデフォルトは、レイヤー 2 モードです。以前のデフォルトであるレイヤー3 モードに依存する旧式の ifcfg 定義を継続使用するには、layer2=0をOPTIONSパラメーターに追加します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
# IBM QETH DEVICE=eth1 BOOTPROTO=static IPADDR=192.168.70.87 NETMASK=255.255.255.0 ONBOOT=yes NETTYPE=qeth SUBCHANNELS=0.0.0600,0.0.0601,0.0.0602 PORTNAME=OSAPORT OPTIONS='layer2=1 portno=0' MACADDR=02:00:00:b3:84:ef TYPE=Ethernet
ifcfg ファイルの変更は、システムの再起動後かシステムの I/O 設定の変更による新規のネットワークデバイスの動的な追加 (たとえば、z/VM 下で接続) の後でのみ反映されます。別の方法では、以下のコマンドを実行することで、以前にアクティブでなかったネットワークチャネル用に ifcfg ファイルのアクティベーションを開始することができます。
cio_ignoreコマンドを使用して無視されるデバイスのリストからネットワークチャンネルを削除し、Linux に見えるようにします。# cio_ignore -r read_device_bus_id,write_device_bus_id,data_device_bus_idread_device_bus_id と write_device_bus_id、data_device_bus_id は、ネットワークデバイスを表す 3 つのデバイスバス ID で置き換えます。例を示します。read_device_bus_id が0.0.0600ならば、write_device_bus_id は0.0.0601、data_device_bus_id は0.0.0602となります。# cio_ignore -r 0.0.0600,0.0.0601,0.0.0602- 次に変更をアクティベートする uevent を開始します。
echo add > /sys/bus/ccw/devices/read-channel/uevent例を示します。echo add > /sys/bus/ccw/devices/0.0.0600/uevent - ネットワークデバイスのステータスを確認します。
# lsqeth - ここで新しいインターフェースを開始します。
# ifup eth1 - インターフェースのステータスを確認します。
# ifconfig eth1 eth1 Link encap:Ethernet HWaddr 02:00:00:00:00:01 inet addr:192.168.70.87 Bcast:192.168.70.255 Mask:255.255.255.0 inet6 addr: fe80::ff:fe00:1/64 Scope:Link UP BROADCAST RUNNING NOARP MULTICAST MTU:1492 Metric:1 RX packets:23 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:3 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:644 (644.0 b) TX bytes:264 (264.0 b) - 新しいインターフェースのルーティングを確認します。
# route Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface 192.168.70.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth1 10.1.20.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 default 10.1.20.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0
- ping コマンドを使ってゲートウェイまたは新規デバイスのサブネット上の別のホストを ping して変更を確認します。
# ping -c 1 192.168.70.8 PING 192.168.70.8 (192.168.70.8) 56(84) bytes of data. 64 bytes from 192.168.70.8: icmp_seq=0 ttl=63 time=8.07 ms
- デフォルトのルート情報が変更している場合、それに応じて
/etc/sysconfig/networkも更新する必要があります。
25.3.2. LCS デバイスの追加
- OSA-Express Fast Ethernet and Gigabit Ethernet 用 ethn
0 となり、2 番目は 1 と順に続きます。
25.3.2.1. LCS デバイスの動的な追加
- デバイスドライバーを読み込みます。
# modprobe lcs cio_ignoreコマンドを使用して無視されるデバイスのリストからネットワークチャンネルを削除し、Linux に見えるようにします。# cio_ignore -r read_device_bus_id,write_device_bus_idread_device_bus_id と write_device_bus_id は、ネットワークデバイスを表す 2 つのデバイス ID で置き換えます。例を示します。# cio_ignore -r 0.0.09a0,0.0.09a1- グループデバイスを作成します。
# echo read_device_bus_id,write_device_bus_id > /sys/bus/ccwgroup/drivers/lcs/group - デバイスを設定します。OSA カードは、CHPID 1 つにつき最大 16 ポートまで提供することができます。デフォルトでは、LCS グループデバイスはポート
0を使用します。別のポートを使うには、次のようなコマンドを実行します。# echo portno > /sys/bus/ccwgroup/drivers/lcs/device_bus_id/portnoportno は使用するポート番号で置き換えます。LCS ドライバーの 設定に関する詳細情報は、『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』 の LCS の章を参照してください。 - デバイスをオンラインにセットします。
# echo 1 > /sys/bus/ccwgroup/drivers/lcs/read_device_bus_id/online - 割り当て済みのネットワークデバイス名を見つけるには、以下のコマンドを入力します。
# ls -l /sys/bus/ccwgroup/drivers/lcs/read_device_bus_ID/net/ drwxr-xr-x 4 root root 0 2010-04-22 16:54 eth1
25.3.2.2. LCS デバイスの永続的な追加
cio_ignore は永続的なデバイス設定に応じて透過的に処理されるので、無視するリストから手動でデバイスを解放する必要はありません。
- 設定ファイルのスクリプトを
/etc/sysconfig/network-scripts/内にifcfg-ethnというようなファイル名で作成します。ここでの n は0から 始まる整数となります。このファイルは以下のようになります。/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 # IBM LCS DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static IPADDR=10.12.20.136 NETMASK=255.255.255.0 ONBOOT=yes NETTYPE=lcs SUBCHANNELS=0.0.09a0,0.0.09a1 PORTNAME=0 OPTIONS='' TYPE=Ethernet
PORTNAMEを修正して、使用する LCS ポート番号 (portno) を反映させます。有効な lcs sysfs 属性とその値をオプションでOPTIONSパラメーターに追加できます。構文については、「qeth デバイスの永続的な追加」 を参照してください。DEVICEパラメーターを以下のように設定します。DEVICE=ethn
ifupコマンドを実行してデバイスをアクティベートします。# ifup ethn
ifcfg ファイルへの変更はシステムの再起動後にのみ反映されます。以下のコマンドを実行することで、ネットワークチャネル用の ifcfg ファイルのアクティベーションを開始することができます。
cio_ignoreコマンドを使用して LCS デバイスアダプターを無視されるデバイスのリストから削除し、Linux に見えるようにします。# cio_ignore -r read_device_bus_id,write_device_bus_idread_device_bus_id と write_device_bus_id は、LCS デバイスのデバイス ID で置き換えます。例を示します。# cio_ignore -r 0.0.09a0,0.0.09a1- 次に変更をアクティベートする uevent を開始します。
echo add > /sys/bus/ccw/devices/read-channel/uevent例を示します。echo add > /sys/bus/ccw/devices/0.0.09a0/uevent
25.3.3. サブチャンネルのマッピングとネットワークデバイス名
ifcfg ファイルの DEVICE= オプションは、ネットワークデバイス名へのサブチャンネルのマッピングを決定しません。その代わりに udev ルール ファイルである /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules がどのネットワークデバイスチャンネルにどのネットワークデバイス名が割り当てられるかを決定します。
NAME= 変数に割り当てられた値を編集できます。
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules コンテンツ例は以下のようになります。
# This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
# program run by the persistent-net-generator.rules rules file.
#
# You can modify it,as long as you keep each rule on a single line.
# S/390 qeth device at 0.0.f5f0
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.f5f0", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
# S/390 ctcm device at 0.0.1000
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="ctcm", KERNELS=="0.0.1000", ATTR{type}=="256", KERNEL=="ctc*", NAME="ctc0"
# S/390 qeth device at 0.0.8024
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.8024", ATTR{type}=="1", KERNEL=="hsi*", NAME="hsi0"
# S/390 qeth device at 0.0.8124
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.8124", ATTR{type}=="1", KERNEL=="hsi*", NAME="hsi1"
# S/390 qeth device at 0.0.1017
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.1017", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth3"
# S/390 qeth device at 0.0.8324
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.8324", ATTR{type}=="1", KERNEL=="hsi*", NAME="hsi3"
# S/390 qeth device at 0.0.8224
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.8224", ATTR{type}=="1", KERNEL=="hsi*", NAME="hsi2"
# S/390 qeth device at 0.0.1010
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.1010", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth2"
# S/390 lcs device at 0.0.1240
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="lcs", KERNELS=="0.0.1240", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth1"
# S/390 qeth device at 0.0.1013
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="qeth", KERNELS=="0.0.1013", ATTR{type}=="1", KERNEL=="hsi*", NAME="hsi4"25.3.4. ネットワーク root ファイルシステム用の System z ネットワークデバイスの設定
zipl.conf の一部でとなっている場合があります。initramfs を再作成する必要はありません。
rd_ZNET= を提供します。
NETTYPE (qeth、lcs、ctc) と 2 つ (lcs、ctc) または 3 つ (qeth) のデバイスバス ID、ネットワークデバイス sysfs 属性に対応するキー値ペアで構成されるオプションの追加パラメーターのカンマ区切りのリストを入力として受け付けます。このパラメーターは System z のネットワークハードウェアを設定し、アクティベートします。IP アドレスと他のネットワーク仕様の設定は、他のプラットフォームと同様に機能します。詳細説明は、dracut の ドキュメントを参照してください。
root=10.16.105.196:/nfs/nfs_root cio_ignore=all,!0.0.0009 rd_ZNET=qeth,0.0.0a00,0.0.0a01,0.0.0a02,layer2=1,portno=0,portname=OSAPORT ip=10.16.105.197:10.16.105.196:10.16.111.254:255.255.248.0:nfs‑server.subdomain.domain:eth0:none rd_NO_LUKS rd_NO_LVM rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us
第26章 パラメーターファイルおよび設定ファイル
- linuxrc またはローダーに対するユーザー入力を自動化する (21章インストール段階 1: ネットワークデバイスの設定 および 22章インストール段階 2: 言語とインストールソースの設定 を参照)
- キックスタートを使って無人インストールを行う
- インストーラの対話式ユーザーインターフェースではアクセスできないデフォルト以外のインストール設定を選択する (レスキューモードなど)
root=/dev/ram0 や ro といったカーネルパラメーターと vncpassword=test や vnc といったインストールプロセス用のパラメーターが含まれています。
26.1. 必須パラメーター
images/ ディレクトリー内にある generic.prm ファイルでも提供されています。
root=file_system- file_system は root ファイルシステムを配置するデバイスです。インストールを行う上で Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムを収納している ramdisk の
/dev/ram0に設定する必要があります。 ro- root ファイルシステムつまり ramdisk を読み取り専用でマウントします。
ip=off- 自動ネットワーク設定を無効にします。
ramdisk_size=size- Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムが収まるよう ramdisk 用に予約されているメモリーサイズを修正します (
ramdisk_size=40000など)。
cio_ignore=all,!0.0.0009 も含まれます。この設定により多数のデバイスを搭載したステムの起動とデバイス検出が早くなります。インストーラーは無視デバイスの有効化を透過的に処理します。
重要
cio_ignore サポートが実装されていないため発生するインストール関連の問題を避けるため、cio_ignore= のパラメーター値をシステムに適応させるか、インストーラーの起動 (IPL) に使用するパラメーターファイルからこのパラメーターを完全に削除してください。
26.2. z/VM 設定ファイル
variable=value のようなシェルスタイルの構文になります。
CMSDASD および CMSCONFFILE のパラメーターも追加する必要があります。これらのパラメーターはインストールプログラムに設定ファイルの場所を指示します。
CMSDASD=cmsdasd_address- cmsdasd_address には設定ファイルを格納している CMS フォーマット済みディスクのデバイス番号を入れます。一般的には CMSユーザーの
Aディスクになります。例、CMSDASD=191 CMSCONFFILE=configuration_file- configuration_file は設定ファイル名になります。この値は小文字で指定してください。
CMS_file_name.CMS_file_typeなど Linux ファイル名の形式で指定します。CMS ファイルのREDHAT CONFはredhat.confと入力します。CMS ファイル名およびファイルタイプはそれぞれ CMS 規則にしたがって 1 から 8 文字の長さにします。例:CMSCONFFILE=redhat.conf
26.3. インストール用ネットワークパラメーター
NETTYPE="type"- type は
qeth、lcs、ctcのいずれかにしてください。デフォルトはqethです。以下を使用する場合はlcsを選択します。- OSA-2 イーサネット/トークンリング
- 非 QDIO モードの OSA-Express Fast イーサネット
- 非 QDIO モードの OSA-Express High Speed トークンリング
- 非 QDIO モードの Gigabit イーサネット
以下を使用する場合はqethを選択します。- OSA-Express Fast イーサネット
- Gigabit イーサネット (1000Base-T を含む)
- High Speed トークンリング
- HiperSockets
- ATM (イーサネット LAN エミュレーションを実行)
SUBCHANNELS="device_bus_IDs"- bus_IDs にはコンマで区切ったデバイスバス ID を入力します。各種ネットワークインターフェースにそれぞれ必要なデバイスバス ID を入力します。
qeth: SUBCHANNELS="read_device_bus_id,write_device_bus_id,data_device_bus_id" lcs or ctc: SUBCHANNELS="read_device_bus_id,write_device_bus_id"
例を示します (qeth SUBCHANNEL ステートメントの例)。SUBCHANNELS="0.0.f5f0,0.0.f5f1,0.0.f5f2"
PORTNAME="osa_portname",PORTNAME="lcs_portnumber"- この変数は qdio モードまたは non-qdio モードで動作する OSA デバイスに対応します。qdio モード (
NETTYPE="qeth")を使用する場合、qeth モードで動作している OSA デバイス上で指定するポート名は osa_portname です。non-qdio モード (NETTYPE="lcs") を使用する場合は lcs_portnumber を使って 0 から 15 の整数で適切なポート番号を渡します。 PORTNO="portnumber"- CMS 設定ファイルに
PORTNO="0"(ポート 0 を使用) またはPORTNO="1"(CHPID ごとポートが 2 つある OSA 機能のポート 1 を使用) のいずれかを追加すると、モード入力が要求されなくなります。 LAYER2="value"- value は
0または1になります。レイヤー 3 モードで OSA または HiperSocket を動作させる場合はLAYER2="0"を使用します。レイヤー 2 モードの場合はLAYER2="1"を使用します。z/VM 環境の仮想ネットワークデバイスの場合、この設定はデバイスを接続させる GuestLAN または VSWITCH の定義と同じにしてください。DHCP などレイヤー 2 (Data Link Layer またはその MAC サブレイヤー) で動作するネットワークサービスを使用する場合はレイヤー 2 モードを選択するとよいでしょう。OSA デバイス用の qeth デバイスドライバーのデフォルトがレイヤー 2 モードになります。以前デフォルトだったレイヤー 3 モードを引き続き使用する場合はLAYER2="0"を明示的に設定してください。 VSWITCH="value"- value は
0または1になります。z/VM VSWITCH または GuestLAN に接続する場合はVSWITCH="1"を指定します。実際の OSA または実際の HiperSocket を直接接続して使用する場合はVSWITCH="0"を指定します (または何も指定しない)。 MACADDR="MAC_address"LAYER2="1"とVSWITCH="0"を指定している場合はこのパラメーターを使って MAC アドレスを指定することもできます。Linux では小文字と 16 進数の組み合わせをコロンで区切った 6 つのオクテット形式が必要とされます (MACADDR=62:a3:18:e7:bc:5fなど)。z/VM で使用される表記とは異なります。LAYER2="1"とVSWITCH="1"を指定する場合はMACADDRは指定しないでください。レイヤー 2 モードの場合、z/VM により固有の MAC アドレスが仮想ネットワークデバイスに割り当てられます。CTCPROT="value"- value は
0、1、3のいずれかになります。NETTYPE="ctc"の CTC プロトコルを指定します。デフォルトは0です。 HOSTNAME="string"- string は新たにインストールした Linux インスタンスのホスト名を入力します。
IPADDR="IP"- IP は新しい Linux インスタンスの IP アドレスを入力します。
NETMASK="netmask"- netmask はネットマスクです。IPv4 CIDR (クラスレス相互ドメインルーティング) で規定されているようにネットマスクではプレフィックスの整数 (1 から 32) の構文に対応しています。例えば、
255.255.255.0の代わりに24を指定したり、255.255.240.0の代わりに20を指定することができます。 GATEWAY="gw"- gw はこのネットワークデバイスのゲートウェイ IP アドレスを入力します。
MTU="mtu"- mtu はこのネットワークデバイスの Maximum Transmission Unit (MTU) を入力します。
DNS="server1:server2:additional_server_terms:serverN"- "server1:server2:additional_server_terms:serverN" はコロンで区切った DNS サーバーの一覧です。例を示します。
DNS="10.1.2.3:10.3.2.1"
SEARCHDNS="domain1:domain2:additional_dns_terms:domainN"- "domain1:domain2:additional_dns_terms:domainN" はコロンで区切った検索ドメインの一覧です。例を示します。
SEARCHDNS="subdomain.domain:domain"
SEARCHDNS=の指定が必要となるのはDNS=パラメーターを使用する場合のみです。 DASD=- インストールで設定する DASD または DASD の範囲を定義します。この構文の詳細については 『Linux on System z Device Drivers, Features, and Commands on Red Hat Enterprise Linux 6』 の DASD デバイスドライバーに関する章で説明されている
dasd_modデバイスドライバーモジュールオプションを参照してください。Linuxrc は複数のデバイスバス IDやオプション属性のro、diag、erplog、failfastなどを持たせたデバイスバス ID の範囲をコンマで区切った一覧に対応しています。また、オプションでデバイスバス ID は先頭のゼロを除いたデバイス番号に短縮することもできます。オプションの属性がある場合はコロンで区切りカッコで括り、デバイスバス ID またはデバイスバス ID の範囲の後に付けます。対応しているグローバルオプションはautodetectのみになります。後で追加する予定の DASD 用にカーネルデバイス名を確保しておくため存在しない DASD を設定する仕様には対応していません。将来的なディスクの追加を見越して、DASD デバイス名には永続性のあるデバイス名を使用してください (/dev/disk/by-path/...など)。probeonly、nopav、nofcxなどの他のグローバルオプションは linuxrc では対応していません。システムに実際にインストールする必要がある DASD だけ指定してください。ここに記載した DASD でフォーマットされていないものはすべて後でインストーラーによって確認された後、フォーマットする必要があります (「DASD の低レベルフォーマット」 を参照)。「root ファイルシステムの一部を構成しない DASD」 で説明しているように root ファイルシステムや/bootパーティションに必要のない データ DASD についてはインストール終了後に追加してください。FCP のみの環境の場合はDASD="none"を指定します。例を示します。DASD="eb1c,0.0.a000-0.0.a003,eb10-eb14(diag),0.0.ab1c(ro:diag)"
FCP_n="device_bus_ID WWPN FCP_LUN"- 通常、n は整数値になりますが (
FCP_1、FCP_2など)、アルファベット、数字、下線などを使った文字列でも構いません。 - device_bus_ID には HBA (ホストバスアダプター) (デバイス fc00 なら
0.0.fc00など) を表す FCP デバイスのデバイスバス ID を指定します。 - WWPN はルーティングに使用される世界共通のポート名です (マルチパスと併用されることが多い)。16 桁の 16 進数の値になります (
0x50050763050b073dなど)。 - FCP_LUN はストレージの論理ユニット識別子を指し、16 桁の 16 進数の右側にゼロを加えた値で指定します (
0x4020400100000000など)。
この変数は FCP デバイスのあるシステムで SCSI ディスクなどの FCP LUN を有効にする場合に使用できます。追加の FCP LUN は対話式インストールまたはキックスタートファイルを使ったインストールで有効にすることができます。linuxrc の場合は対話式による FCP の設定はありません。設定例を以下に示します。FCP_1="0.0.fc00 0x50050763050b073d 0x4020400100000000"
重要
FCP パラメーターで使用する各値は (FCP_1、FCP_2など) サイト固有となるため通常は FCP ストレージ管理者から提供されます。
26.4. VNC および X11 のパラメーター
display=IP/hostname:display- インストーラーが接続してグラフィカルユーザーインターフェースを表示するホスト名または IP アドレスとその X11 ディスプレイを設定します。
vnc- インストールプロセスの後半で VNC グラフィカルユーザーインターフェースを使用する場合は
vncを指定してください。 vncpassword=- VNC サーバーに接続する際に使用するパスワードを設定します。パスワードパラメーターはオプションです。このパラメーターを指定しない場合、VNC サーバーはパスワードを使用しません。このため誰でも VNC サーバーに接続できるようになります。
vncconnect=IP/hostname[:port]vncおよびvncpassword=と併用します。VNC クライアントがリスニングモードで稼働しているホスト名または IP アドレス (オプションで TCP ポート) を指定します。インストーラーは指定された VNC クライアントに接続してグラフィカルユーザーインターフェースを表示します。
26.5. ローダーパラメーター
lang=language- インストーラーのユーザーインターフェースの言語を設定します。例えば、英語の場合は
en、ドイツ語の場合はdeに設定します。言語を選択してください に対する応答が自動化されます (「言語の選択」 を参照)。 repo=installation_source- ステージ 2 とインストールするパッケージを含んでいるリポジトリにインストールソースがアクセスできるよう設定します。インストール方法 に対する応答が自動化されます (「インストール方法」 を参照)。
26.6. キックスタートを使ったインストールのパラメーター
ks=URL- キックスタートファイルを参照します。通常、System z への Linux インストール用のネットワーク上にあります。URL にキックスタートファイルのファイル名を含む完全パスを入力します。このパラメーターによりキックスタートで自動インストールが有効になります。詳細は 「キックスタートによるインストールの自動化」 および 「キックスタートインストールの開始」 を参照してください。
RUNKS=value- SSH を使用したネットワーク経由でログインすることなく Linux コンソールで自動的にローダーを実行する場合は value を 1 に定義します。
RUNKS=1を使用する場合はコンソールが全画面対応しているか、以下のcmdlineオプションを使用する必要があります。z/VM 環境下の 3270 ターミナルまたは LPAR 用のオペレーティングシステムメッセージコンソールの場合はcmdlineオプションを使用します。キックスタートによる完全自動化のインストールにはRUNKS=1が推奨されます。RUNKS=1を設定すると、linuxrc ではパラメーターにエラーがあってもインストールは自動継続されるため、ユーザー入力を求めて無人インストールが中断されることはありません。これ以外は変更せずそのままにしておくかRUNKS=0を指定します。 cmdlinecmdlineを指定すると、UNIX 系コンソールにしか適用されないエスケープターミナルシーケンスがインストーラーで無効にされるためラインモードターミナルでの出力が読み取れるようになります (z/VM 環境下の 3270 や LPAR 用のオペレーティングシステムメッセージなど)。インストーラーでは cmdline モードでの対話式によるユーザー入力には対応していないため、すべての質問に回答が用意されているキックスタートファイルを使ったインストールが必要になります。
RUNKS または cmdline オプションを使用してください。詳細は 32章キックスタートを使ったインストール を参照してください。
26.7. その他のパラメーター
askmethod- 自動検出される DVD をインストールソースとして使用しません。インストールソースを手動で指定するインストール方法の入力が求められます。FCP 接続の DVD から起動した場合などに便利ですが、インストールを継続するためローカルのハードディスクやネットワーク上などに用意した別のインストールソースが必要になります。
mediacheck- ISO ベースのインストールソースの検証を有効にします。例えば、FCP 接続の DVD から起動した場合、ローカルのハードディスク上にある ISO や NFS でマウントした ISO を
repo=で指定する場合などに使用します。 nompath- マルチパスを使用したデバイスのサポートを無効にします。
proxy=[protocol://][username[:password]@]host[:port]- HTTP、HTTPS、または FTP を介したインストールで使用するプロキシを指定します。
rescue- ramdisk から稼働するレスキューシステムを起動します。インストール済みのシステムの修正や復元を行うことができます。
stage2=URL- インストールソースの代わりに
install.imgファイルへのパスを指定します。それ以外はrepo=と同じ構文になります。stage2が指定されている場合は通常、install.imgを見つける他の方法よりこちらが優先されます。ただし、anaconda がローカルメディア上でinstall.imgを見つけた場合は、stage2URL は無視されます。stage2が指定されていずinstall.imgがローカルで検出できない場合、repo=またはmethod=で指定した場所が anaconda で検索されます。repo=やmethod=を指定せずstage2=だけ指定した場合はインストールしたシステムがインストール用にデフォルトで有効にしたであろうリポジトリーを使用します。 syslog=IP/hostname[:port]- ログメッセージをリモートの syslog サーバーに送信するようインストーラーに指示します。
26.8. パラメーターファイルと CMS 設定ファイルの例
generic.prm ファイルの拡張から始めてください。
generic.prm ファイルの例:
root="/dev/ram0" ro ip="off" ramdisk_size="40000" cio_ignore="all,!0.0.0009" CMSDASD="191" CMSCONFFILE="redhat.conf" vnc
redhat.conf ファイルの例 (generic.prm 内の CMSCONFFILE によりポイントされている)
NETTYPE="qeth" SUBCHANNELS="0.0.0600,0.0.0601,0.0.0602" PORTNAME="FOOBAR" PORTNO="0" LAYER2="1" MACADDR="02:00:be:3a:01:f3" HOSTNAME="foobar.systemz.example.com" IPADDR="192.168.17.115" NETMASK="255.255.255.0" GATEWAY="192.168.17.254" DNS="192.168.17.1" SEARCHDNS="systemz.example.com:example.com" DASD="200-203"
第27章 IBM System z に関する参考文献
27.1. IBM System z に関する出版物
System z 上の Linux: Device Drivers, Features, and Commands as available with Red Hat Enterprise Linux 6. 2010. SC34-2597.
System z 上の Linux: Using the Dump Tools on Red Hat Enterprise Linux 6. 2010. SC34-2607.
System z 上の Linux: How to use FC-attached SCSI devices with Linux on System z9 and zSeries. 2008. SC33-8413.
How to use Execute-in-Place Technology with Linux on z/VM (Linux on z/VM での Execute-in-Place 技術の使い方). 2008. SC34-2594.
Linux on System z — How to Set up a Terminal Server Environment on z/VM (z/VM にターミナルサーバー環境を構成する方法). 2009. SC34-2596.
Linux on System z — libica 2.0 Programmer’s Reference (libica 2.0 プログラマー向けリファレンス). 2009. SC34-2602.
Linux on System z — How to Improve Performance with PAV (PAV でパフォーマンスを向上させる方法). 2008. SC33-8414.
z/VM — Getting Started with Linux on System z (Linux on System z スタートガイド). 2009. SC24-6194.
27.2. System z に関する IBM Redbooks の出版物
入門用の出版物
Introduction to the New Mainframe: z/VM Basics (新メインフレーム入門編: z/VM Basics). 2007. SG24-7316.
z/VM and Linux on IBM System z The Virtualization Cookbook for Red Hat Enterprise Linux 5.2. 2008. SG24-7492.
Practical Migration to Linux on System z (Linux on System z への実践的マイグレーション). 2009. SG24-7727.
パフォーマンスおよび高可用性
Linux on IBM System z: Performance Measurement and Tuning (パフォーマンスの測定とチューニング). 2011. SG24-6926.
Achieving High Availability on Linux for System z with Linux-HA Release 2 (Linux for System z で Linux-HA Release 2 を使用して高可用性を実現する方法). 2009. SG24-7711.
セキュリティ
Security for Linux on System z (Linux on System z 向けセキュリティ). 2013. SG24-7728.
Using Cryptographic Adapters for Web Servers with Linux on IBM System z9 and zSeries (Linux on IBM System z9 および zSeries での web サーバー用暗号アダプターの使い方). 2006. REDP-4131.
ネットワーク構築
IBM System z Connectivity Handbook (IBM System z の接続性ハンドブック). 2013. SG24-5444.
OSA Express Implementation Guide (OSA Express 実装ガイド). 2009. SG24-5948.
HiperSockets Implementation Guide (HiperSockets 実装ガイド). 2007. SG24-6816.
Fibre Channel Protocol for Linux and z/VM on IBM System z (IBM System z の Linux および z/VM 向けファイバーチャネルプロトコル). 2007. SG24-7266.
27.3. オンラインリソース
z/VM に関する出版物については http://www.vm.ibm.com/library/ を参照してください。 .
System z の I/O 接続性に関する詳細については、http://www.ibm.com/systems/z/hardware/connectivity/index.html を参照してください。 .
System z の暗号コンプレッサーに関する詳細については、http://www.ibm.com/security/cryptocards/ を参照してください。 .
Sharing and maintaining RHEL 5.3 Linux under z/VM (z/VM 環境下での RHEL 5.3 Linux の共有とメンテナンス). http://www.linuxvm.org/Present/misc/ro-root-RH5.pdf .
パート IV. 高度なインストールオプション
- 起動オプション
- メディアを使用しないインストール
- VNC 経由のインストール
- インストールプロセスを自動化するための キックスタートの使用
第28章 起動オプション
boot: プロンプト時に linux option の形式で入力します。
boot: プロンプトにアクセスするには、グラフィカルな起動画面が表示されている間に Esc キーを押します。
linux option1 option2 option3注記
28.1. ブートメニューでインストールシステムを設定する
- 言語
- ディスプレイの解像度
- インターフェースのタイプ
- インストール方法
- ネットワークの設定
28.1.1. 言語の指定
lang オプション使って目的言語の ISO コードを指定します。キーボードのレイアウトを設定するには keymap オプションを使用します。
el_GR と gr はギリシャ語とギリシャ語のキーボードレイアウトを識別するコードです。
linux lang=el_GR keymap=gr28.1.2. インターフェースの設定
resolution=setting を入力します。例えば、ディスプレイ解像度を 1024×768 に設定するには、以下を入力します。
linux resolution=1024x768
linux textdisplay=ip:0 を使用します。ip の部分にはディスプレイを表示させるシステムの IP アドレスを入力します。
xhost +remotehostname コマンドはディスプレイを表示させるシステムで実行してください。remotehostname には大元のディスプレイを実行しているホスト名を入力します。コマンド xhost +remotehostname を使用すると、リモートのディスプレイターミナルへのアクセスが制限され、リモートアクセスが明確に許可されていないユーザーやシステムからのアクセスは許可されなくなります。
28.1.3. anaconda の更新
linux updatesrhupdates/ に更新イメージコンテンツをすでに配置している場合は、このオプションを指定する必要はありません。
重要
rhupdates ディレクトリには anaconda の更新以外は収納しないでください。他のファイル (エラータ RPM など) を追加したり、多くのコンテンツを配置しすぎるとインストールが失敗する可能性があります。
linux updates=28.1.4. インストール方法の指定
askmethod オプションを指定すると、インストール方法やネットワーク設定を指定できる追加メニューが表示されます。また、boot: プロンプトでもインストール方法やネットワーク設定を設定することができます。
表28.1 インストール方法
| インストール方法 | オプションの形式 |
|---|---|
| DVD ドライブ | repo=cdrom:device |
| ハードドライブ | repo=hd:device/path |
| HTTP サーバー | repo=http://host/path |
| HTTPS サーバー | repo=https://host/path |
| FTP サーバー | repo=ftp://username:password@host/path |
| NFS サーバー | repo=nfs:server:/path |
| NFS サーバー上の ISO イメージ | repo=nfsiso:server:/path |
28.1.5. ネットワーク設定の指定
boot: プロンプトでオプションを使ってネットワーク設定を指定することもできます。
ip- システムの IP アドレスです。
netmask- システムのネットマスクです。
gateway- ネットワークゲートウェイの IP アドレスです。
dns- DNS サーバーの IP アドレスです。
ksdevice- これらの設定で使用するネットワークデバイスです。
ifname- ネットワークデバイスに割り当てる名前です。この後にデバイスの MAC アドレスを付けます。
vlanid- 指定ネットワークデバイス用の仮想の LAN ID 番号 (802.1q タグ) です。
nicdelay- ネットワークの正常な動作を認識したら遅延を行わせるオプションです。このオプションを使用するとネットワークインターフェースが起動した後、ゲートウェイへの ping が正常に行えるまで、またはこのパラメーターで指定した秒数が経過するまでシステムはインストールの継続を待機します。リンクが実際に使用可能になる前に使用できると NIC が報告してしまうことでネットワークアクセスを必要とする動作 (キックスタートファイルのダウンロードなど) がすべて失敗してしまうような場合に役に立ちます。NetworkManager で定義されるように最大値は 30 です。これより大きい値を設定すると、このオプションは無視されます。
eth0 インターフェースに 192.168.1.10 の IP アドレスを使用するインストールシステムのネットワーク設定を指定しています。インターフェース名は primary です。システムは 5 秒またはゲートウェイの ping に成功するまでインストールの継続を待機します。
linux ip=192.168.1.10 netmask=255.255.255.0 gateway=192.168.1.1 dns=192.168.1.3 ksdevice=eth0 ifname=primary:01:23:45:67:89:ab nicdelay=5boot: プロンプトでネットワーク設定とネットワークデバイスを指定した場合、インストールプロセスでは指定した設定が使用されるため ネットワーク構築デバイス と TCP/IP の設定 のダイアログは表示されません。
28.1.5.1. 結合インターフェースの設定
bond オプションを使用します。 以下のようにして、 結合インターフェースへの名前付け、 結合するネットワーク接続の指定、 追加オプションの記載を行ないます。
linux bond=<bondname>:<bondslaves>:[:<options>]linux bond=bond0:eth0,eth1:mode=active-backup,primary=eth128.2. インストールシステムへのリモートアクセスを有効にする
注記
28.2.1. VNC を使用したリモートアクセスを有効にする
linux vnc vncpassword=qwertyvnc オプションで VNC サービスを有効にします。vncpassword オプションでリモートアクセス用のパスワードを設定します。上記の例ではパスワードに qwerty を設定しています。
注記
Starting VNC... The VNC server is now running. Please connect to computer.mydomain.com:1 to begin the install... Starting graphical installation... Press <enter> for a shell
computer.mydomain.com:1 です。
28.2.2. インストールシステムを VNC リスナーに接続する
-listen オプションを使用します。ターミナルウィンドウで次のコマンドを入力します。
vncviewer -listen注記
5500 と記入して tcp を プロトコルとして指定します。
boot: プロンプトで VNC オプションを設定します。vnc オプションと vncpassword オプションに加えて、vncconnect オプションも使用して、リスニングクライアントを持つシステムの名前か、または IP アドレスを指定します。リスナーに TCP ポートを指定するには、コロン (:) とポート番号をシステム名に追加します。
desktop.mydomain.com 上の VNC クライアントに接続するには、boot: プロンプトで以下を記入します。
linux vnc vncpassword=qwerty vncconnect=desktop.mydomain.com:550028.2.3. ssh を使用したリモートアクセスを有効にする
boot: プロンプトで sshd=1 オプションを使用します。
linux sshd=1ssh ユーティリティを使用してインストールシステムに接続できるようになります。ssh コマンドにはインストールシステムの名前または IP アドレス、およびパスワードを指定した場合は (キックスタートファイルなど) そのパスワードが必要です。
28.2.4. Telnet を使用したリモートアクセスを有効にする
linux text telnettelnet ユーティリティを使用してインストールシステムに接続できるようになります。telnet コマンドにはインストールシステムの名前または IP アドレスが必要です。
telnet computer.mydomain.com警告
telnet オプションを使ってシステムのインストールを行う場合は必ずアクセスが制限されたネットワークで行ってください。
28.3. インストール中にリモートシステムへログインする
syslog オプションを追加します。ログを記録するシステムの IP アドレスとそのステムのログサービスの UDP ポート番号を指定します。デフォルトでは、リモートのメッセージを受け取る syslog サービスは UDP ポート 514 上でリッスンします。
192.168.1.20 上の syslog サービスに接続するには、boot: プロンプトで以下を入力します。
linux syslog=192.168.1.20:51428.3.1. ログサーバーの設定
rsyslog を使用して syslog サービスを提供します。rsyslog のデフォルト設定ではリモートシステムからのメッセージは拒否されます。
警告
rsyslog の設定では rsyslog で利用できるセキュリティ対策はいずれも使用していません。侵入者により大量の偽ログメッセージが送信されるとログ記録サービスへのアクセスを許可しているシステムがクラッシュしたり処理速度が低下する可能性があります。また、悪意のあるユーザーはネットワーク上でログ記録サービスに送信されるメッセージを妨害したり改竄したりすることも可能です。
/etc/rsyslog.conf ファイルを編集します。このファイル /etc/rsyslog.conf を編集する際は root 権限を使用してください。以下の行の先頭にあるハッシュを削除してコメントを解除します。
$ModLoad imudp.so$UDPServerRun 514
rsyslog サービスを再起動して変更を適用します。
su -c '/sbin/service rsyslog restart'root パスワードを入力します。
注記
514 と記入して udp を プロトコルとして指定します。
28.4. キックスタートによるインストールの自動化
注記
/root/anaconda-ks.cfg というファイル名で保存されます。同一設定のインストールを繰り返したり、別のシステム用にコピーに修正を加えて使用することができます。
重要
user オプションでユーザーを指定する (「キックスタートのオプション」 を参照) または仮想コンソールを使ってインストール後のシステムに root でログインし adduser コマンドでユーザーを追加します。
system-config-kickstart を使用してこのユーティリティをインストールできます。Red Hat Enterprise Linux キックスタートエディタをロードするには、 → → の順に進みます。
ks オプションを使用して、ファイルの名前と場所を指定します。
linux ks=location/kickstart-file.cfg表28.2 キックスタートソース
| キックスタートソース | オプションの形式 |
|---|---|
| DVD ドライブ | ks=cdrom:/directory/ks.cfg |
| ハードドライブ | ks=hd:/device/directory/ks.cfg |
| 他のデバイス | ks=file:/device/directory/ks.cfg |
| HTTP サーバー | ks=http://server.mydomain.com/directory/ks.cfg |
| HTTPS サーバー | ks=https://server.mydomain.com/directory/ks.cfg |
| FTP サーバー | ks=ftp://server.mydomain.com/directory/ks.cfg |
| NFS サーバー | ks=nfs:server.mydomain.com:/directory/ks.cfg |
重要
/dev/sdb などのデバイス名を使用することができます。ただし、必ずしも複数のシステムでデバイス識別子が同じであるとは限りません。このため、キックスタートインストールでハードドライブや USB ドライブを指定する場合、UUID を使用することをお勧めします。以下に例を示します。
ks=hd:UUID=ede47e6c-8b5f-49ad-9509-774fa7119281:ks.cfgroot で blkid コマンドを使用するとデバイスの UUID を確認することができます。
#blkid /dev/sdb1/dev/sdb1: UUID="2c3a072a-3d0c-4f3a-a4a1-ab5f24f59266" TYPE="ext4"
ks= オプションでアプリケーションの URL を指定します。kssendmac オプションを付けると HTTP ヘッダーが付いた要求が Web アプリケーションに送信されます。アプリケーション側はこのヘッダーを利用してコンピューターを特定します。以下の例では、http://server.mydomain.com/kickstart.cgi アプリケーションにヘッダーを付けた要求が送信されます。
linux ks=http://server.mydomain.com/kickstart.cgi kssendmac28.5. ハードウェアサポートの強化
28.5.1. 自動ハードウェア検出を無効にする
注記
表28.3 ハードウェアオプション
| 互換性 | オプション |
|---|---|
| すべてのハードウェア検出を無効にする | noprobe |
| グラフィック、キーボード、およびマウスの検出を無効にする | headless |
| キーボードとマウスの情報をインストールプログラムのステージ 2 に渡す動作を無効にする | nopass |
| ビデオ用に基本 VESA ドライバーを使用する | xdriver=vesa |
| インストール時に仮想コンソール 2 上のシェルアクセスを無効にする | noshell |
| ACPI (advanced configuration and power interface) を無効にする | acpi=off |
| MCE (machine check exception) CPU 自己診断を無効にする | nomce |
| AMD64 アーキテクチャーの不均等メモリーアクセス (NUMA) を無効にする | numa-off |
| 特定のメモリー量の検出をカーネルに施行させる (xxx はメガバイト単位の値) | mem=xxxm |
| DMA を IDE と SATA ドライブ専用として有効にする | libata.dma=1 |
| BIOS 支援の RAID を無効にする | nodmraid |
| Firewire デバイスの検出を無効にする | nofirewire |
| パラレルポートの検出を無効にする | noparport |
| PC カード (PCMCIA) のデバイス検出を無効にする | nopcmcia |
| ネットワークハードウェアのすべてのプローブを無効にする | nonet |
注記
isa オプションを使用するとインストールの開始時に追加のテキスト画面が表示されるようになります。この画面を使用してコンピューター上の ISA デバイスを設定します。
重要
28.6. メンテナンス起動モードの使い方
28.6.1. 起動用メディアを検証する
- Red Hat Enterprise Linux DVD から起動している場合、プロンプトで OK を選択してインストール前にメディアのテストを行います。
mediacheckオプションで Red Hat Enterprise Linux を起動します。
28.6.2. レスキューモードでコンピューターを起動する
/mnt/sysimage/ ディレクトリー配下に配置されます。
28.6.3. コンピューターのアップグレード
upgrade 起動オプションはインストールプロセスの方が優先されるため、インストールプログラムにより検出された旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux のアップグレードと再インストールの選択が求められていました。
/etc/redhat-release ファイルの内容が変更されている場合など Red Hat Enterprise Linux 旧バージョンの検出が正しく行われないことがあります。upgradeany 起動オプションはインストールプログラムで実行されるテストを緩めることで正しく特定できなかった Red Hat Enterprise Linux インストールをアップグレードできるようになります。
第29章 メディアを使用しないインストール
重要
29.1. ブートファイルの取り込み
vmlinuz ファイルと initrd.img ファイルを Red Hat Enterprise Linux DVD (または DVD イメージ) から /boot/ ディレクトリにコピーして、名前をそれぞれ vmlinuz-install と initrd.img-install に変更します。/boot/ ディレクトリにファイルを書き込むには、root 権限が必要です。
29.2. GRUB 設定の編集
/boot/grub/grub.conf を使用します。新しいファイルからブートするように GRUB を設定するには、ブートスタンザをそれらを参照する /boot/grub/grub.conf に追加します。
title Installation
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-install
initrd /initrd.img-installkernel 行の末尾にオプションを追加することができます。これらのオプションは、通常ユーザーが対話的に設定する Anaconda 内の前提オプションを設定します。使用可能なインストーラーの起動オプションの一覧については、28章起動オプション を参照してください。
ip=repo=lang=keymap=ksdevice=(インストールが eth0 以外のインターフェースを要求する場合)vncおよびvncpassword=(リモートインストールの場合)
/boot/grub/grub.conf 内の default オプションを変更します。
default 0
29.3. インストールへのブート
第30章 インストールサーバーの設定
- ネットワーク (NFS、FTP、HTTP、HTTPS) サーバーがインストールツリーをエクスポートするように設定します。
tftpサーバーでネットワークのブートに必要なファイルを設定します。- ネットワーク設定からブートできるようにするホストを設定します。
tftpサービスを開始します。- DHCP を設定します。
- クライアントをブートしてからインストールを起動します。
30.1. ネットワークサーバーのセットアップ
30.2. ネットワークブートの設定
tftp サーバーへのインストールを開始するのに必要なファイルをコピーして、クライアントがそれを要求する時に発見できるようにします。通常、tftp サーバーはインストールツリーをエクスポートするネットワークサーバーと同じサーバーです。
注記
30.2.1. BIOS 用の PXE ブートの設定
- tftp-server がインストールされていない場合には、
yum install tftp-serverを実行します。 /etc/xinetd.d/tftpにある tftp-server 設定ファイルで、disabledパラメーターをyesからnoに変更します。- SYSLINUX に同梱されているブートイメージを使用するように DHCP サーバーを設定します (DHCP サーバーをインストールしていない場合には、『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』の「『DHCP サーバー』」の章を参照してください。)
/etc/dhcp/dhcpd.confにあるサンプルの設定ファイルの記載内容は以下の通りです。option space pxelinux; option pxelinux.magic code 208 = string; option pxelinux.configfile code 209 = text; option pxelinux.pathprefix code 210 = text; option pxelinux.reboottime code 211 = unsigned integer 32; subnet 10.0.0.0 netmask 255.255.255.0 { option routers 10.0.0.254; range 10.0.0.2 10.0.0.253; class "pxeclients" { match if substring (option vendor-class-identifier, 0, 9) = "PXEClient"; next-server 10.0.0.1; if option arch = 00:06 { filename "pxelinux/bootia32.efi"; } else if option arch = 00:07 { filename "pxelinux/bootx64.efi"; } else { filename "pxelinux/pxelinux.0"; } } host example-ia32 { hardware ethernet XX:YY:ZZ:11:22:33; fixed-address 10.0.0.2; } } - ここで、ISO イメージファイル内の SYSLINUX パッケージの
pxelinux.0ファイルが必要になります。このファイルにアクセスするには、root として以下のコマンドを実行します。mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/Packages/syslinux-version-architecture.rpm /publicly_available_directoryumount /mount_pointパッケージを抽出します。rpm2cpio syslinux-version-architecture.rpm | cpio -dimv tftpboot内にpxelinuxディレクトリを作成して、これにpxelinux.0をコピーします。mkdir /var/lib/tftpboot/pxelinuxcp publicly_available_directory/usr/share/syslinux/pxelinux.0 /var/lib/tftpboot/pxelinuxpxelinux内にpxelinux.cfgディレクトリを作成します。mkdir /var/lib/tftpboot/pxelinux/pxelinux.cfg- このディレクトリに設定ファイルを追加します。ファイル名は、
defaultとするか、または IP アドレスにちなんだ名前を 16 進数に変換して区切りなしのものにします。例えば、マシンの IP アドレスが 10.0.0.1 の場合には、ファイル名を0A000001とします。/var/lib/tftpboot/pxelinux/pxelinux.cfg/defaultにあるサンプルの設定ファイルは以下のようになります。default vesamenu.c32 prompt 1 timeout 600 display boot.msg label linux menu label ^Install or upgrade an existing system menu default kernel vmlinuz append initrd=initrd.img label vesa menu label Install system with ^basic video driver kernel vmlinuz append initrd=initrd.img xdriver=vesa nomodeset label rescue menu label ^Rescue installed system kernel vmlinuz append initrd=initrd.img rescue label local menu label Boot from ^local drive localboot 0xffff label memtest86 menu label ^Memory test kernel memtest append -
インストールソースの指定方法についての詳細は、「追加できる起動オプション」を参照してください。 - スプラッシュイメージを
tftproot ディレクトリにコピーします。cp /boot/grub/splash.xpm.gz /var/lib/tftpboot/pxelinux/splash.xpm.gz - ブートイメージを
tftproot ディレクトリにコピーします。cp /path/to/x86_64/os/images/pxeboot/{vmlinuz,initrd.img} /var/lib/tftpboot/pxelinux/rhel6/ - クライアントシステムを起動します。プロンプトが表示されたら、ブートデバイスとしてネットワークデバイスを選択してください。
30.2.2. EFI 用の PXE ブートの設定
- tftp-server がインストールされていない場合には、
yum install tftp-serverを実行します。 /etc/xinetd.d/tftpにある tftp-server 設定ファイルで、disableパラメーターをyesからnoに変更します。tftpboot内に EFI ブートイメージ用のディレクトリを作成して、ブートディレクトリからブートイメージをコピーします。この例ではサブディレクトリをpxelinuxと名付けますが、名前は好きなもので構いません。mkdir /var/lib/tftpboot/pxelinuxcp /boot/efi/EFI/redhat/grub.efi /var/lib/tftpboot/pxelinux/bootx64.efi- GRUB に同梱されている EFI ブートイメージを使用するように DHCP サーバーを設定します (DHCP サーバーをインストールしていない場合には、『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』の「『DHCP サーバー』」の章を参照してください。)
/etc/dhcp/dhcpd.confにあるサンプルの設定ファイルの記載内容は以下の通りです。option space PXE; option PXE.mtftp-ip code 1 = ip-address; option PXE.mtftp-cport code 2 = unsigned integer 16; option PXE.mtftp-sport code 3 = unsigned integer 16; option PXE.mtftp-tmout code 4 = unsigned integer 8; option PXE.mtftp-delay code 5 = unsigned integer 8; option arch code 93 = unsigned integer 16; # RFC4578 subnet 10.0.0.0 netmask 255.255.255.0 { option routers 10.0.0.254; range 10.0.0.2 10.0.0.253; class "pxeclients" { match if substring (option vendor-class-identifier, 0, 9) = "PXEClient"; next-server 10.0.0.1; if option arch = 00:06 { filename "pxelinux/bootia32.efi"; } else if option arch = 00:07 { filename "pxelinux/bootx64.efi"; } else { filename "pxelinux/pxelinux.0"; } } host example-ia32 { hardware ethernet XX:YY:ZZ:11:22:33; fixed-address 10.0.0.2; } } /var/lib/tftpboot/pxelinuxに設定ファイルを追加します。ファイル名は、efidefaultとするか、または IP アドレスにちなんだ名前を 16 進数に変換して区切りなしのものにします。例えば、マシンの IP アドレスが 10.0.0.1 の場合には、ファイル名を0A000001とします。/var/lib/tftpboot/pxelinux/efidefaultにあるサンプルの設定ファイルは以下のようになります。default=0 timeout=1 splashimage=(nd)/splash.xpm.gz hiddenmenu title RHEL root (nd) kernel /rawhide-x86_64/vmlinuz initrd /rawhide-x86_64/initrd.imgインストールソースの指定方法についての詳細は、「追加できる起動オプション」を参照してください。- スプラッシュイメージを
tftproot ディレクトリにコピーします。cp /boot/grub/splash.xpm.gz /var/lib/tftpboot/pxelinux/splash.xpm.gz - ブートイメージを
tftproot ディレクトリにコピーします。cp /path/to/x86_64/os/images/pxeboot/{vmlinuz,initrd.img} /var/lib/tftpboot/pxelinux/rhel6/ - クライアントシステムを起動します。プロンプトが表示されたら、ブートデバイスとしてネットワークデバイスを選択してください。
30.2.3. Power Systems サーバー用の設定
- tftp-server がインストールされていない場合には、
yum install tftp-serverを実行します。 /etc/xinetd.d/tftpにある tftp-server 設定ファイルで、disabledパラメーターをyesからnoに変更します。- yaboot に同梱されているブートイメージを使用するように DHCP サーバーを設定します (DHCP サーバーをインストールしていない場合には、『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』の「『DHCP サーバー』」の章を参照してください。)
/etc/dhcp/dhcpd.confにあるサンプルの設定ファイルの記載内容は以下の通りです。host bonn { filename "yaboot"; next-server 10.32.5.1; hardware ethernet 00:0e:91:51:6a:26; fixed-address 10.32.5.144; } - ここで、ISO イメージファイル内の
yabootパッケージのyabootバイナリファイルが必要になります。このファイルにアクセスするには、root として以下のコマンドを実行します。mkdir /publicly_available_directory/yaboot-unpackmount -t iso9660 /path_to_image/name_of_image.iso /mount_point -o loop,rocp -pr /mount_point/Packages/yaboot-version.ppc.rpm /publicly_available_directory/yaboot-unpackパッケージを抽出します。cd /publicly_available_directory/yaboot-unpackrpm2cpio yaboot-version.ppc.rpm | cpio -dimv tftpboot内にyabootディレクトリを作成して、これにyabootバイナリファイルをコピーします。mkdir /var/lib/tftpboot/yabootcp publicly_available_directory/yaboot-unpack/usr/lib/yaboot/yaboot /var/lib/tftpboot/yabootyaboot.confという名前の設定ファイルをこのディレクトリに追加します。サンプルの設定ファイルは以下のようになります。init-message = "\nWelcome to the Red Hat Enterprise Linux 6 installer!\n\n" timeout=60 default=rhel6 image=/rhel6/vmlinuz-RHEL6 label=linux alias=rhel6 initrd=/rhel6/initrd-RHEL6.img append="repo=http://10.32.5.1/mnt/archive/redhat/released/RHEL-6/6.x/Server/ppc64/os/" read-onlyインストールソースの指定方法についての詳細は、「追加できる起動オプション」を参照してください。- 抽出した ISO のブートイメージを
tftproot ディレクトリにコピーします。cp /mount_point/images/ppc/ppc64/vmlinuz /var/lib/tftpboot/yaboot/rhel6/vmlinuz-RHEL6cp /mount_point/images/ppc/ppc64/initrd.img /var/lib/tftpboot/yaboot/rhel6/initrd-RHEL6.img yaboot-unpackディレクトリを削除し、ISO をアンマウントしてクリーンナップを行います。rm -rf /publicly_available_directory/yaboot-unpackumount /mount_point- クライアントシステムを起動します。プロンプトが表示されたら、ブートデバイスとしてネットワークデバイスを選択してください。
30.3. tftp サーバーの起動
rpm -q tftp-server を使用して、 tftp-server パッケージがインストールされていることを確認します。
tftp は xinetd ベースのサービスです。次のコマンドで 開始します。
/sbin/chkconfig --level 345 xinetd on/sbin/chkconfig --level 345 tftp on
tftp と xinetd のサービスはブート時にランレベル 3、4、5 で起動するように設定されます。
30.4. カスタムブートメッセージの追加
/var/lib/tftpboot/linux-install/msgs/boot.msg を修正し、カスタムのブートメッセージを使用することができます。
30.5. インストールの実行
第31章 VNC を経由したインストール
- グラフィカルモードのユーザーインターフェースと同様のユーザーインターフェースを作成するために使用できる画面領域が限られている
- 国際化サポートが困難である
- 単独の対話式インストールコードパスを維持するようにという意向がある
31.1. VNC ビューワ
- ユーザーのワークステーション
- データセンターのクラッシュカート上のラップトップ
# yum install tigervnc31.2. Anaconda 内の VNC モード
31.2.1. ダイレクトモード
vncをブート引数として指定する。- インストールに使用されるキックスタートファイルに
vncコマンドを指定する。
Running anaconda VERSION, the PRODUCT system installer - please wait...
- VNC ビューワの接続先の IP アドレスとポートを表示するためにシステムコンソールへの視覚的なアクセスを必要とします。
- インストーラーの第一段階を完了するためにシステムコンソールへの対話式のアクセスを必要とします。
31.2.2. 接続モード
vncconnect ブートパラメーターを渡します。
boot: linux vncconnect=HOST31.3. VNC を使用したインストール
31.3.1. インストールの例
- ラップトップまたは他のワークステーションをクロスオーバーケーブルでターゲットシステムに接続します。通常のパッチケーブルを使用している場合、2 つのシステムを接続するのに小さなハブかスイッチを使用するようにしてください。最近のイーサネットインターフェースのほとんどは、クロスオーバーケーブルが必要かどうかを自動的に検出するようになっています。そのため、通常のパッチケーブルを使用して 2つのシステムを直接接続できる場合があります。
- VNC ビューワシステムを設定して、ゲートウェイなしで RFC 1918 アドレスを使用できるようにします。このプライベートネットワーク接続はインストールの目的のみに使用されるものです。VNC ビューワシステムを 192.168.100.1/24 になるように設定します。このアドレスが使用中なら、他の使用できる値を RFC 1918 アドレス欄で選択します。
- ターゲットシステムでインストールを開始します。
- インストール用 DVD をブートする。インストール用 DVD をブートする場合、
vncがブートパラメーターとして渡されていることを確認します。vncパラメーターを追加するには、ブートプロセスとの対話を可能にするための、ターゲットシステムに接続されたコンソールが必要になります。プロンプトで以下を入力します。boot:
linux vnc - ネットワーク経由でブートするターゲットシステムが静的 IP アドレスで設定されている場合は、
vncコマンドをキックスタートファイルに追加します。ターゲットシステムが DHCP を使用している場合は、vncconnect=HOSTをターゲットシステム用のブート引数に追加します。HOST は VNC ビューワシステムの IP アドレスまたは DNS ホスト名です。プロンプトで以下を入力します。boot:
linux vncconnect=HOST
- ターゲットシステム上でネットワーク設定を促される際に、VNC ビューワシステムで使用したのと同じネットワーク内で利用可能な RFC 1918 アドレスを割り当てます。例: 192.168.100.2/24
注記
この IP アドレスはインストール時にのみ使用できます。最終的なネットワーク設定を構成する場合は、インストーラーの後半のプロセスでそれを行うことができるでしょう。 - インストーラーが anaconda を開始したことを示すと、ユーザーは VNC ビューワを使用してシステムに接続するように指示されます。ビューワに接続してから、この製品ドキュメント内のグラフィカルインストールモードの指示に従います。
31.3.2. キックスタートについての考慮事項
vnc コマンドを追加するだけです。VNC ビューワを使用すればターゲットシステムに接続でき、インストールの進捗をモニターできます。使用するアドレスはキックスタートファイル経由でシステムに設定されているアドレスです。
vncconnect の方法を逆に展開する方が効果的な場合があります。キックスタートファイルに vnc ブートパラメーターを追加する代わりに、ターゲットシステム用のブート引数一覧に vncconnect=HOST パラメーターを追加します。HOST には、VNC ビューワシステムの IP アドレスか、または DNS ホスト名を入力します。vncconnect モードの使用法について詳細は、次のセクションをご覧ください。
31.3.3. ファイアウォールについての考慮事項
vnc ブートパラメーターを渡すことに加えて、これらの状況では vncpassword パラメーターを渡すこともできます。パスワードがネットワーク上でプレーンテキスト形式で送信されている間、ビューワがシステムに接続するまでに追加の手順は提供されません。ビューワが VNC 上でターゲットシステムに接続すると、他の接続は許可されなくなります。これらの制限だけでもインストールの目的に対しては通常は十分と言えます。
重要
vncpassword オプションには一時的なパスワードを使用することに注意してください。このパスワードはどのシステムにも使用するようなパスワードにすることはできません。特に実際の root パスワードは厳禁です。
vncconnect パラメーターの使用を考慮してください。このモードの操作では、最初にご使用システムでビューワを開始して着信接続をリッスンするように指示します。ブートプロンプトで vncconnect=HOST を渡すと、インストーラーは指定された HOST (ホスト名または IP アドレスにいずれか) への接続を試行します。
31.4. 参照
- TigerVNC: http://tigervnc.sourceforge.net/
- RFC 1918 - プライベートネットワーク用のアドレスの割り当て: http://www.ietf.org/rfc/rfc1918.txt
第32章 キックスタートを使ったインストール
32.1. キックスタートを使ったインストールとは
/tmp ディレクトリーに格納されるため、インストールに失敗した場合のデバッグに役立てることができます。
注記
/tmp/netinfo のネットワーク設定情報を参照していたキックスタートユーザーはifcfg ファイルについては /etc/sysconfig/network-scripts を参照する必要があります。
32.2. キックスタートを使ったインストールの実行方法
- キックスタートファイルを作成します。
- キックスタートファイルで起動用メディアを作成するか、またはネットワーク上でキックスタートファイルを使用できるようにします。
- インストールツリーを使用可能にします。
- キックスタートインストールを開始します。
32.3. キックスタートファイルを作成する
/root/anaconda-ks.cfg ファイルに書き込まれます。これはテキストエディタ、またはワードプロセッサーで編集が可能であり、ASCII テキストとしてファイルを保存することができます。
- 各セクションは決められた順序で指定してください。セクション内の項目については、特に指定がない限り順序は関係ありません。セクションの順序は次のようになります。
- コマンドセクション — キックスタートオプションのリストについては「キックスタートのオプション」を参照してください。必須のオプションを含める必要があります。
%packagesセクション — 詳細については「パッケージの選択」を参照してください。%preと%postセクション — これらの 2 つのセクションの順番は重要でなく、必須でもありません。詳細については、「インストール前のスクリプト」と「インストール後のスクリプト」を参照してください。
注記
各セクションを%endで終了して、ログ警告を回避してください。 - 必須項目以外は省略しても構いません。
- 必須項目が省略されている場合は、通常のインストールと同様、その関連項目についての回答が求められます。回答を入力すると、インストールが自動的に続行されます (他にも省略されている部分があればその部分まで)。
- 記号 (#) で始まる行は、コメントとして処理され、無視されます。
- キックスタートアップグレードの場合は、必須項目は次のとおりです。
- 言語
- インストール方法
- デバイスの指定 (インストールの実行にデバイスが必要な場合)
- キーボードの設定
upgradeキーワード- ブートローダーの設定
アップグレードの場合に他の項目を指定しても無視されます (パッケージの選択も無視されます)。
32.4. キックスタートのオプション
注記
[ ])に囲まれたオプションはそのコマンドのオプションの引数になります。
重要
sda など) を使用する場合は代わりに /dev/disk を使用することができます。例を示します。
part / --fstype=ext4 --onpart=sda1
part / --fstype=ext4 --onpart=/dev/disk/by-path/pci-0000:00:05.0-scsi-0:0:0:0-part1 part / --fstype=ext4 --onpart=/dev/disk/by-id/ata-ST3160815AS_6RA0C882-part1
sda の代わりに再起動後も一貫性のあるディスク名を参照ができるようになります。特に大規模なストレージ環境で役に立ちます。
authまたauthconfig(必須)- システムに認証オプションを設定します。インストール後に実行可能な
authconfigコマンドと同様のものです。詳細はauthconfig(8)の man ページを参照してください。パスワードはデフォルトでシャドーパスワードが適用されています。警告
authconfigコマンドは authconfig パッケージを必要とします。このパッケージは、最小限のパッケージグループを使用すると含まれません。最小限のパッケージグループを使用していて、かつキックスタートファイル内でこのコマンドを使用したい場合には、「パッケージの選択」 にあるようにauthconfigを%packagesセクションに追加します。警告
安全対策上、SSLプロトコルで OpenLDAP を使用する場合はサーバー設定内のSSLv2およびSSLv3のプロトコルを必ず無効にしてください。POODLE SSL (CVE-2014-3566) 脆弱性の影響を受けないようにするためです。詳細は https://access.redhat.com/solutions/1234843 を参照してください。--enablenis— NIS サポートを有効にします。デフォルトでは、--enablenisはネットワーク上にある任意のドメインを使用します。ドメインは必ず--nisdomain=オプションを使用して手動で指定してください。--nisdomain=— NIS サービスに使う NIS ドメインの名前です。--nisserver=— NIS サービスに使うサーバーです (デフォルトではブロードキャスト)。--useshadowまたは--enableshadow— シャドーパスワードを使用します。このオプションはデフォルトで有効になっています。--enableldap—/etc/nsswitch.conf内の LDAP 対応を有効にします。これにより、システムはユーザーに関する情報 (UID、ホームディレクトリ、シェルなど) を LDAP ディレクトリから取得できます。このオプションを使うには、nss-pam-ldapdパッケージをインストールする必要があります。また、--ldapserver=と--ldapbasedn=を指定したサーバーとベース DN (識別名) の指定も必要です。--enableldapauth— 認証手段として LDAP を使います。これにより LDAP ディレクトリを使って認証やパスワードを変更するためのpam_ldapモジュールが有効になります。このオプションを使うには、nss-pam-ldapdパッケージをインストールしておく必要があります。--ldapserver=と--ldapbasedn=を指定したサーバーとベース DN の指定も必要です。使用している環境が TLS (トランスポートレイヤーセキュリティ) を使用しない場合は、--disableldaptlsスイッチを使用して、結果として生じる設定ファイルが機能するようにしてください。--ldapserver=—--enableldapまたは--enableldapauthのいずれかを指定した場合、利用する LDAP サーバーの名前を指定するのにこのオプションを使用します。このオプションは、/etc/ldap.confファイル内で設定します。--ldapbasedn=—--enableldapまたは--enableldapauthのいずれかを指定した場合、ユーザー情報が格納された LDAP ディレクトリツリーの DN を指定するためにこのオプションを使用します。このオプションは/etc/ldap.confファイルで設定します。--enableldaptls— TLS (Transport Layer Security) ルックアップを使用します。このオプションによって、LDAP は暗号化したユーザー名とパスワードを認証前に LDAP サーバーに送信できます。--disableldaptls— 認証に LDAP を使用する環境では TLS ルックアップは使用しないでください。--enablekrb5— Kerberos 5 を使ってユーザーを認証します。 Kerberos 自体にはホームディレクトリ、UID、またはシェルという概念はありません。したがって、Kerberos を有効にする場合は、LDAP、NIS、または Hesiod なども有効に設定するか、または/usr/sbin/useraddコマンドを使用して、このワークステーションにユーザーのアカウントを認識させる必要があります。このオプションを使う場合は、pam_krb5パッケージをインストールしておく必要があります。--krb5realm=— ワークステーションの所属先である kerberos 5 の範囲です。--krb5kdc=— 範囲の要求を処理する KDC です (複数可)。範囲内に複数の KDC がある場合には名前をコンマで区切って指定します。--krb5adminserver=— 範囲内にある KDC で kadmind を実行している KDEC です。このサーバーでパスワードの変更やその他の管理関連の要求を処理します。複数の KDC がある場合、このサーバーはマスター KDC 上で実行しなければなりません。--enablehesiod— ユーザーのホームディレクトリ、UID、シェルなどの検索に対応する Hesiod サポートを有効にします。ネットワークでの Hesiod の設定と使い方に関しての詳細はglibcパッケージに含まれている/usr/share/doc/glibc-2.x.x/README.hesiodをご覧ください。Hesiod は DNS の拡張機能であり、DNS レコードを使用してユーザーやグループ、および各種項目に関する情報を保存します。--hesiodlhsと--hesiodrhs—/etc/hesiod.confに設定されるHesiodLHS (左側) の値と RHS (右側) の値です。DNS で名前を検索する際Hesiodライブラリで使用される値です。LDAP でベース DN が使用されるのと同じです。例えば、ユーザー名jimのユーザー情報を調べる場合、Hesiod ライブラリはjim.passwd<LHS><RHS>を探します。これで、passwdファイルにあるそのユーザーのエントリーと同一の文字列、jim:*:501:501:Jungle Jim:/home/jim:/bin/bashを含む TXT レコードに解決されます。グループを検索する場合は、代わりに Hesiod ライブラリはjim.group<LHS><RHS>を探します。数字でユーザーとグループを検索するには、jim.passwdの CNAME501.uidやjim.groupの CNAME501.gidにします。検索の際、ライブラリではピリオド (.) が LHS 値と RHS 値の前に置かれません。このため、LHS 値と RHS 値の前にピリオドが必要な場合は、--hesiodlhsと--hesiodrhsに設定した値にピリオドを含める必要があります。--enablesmbauth— SMB サーバー (通常は Samba または Windows サーバー) に対するユーザー認証を有効にします。SMB 認証サポートではホームディレクトリ、UID、シェルなどは認識しません。SMB を有効にする場合は、LDAP、NIS、Hesiod のいずれかを有効にするか、/usr/sbin/useraddコマンドを使ってワークステーションにユーザーのアカウントを認識させる必要があります。--smbservers=— SMB 認証に使用するサーバー名です。複数のサーバーを指定する場合はサーバー名をコンマ (,) で区切ります。--smbworkgroup=— 複数の SMB サーバーのワークグループ名です。--enablecache—nscdサービスを有効にします。nscdサービスは、ユーザーやグループの情報、その他の様々な種類の情報をキャッシュします。NIS、LDAP、Hesiod のいずれかを使用してネットワークでユーザーとグループに関する情報を配信するよう選択した場合に、キャッシングは特に便利です。--passalgo=— SHA-256 ハッシュアルゴリズムを設定する場合はsha256、SHA-512 ハッシュアルゴリズムを設定する場合はsha512を指定します。
autopart(オプション)- root (
/) パーティション (1 GB 以上)、swap パーティション、アーキテクチャーに適した boot パーティションなどのパーティションを自動的に作成します。注記
同じキックスタートファイル内でautopartオプションをpart/partition、raid、logvol、volgroupなどのオプションと併用することはできません。--encrypted— サポート付きのデバイスはすべてデフォルトで暗号化するかどうかを指定します。パーティション設定の初期画面にある 暗号化 のチェックボックスに相当します。--cipher=— anaconda のデフォルトの aes-xts-plain64 では不十分な場合に暗号化の種類を指定します。このオプションは--encryptedオプションと併用する必要があります。このオプションだけ使用しても暗号化は行なわれません。使用できる暗号タイプについては 『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド (Red Hat Enterprise Linux Security Guide)』 に記載されていますが、Red Hat では aes-xts-plain64 または aes-cbc-essiv:sha256 のいずれかの使用を強く推奨しています。--passphrase=— 暗号化したデバイスすべてに使用できるシステム全体のデフォルトのパスフレーズを指定します。--escrowcert=URL_of_X.509_certificate— 暗号化した全ボリュームのデータ暗号化キーを/root内にファイルとして格納し、URL_of_X.509_certificate で指定される URL の X.509 証明書を使用して暗号化します。キーはそれぞれ暗号化されたボリュームごとに別々のファイルとして格納されます。このオプションは--encryptedを指定している場合にしか役立ちません。--backuppassphrase=— パスフレーズを暗号化したボリュームごとに生成して追加します。/root内にパスフレーズごと別々のファイルに格納し、--escrowcertで指定した X.509 証明書を使用して暗号化します。このオプションは--escrowcertを指定している場合にしか役に立ちません。
autostep(オプション)- 次の画面に自動的に進む点以外は
interactiveと同じです。デバッグの際によく使用されるオプションです。パッケージのインストールを妨げる場合があるのでシステム導入の際には使用しないでください。--autoscreenshot— インストール中のすべての手順をスクリーンショットに取り、インストールの完了後にそのイメージを/root/anaconda-screenshotsにコピーします。文書化を行う場合に非常に役に立ちます。
bootloader(必須)- ブートローダーのインストール方法を指定します。このオプションはインストールとアップグレード時の両方に必要となります。
重要
キックスタートインストールにテキストモードを選択する場合はパーティション作成、ブートローダー、およびパッケージ選択オプションなどの設定を行っているか必ず確認してください。これらの手順はテキストモードでは自動化されるため、anaconda では不足した情報の入力を求めるプロンプトを表示させることができません。これらの選択肢を指定してしないと anaconda によりインストールプロセスが停止されます。重要
各マシンでブートローダーのパスワードを設定することが強く推奨されます。ブートローダーが保護されていないと、攻撃者はシステムの起動オプションを修正してシステムにアクセスできるようになります。ブートローダーのパスワードおよびパスワードのセキュリティ全般に関する情報は、『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド』 の 『ワークステーションのセキュリティ』 の章を参照してください。--append=— カーネルパラメーターを指定します。複数のパラメーターを指定する場合はパラメーターを空白で区切ります。以下に例を示します。bootloader --location=mbr --append="hdd=ide-scsi ide=nodma"
--driveorder— BIOS の起動順序で一番目になるドライブを指定します。以下に例を示します。bootloader --driveorder=sda,hda
--disabled- これは--location=noneのより強力なバージョンになります。--location=noneは単にブートローダーのインストールを無効にしますが、--disabledだとブートローダーのインストールのほかに、ブートローダーパッケージのインストールを無効にするので、スペースが節約できます。--location=— ブートレコードを書き込む場所を指定します。有効な値は、mbr(デフォルト)、partition(カーネルを格納しているパーティションの 1 番目のセクションにブートローダーをインストールする — UEFI に必要)、none(ブートローダーをインストールしない) になります。重要
UEFI ファームウェアを搭載した 64 ビットの AMD および Intel のシステムの場合、ブートローダーは GUID パーティションテーブル (GPT) のラベルが付いたディスクの EFI システムパーティションにインストールする必要があります。マスターブートレコード (MBR) のラベルが付いたディスクを使用する場合にはclearpartとzerombrのコマンドを使ってディスクのラベルを付け直す必要があります。ディスクのラベルを付け直すと、そのディスク上にある全データにアクセスできなくなるため、新しいパーティションレイアウトを作成しなければならなくなります。--password=— GRUB を使用している場合、このオプションで指定された人に対して GRUB ブートローダーパスワードを設定します。これは、任意のカーネルオプションが渡される GRUB シェルへのアクセスを制限するために使用する必要があります。--iscrypted— GRUB を使用している場合は、パスワードが暗号化されているなら、これを含めるべきです。暗号化の方法については、パスワードに基づいて自動的に検出されます。暗号化されたパスワードを作成するには、以下のコマンドを使用します。python -c 'import crypt; print(crypt.crypt("My Password"))'これでパスワードの sha512 暗号が生成されます。--upgrade— 古いエントリーを保存しながら、既存のブートローダー設定をアップグレードします。このオプションはアップグレードでのみ使用できます。
clearpart(オプション)- 新しいパーティションを作成する前に、システムからパーティションを削除します。デフォルトでは、パーティションは削除しません。
注記
clearpartコマンドが使用されている場合、--onpartコマンドは論理パーティション上で使用できません。--all— システムのすべてのパーティションが消去されます。警告
このオプションを使用すると接続しているネットワークストレージなどインストーラーでアクセスできるディスクはすべて消去されます。使用する場合は注意してください。clearpartに--drives=オプションを使って消去したいドライブのみを指定する、ネットワークストレージは後で接続する (キックスタートファイルの%postセクションを利用するなど)、ネットワークストレージのアクセスに使用されるカーネルモジュールをブラックリストに記載するなどの手段を取ると保持したいストレージの消去を防ぐことができます。重要
clearpartでは既存の BIOS RAID 設定は削除できません。これを実行するには、%preスクリプトにwipefs -aコマンドを追加する必要があります。ただし、これを実行すると RAID からすべてのメタデータが削除されることに留意してください。--drives=— パーティションを消去するドライブを指定します。例えば、以下のコマンドでは、プライマリ IDE コントローラーの最初の 2 つのドライブ上のすべてのパーティションを消去します。clearpart --drives=hda,hdb --all
マルチパスのデバイスを消去する場合は、disk/by-id/scsi-WWIDの形式を使用します。WWID はデバイスの world-wide identifier になります。WWID が58095BEC5510947BE8C0360F604351918のディスクを消去する場合は次のようにします。clearpart --drives=disk/by-id/scsi-58095BEC5510947BE8C0360F604351918
マルチパスのデバイスを消去する場合はこの形式が適しています。ただし、エラーが発生する場合、そのマルチパスデバイスが 論理ボリューム管理 (LVM) を使用していないなら、disk/by-id/dm-uuid-mpath-WWIDの形式を使って消去することもできます。WWID はデバイスの world-wide identifier です。WWID が2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017のディスクを消去する場合は次のようにします。clearpart --drives=disk/by-id/dm-uuid-mpath-2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017
警告
マルチパスデバイスの指定には、mpathaのようなデバイス名を使わないでください。mpathaなどのデバイス名は特定のディスクに固有のものではありません。インストール時に/dev/mpathaという名前が付けられたディスクは、対象のディスクではない場合があります。このため、clearpartコマンドが誤ったディスクを対象とする可能性があります。--linux— すべての Linux パーティションを消去します。--none(デフォルト) — いずれのパーティションも削除しません。--cdl— 検出された LDL (Linux Disk Layout) ディスクをすべて CDL (Compatible Disk Layout) に再フォーマットします。IBM System z でのみ利用可能です。
注記
clearpart --allコマンドをキックスタートファイル内で使用してインストール中に既存する全パーティションを削除しようとすると、Anaconda によりインストールが一時中断され削除の確認が求められます。まったく介入せずに自動的にインストールを行う必要がある場合はzerombrコマンドをキックスタートファイルに追加します。重要
--initlabelオプションは、廃止されました。無効なパーティションテーブルでディスクを初期化し、そのコンテンツを消去するには、zerombrコマンドを使用してください。 cmdline(オプション)- 完全に非対話式のコマンドラインモードでインストールを実行します。対話のプロンプトがあるとインストールは停止します。このモードは、z/VM 下で 3270 ターミナルを持つ IBM System z systems および LPAR 上のオペレーティングシステムメッセージアプレットで便利です。
RUNKS=1およびks=と併用する使用法が推奨されます。「キックスタートを使ったインストールのパラメーター」を参照してください。 device(オプション)- ほとんどの PCI システムでは、インストールプログラムはイーサネットカードと SCSI カードを適切に自動検出します。ただし、旧式のシステムと一部の PCI では、キックスタートが適切なデバイスを見つけるのにヒントが必要になります。
deviceコマンドは、インストールプログラムに対して追加のモジュールをインストールするように指示するもので、以下の形式になります。device <moduleName> --opts=<options>
- <moduleName> — インストールすべきカーネルモジュールの名前に入れ換えます。
--opts=— カーネルモジュールを渡すためのオプション。以下が例となります。--opts="aic152x=0x340 io=11"
driverdisk(オプション)- ドライバーディスクは、キックスタートインストール時に使用することができます。ドライバーディスクのコンテンツは、システムのハードドライブ上のパーティションの root ディレクトリにコピーする必要があります。その後に
driverdiskコマンドを使って、インストールプログラムに対してドライバーディスクを探す場所を指示する必要があります。driverdisk <partition> --source=<url> --biospart=<biospart> [--type=<fstype>]
ドライバーディスクにはネットワーク上の場所を指定することもできます。driverdisk --source=ftp://path/to/dd.img driverdisk --source=http://path/to/dd.img driverdisk --source=nfs:host:/path/to/img
- <partition> — ドライバーディスクが含まれるパーティションです。
- <url> — ドライバーディスク用の URL です。NFS の場所は、
nfs:host:/path/to/imgの形式で指定されます。 - <biospart> — ドライバーディスクが含まれる BIOS パーティションです (例えば、
82p2)。 --type=— ファイルシステムタイプです (例、vfat または ext2)。
fcoe(オプション)- Enhanced Disk Drive Services (EDD) で検出されたデバイス以外で、自動的にアクティベートする FCoE デバイスを指定します。
--nic=(必須) — アクティベートするデバイス名です。--dcb=— データセンターのブリッジング (DCB) 設定を確立します。--autovlan— VLAN を自動的に検出します。
firewall(オプション)- このオプションは、インストールプログラムの ファイアウォールの設定 画面に相当します。
firewall --enabled|--disabled [--trust=] <device> <incoming> [--port=]
警告
firewallコマンドは system-config-firewall-base パッケージを必要とします。このパッケージは、最小限のパッケージグループを使用すると含まれません。最小限のパッケージグループを使用していて、かつキックスタートファイル内でこのコマンドを使用したい場合には、「パッケージの選択」 にあるようにsystem-config-firewall-baseを%packagesセクションに追加します。--enabledまたは--enable— DNS 応答や DHCP 要求などの アウトバウンド要求に応答のない受信接続を拒否します。このマシンで実行中のサービスにアクセスが必要な場合は、特定サービスがファイアウォールを通過できるよう選択できます。--disabledまたは--disable— いずれの iptable ルールも設定しません。--trust=— この一覧にデバイス (例えば eth0 など) を記述すると、そのデバイスからのすべてのトラフィックはファイアウォールを通過することができます。複数のデバイスを記述するには、--trust eth0 --trust eth1のように指定します。--trust eth0, eth1のようにカンマ区切りは使用しないでください。- <incoming> — 指定したサービスがファイアウオールを通過できるように以下 (1 つまたは複数) に置き換えます。
--ssh--telnet--smtp--http--ftp
--port=— ファイアウォールの通過を許可するポートを、port:protocol の形式で指定できます。たとえば、IMAP アクセスがファイアウォールを通過できるようにするには、imap:tcpと指定します。ポートを数値で直接指定することもできます。たとえば、ポート 1234 上で UDP パケットを許可するには、1234:udpを指定します。複数のポートを指定するには、それらをカンマで区切ります。
firstboot(オプション)- システムの初回ブート時に firstboot を開始するかどうか決定します。これを有効にするには、firstboot パッケージをインストールする必要があります。指定されない場合は、このオプションはデフォルトで無効となります。
--enableまたは--enabled— 設定エージェント はシステムの初回ブート時に開始します。--disableまたは--disabled— 設定エージェント はシステムの初回ブート時に開始しません。--reconfig— システムが起動する時に、設定エージェント の開始を再設定モードで有効にします。この再設定モードでは言語、マウス、キーボード、root パスワード、セキュリティレベル、タイムゾーン、およびネットワーク設定のオプションをデフォルト設定に追加して選択することができます。
graphical(オプション)- グラフィカルモードでキックスタートインストールを実行します。これがデフォルトです。
group(オプション)- システムに新しいユーザーグループを作成します。そのグループ名または GID がすでに存在している場合、このコマンドは失敗します。また、新たに作成したユーザーに新しいグループを作成する場合は
userコマンドが使用できます。group --name=name [--gid=gid]--name=- グループ名を与えます。--gid=- グループの GID です。指定しないとシステム GID 以外で次に使用可能な GID がデフォルト設定されます。
halt(オプション)- インストールが正常に完了した後にシステムを停止します。これは手動インストールと似ています。手動インストールでは、anaconda がメッセージを表示してユーザーが再起動のためにキーを押すまで待機します。キックスタートインストール中に完了方法が指定されない場合は、デフォルトでこのオプションが使用されます。
haltオプションはshutdown -hコマンドと等しいものです。他の完了方法については、poweroff、reboot、shutdownのキックスタートオプションを参照してください。 ignoredisk(オプション)- インストーラーが指定ディスクを無視するようになります。これは、自動パーティションを使用して、一部のパーティションが無視されるようにしたい場合に役に立ちます。例えば、
ignorediskを使わずに SAN クラスター上で導入しようとすると、インストーラーは、パーティションテーブルを返さない SAN へのパッシブパスを検知するため、キックスタートは失敗します。構文:ignoredisk --drives=drive1,drive2,...
driveN には、sda、sdb、hdaなどのいずれかを入力します。論理ボリューム管理 (LVM) を使用しないマルチパスのデバイスを無視する場合は、disk/by-id/dm-uuid-mpath-WWIDの形式を使用します。WWID にはデバイスの world-wide identifier を入力します。たとえば、WWID が2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017のディスクを無視するには、以下のコマンドを使用します。ignoredisk --drives=disk/by-id/dm-uuid-mpath-2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017
LVM を使用するマルチパスデバイスは、anaconda がキックスタートファイルの解析を完了するまでアセンブルされません。このため、これらのデバイスは、dm-uuid-mpathの形式では指定することができません。その代わりに、disk/by-id/scsi-WWIDの形式を使用して、LVM を使用するマルチパスデバイスを無視することができます。ここで、WWID は、デバイスの world-wide identifier です。例えば、WWID が58095BEC5510947BE8C0360F604351918のディスクを無視するには、以下のコマンドを使用します。ignoredisk --drives=disk/by-id/scsi-58095BEC5510947BE8C0360F604351918
警告
マルチパスデバイスの指定には、mpathaのようなデバイス名を使わないでください。mpathaなどのデバイス名は特定のディスクに固有のものではありません。インストール時に/dev/mpathaという名前が付けられたディスクは、対象のディスクではない場合があります。このため、clearpartコマンドが誤ったディスクを対象とする可能性があります。--only-use— 使用するインストーラー用のディスクの一覧を指定します。他のディスクはすべて無視されます。例えば、インストール時にsdaを使用するには、その他のディスクをすべて無視します。ignoredisk --only-use=sda
LVM を使用しないマルチパスのデバイスを指定する場合は、以下のコマンドを実行します。ignoredisk --only-use=disk/by-id/dm-uuid-mpath-2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017
LVM を使用するマルチパスのデバイスを指定する場合は、以下のコマンドを実行します。ignoredisk --only-use=disk/by-id/scsi-58095BEC5510947BE8C0360F604351918
install(オプション)- 既存のシステムをアップグレードするのではなく、システムの新規インストールを行うようにシステムに指示します。これはデフォルトのモードです。インストールでは、
cdrom、harddrive、nfs、url(FTP、HTTP、HTTPS のいずれかのインストール用) の中からインストールタイプを指定する必要があります。installコマンドとインストール方法のコマンドは、別個の行で指定する必要があります。cdrom— システムの 1 番目の光学ドライブからインストールします。harddrive— ローカルドライブ上の vfat か ext2 のいずれかのファイルシステムである Red Hat インストールツリーからインストールします。--biospart=(82 などから) インストールする BIOS パーティション--partition=(sdb2 などから) インストールするパーティション--dir=インストールツリーのvariantディレクトリを含むディレクトリ
以下に例を示します。harddrive --partition=hdb2 --dir=/tmp/install-tree
nfs— 指定した NFS サーバーからインストールします。--server=インストール元とするサーバー (ホスト名または IP)--dir=インストールツリーのvariantディレクトリを含むディレクトリ--opts=NFS エクスポートのマウント用に使用するマウントオプション (オプション)
以下に例を示します。nfs --server=nfsserver.example.com --dir=/tmp/install-tree
url— FTP、HTTP、HTTPS のいずれかを介して、リモートのサーバーにあるインストールツリーからインストールを行います。以下に例を示します。url --url http://<server>/<dir>
またはurl --url ftp://<username>:<password>@<server>/<dir>
interactive(オプション)- 対話型インストールを実行しますが、デフォルトを指定するキックスタートファイルの情報を使用します。インストール時に、anaconda はすべての段階でプロンプトを出します。 をクリックしてキックスタートファイルの値を確定するか、値を変更して をクリックして続行します。
autostepコマンドも参照してください。 iscsi(オプション)iscsi --ipaddr=<ipaddr> [options]
インストール時に接続される追加の iSCSI ストレージを指定します。iscsiパラメーターを使用する場合は、キックスタートファイルの 始めでiscsinameパラメーターを使用して iSCSI ノードに名前を割り当てる必要もあります。可能な場合は、iscsiパラメーターの使用よりも、システム BIOS 内で、またはファームウェア (Intel システムでは iBFT) 内で iSCSI ストレージを設定することを推奨します。Anaconda は、BIOS 内または ファームウェア内のディスクを自動検出して使用しますので、キックスタートファイル内で特別な設定をする必要はありません。iscsiパラメーターを使用しなければならない場合は、インストールの開始時にネットワークがアクティベートされていることを確認してください。さらに、キックスタートファイル内でclearpartやignorediskなどのパラメーターで iSCSI ディスクを参照する前にiscsiパラメーターが表示されることを確認してください。--port=(mandatory) — ポート番号 (通常は--port=3260)--user=— ターゲットで認証するために必要なユーザー名です--password=— ターゲット用に指定されたユーザー名に該当するパスワードです--reverse-user=— 逆 CHAP 認証を使用するターゲットからのイニシエーターで認証するために必要なユーザー名です。--reverse-password=— イニシエーター用に指定されたユーザー名に該当するパスワードです。
iscsiname(オプション)- 名前を iscsi パラメーターで指定された iSCSI ノードに割り当てます。キックスタートファイルで
iscsiパラメーターを使用する場合は、キックスタートファイルの 始めでiscsinameを指定する必要があります。 keyboard(必須)- システム用のデフォルトのキーボードタイプを設定します。利用可能なキーボードのタイプは以下のとおりです。
be-latin1— ベルギー語bg_bds-utf8— ブルガリア語bg_pho-utf8— ブルガリア語 (Phonetic)br-abnt2— ポルトガル語 (ブラジル、ABNT2)cf— カナダフランス語croat— クロアチア語cz-us-qwertz— チェコ語cz-lat2— チェコ語 (qwerty)de— ドイツ語de-latin1— ドイツ語 (latin1)de-latin1-nodeadkeys— ドイツ語 (latin1、デッドキーなし)dvorak— ドボラック (Dvorak)dk— デンマーク語dk-latin1— デンマーク語 (latin1)es— スペイン語et— エストニア語fi— フィンランド語fi-latin1— フィンランド語 (latin1)fr— フランス語fr-latin9— フランス語 (latin9)fr-latin1— フランス語 (latin1)fr-pc— フランス語 (pc)fr_CH— スイスフランス語fr_CH-latin1— スイスフランス語 (latin1)gr— ギリシャ語hu— ハンガリー語hu101— ハンガリー語 (101 キー)is-latin1— アイスランド語it— イタリア語it-ibm— イタリア語 (IBM)it2— イタリア語 (it2)jp106— 日本語ko— 韓国語la-latin1— ラテンアメリカ語mk-utf— マケドニア語nl— オランダ語no— ノルウェー語pl2— ポーランド語pt-latin1— ポルトガル語ro— ルーマニア語ru— ロシア語sr-cy— セルビア語sr-latin— セルビア語 (latin)sv-latin1— スウェーデン語sg— スイスドイツ語sg-latin1— スイスドイツ語 (latin1)sk-qwerty— スロバキア語 (qwerty)slovene— スロベニア語trq— トルコ語uk— 英国ua-utf— ウクライナ語us-acentos— U.S. インターナショナルus— U.S. 英語
32 ビットシステムのファイル/usr/lib/python2.6/site-packages/system_config_keyboard/keyboard_models.pyまたは 64 ビットシステムの/usr/lib64/python2.6/site-packages/system_config_keyboard/keyboard_models.pyには、この一覧も含まれており、system-config-keyboard パッケージの一部です。 lang(必須)- インストール時に使用する言語とインストールしたシステムで使用するデフォルト言語を設定します。例えば、英語に設定するには、キックスタートファイルは以下の行が含まれます。
lang en_US
ファイル/usr/share/system-config-language/locale-listは 各行の最初のコラムに有効な言語のコードのリストを指定し、これはsystem-config-languageパッケージの一部になります。テキストモードのインストールでは、特定の言語には対応していません (中国語、日本語、韓国語、インド系言語など)。langコマンドでこれらの言語を指定しても、インストールプロセスは英語で続行されます。ただし、インストール後のシステムでは選択した言語がデフォルトの言語として使用されます。 langsupport(廃止)- langsupport キーワードは廃止が決定されており、これを使用すると画面上にエラーメッセージが表示され、インストールが停止する原因になります。langsupport キーボードの使用の代わりに 現在は、キックスタートファイル内の
%packagesセクションで、サポート対象とする言語のサポートパッケージグループの一覧を作成する必要があります。例えば、フランス語のサポートを追加する場合は、以下を%packagesに追加する必要があります。@french-support
logging(オプション)- このコマンドはインストール時の anaconda のロギングエラーを制御します。これはインストール済みのシステムには影響がありません。
logging [--host=<host>] [--port=<port>] [--level=debug|info|error|critical]
--host=— ロギング情報を該当するリモートホストに送信します。このホストはリモートロギングを受理するように設定された syslogd プロセスを実行中である必要があります。--port=— リモートの syslogd プロセスがデフォルト以外のポートを使用する場合、このオプションで指定できます。--level=— debug、info、warning、error、または critical の内の1つです。tty3 で表示されるメッセージの最低レベルを指定します。すべてのメッセージはこのレベルに関係なく、適切にログファイルに送信されます。
logvol(オプション)- 次の構文を使用して、論理ボリューム管理 (LVM) の論理ボリュームを作成します。
logvol <mntpoint> --vgname=<name> --size=<size> --name=<name> [options]
重要
キックスタートを使用して Red Hat Enterprise Linux をインストールする際には、ダッシュ記号 ("-") を論理ボリューム名またはボリュームグループ名に使用しないでください。これを使用するとインストールは正常に完了しますが、ダッシュ記号は新たに作成されたボリュームやボリュームグループ名から消去されてしまいます。例えば、volgrp-01というボリュームグループを作成すると、この名前はvolgrp01に変更されます。この制限が適用されるのは、新規インストールのみです。既存のインストールをアップグレードまたは再インストールする際は、下記の--noformatオプションを使うとボリュームまたはボリュームグループ名で使われるダッシュ記号は維持されます。- <mntpoint> はパーティションをマウントする場所です。次のいずれかの形式で入力してください。
/<path>例:/、/usr、/homeswapswap 領域として使用されます。swap パーティションのサイズを自動的に判別するには、--recommendedオプションを使用します。swap --recommended
有効なサイズが割り当てられますが、システムに対して正確に調整されたサイズではありません。swap パーティションのサイズを自動的に判別するとともに、システムの休止状態に必要な追加領域を配分するには、--hibernationオプションを使用します。swap --hibernation
割り当てられるサイズは、--recommendedによって割り当てられるスワップ領域に、ご使用のシステムの RAM 容量を加算したサイズに相当します。このコマンドで割り当てる swap サイズについては、 「パーティション設定に関する推奨」 (x86、AMD64、Intel 64 のアーキテクチャー) または 「パーティション設定に関する推奨」 (IBM Power Systems のサーバー) を参照してください。重要
スワップ領域の推奨値が Red Hat Enterprise Linux 6.3 で更新されました。以前は、RAM の大きいシステムには大きなスワップ領域が割り当てられていました。このため、プロセスが正常に動作していない場合でも、Out-of-Memory Killer (oom_kill) による重大なメモリー不足への対応が遅れていました。したがって、旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux 6 を使用している場合、RAM のサイズが大きなシステムであってもswap --recommendedによって、推奨パーティション作成スキーマで説明されているサイズより大きな swap 領域が生成されることになります。これにより休止状態に備えて余分な領域をとっておく必要性を無効にしてしまう可能性があります。しかし、この更新されたスワップ領域の値は旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux 6 に対しては推奨値とされ、swap --size=オプションを使って手作業で設定することが可能です。
オプションは次の通りです。--noformat— 既存の論理ボリュームを使用してフォーマットしません。--useexisting— 既存の論理ボリュームを使用して再フォーマットします。--fstype=— 論理ボリュームのファイルシステムタイプを指定します。 有効な値は、xfs、ext2、ext3、ext4、swap、vfat、hfs、efiになります。--fsoptions=— ファイルシステムをマウントする際に使用する自由形式の文字列を指定します。この文字列はインストールされるシステムの/etc/fstabファイルにコピーされますので引用符で囲む必要があります。--fsprofile— このパーティション上にファイルシステムを作成するプログラムに渡される 使用方法のタイプ を指定します。使用方法のタイプは、ファイルシステムの作成時に使用される様々なチューニングパラメーターを定義します。このオプションが機能するには、ファイルシステムは使用方法のタイプの概念に対応し、有効なタイプを一覧表示する設定ファイルがなければなりません。ext2、ext3、ext4 の場合は、この設定ファイルは/etc/mke2fs.confです。--grow=— (ある場合) 最大利用可能サイズまで論理ボリュームを拡張するか、または指定限度サイズまで拡張するように指示します。--maxsize=— 論理ボリュームを拡張するように設定する場合、最大サイズをメガバイト単位で入力します。500などの整数値を指定します (単位は付けないでください) 。--recommended=— 論理ボリュームのサイズを自動的に決定します。--percent=— 静的にサイズ指定した論理ボリュームを考慮に入れた後のボリュームグループにある空き領域を表すパーセンテージとして、論理ボリュームを拡張するサイズを指定します。このオプションはlogvolの--sizeと--growオプションと併用する必要があります。--encrypted—--passphraseオプションで提供されたパスフレーズを使用して、この論理ボリュームが暗号化されるよう指定します。パスフレーズを指定しない場合は、anaconda はデフォルト値、autopart --passphraseコマンドで設定したシステム全体で有効なパスフレーズを使用するか、またはデフォルト値が設定されていない場合はインストールを停止してパスフレーズを入力するようプロンプトを出します。--cipher=— anaconda のデフォルトの aes-xts-plain64 では不十分な場合に暗号化の種類を指定します。このオプションは--encryptedオプションと併用する必要があります。このオプションだけ使用しても暗号化は行なわれません。使用できる暗号タイプについては 『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド (Red Hat Enterprise Linux Security Guide)』 に記載されていますが、Red Hat では aes-xts-plain64 または aes-cbc-essiv:sha256 のいずれかの使用を強く推奨しています。--passphrase=— この論理ボリュームを暗号化する際に使用するパスフレーズを指定します。このオプションは、--encryptedオプションと併用する必要があります。単独では機能しません。--escrowcert=URL_of_X.509_certificate— 暗号化した全ボリュームのデータ暗号化キーを/root内にファイルとして格納し、URL_of_X.509_certificate で指定される URL の X.509 証明書を使用して暗号化します。キーはそれぞれ暗号化されたボリュームごとに別々のファイルとして格納されます。このオプションは--encryptedを指定している場合にしか役立ちません。--backuppassphrase=— パスフレーズを暗号化したボリュームごとに生成して追加します。/root内にパスフレーズごと別々のファイルに格納し、--escrowcertで指定した X.509 証明書を使用して暗号化します。このオプションは--escrowcertを指定している場合にしか役に立ちません。
まず最初にパーティションを作成します。次に論理ボリュームグループを作成してから、論理ボリュームを作成します。例を示します。part pv.01 --size 3000 volgroup myvg pv.01 logvol / --vgname=myvg --size=2000 --name=rootvol
まず最初にパーティションを作成します。次に論理ボリュームグループを作成してから、ボリュームグループに残っている領域の 90 % を占める論理ボリュームを作成します。例を示します。part pv.01 --size 1 --grow volgroup myvg pv.01 logvol / --vgname=myvg --size=1 --name=rootvol --grow --percent=90
mediacheck(オプション)- これらが指定されている場合、anaconda がインストールメディアのメディアチェックを行うように強制します。このコマンドは立ち会い (対話) を必要とするインストールを要求します。そのため、デフォルトでは無効になっています。
monitor(オプション)- モニターコマンドがない場合、anaconda は X を使用してモニター設定を自動検出します。モニターを手動で設定をする前にこれを試してください。
monitor --monitor=<monitorname>|--hsync|vsync=<frequency> [--noprobe]
--hsync=— モニターの水平同期周波数を指定します。--monitor=— 指定されたモニターを使用します。 モニター名は、hwdata パッケージの /usr/share/hwdata/MonitorsDB 内のモニターの一覧のものである必要があります。モニターの一覧はキックスタート設定の X 設定画面上でも見ることができます。--hsync または --vsync が指定されている場合は、--monitor=は無視されます。モニター情報が提供されない場合、インストールプログラムが自動的にそれを検出する試みをします。--noprobe=— モニターの検出をしない。--vsync=— モニターの垂直同期周波数を指定します。
mouse(廃止)- mouth キーワードは廃止が決定されました。
network(オプション)- ターゲットシステム用のネットワーク情報を設定して、インストーラーの環境でネットワークデバイスをアクティベートします。ネットワークインストール時や VNC によるインストールなど、インストール中にネットワークアクセスが必要な場合は、最初の
networkコマンドで指定したデバイスが自動的にアクティベートされます。Red Hat Enterprise Linux 6.1 以降では、--activateオプションを使ってインストーラー環境でデバイスを明示的にアクティベートする必要もあります。重要
キックスタートの自動インストール中にネットワーク設定を手動で指定する必要がある場合には、networkは使用しないでください。代わりに、asknetworkオプションを使用して、システムを起動します (「キックスタートインストールの開始」 を参照)。これにより、anaconda はデフォルト設定を使用する代わりに、ネットワーク設定を要求します。anaconda がネットワーク設定を要求するのは、キックスタートファイルを取得する前です。ネットワーク接続の確立後は、キックスタートファイルで指定した設定でネットワーク設定を再度行うだけです。注記
ネットワークに関する情報のプロンプトが出されるのは、以下の場合のみです。asknetwork起動オプションを使用している場合は、キックスタートファイルを取得する前- ネットワークがキックスタートファイルを取得するために使用されておらず、キックスタートの network コマンドを提供していない場合で、キックスタートファイルの取得後にネットワークが最初にアクセスされる場合
--activate— インストーラーの環境でこのデバイスをアクティベートします。すでにアクティベートされたデバイス上で--activateオプションを使用する場合は (例えば、システムがキックスタートファイルを取得するよう起動オプションを使って設定したインターフェース)、デバイスはキックスタートファイルで指定された詳細を使用するよう再度アクティベートされます。--nodefrouteオプションを使用することで、デバイスがデフォルトルートを使わないようにします。activateは Red Hat Enterprise Linux 6.1 で新しいオプションです。--bootproto=—dhcp、bootp、ibft、またはstaticのいずれかです。ibftは Red Hat Enterprise Linux 6.1 で新しいオプションです。bootprotoオプションはdhcpにデフォルト設定されています。bootpとdhcpは同一として扱われます。DHCP 手法は、DHCP サーバーシステムを使用してそのネットワーク設定を取得します。想像できる通り、BOOTP 手法も同様のものであり、BOOTP サーバーを利用してそのネットワーク設定を取得します。システムに DHCP の使用を指示するには、以下のようにします。network --bootproto=dhcp
システムが BOOTP を使ってネットワーク設定を取得するよう指定するには、キックスタートファイルで次の行を使用します。network --bootproto=bootp
iBFT で指定されている設定を使用する場合は、以下のようにします。network --bootproto=ibft
静的メソッドでは、キックスタートファイルの IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、およびネームサーバーを指定することが必要です。名前が示すように、この情報は静的であり、インストール時およびインストール後に使用されます。すべての静的ネットワークの設定情報は 1 行で指定する必要があります。コマンドライン上で実行できるようなバックスラッシュを使用した行の折り返しはできません。そのため、キックスタートファイルで静的ネットワークを指定する行は、DHCP、BOOTP や iBFT を指定する行よりさらに複雑です。このページの例では表示上の理由で改行されていますが、実際のキックスタートファイルで改行すると機能しない点に注意してください。network --bootproto=static --ip=10.0.2.15 --netmask=255.255.255.0 --gateway=10.0.2.254 --nameserver=10.0.2.1
ここでは複数のネームサーバーを設定することもできます。それを実行するには、それらをコマンドライン内にコンマで区切られた一覧として指定します。network --bootproto=static --ip=10.0.2.15 --netmask=255.255.255.0 --gateway=10.0.2.254 --nameserver 192.168.2.1,192.168.3.1
--device=—networkコマンドを使って設定 (最終的にはアクティベート) するデバイスを指定します。最初のnetworkコマンドの場合、--device=は (優先順で) 以下のいずれかにデフォルト設定されます。ksdevice起動オプションで指定されるデバイス- キックスタートファイルを取得するよう自動的にアクティベートされたデバイス
- ネットワークデバイス (Networking Devices) ダイアログで選択したデバイス
--deviceオプションがない場合は、後に続くnetworkコマンドの動作は指定されません。すべての network コマンドに対してnetworkコマンドの後に--deviceオプションを指定するようにしてください。デバイスは以下の 5 通りの方法で指定することができます。eth0などインターフェースのデバイス名です。- インターフェースの MAC アドレスを使って指定します (
00:12:34:56:78:9aなど)。 linkキーワードを使って指定する (リンクがup状態になっている 1 番目のインターフェース)bootifキーワードを使って指定する、(pxelinux によりBOOTIF変数内に設定される MAC アドレスになります。pxelinux.cfgファイルでIPAPPEND 2を設定し、 pxelinux によりBOOTIF変数が設定されるようにします。)- キーワード
ibftを使用します、これにより iBFT で指定されたインターフェースの MAC アドレスを使用することになります。
network --bootproto=dhcp --device=eth0
--ip=— デバイスの IP アドレスです。--ipv6=— デバイスの IPv6 アドレスです。自動設定の場合はautoを使用し、DHCPv6 のみの設定の場合にはdhcpを使用します (ルーター通知なし)。--gateway=— 単一 IPv4 アドレスとしてのデフォルトゲートウェイです。--ipv6gateway=— 単一 IPv6 アドレスとしてのデフォルトゲートウェイです。--nameserver=— IP アドレスとしてのプライマリネームサーバーです。複数のネームサーバーの場合はカンマで区切ります。--nodefroute— インターフェースがデフォルトルートとして設定されないようにします。--activate=オプションを使って追加のデバイスをアクティベートする場合はこのオプションを使用します。例えば、iSCSI ターゲットの別々のサブネット上の NIC などです。nodefrouteは Red Hat Enterprise Linux 6.1 で新しいオプションです。--nodns— DNS サーバーを設定しません。--netmask=— デバイスのネットワークマスクです。--hostname=— インストールするシステムのホスト名です。--ethtool=— ethtool プログラムに渡されるネットワークデバイス用の低レベルの追加設定を指定します。--onboot=— 起動時にデバイスを有効にするかどうかを指定します。--dhcpclass=— DHCP クラスです。--mtu=— デバイスの MTU です。--noipv4— このデバイスで IPv4 の設定を無効にします。--noipv6— このデバイスで IPv6 の設定を無効にします。注記
--noipv6キックスタートオプションは現在バグにより、個別デバイスの IPv6 設定を無効にしません。ただし、--noipv6オプションを全ネットワークデバイスに使用してnoipv6ブートパラメーターを使用すると、システムワイドで ipv6 を無効にできます。noipv6ブートオプションについては 「キックスタートインストールの開始」 を、システムワイドでの ipv6 の無効化については https://access.redhat.com/ja/solutions/1565993 のナレッジベース記事を参照してください。--vlanid=— 仮想 LAN ID 番号 (802.1q タグ) を指定します。--bondslaves=— 結合するネットワークインターフェースをコンマで区切って一覧指定します。--bondopts=—--bondslaves=と--device=のオプションを使って指定される結合インターフェース用のオプションパラメーターの一覧です。この一覧内のオプションは必ずコンマ (",") またはセミコロン (";") で区切ってください。オプション自体にコンマが含まれている場合はセミコロンを使用してください。例を示します。network --bondopts=mode=active-backup,balance-rr;primary=eth1
利用可能なオプションのパラメーター一覧については 『Red Hat Enterprise Linux 6 導入ガイド』の 『カーネルモジュールでの作業』 の章に記載されています。重要
--bondopts=mode=パラメーターはbalance-rrやbroadcastといった完全なモードネームのみをサポートし、0や3といった数字表記をサポートしません。
partまたはpartition(インストールでは必須、アップグレードでは無視)- システムにパーティションを作成します。システム上の異なるパーティションに複数の Red Hat Enterprise Linux インストールが存在する場合、インストールプログラムはユーザーに対してプロンプトを出し、アップグレードするインストールを尋ねます。
警告
作成されたすべてのパーティションは、--noformatと--onpartが使用されていない場合に、インストールプロセスの一部としてフォーマットされます。重要
キックスタートインストールにテキストモードを選択する場合はパーティション作成、ブートローダー、およびパッケージ選択オプションなどの設定を行っているか必ず確認してください。これらの手順はテキストモードでは自動化されるため、anaconda では不足した情報の入力を求めるプロンプトを表示させることができません。これらの選択肢を指定してしないと anaconda によりインストールプロセスが停止されます。partの実行例の詳細には、「高度なパーティションの例」 を参照してください。part|partition <mntpoint> --name=<name> --device=<device> --rule=<rule> [options]
- <mntpoint> — パーティションのマウント先です。 値は次のいずれかの形式をとります。
/<path>例:/、/usr、/homeswapswap 領域として使用されます。swap パーティションのサイズを自動的に判別するには、--recommendedオプションを使用します。swap --recommended
有効なサイズが割り当てられますが、システムに対して正確に調整されたサイズではありません。swap パーティションのサイズを自動的に判別するとともに、システムの休止状態に必要な追加領域を配分するには、--hibernationオプションを使用します。swap --hibernation
割り当てられるサイズは、--recommendedによって割り当てられるスワップ領域に、ご使用のシステムの RAM 容量を加算したサイズに相当します。このコマンドで割り当てる swap サイズについては、 「パーティション設定に関する推奨」 (x86、AMD64、Intel 64 のアーキテクチャー) または 「パーティション設定に関する推奨」 (IBM Power Systems のサーバー) を参照してください。重要
スワップ領域の推奨値が Red Hat Enterprise Linux 6.3 で更新されました。以前は、RAM の大きいシステムには大きなスワップ領域が割り当てられていました。このため、プロセスが正常に動作していない場合でも、Out-of-Memory Killer (oom_kill) による重大なメモリー不足への対応が遅れていました。したがって、旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux 6 を使用している場合、RAM のサイズが大きなシステムであってもswap --recommendedによって、推奨パーティション作成スキーマで説明されているサイズより大きな swap 領域が生成されることになります。これにより休止状態に備えて余分な領域をとっておく必要性を無効にしてしまう可能性があります。しかし、この更新されたスワップ領域の値は旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux 6 に対しては推奨値とされ、swap --size=オプションを使って手作業で設定することが可能です。raid.<id>パーティションはソフトウェア RAID (raid参照)に使用されます。pv.<id>LVM 用に使用するパーティション(logvol参照)。
--size=— メガバイト単位で表されるパーティションの最小サイズです。500のような整数値で指定します (単位は付けないでください)。重要
--grow— (もしあれば) 最大利用可能サイズまでパーティションを拡張 する、または、指定限度サイズまで拡張するように指示します。注記
swap パーティション上に--maxsize=を設定しないで、--grow=を使用すると、Anaconda は swap パーティションの最大サイズを制限します。2GB 以下の物理メモリーを持つシステムでは、 課せられる制限は物理メモリーの2倍となります。2GB 以上の物理メモリーを持つシステムには、この制限は物理メモリープラス 2GB となります。--maxsize=— パーティションを拡張するよう設定した場合、最大パーティションサイズをメガバイト単位で入力します。500のような整数値を指定します (単位は付けないでください)。--noformat—--onpartコマンドを使用する場合、パーティションをフォーマットしないように指定します。--onpart=または--usepart=— パーティションを配置するデバイスを指定します。例えば、partition /home --onpart=hda1
上記では、/homeパーティションが/dev/hda1に配置されます。このオプションを使ってパーティションを論理ボリュームに追加することもできます。例を示します。partition pv.1 --onpart=hda2
デバイスはシステム上にすでに存在している必要があります。--onpartオプションではそれを作成しません。--ondisk=または--ondrive=— パーティションが 特定のディスク上に作成されるように強制します。例えば、--ondisk=sdbは、システム上の 2 番目の SCSIディスクにパーティションを設定します。論理ボリューム管理 (LVM) を使用しないマルチパスのデバイスを指定する場合は、disk/by-id/dm-uuid-mpath-WWIDの形式を使用します。WWID はデバイスの world-wide identifier です。WWID が2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017のディスクを指定する場合は、以下のコマンドを使用します。part / --fstype=ext3 --grow --asprimary --size=100 --ondisk=disk/by-id/dm-uuid-mpath-2416CD96995134CA5D787F00A5AA11017
LVM を使用するマルチパスデバイスは、anaconda がキックスタートファイルの解析を完了するまでアセンブルされません。このため、これらのデバイスは、dm-uuid-mpathの形式では指定できません。その代わりに、disk/by-id/scsi-WWIDの形式を使用して LVM を使用するマルチパスデバイスを指定します。ここで WWID は、デバイスの world-wide identifier です。例えば、WWID が58095BEC5510947BE8C0360F604351918のディスクを指定するには、以下のコマンドを使用します。part / --fstype=ext3 --grow --asprimary --size=100 --ondisk=disk/by-id/scsi-58095BEC5510947BE8C0360F604351918
警告
マルチパスデバイスの指定には、mpathaのようなデバイス名を使わないでください。mpathaなどのデバイス名は特定のディスクに固有のものではありません。インストール時に/dev/mpathaという名前が付けられたディスクは、対象のディスクではない場合があります。このため、clearpartコマンドが誤ったディスクを対象とする可能性があります。--asprimary— プライマリパーティションとして自動割り当てを強制的に実行します。実行できなければパーティションの設定に失敗します。--type=(fstypeに入れ換え) — このオプションはもう利用できません。代わりにfstypeを使用します。--fsoptions=— ファイルシステムをマウントする時に 使用する自由形式のオプションの文字列を指定します。この文字列はインストールしたシステムの/etc/fstabファイルにコピーされますので引用句で囲む必要があります。--fsprofile— このパーティション上にファイルシステムを作成するプログラムに渡される 使用方法のタイプ を指定します。使用方法のタイプは、ファイルシステムの作成時に使用される様々なチューニングパラメーターを定義します。このオプションが機能するには、ファイルシステムは使用方法のタイプの概念に対応し、有効なタイプを一覧表示する設定ファイルがなければなりません。ext2、ext3、ext4 の場合は、この設定ファイルは/etc/mke2fs.confです。--fstype=— パーティションのファイルシステムの種類を設定します。 有効な値は、xfs、ext2、ext3、ext4、swap、vfat、hfs、efiになります。--recommended— パーティションのサイズを自動的に 決定します。--onbiosdisk— BIOS で検出された特定のディスク上で パーティションが作成されるように強制します。--encrypted—--passphraseオプションで提供されるパスフレーズを使用して、このパーティションが暗号化されるよう指定します。パスフレーズを指定しない場合は、anaconda はデフォルト値、autopart --passphraseコマンドで設定したシステム全体で有効なパスフレーズを使用するか、デフォルト値が設定されていない場合はインストールを停止して、パスフレーズを入力するようプロンプトします。--cipher=— anaconda のデフォルトの aes-xts-plain64 では不十分な場合に暗号化の種類を指定します。このオプションは--encryptedオプションと併用する必要があります。このオプションだけ使用しても暗号化は行なわれません。使用できる暗号タイプについては 『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド (Red Hat Enterprise Linux Security Guide)』 に記載されていますが、Red Hat では aes-xts-plain64 または aes-cbc-essiv:sha256 のいずれかの使用を強く推奨しています。--passphrase=— このパーティションを暗号化する場合に使用するパスフレーズを指定します。このオプションは、--encryptedオプションと併用する必要があります。単独では機能しません。--escrowcert=URL_of_X.509_certificate— すべての暗号化されたパーティションのデータ暗号化キーを/root内にファイルとして格納して、URL_of_X.509_certificate で指定した URL の X.509 証明書を使用して暗号化します。キーはそれぞれの暗号化されたパーティション用に別々のファイルとして保存されています。--encryptedが指定されている場合にのみこのオプションは意味があります。--backuppassphrase=— ランダムに生成されたパスフレーズをそれぞれの暗号化されたパーティションに追加します。これらのパスフレーズを/root内の別々のファイルに格納して、--escrowcertで指定した X.509 証明書を使用して暗号化します。--escrowcertが指定されている場合にのみこのオプションは意味があります。--label=— ラベルを個々のパーティションに割り当てます。
注記
何らかの理由でパーティションの設定ができなかった場合には、診断メッセージが仮想コンソール 3 に表示されます。 poweroff(オプション)- インストールが正しく完了した後に、システムをシャットダウンして電源を切ります。通常、手動のインストールでは anaconda はメッセージを表示して、再起動前にユーザーがキーを押すのを待ちます。キックスタートインストールでは、完了法が指定されていない場合、 デフォルトで
haltオプションが使用されます。poweroffオプションはshutdown -pコマンドと同じです。注記
poweroffオプションは使用中のハードウェアに多く依存します。特に、BIOS、APM (advanced power management)、ACPI (advanced configuration and power interface) など特定のハードウェアコンポーネントはシステムカーネルとの対話操作が可能である必要があります。使用システムの APM/ACPI 機能に関してはその製造元に連絡してください。他の完了方法については、halt、reboot、shutdownのキックスタートオプションを参照してください。 raid(オプション)- ソフトウェア RAID デバイスを構成します。このコマンドの形式は次の通りです。
raid <mntpoint> --level=<level> --device=<mddevice> <partitions*>
- <mntpoint> — RAID ファイルシステムをマウントする位置です。 これを「
/」とした場合は、 ブートパーティション (/boot) が 存在しない限り、RAID レベルは 1 でなければなりません。ブートパーティションが 存在する場合は、/bootパーティションがレベル 1 でなければならず、 ルート (「/」) パーティションのタイプはどれでもかまいません。 <partitions*> (複数パーティションを列挙できることを表す) は、 RAID アレイに追加する RAID 識別子を列挙します。重要
RAID デバイスが準備されているが、インストール中に再フォーマットされていない場合に、/bootおよびPRePパーティションを RAID デバイスに配置する予定の場合は、RAID メタデータバージョンが0.90になるようにします。デフォルトの Red Hat Enterprise Linux 6 mdadm メタデータバージョンはブートデバイスには対応していません。 --level=— 使用する RAID のレベル (0、1、または、5)。--device=— 使用する RAID デバイスの名前 (md0 や md1 など)。 RAID デバイスの範囲は md0 から md15 まであり、 それぞれ 1 度だけ使用することができます。--spares=— RAID アレイに割り当てられたスペアドライブの数を指定します。スペアドライブはドライブが故障した場合にアレイを再ビルドするために使用します。--fsprofile— このパーティション上にファイルシステムを作成するプログラムに渡される 使用方法のタイプ を指定します。使用方法のタイプは、ファイルシステムの作成時に使用される様々なチューニングパラメーターを定義します。このオプションが機能するには、ファイルシステムは使用方法のタイプの概念に対応し、有効なタイプを一覧表示する設定ファイルがなければなりません。ext2、ext3、ext4 の場合は、この設定ファイルは/etc/mke2fs.confです。--fstype=— RAID アレイ用のファイルシステムタイプを設定します。有効な値は、xfs、ext2、ext3、ext4、swap、vfat、およびhfsです。--fsoptions=— ファイルシステムをマウントする時に 使用されるオプションの自由形式の文字列を指定します。この文字列はインストールされるシステムの/etc/fstabファイルにコピーされますので引用符で囲む必要があります。--noformat— 既存の RAID デバイスを使用し、RAID アレイをフォーマットしません。--useexisting— 既存の RAID デバイスを使用し、再フォーマットします。--encrypted—--passphraseオプションで提供されるパスフレーズを使用して、この RAID デバイスが暗号化されるよう指定します。パスフレーズが指定されていない場合は、anaconda はデフォルト値、autopart --passphraseコマンドで設定したシステム全体で有効なパスフレーズを使用するか、デフォルト値が設定されていない場合はインストールを停止して、パスフレーズを入力するようプロンプトします。--cipher=— anaconda のデフォルトの aes-xts-plain64 では不十分な場合に暗号化の種類を指定します。このオプションは--encryptedオプションと併用する必要があります。このオプションだけ使用しても暗号化は行なわれません。使用できる暗号タイプについては 『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド (Red Hat Enterprise Linux Security Guide)』 に記載されていますが、Red Hat では aes-xts-plain64 または aes-cbc-essiv:sha256 のいずれかの使用を強く推奨しています。--passphrase=— この RAID デバイスを暗号化する場合に使用するパスフレーズを指定します。このオプションは--encryptedオプションと併用する必要があります。単独では機能しません。--escrowcert=URL_of_X.509_certificate— このデバイス用のデータ暗号化キーを/root内のファイルに格納して、URL_of_X.509_certificate で指定した URL の X.509 証明書を使用して暗号化します。--encryptedが指定されている場合にのみこのオプションは意味があります。--backuppassphrase=— ランダムに生成されたパスフレーズをこのデバイスに追加します。パスフレーズを/root内のファイルに格納して、--escrowcertで指定した X.509 証明書を使用して暗号化します。--escrowcertが指定されている場合にのみこのオプションは意味があります。
以下の例では、システム上に 3 つの SCSI ディスクがあることを想定して、/用の RAID レベル 1 パーティションと、/usr用の RAID レベル 5 の 作成法を示しています。これはまた、各ドライブに1つずつ、3 つのスワップパーティションを作成します。part raid.01 --size=60 --ondisk=sda part raid.02 --size=60 --ondisk=sdb part raid.03 --size=60 --ondisk=sdc
part swap --size=128 --ondisk=sda part swap --size=128 --ondisk=sdb part swap --size=128 --ondisk=sdc
part raid.11 --size=1 --grow --ondisk=sda part raid.12 --size=1 --grow --ondisk=sdb part raid.13 --size=1 --grow --ondisk=sdc
raid / --level=1 --device=md0 raid.01 raid.02 raid.03 raid /usr --level=5 --device=md1 raid.11 raid.12 raid.13
raidの実行例は 「高度なパーティションの例」 を参照してください。 reboot(オプション)- インストールが正しく完了した後には、再起動します。(引数なし) 通常、キックスタートは再起動する前にメッセージを表示して、 ユーザーがいずれかのキーを押すのを待ちます。
rebootオプションはshutdown -rコマンドと同じです。rebootを指定すると、System z で cmdline モードで インストールしている時に、インストールを完全自動化できます。他の完了方法については、halt、poweroff、shutdownのキックスタートオプションを参照してください。キックスタートファイルに明示的に他の方法が示されていない場合は、haltオプションがデフォルトの完了方法です。注記
インストールメディアやインストール方法によっては、rebootオプションを使用するとインストールプロセスがループして完了しなくなる場合があります。 repo(オプション)- パッケージインストール用のソースとして使用できる追加の yum リポジトリを設定します。複数リポジトリ行が指定できます。
repo --name=<repoid> [--baseurl=<url>| --mirrorlist=<url>]
--name=— リポジトリの id です。このオプションは必須です。--baseurl=— リポジトリ用の URL です。 yum repo config ファイル内で使用される可能性のある変数はここではサポートされていません。このオプションか、または --mirrorlist のどちらかを使用できますが、両方は使用できません。--mirrorlist=— リポジトリ用のミラーの一覧を指している URL です。yum repo config ファイル内で使用される可能性のある変数はここではサポートされていません。このオプションか、または --baseurl のどちらかを使用できますが、 両方は使用できません。
重要
インストールに使用するリポジトリーは安定した状態を維持してください。インストールが終了する前にリポジトリーに変更が加えられると、インストールが失敗する可能があります。 rootpw(必須)- システムの root パスワードを <password> 引数に設定します。
rootpw [--iscrypted] <password>
--iscrypted— これを設定すると、パスワード引数は すでに暗号化されているものとみなされます。暗号化されたパスワードを作成するには、以下のコマンドを使用します。python -c 'import crypt; print(crypt.crypt("My Password"))'これでパスワードの sha512 暗号が生成されます。
selinux(オプション)- インストール済みシステム上の SELinux の状態を設定します。anaconda での SELinux は強制モードがデフォルトです。
selinux [--disabled|--enforcing|--permissive]
--enforcing— デフォルトのターゲットポリシーが強制されている SELinux を有効にします。注記
キックスタートファイル内にselinuxオプションが存在しない場合は、 SELinux が有効となり、デフォルトで--enforcingに設定されます。--permissive— SELinux ポリシーをベースにして警告を出力しますが、実際にはポリシーを強制しません。--disabled— システム上の SELinux を完全に無効にします。
Red Hat Enterprise Linux 対応の SELinux に関する詳細情報については、 『Red Hat Enterprise Linux 6.9 導入ガイド』 を参照してください。 services(オプション)- デフォルトのランレベルで実行されるサービスのデフォルトセットを修正します。無効なサービスリストは、有効なサービスリストの前に処理されます。そのため、両方のリストにあるサービスは有効となります。
--disabled— カンマで区切られた一覧で指定されたサービスを無効にします。--enabled— カンマで区切られた一覧内で指定されたサービスを有効にします。
重要
サービスの一覧には空白を入れないでください。空白があると、キックスタートは最初の空白の直前のサービスまでしか有効または無効にしません。以下が例になります。services --disabled auditd, cups,smartd, nfslockこれは、auditd サービスのみを無効にします。4つのすべてのサービスを無効にするには、サービス名の間に空白を入れるべきではありません。services --disabled auditd,cups,smartd,nfslock shutdown(オプション)- インストールが正しく終了した後にシステムをシャットダウンします。キックスタートインストール中に完了方法が指定されない場合は、デフォルトで
haltオプションが使用されます。shutdownオプションはshutdownコマンドと同等です。他の完了方法については、halt、poweroff、reboot、のキックスタートオプションを参照してください。 skipx(オプション)- これがある場合は、インストール済みのシステム上では X は設定されません。
重要
パッケージ選択のオプションでディスプレイマネージャをインストールする場合は、このパッケージは X 設定を作成して、インストール済みのシステムはデフォルトでランレベル 5 で実行します。skipxオプションの影響は無効になります。 sshpw(オプション)- インストール時に anaconda との対話操作を行い、SSH 接続によりその進捗状況を監視することができます。
sshpwコマンドを使用して、ログオンするための一時的なアカウントを作成します。コマンドの各インスタンスは、インストール環境にのみ存在する別々のアカウントを作成します。これらのアカウントはインストール済みのシステムには転送されません。sshpw --username=<name> <password> [--iscrypted|--plaintext] [--lock]
--username— ユーザーの名前を提供します。このオプションは 必須です。--iscrypted— パスワードがすでに暗号化されていることを指定します。--plaintext— パスワードがプレーンテキストで暗号化されていないことを指定します。--lock— これを設定すると、新規のユーザーアカウントは デフォルトでロックされます。すなわち、そのユーザーはコンソールからログインできません。
重要
デフォルトでは、ssh サーバーはインストール中に開始しません。インストール中にsshを利用可能にするためには、カーネル起動オプションsshd=1でシステムを起動します。ブート時にこのカーネルオプションを指定する方法の詳細については、「ssh を使用したリモートアクセスを有効にする」 を参照してください。注記
インストール中に、ご使用のハードウェアに対する rootsshアクセスを無効にするには、以下のコマンドを実行します。sshpw --username=root --lock
text(オプション)- キックスタートインストールをテキストモードで実行します。デフォルトでは、キックスタートインストールはグラフィカルモードで実行されます。
重要
キックスタートインストールにテキストモードを選択する場合はパーティション作成、ブートローダー、およびパッケージ選択オプションなどの設定を行っているか必ず確認してください。これらの手順はテキストモードでは自動化されるため、anaconda では不足した情報の入力を求めるプロンプトを表示させることができません。これらの選択肢を指定してしないと anaconda によりインストールプロセスが停止されます。 timezone(必須)- システムのタイムゾーンを <timezone> にセットします。
/usr/share/zoneinfoディレクトリ内に記載されているいずれかのタイムゾーンになります。timezone [--utc] <timezone>
--utc— これを指定すると、ハードウェアクロックが UTC (グリニッジ標準) 時間に合わせて 設定されているものとみなされます。
unsupported_hardware(オプション)- インストーラーに Unsupported Hardware Detected (サポート外のハードウェアを検出) 警告を表示しないように指示します。このコマンドが含まれず、サポート外のハードウェアが検出された場合は、インストールはこの警告で停止します。
upgrade(オプション)- システムを新規インストールするのではなく、既存のシステムをアップグレードするようにシステムに指示します。インストールツリーの場所に、
cdrom、harddrive、nfs、url(FTP、HTTP、HTTPS インストール用) の中からいずれかを指定する必要があります。詳細はinstallを参照してください。 user(オプション)- システム上で新規ユーザーを作成します。
user --name=<username> [--groups=<list>] [--homedir=<homedir>] [--password=<password>] [--iscrypted] [--shell=<shell>] [--uid=<uid>]
--name=— ユーザーの名前を提供します。このオプションは 必須です。--groups=— デフォルトグループの他にもユーザーが 所属すべきグループ名のコンマで区切られた一覧があります。このグループはユーザーアカウントが作成される前に存在している必要があります。--homedir=— ユーザーのホームディレクトリ。これが設定がない場合、デフォルトは /home/<username> になります。--password=— 新規のユーザーパスワードです。これが指定されない場合、そのアカウントはデフォルトでロックされます。--iscrypted=— パスワードが提供されているか?、パスワードが既に暗号化されているかどうか?--shell=— ユーザーのログインシェルです。これが提供されないと、デフォルトはシステムのデフォルトになります。--uid=— ユーザーの UID です。これが提供されないと、デフォルトは次に利用可能な非システム UID になります。
vnc(オプション)- VNC 経由のリモートでグラフィカルインストールを表示できるようにします。テキストインストールではサイズと言語の一部が制限されるため、この方法が通常はテキストモードよりも好まれます。オプション指定がない場合は、このコマンドはパスワードなしでマシン上で VNC サーバーを開始し、リモートマシン接続の実行に必要なコマンドを表示します。
vnc [--host=<hostname>] [--port=<port>] [--password=<password>]
--host=— VNC サーバーをインストールマシンで開始する代わりに、該当するホスト名でリッスンしている VNC ビューワプロセスに接続します。--port=— リモート VNC ビューワプロセスがリッスンしているポートを提供します。これが提供されないと、anaconda は VNC のデフォルトを使用します。--password=— パスワードを設定します。 VNC セッションに接続するには、これを指定する必要があります。これはオプションですが、推奨されています。
volgroup(オプション)- 以下の構文で LVM (Logical Volume Management) グループを作成するために使用します。
volgroup <name> <partition> [options]
重要
キックスタートを使用して Red Hat Enterprise Linux をインストールする際には、ダッシュ記号 ("-") を論理ボリューム名またはボリュームグループ名に使用しないでください。これを使用するとインストールは正常に完了しますが、ダッシュ記号は新たに作成されたボリュームやボリュームグループ名から消去されてしまいます。例えば、volgrp-01というボリュームグループを作成すると、この名前はvolgrp01に変更されます。この制限が適用されるのは、新規インストールのみです。既存のインストールをアップグレードまたは再インストールする際は、下記の--noformatオプションを使うとボリュームまたはボリュームグループ名で使われるダッシュ記号は維持されます。まず最初にパーティションを作成します。次に論理ボリュームグループを作成してから、論理ボリュームを作成します。例を示します。part pv.01 --size 3000 volgroup myvg pv.01 logvol / --vgname=myvg --size=2000 --name=rootvol
volgroupの実行例の詳細については、 「高度なパーティションの例」 を参照してください。オプションは次の通りです。--noformat— 既存のボリュームグループを使用し、そのボリュームグループのフォーマットは行いません。--useexisting- 既存のボリュームグループを使用しそのボリュームグループを再フォーマットします。このオプションを使用する場合は partition は指定しないでください。例を示します。volgroup rhel00 --useexisting --noformat--pesize=— 物理エクステントのサイズを設定します。キックスタートインストールの場合のデフォルトサイズは 4 MiB です。--reserved-space=— ボリュームグループに未使用で残す領域をメガバイト単位で指定します。新規作成のボリュームグループにのみ使用できます。--reserved-percent=— 未使用で残すボリュームグループ全体の割合を指定します。新規作成のボリュームグループにのみ使用できます。
注記
--reserved-space=と--reserved-percent=のオプションを使用すると、ボリュームグループの領域の一部をいずれのボリュームにも使用されない未使用領域として残すことができます。パーティション設定時にlogvol --growコマンドを使用していても LVM スナップショット用の領域を予約することができるようになります。 winbind(オプション)- Windows Active Directory または Windows ドメインコントローラーに接続するシステムを設定します。これにより、指定のディレクトリまたはドメインコントローラーからのユーザー情報にアクセスして、サーバー認証オプションを設定することができるようになります。
--enablewinbind— ユーザーアカウント設定のための winbind を有効にします。--disablewinbind— ユーザーアカウント設定のための winbind を無効にします。--enablewinbindauth— 認証のための windbindauth を有効にします。--disablewinbindauth— 認証のための windbindauth を無効にします。--enablewinbindoffline— オフラインログインを許可するように winbind を設定します。--disablewinbindoffline— オフラインログインを防止するように winbind を設定します。--enablewinbindusedefaultdomain— ユーザー名にドメインが含まれていないユーザーをドメインユーザーと仮定するように winbind を設定します。--disablewinbindusedefaultdomain— ユーザー名にドメインが含まれていないユーザーはドメインユーザーではないと仮定するように winbind を設定します。
xconfig(オプション)- X Window System を設定します。
xconfigコマンドを含まないキックスタートファイルで X Window System をインストールする場合は、インストール時に手動で X 設定を行う必要があります。X Window System をインストールしないキックスタートファイルではこのコマンドは使用しないでください。--driver— ビデオハードウェア用に使用する X ドライバーを指定します。--videoram=— ビデオカードのビデオ RAM 容量を指定します。--defaultdesktop=— デフォルトのデスクトップを GNOME または KDE に設定します (%packagesを使って GNOME または KDE のデスクトップ環境がインストールされていることが前提)。--startxonboot— インストールされたシステムでグラフィカルログインを使います。
zerombr(オプション)zerombrが指定されると、ディスク上で検出された無効なパーティションテーブルが初期化されます。これにより無効なパーティションテーブルを持つディスクのコンテンツすべてが抹消されます。このコマンドは、既に初期化されたディスクのシステム上で無人インストールを実行する際に必要となります。System z に特有のものです。zerombrが指定されると、 まだ低レベルフォーマットを施していないインストーラーに見えるどの DASD も dasdfmt で自動的に低レベルフォーマット処理されます。 このコマンドはまた、対話型インストール中のユーザーの選択も阻止します。zerombrが指定されておらず、インストーラーに見える未フォーマットの DASD が最低1つある場合は、 非対話型のキックスタートインストールは成功せずに終了します。zerombrが指定されておらず、インストーラーに見える未フォーマットの DASD が最低1つある場合、ユーザーがすべての 見える未フォーマットの DASD のフォーマットに同意しなければ対話型のインストールが退出します。この状況を避けるには、インストール中に使用する DASD だけをアクティベートします。インストールが完了した後にいつでも DASD を追加できます。注記
以前、このコマンドはzerombr yesという形式で指定していました。この形式は廃止予定になりました。キックスタートファイルでは単純にzerombrの形で使用してください。zfcp(オプション)- Fiber チャンネルデバイスを定義します (IBM System z)。
zfcp [--devnum=<devnum>] [--wwpn=<wwpn>] [--fcplun=<fcplun>] %include(オプション)%include /path/to/fileコマンドを使用すると、キックスタートファイル内に別のファイルのコンテンツが含まれ、まるでそのコンテンツがキックスタートファイルの%includeコマンドの場所にあるかのように機能します。
32.4.1. 高度なパーティションの例
clearpart、 raid、part、volgroup 、 logvol を表示した例を示します。
clearpart --drives=hda,hdc zerombr # Raid 1 IDE config part raid.11 --size 1000 --asprimary --ondrive=hda part raid.12 --size 1000 --asprimary --ondrive=hda part raid.13 --size 2000 --asprimary --ondrive=hda part raid.14 --size 8000 --ondrive=hda part raid.15 --size 16384 --grow --ondrive=hda part raid.21 --size 1000 --asprimary --ondrive=hdc part raid.22 --size 1000 --asprimary --ondrive=hdc part raid.23 --size 2000 --asprimary --ondrive=hdc part raid.24 --size 8000 --ondrive=hdc part raid.25 --size 16384 --grow --ondrive=hdc # You can add --spares=x raid / --fstype ext3 --device md0 --level=RAID1 raid.11 raid.21 raid /safe --fstype ext3 --device md1 --level=RAID1 raid.12 raid.22 raid swap --fstype swap --device md2 --level=RAID1 raid.13 raid.23 raid /usr --fstype ext3 --device md3 --level=RAID1 raid.14 raid.24 raid pv.01 --fstype ext3 --device md4 --level=RAID1 raid.15 raid.25 # LVM configuration so that we can resize /var and /usr/local later volgroup sysvg pv.01 logvol /var --vgname=sysvg --size=8000 --name=var logvol /var/freespace --vgname=sysvg --size=8000 --name=freespacetouse logvol /usr/local --vgname=sysvg --size=1 --grow --name=usrlocal
32.5. パッケージの選択
警告
%packages セクションで * を指定することで、すべての利用可能なパッケージをインストールすることができます。ただし、Red Hat はこの種類のインストールには対応していません。
@Everything が提供していましたが、Red Hat Enterprise Linux 6 にはこのオプションは含まれていません。
%packages コマンドを使用して、インストールしたいパッケージをリストするキックスタートファイルのセクションを開始します(これはインストール用のみで、アップグレードでのパッケージ選択はサポートされません)。
variant/repodata/comps-*.xml ファイルを参照してください。各グループには、ID、ユーザー可視性の値、名前、説明、パッケージ一覧があります。パッケージ一覧で mandatory とマークされたパッケージはグループが選択されていると常にインストールされ、default とマークされたパッケージは別で個別に除外されていない場合はインストールされ、optional とマークされたパッケージはグループが選択されていたとしても別の場所に個別に含める必要があります。
comps.xml ファイルで指定されたとおり @ 記号、空白、グループ名全体、またはグループ ID で始まるようにします。例えば以下のとおりです。
%packages @X Window System @Desktop @Sound and Video
Core グループと Base グループはデフォルトで常に選択されているため、%packages セクションで指定する必要はありません。
警告
@Core グループを使って最小限のインストールを行うとファイアウォール (iptables/ip6tables) がシステムに設定されず危険です。これを回避するため以下のようにパッケージ選択には authconfig と system-config-firewall-base のパッケージを追加してください。このパッケージを追加するとファイアウォールが正しく設定されるようになります。
%packages セクションにファイアウォールの設定を追加した場合の例を以下に示します。
%packages @Core authconfig system-config-firewall-base
sqlite curl aspell docbook*
docbook* エントリーとしては、docbook-dtds、docbook-simple、docbook-slides パッケージの他に、ワイルドカードを使ったパターンに適合するものが含まれます。
-@ Graphical Internet -autofs -ipa*fonts
重要
glibc.i686
* を指定することですべての利用可能なパッケージをインストールすると、インストールされたシステムにパッケージおよびファイル競合が生じます。そのような問題を起こすと知られているパッケージは、@Conflicts (variant) グループに割り当てられます。variant は、Client、ComputeNode、Server、または Workstation です。キックスタートファイルで * を指定した場合、@Conflicts (variant) を除外することを忘れないでください。除外しないと、インストールは失敗します。
* -@Conflicts (Server)
* の使用には対応していません。@Conflicts (variant) を除外したとしても同様です。
%end コマンドで終了する必要があります。
%packages オプションに使用できます。
--nobase- @Base グループをインストールしません。単一目的サーバー、またはデスクトップ 使用などの目的で最低限インストールを実行するためにこのオプションを使用します。
--nocore@Coreパッケージグループのインストールを無効にします。これを使用しない場合は、デフォルトでインストールされます。@Coreパッケージグループの無効化は、軽量コンテナの作成にのみ使用してください。--nocoreを使ってデスクトップやサーバーシステムをインストールすると、使用できないシステムになってしまいます。注記
@Coreパッケージグループ内のパッケージを-@Coreを使って除外することはできません。@Coreパッケージグループを除外する唯一の方法は、--nocoreオプションの使用になります。--resolvedeps- --resolvedeps オプションは廃止されました。依存関係は常に自動解決されます。
--ignoredeps- --ignoredeps オプションは廃止になりました。現在、依存関係は常に自動的に解決されます。
--ignoremissing- インストールプログラムが不足しているパッケージやグループがある度に、インストールを停止してインストールの中断または続行を確認する代わりに、これら不足しているパッケージやグループを無視します。例えば、以下のようにします。
%packages --ignoremissing
32.6. インストール前のスクリプト
ks.cfg の解析直後に、システムで実行するコマンドを追加することができます。このセクションは 「キックスタートのオプション」 の説明にあるように、キックスタートコマンドの後でキックスタートファイルの最後に配置する必要があります。また、%pre コマンドで開始し、%end コマンドで終了する必要があります。キックスタートファイルに %post セクションも含まれる場合は、%pre および %post セクションの順番は重要ではありません。設定ファイルの例については、「キックスタートの例」 を参照してください。
注記
%pre セクションのネットワークにアクセスすることは可能ですが、name service はこの時点では設定されていないため、機能するのは IP アドレスのみです。
arping, awk, basename, bash, bunzip2, bzcat, cat, chattr, chgrp, chmod, chown, chroot, chvt, clear, cp, cpio, cut, date, dd, df, dirname, dmesg, du, e2fsck, e2label, echo, egrep, eject, env, expr, false, fdisk, fgrep, find, fsck, fsck.ext2, fsck.ext3, ftp, grep, gunzip, gzip, hdparm, head, hostname, hwclock, ifconfig, insmod, ip, ipcalc, kill, killall, less, ln, load_policy, login, losetup, ls, lsattr, lsmod, lvm, md5sum, mkdir, mke2fs, mkfs.ext2, mkfs.ext3, mknod, mkswap, mktemp, modprobe, more, mount, mt, mv, nslookup, openvt, pidof, ping, ps, pwd, readlink, rm, rmdir, rmmod, route, rpm, sed, sh, sha1sum, sleep, sort, swapoff, swapon, sync, tail, tar, tee, telnet, top, touch, true, tune2fs, umount, uniq, vconfig, vi, wc, wget, wipefs, xargs, zcat。
注記
--interpreter /usr/bin/python- Python などの異なるスクリプト言語を指定できます。 /usr/bin/python を目的のスクリプト言語に入れ換えます。
32.7. インストール後のスクリプト
%post コマンドで開始し、%end コマンドで終了する必要があります。キックスタートファイルに %pre セクションも含まれる場合は、%pre および %post セクションの順番は重要ではありません。設定ファイルの例については、「キックスタートの例」 を参照してください。
注記
%post セクション内で IP アドレスを解決できます。ネットワークを DHCP 用に設定した場合は、インストールが %post セクションを実行する時点では、 /etc/resolv.conf ファイルが完了していませんので ネットワークにアクセスできますが、IP アドレスは解決できません。そのため、DHCP を使用する場合も、%post セクションに IP アドレスを指定する必要があります。
注記
--nochroot- chroot 環境外で実行するコマンドを指定することができます。以下の例では、ファイル
/etc/resolv.confをインストールされたばかりのファイルシステムにコピーします。%post --nochroot cp /etc/resolv.conf /mnt/sysimage/etc/resolv.conf
--interpreter /usr/bin/python- Python などの異なるスクリプト言語を指定できます。 /usr/bin/python を目的のスクリプト言語に入れ換えます。
--log /path/to/logfile- インストール後スクリプトの出力をログに記録します。ログファイルのパスは、ユーザーが
--nochrootオプションを使用するかどうかを考慮に入れる必要があることに注意してください。例えば、--nochrootなしでは以下のようになります。%post --log=/root/ks-post.log
--nochrootがある場合は以下のようになります。%post --nochroot --log=/mnt/sysimage/root/ks-post.log
32.8. キックスタートの例
32.8.1. インストール時にホスト名を対話式で設定する
%pre スクリプトはインストールされるシステムのホスト名を入力するよう求めます。%post スクリプトは、ユーザー入力に従ってネットワークを設定します。
%pre
chvt 3
exec </dev/tty3> /dev/tty3
clear
## Query for hostname, then write it to 'network' file
read -p "
What is my hostname (FQDN)? (This will be set on eth0)
" NAME /dev/tty3 2>&1
echo "NETWORKING=yes" > network
echo "HOSTNAME=${NAME}" >> network
echo "DEVICE=eth0" > ifcfg-eth0
echo "BOOTPROTO=dhcp" >> ifcfg-eth0
echo "ONBOOT=yes" >> ifcfg-eth0
echo "DHCP_HOSTNAME=${NAME} " >> ifcfg-eth0
cat ifcfg-eth0
chvt 1
exec < /dev/tty1 > /dev/tty1
%end
%post --nochroot
# bring in hostname collected from %pre, then source it
cp -Rvf network /mnt/sysimage/etc/sysconfig/network
# Set-up eth0 with hostname
cp ifcfg-eth0 /mnt/sysimage/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# force hostname change
/mnt/sysimage/bin/hostname $HOSTNAME
%end32.8.2. NFS 共有を登録してからマウントする
%post --log=/root/ks-post.log /usr/sbin/subscription-manager register --username=admin@example.com --password=secret --serverurl=sam-server.example.com --org="Admin Group" --environment="Dev" %end
runme という名前のスクリプトを実行します。
mkdir /mnt/temp mount -o nolock 10.10.0.2:/usr/new-machines /mnt/temp openvt -s -w -- /mnt/temp/runme umount /mnt/temp
-o nolock が必要になります。
32.8.3. RHN Classic でのシステムの登録
rhnreg_ks コマンドはシステムを Red Hat Network に登録するユーティリティです。非対話式の環境での使用を目的として設計されています (キックスタートスタイルのインストールなど)。すべての情報をコマンドライン上または標準入力 (stdin) で指定することができます。アクティベーションキーを作成した後、そのキーを使ってシステムの登録を行いたい場合にこのコマンドを使用してください。
rhnreg_ks を使って自動的にシステムの登録を行う方法についてはhttps://access.redhat.com/solutions/876433 でナレッジベースの記載を参照してください。
32.8.4. インストール後のスクリプトで subscription-manager を実行する
%post --log=/root/ks-post.log /usr/sbin/subscription-manager register --username=admin@example.com --password=secret --serverurl=sam-server.example.com --org="Admin Group" --environment="Dev" --servicelevel=standard --release="6.6" %end
32.8.5. パーティションレイアウトの変更
%pre スクリプトはシステムに 2 つのドライブがあるかどうかによって、異なるパーティション設定コマンドを生成します。
%pre #!/bin/sh hds="" mymedia="" for file in /proc/ide/h* do mymedia=`cat $file/media` if [ $mymedia == "disk" ] ; then hds="$hds `basename $file`" fi done set $hds numhd=`echo $#` drive1=`echo $hds | cut -d' ' -f1` drive2=`echo $hds | cut -d' ' -f2` #Write out partition scheme based on whether there are 1 or 2 hard drives if [ $numhd == "2" ] ; then #2 drives echo "#partitioning scheme generated in %pre for 2 drives" > /tmp/part-include echo "clearpart --all" >> /tmp/part-include echo "zerombr" >> /tmp/part-include echo "part /boot --fstype ext3 --size 75 --ondisk hda" >> /tmp/part-include echo "part / --fstype ext3 --size 1 --grow --ondisk hda" >> /tmp/part-include echo "part swap --recommended --ondisk $drive1" >> /tmp/part-include echo "part /home --fstype ext3 --size 1 --grow --ondisk hdb" >> /tmp/part-include else #1 drive echo "#partitioning scheme generated in %pre for 1 drive" > /tmp/part-include echo "clearpart --all" >> /tmp/part-include echo "part /boot --fstype ext3 --size 75" >> /tmp/part-include echo "part swap --recommended" >> /tmp/part-include echo "part / --fstype ext3 --size 2048" >> /tmp/part-include echo "part /home --fstype ext3 --size 2048 --grow" >> /tmp/part-include fi %end
%pre スクリプトの後に以下の行を加え、上記のスクリプトで生成されたコマンドをキックスタートが実行するように指示します。
%include /tmp/part-include
32.9. キックスタートファイルを準備する
- フロッピーディスクなどのリムーバブルメディア、光学式ディスク、または USB フラッシュドライブ
- ハードドライブ
- ネットワーク
32.9.1. キックスタート起動用メディアの作成
x86 と x86_64) システムでのみ機能することに注意してください。また、genisoimage と isomd5sum のパッケージが必要になります。これらは Red Hat Enterprise Linux では利用可能になっていますが、別のシステムで使用する場合は、コマンドを調整する必要がある場合があります。
注記
ks.cfg という名前を付ける必要があります。別の起動用メディアが必要となります。
手順32.1 キックスタートファイルに起動用メディアを含める
- ダウンロードした ISO イメージをマウントします。
#mount /path/to/image.iso /mnt/iso - システム内のディレクトリーに ISO イメージを抽出します。
#cp -pRf /mnt/iso /tmp/workdir - マウントされたイメージをアンマウントします。
#umount /mnt/iso - これでイメージのコンテンツが作業ディレクトリー内の
iso/ディレクトリーに配置されました。キックスタートファイルを (ks.cfg)iso/ディレクトリーに追加します。#cp /path/to/ks.cfg /tmp/workdir/iso iso/ディレクトリー内のisolinux/isolinux.cfg設定ファイルを開きます。このファイルは、ブートメニュー内に表示されるメニューオプションを決定します。単一のメニューエントリーは以下のように定義されます。label linux menu label ^Install or upgrade an existing system menu default kernel vmlinuz append initrd=initrd.img
ks=ブートオプションをappendで始まる行に追加します。実際の構文は、ISO イメージを起動する方法によって異なります。例えば、CD や DVD から起動する場合には、ks=cdrom:/ks.cfgを使用します。利用可能なソースとそれらを設定する構文については、「キックスタートによるインストールの自動化」 を参照してください。iso/ディレクトリー内でgenisoimageを使って変更を含めた新規の起動可能な ISO イメージを作成します。#genisoimage -U -r -v -T -J -joliet-long -V "RHEL-6.9" -volset "RHEL-6.9" -A "RHEL-6.9" -b isolinux/isolinux.bin -c isolinux/boot.cat -no-emul-boot -boot-load-size 4 -boot-info-table -eltorito-alt-boot -e images/efiboot.img -no-emul-boot -o ../NEWISO.iso .このコマンドでは、作業ディレクトリー (iso/ディレクトリーの 1 つ上のディレクトリー) 内にNEWISO.isoという名前のファイルが作成されます。重要
isolinux.cfg内でデバイス参照のためにディスクラベルを使用する場合 (例:ks=hd:LABEL=RHEL-6.9/ks.cfgは、このラベルが作成中の新規 ISO のラベルに一致するようにしてください。また、ブートローダー設定では、ラベルにおける空白は\x20で置き換える必要があることにも注意してください。- MD5 チェックサムを新規 ISO イメージに埋め込みます。
#implantisomd5 ../NEWISO.iso
ks.cfg にし、フラッシュメモリーの最上層のディレクトリに配置してください。キックスタートファイルは起動用メディアとは別のフラッシュメモリードライブに配置する必要があります。
ks= 起動オプションで USB ドライブを持つデバイスを指定します。ks= 起動オプションの詳細は 「キックスタートによるインストールの自動化」 を参照してください。
rhel-variant-version-architecture-boot.iso イメージファイルを使って USB 起動メディアを作成する方法については 「最小限の起動用メディアの作成」 を参照してください。イメージファイルは Red Hat カスタマーポータルのソフトウェアとダウンロードセンターでダウンロードすることができます。
注記
32.9.2. ネットワークでキックスタートファイルを使用可能にする
pxelinux.cfg/default ファイルの対象の append 行に ks カーネル起動オプションを含めて、使用しているネットワーク上でキックスタートファイルの場所を特定します。pxelinux.cfg/default ファイルの ks オプションの構文は、ブートプロンプトに使用する構文と同一です。構文の詳細については 「キックスタートインストールの開始」を、append 行の例は 例32.1「pxelinux.cfg/default ファイルでの ks オプションの使用」を参照してください。
dhcpd.conf ファイルが BOOTP サーバー (同一の物理マシンかどうかは問わない) の /var/lib/tftpboot/pxelinux.0 を参照するように設定されている場合、ネットワーク経由で起動するよう設定されているシステムはキックスタートファイルを読み込んでインストールを開始することができます。
例32.1 pxelinux.cfg/default ファイルでの ks オプションの使用
foo.ks が 192.168.0.200:/export/kickstart/ の NFS 共有で利用可能なキックスタートファイルの場合、pxelinux.cfg/default ファイルの一部に以下が含まれる場合があります。
label 1 kernel RHEL6/vmlinuz append initrd=RHEL6/initrd.img ramdisk_size=10000 ks=nfs:192.168.0.200:/export/kickstart/foo.ks
32.10. インストールツリーを使用可能にする
32.11. キックスタートインストールの開始
重要
user オプションでユーザーを指定する (詳細は 「キックスタートのオプション」 を参照) か、または root として仮想コンソールでインストール済みのシステムにログインして adduser コマンドでユーザーを追加します。
ks コマンドライン引数がカーネルに渡されると、インストールプログラムはキックスタートファイルを探します。
- ドライバーディスクの使用
- キックスタートでドライバーディスクを使用する必要がある場合は、
ddオプションも指定してください。例えば、インストールにローカルハードドライブ上のキックスタートファイルとドライバーディスクが必要な場合は、システムを以下のように起動します。linux ks=hd:partition:/path/ks.cfg dd
- ブート CD-ROM
- 「キックスタート起動用メディアの作成」 の説明にあるように、キックスタートファイルがブート CD-ROM 上にある場合、その CD-ROM をシステムに挿入してシステムを起動し、以下のコマンドを
boot:プロンプトで入力します (ks.cfgはキックスタートファイル名)。linux ks=cdrom:/ks.cfg
askmethod- Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD がシステムで検知された場合でも、インストールソースを選択するようユーザーにプロンプトを表示します。
asknetwork- インストール方法に関わらず、インストールの最初のステージでネットワーク設定をプロンプトします。
autostep- キックスタートを非対話式にします。デバッグに使用され、スクリーンショットを生成します。このオプションはパッケージのインストールを妨げる場合があるので、システム導入の際には使用すべきではありません。
debug- pdb を今すぐに開始します。
dd- ドライバーディスクの使用
dhcpclass=<class>- カスタムの DHCP ベンダークラス識別子を送ります。ISC の dhcpcd は、"option vendor-class-identifier" を使用して、この値を調べます。
dns=<dns>- ネットワークインストールに使用するためのネームサーバーのコンマ区分のリストです。
driverdisk- 'dd' と同じです。
expert- 特殊機能を開始します。
- 脱着可能メディアのパーティション設定を許可
- ドライバーディスク用のプロンプト
gateway=<gw>- ネットワークインストールに使用するゲートウェイ
graphical- グラフィカルインストールを強制します。ftp/http に GUI を使用させるのに必要です。
isa- ISA デバイス設定用のユーザーへのプロンプト
ip=<ip>- ネットワークインストール用に使用の IP、 DHCP として 'dhcp' を使用
ipv6=auto,ipv6=dhcp- デバイスの IPv6 設定です。自動設定 (DHCPv6 による SLAAC、SLAAC) の場合は
autoを使用します。または、DHCPv6 のみの設定の場合はdhcpを使用します (ルーター通知なし)。 keymap=<keymap>- 使用するキーボードのレイアウトです。有効なレイアウトは以下のとおりです。
be-latin1— ベルギー語bg_bds-utf8— ブルガリア語bg_pho-utf8— ブルガリア語 (Phonetic)br-abnt2— ポルトガル語 (ブラジル、ABNT2)cf— カナダフランス語croat— クロアチア語cz-us-qwertz— チェコ語cz-lat2— チェコ語 (qwerty)de— ドイツ語de-latin1— ドイツ語 (latin1)de-latin1-nodeadkeys— ドイツ語 (latin1、デッドキーなし)dvorak— ドボラック (Dvorak)dk— デンマーク語dk-latin1— デンマーク語 (latin1)es— スペイン語et— エストニア語fi— フィンランド語fi-latin1— フィンランド語 (latin1)fr— フランス語fr-latin9— フランス語 (latin9)fr-latin1— フランス語 (latin1)fr-pc— フランス語 (pc)fr_CH— スイスフランス語fr_CH-latin1— スイスフランス語 (latin1)gr— ギリシャ語hu— ハンガリー語hu101— ハンガリー語 (101 キー)is-latin1— アイスランド語it— イタリア語it-ibm— イタリア語 (IBM)it2— イタリア語 (it2)jp106— 日本語ko— 韓国語la-latin1— ラテンアメリカ語mk-utf— マケドニア語nl— オランダ語no— ノルウェー語pl2— ポーランド語pt-latin1— ポルトガル語ro— ルーマニア語ru— ロシア語sr-cy— セルビア語sr-latin— セルビア語 (latin)sv-latin1— スウェーデン語sg— スイスドイツ語sg-latin1— スイスドイツ語 (latin1)sk-qwerty— スロバキア語 (qwerty)slovene— スロベニア語trq— トルコ語uk— 英国ua-utf— ウクライナ語us-acentos— U.S. インターナショナルus— U.S. 英語
32 ビットシステムのファイル/usr/lib/python2.6/site-packages/system_config_keyboard/keyboard_models.pyまたは 64 ビットシステムの/usr/lib64/python2.6/site-packages/system_config_keyboard/keyboard_models.pyには、この一覧も含まれており、system-config-keyboard パッケージの一部です。 ks=nfs:<server>:/<path>- インストールプログラムは、NFS サーバー<server> 上のキックスタートファイルを、ファイル <path> として探します。インストールプログラムは DHCP を使ってイーサネットカードを設定します。例えば、NFS サーバーが、server.example.com で、キックスタートファイルが NFS 共有ファイル
/mydir/ks.cfg内にある場合、正しいブートコマンドはks=nfs:server.example.com:/mydir/ks.cfgとなります。 ks={http|https}://<server>/<path>- インストールプログラムは、HTTP または HTTPS サーバー <server> 上のキックスタートファイルをファイル <path> として探します。インストールプログラムは、DHCP を使用してイーサネットカードを設定します。例えば、HTTP サーバーが server.example.com で、キックスタートファイルが HTTP ディレクトリ
/mydir/ks.cfgにある場合、正しいブートコマンドはks=http://server.example.com/mydir/ks.cfgとなります。 ks=hd:<device>:/<file>- インストールプログラムは <device> 上のファイルシステム (vfat または ext2) をマウントします。さらに、そのキックスタート設定ファイルをファイルシステム内の <file> として検索します (例えば、
ks=hd:sda3:/mydir/ks.cfg) 。 ks=bd:<biosdev>:/<path>- インストールプログラムは指定された BIOS デバイス <biosdev> 上の指定されたパーティションにファイルシステムをマウントして、<path> 内に指定されたキックスタートファイルを探します (例えば、
ks=bd:80p3:/mydir/ks.cfg) 。この動作は BIOS RAID セットには該当しないことに注意してください。 ks=file:/<file>- インストールプログラムはファイルシステムから、ファイル <file> を読み込もうとします。マウントはされません。キックスタートファイルがすでに
initrdイメージ上にある場合、通常これが使用されます。 ks=cdrom:/<path>- インストールプログラムは、<path> ファイルとして CD-ROM 上のキックスタートファイルを検索します。
ksksを単独で使用する場合、インストールプログラムは DHCP を使うようにイーサネットカードを設定します。キックスタートファイルは、DHCP オプションのサーバー名で指定した NFS サーバーから読み込まれます。キックスタートファイルの名前は、以下のいずれかになります。- DHCP が指定されていて、ブートファイルが
/で始まる場合、DHCP で提供されたブートファイルは NFS サーバー上で検索されます。 - DHCP が指定してあり、ブートファイルが
/以外で始まる場合、DHCP で提供されたブートファイルは、NFS サーバー上の/kickstartディレクトリ内で検索されます。 - DHCP がブートファイルを指定していない場合、インストールプログラムは
/kickstart/1.2.3.4-kickstartファイルを読み込もうとします。この 1.2.3.4 とは、インストール先のマシンの数値の IP アドレスを示すものです。
ksdevice=<device>- インストールプログラムはこのネットワークデバイスを使用して、ネットワークに接続します。次の 5 つのいずれかの方法でデバイスを指定できます。
eth0などインターフェースのデバイス名です。- インターフェースの MAC アドレスを使って指定します (
00:12:34:56:78:9aなど)。 linkキーワードを使って指定する (リンクがup状態になっている 1 番目のインターフェース)bootifキーワードを使って指定する、(pxelinux によりBOOTIF変数内に設定される MAC アドレスになります。pxelinux.cfgファイルでIPAPPEND 2を設定し、 pxelinux によりBOOTIF変数が設定されるようにします。)- キーワード
ibftを使用します、これにより iBFT で指定されたインターフェースの MAC アドレスを使用することになります。
例として、eth1 デバイスを通じて NFS サーバーに接続しているシステムを考えてみましょう。NFS サーバーからのキックスタートファイルを使用して、このシステム上でキックスタートインストールを実行するには、boot:プロンプトで、コマンドks=nfs:<server>:/<path> ksdevice=eth1を使用します。 kssendmac- ks=http:// 要求に HTTP ヘッダーを追加します。これは provisioning システムに役に立ちます。"X-RHN-Provisioning-MAC-0: eth0 01:23:45:67:89:ab" 形式の CGI 環境変数内にすべての nic の MAC アドレスが含まれます。
lang=<lang>- インストールで使用する言語です。これは 'lang' キックスタートコマンドと共に使用するのに有効な言語でなければなりません。
loglevel=<level>- メッセージログの必要最低レベルを設定します。<level> 用の値には、debug、info、warning、error、critical があります。デフォルト値は info です。
mediacheck- ユーザーにインストールソース (ISO ベース方法の場合) の整合性をテストするオプションを与えるようにローダーコードをアクティベートします。
netmask=<nm>- ネットワークインストール用に使用する Netmask
nofallback- GUI が失敗した場合、終了します。
nofb- 一部の言語で、テキストモードのインストールの実行に要求される VGA16 フレームバッファーをロードしません。
nofirewire- firewire デバイス用のサポートをロードしません。
noipv4ksdeviceブートオプションで指定されるデバイス上での IPv4 ネットワークを無効にします。noipv6- インストール時、およびインストールされたシステム上ですべてのネットワークデバイスにおける IPv6 ネットワーキングを無効にします。
重要
PXE サーバーからのインストール時に、IPv6 ネットワーキングは anaconda がキックスタートファイルを処理する前にアクティブになる可能性があります。その場合、このオプションはインストール時に全く影響を与えません。注記
インストールされたシステムで IPv6 を無効にするには、noipv6ブートオプションの他に、各ネットワークデバイス上で--noipv6のキックスタートオプションを使用する必要があります。システムワイドでの IPv6 の無効化については https://access.redhat.com/ja/solutions/1565993 のナレッジベース記事を参照してください。 nomount- レスキューモードでは、インストールした Linux パーティションを自動的にマウントしません。
nonet- ネットワークデバイスを自動検出しません。
noparport- パラレルポート用サポートのロードを試行しません。
nopass- キーボードとマウスに関する情報を anaconda ステージ 1 (ローダー) からステージ 2 (インストーラー) に渡しません。
nopcmcia- システム内の PCMCIA コントローラーを無視します。
noprobe- 自動的にハードウェアを調べません。anaconda がハードウェアの特定のカテゴリーを探すことができるようユーザーにプロンプトを出します。
noshell- インストール中に tty2 上でシェルを出しません。
repo=cdrom- DVD ベースインストールを実行します。
repo=ftp://<path>- FTP インストール用に <path> を使用します。
repo=hd:<dev>:<path>- ハードドライブからのインストール用に <dev> 上の <path> を使用します。
repo=http://<path>- HTTP インストール用に <path> を使用します。
repo=https://<path>- HTTPS インストール用に <path> を使用します。
repo=nfs:<path>- NFS インストール用に <path> を使用します。
rescue- レスキュー環境を実行します。
resolution=<mode>- 指定したモードでインストーラーを実行します。例: '1024x768' 。
serial- シリアルコンソールサポートを開始します。
skipddc- モニターの Data Display Channel (DDC) を探しません。このオプションは、DDC プローブによりシステムが応答しなくなった場合の対処方法です。
syslog=<host>[:<port>]- インストールを起動した後に、ログメッセージを <host> 上 (オプションとして、ポート <port> 上) の syslog プロセスに送ります。リモート syslog プロセスが接続を許可する必要があります。(-r オプション)。
text- テキストモードインストールを強制します。
重要
キックスタートインストールでテキストモードを選択した場合、パーティション設定、ブートローダー、およびパッケージ選択オプションについての選択肢を指定してください。これらの手順はテキストモードでは自動化されており、anaconda では不足している情報をユーザーに要求することはできません。これらオプションの選択肢が指定されないと、anaconda はインストールプロセスを停止します。 updates- 更新 (バグ修正) を含むストレージデバイス用のプロンプトです。
updates=ftp://<path>- FTP 経由の更新を含むイメージ
updates=http://<path>- HTTP 経由の更新を含むイメージ
updates=https://<path>- HTTPS 経由の更新を含むイメージ
upgradeany/etc/redhat-releaseファイルのコンテンツや、それが存在するかどうかに関わらず、システム上で検出したすべての Linux インストールをアップグレードします。vnc- vnc ベースのインストールを有効にします。vnc クライアントアプリケーションを使用して、そのマシンに接続する必要があります。
vncconnect=<host>[:<port>]- <host> と呼ばれる vnc クライアントに接続して、オプションでポート <port> を使用します。'vnc' オプションの指定も要求されます。
vncpassword=<password>- vnc 接続用のパスワードを有効にします。これは誰かが間違えて vnc ベースのインストールに接続するのを防止します。'vnc' オプションの指定も要求されます。
第33章 Kickstart Configurator
su - yum install system-config-kickstart を実行するか、またはグラフィカルパッケージマネージャーを使用してソフトウェアをインストールしてください。
system-config-kickstart を実行するか、または GNOME デスクトップの → → の順にクリックするか、あるいは KDE デスクトップの場合は + → → の順にクリックします。
33.1. 基本設定

図33.1 基本設定
33.2. インストール方法

図33.2 インストール方法
- DVD — このオプションを選択して、Red Hat Enterprise Linux DVD からインストールまたはアップグレードを実行します。
- NFS — NFS 共有ディレクトリからインストールまたはアップグレードする場合は、このオプションを選択します。NFS サーバーのテキストフィールドには、完全修飾ドメイン名または IP アドレスを入力します。NFS ディレクトリの場合は、インストールツリーの
variantディレクトリを含む NFS ディレクトリの名前を入力します。例えば、NFS サーバーに/mirrors/redhat/i386/Server/ディレクトリが含まれる場合は、NFS ディレクトリ用に/mirrors/redhat/i386/を入力します。 - FTP — このオプションを選択すると、FTP サーバーからのインストール、またはアップグレードを実行できます。FTP サーバーのテキストフィールドで、完全修飾ドメイン名または IP アドレスを入力します。FTP ディレクトリには、
使用タイプディレクトリが含まれる FTP ディレクトリの名前を入力します。例えば、FTP サーバーにディレクトリ/mirrors/redhat/i386/Server/が含まれている場合は、FTP ディレクトリ用に/mirrors/redhat/i386/Server/を入力します。FTP サーバーがユーザー名とパスワードを要求する場合は、それらも入力します。 - HTTP — このオプションを選択すると、HTTP サーバーからのインストールまたはアップグレードを実行できます。HTTP サーバーのテキストフィールドには完全修飾ドメイン名または IP アドレスを入力します。HTTP ディレクトリには、
使用タイプディレクトリを含む HTTP ディレクトリの名前を入力します。例えば、HTTP サーバーにディレクトリ/mirrors/redhat/i386/Server/が含まれる場合は、HTTP ディレクトリ用に/mirrors/redhat/i386/Server/を入力します。 - ハードドライブ — ハードドライブからインストールまたはアップグレードを実行するには、このオプションを選択します。ハードドライブからのインストールには、ISO イメージを使用する必要があります。インストールを開始する前に ISO イメージが正常であるかを確認してください。これを確認するには、「起動用メディアを検証する」 に説明されているように、
md5sumプログラムとlinux mediacheck起動オプションを使用します。ISO イメージを 格納しているハードドライブパーティション (例えば、/dev/hda1) を ハードドライブパーティション テキストボックスに入力します。さらに、ハードドライブディレクトリテキストボックスには、ISO イメージを格納しているディレクトリを入力します。
33.3. ブートローダーオプション
/boot パーティションの最初のセクター)。個人用のブートローダーとして使用する場合は、MBR にブートローダーをインストールします。
cdrecord を使用する前にロードしておく必要のある SCSI エミュレーションドライバーを使用するように指示できますが、これは、カーネルパラメーターとして hdd=ide-scsi を設定することにより実行できます (hdd は CD-ROM デバイス)。
重要
33.4. パーティション情報

図33.4 パーティション情報
msdos) を初期化するには、新品のハードドライブにインストールする場合に、ディスクラベルを初期化を選択します。
注記
anaconda と kickstart は LVM (Logical Volume Management) をサポートしますが、現時点では、 Kickstart Configurator を使用して LVM を設定する仕組みはありません。
33.4.1. パーティションの作成
- 追加サイズオプションのセクションでは、パーティションを「固定サイズ」、「指定サイズまで増加」、または「ディスク上のすべての未使用領域を埋める」のいずれかで作成します。スワップをファイルシステムとして選択すると、指定サイズのスワップではなく、推奨サイズのスワップパーティションをインストールプログラムで作成することができます。
- パーティションを強制的にプライマリパーティションとして作成
- 指定したハードドライブにパーティションを作成する。例えば、最初の IDE ハードディスク(
/dev/hda) にパーティションを作成するには、ドライブとしてhdaを指定します。ドライブ名に/devを含めないでください。 - 既存のパーティションを使用する。例えば、最初の IDE ハードドライブ上で 1 番目のパーティション(
/dev/hda1) にパーティションを作成するには、パーティションとしてhda1を指定します。パーティション名に/devを含めないでください。 - 選択されたファイルシステムタイプとしてフォーマットする。

図33.5 パーティションの作成
33.4.1.1. ソフトウェア RAID パーティションの作成
- ボタンをクリックします。
- ソフトウェア RAID パーティションの作成を選択します。
- ソフトウェア RAID をファイルシステムタイプとして選択する以外は、前述のようにパーティションを設定します。また、パーティションを作成するハードドライブを指定するか、または使用する既存パーティションを指定する必要があります。

図33.6 ソフトウェア RAIDパーティションの作成
- ボタンをクリックします。
- RAID デバイスの作成を選択します。
- マウントポイント、ファイルシステムタイプ、RAID デバイス名、RAID レベル、RAIDメンバー、ソフトウェア RAID デバイス用のスペアの数、および RAID デバイスをフォーマットするかどうかを選択します。

図33.7 ソフトウェア RAID デバイスの作成
- をクリックしてリストにデバイスを追加します。
33.5. ネットワーク設定

図33.8 ネットワーク設定
system-config-network) を使用するといつでもインストール後に設定できます。詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』を参照してください。
33.6. 認証

図33.9 認証
- NIS
- LDAP
- Kerberos 5
- Hesiod
- SMB
- Name Switch Cache
33.7. ファイアウォールの設定

図33.10 ファイアウォールの設定
ポート:プロトコル。例えば、ファイアウォールを通過するように IMAP アクセスを許可するには、imap:tcp と指定します。数字ポート名も明示的に指定することができます。ポート 1234 上の UDP パケットがファイアウォールを通過できるようにするには、1234:udp と指定します。複数のポートを指定するには、それらをコンマで区切って記述します。
33.8. ディスプレイ設定
skipx オプションがキックスタートファイルに書き込まれます。

図33.11 X の設定
33.9. パッケージの選択

図33.12 パッケージの選択
%packages セクションを修正します。詳細については、「パッケージの選択」を参照してください。
33.10. インストール前のスクリプト

図33.13 インストール前のスクリプト
重要
/usr/bin/python2.6 を指定します。このオプションは、キックスタートファイル内で %pre --interpreter /usr/bin/python2.6 を使用することに相当します。
重要
%pre コマンドは含めないでください。これは自動的に追加されます。
注記
33.11. インストール後のスクリプト

図33.14 インストール後のスクリプト
重要
重要
%post コマンドは含めないでください。これは自動的に追加されます。
%post セクションに追加します。
echo "Welcome!" > /etc/motd注記
33.11.1. chroot 環境
%post セクションの --nochroot オプションの使用と同等です。
/mnt/sysimage/ を付ける必要があります。
echo "Welcome!" > /mnt/sysimage/etc/motd33.11.2. インタプリタの使用
/usr/bin/python2.2 を指定できます。このオプションは、キックスタートファイルの %post --interpreter /usr/bin/python2.2 の使用に相当します。
33.12. ファイルの保存

図33.15 プレビュー
パート V. インストール後
- Red Hat Enterprise Linux のインストールディスクを使用した障害のあるシステムのレスキュー
- Red Hat Enterprise Linux の新しいバージョンへのアップグレード
- Red Hat Enterprise Linux のコンピューターからの削除
第34章 Firstboot
重要

図34.1 Firstboot の「ようこそ」画面
34.1. ライセンス情報

図34.2 Firstboot のライセンスの画面
34.2. サブスクリプションサービスを設定する
34.2.1. ソフトウェア更新の設定

図34.3 ソフトウェア更新の設定
注記
34.2.2. サーバーの選択
- Red Hat サブスクリプション管理
- システム、インストールされた製品、および割り当てられたサブスクリプションを特定するために適切な X.509 証明書を使用するサブスクリプションサービスは、Red Hat サブスクリプション管理の一部になります。これには、カスタマーポータルのサブスクリプション管理 (ホストされたサービス)、Subscription Asset Manager (オンプレミスのサブスクリプションサービスおよびプロキシ設定されたコンテンツ配信)、および CloudForms System Engine (オンプレミスのサブスクリプションおよびコンテンツ配信サービス) が含まれます。このオプションがデフォルトです。ローカルの Satellite サーバーを実行 しない 組織の場合、Red Hat サブスクリプション管理が強く推奨されます。
- Red Hat Network (RHN) Classic
- Red Hat Network のレガシーシステム管理機能を使用するには、Red Hat Network (RHN) Classic オプションを選択します。RHN Classic は Red Hat Enterprise Linux 6.x システムで使用することができますが、これは既存のレガシーシステムを主な対象としています。新規インストールでは Red Hat サブスクリプション管理を使用することをお勧めします。
- RHN Satellite または RHN Proxy
- Red Hat Network コンテンツのローカルミラーへのアクセスのある環境では、このオプションを使用します。

図34.4 サーバーの選択
34.2.3. サブスクリプション管理の登録
- カスタマーポータルによるサブスクリプション管理、Red Hat でホストしているサービス (デフォルト) です。
- Subscription Asset Manager: オンプレミスのサブスクリプションサーバーで、コンテンツ配信をプロキシでカスタマーポータルのサービスに戻します。
- CloudForms System Engine: オンプレミスのサービスでサブスクリプションサービスとコンテンツ配信の両方を処理します。
- 登録に使用するサブスクリプションサーバーを特定するために、サービスのホスト名を入力します。デフォルトのサービスはカスタマーポータルによるサブスクリプション管理です。ホスト名は subscription.rhn.redhat.com になります。Subscription Asset Manager などの別のサブスクリプションサービスを使用する場合はローカルサーバーのホスト名を入力します。

図34.5 サブスクリプションサービスの選択
- をクリックします。
- ログインするサブスクリプションサービスのユーザー認証情報を入力します。

図34.6 サブスクリプション管理の登録
重要
使用するユーザー認証情報はサブスクリプションサービスによって異なります。カスタマーポータルに登録する場合は、管理者または企業アカウントの Red Hat Network 認証情報を使用します。ただし、Subscription Asset Manager や CloudForms System Engine の場合には、使用するユーザーアカウントをオンプレミスのサービス内で作成するため、このユーザーアカウントはカスタマポータルのユーザーアカウントとはおそらく異なるものになります。カスタマーポータルのログインまたはパスワードをなくしてしまった場合は https://www.redhat.com/wapps/sso/lostPassword.htmlから再度取得してください。Subscription Asset Manager または CloudForms System Engine のログインまたはパスワードをなくしてしまった場合は、ローカルの管理者に連絡してください。 - ホストのシステム名を設定します。この名前は、サブスクリプションサービスの一覧内でそのシステムを明確に特定できるものであれば何でも構いません。一般的にはマシンのホスト名や完全修飾ドメインが使用されますが、特に制約はありません。
- オプション: サブスクリプションを登録後に手動で設定する必要があるかどうかを設定します。デフォルトでは、このチェックボックスのチェックは外されており、最も適したサブスクリプションがシステムに自動的に適用されるようになっています。このチェックボックスを選択すると、Firstboot の登録が完了した後にサブスクリプションをシステムに手動で追加しなければならなくなります。(サブスクリプションが自動的に割り当てられる場合でも、ローカルの Subscription Manager ツールを使用して追加のサブスクリプションをシステムに後で追加することができます。)
- 登録が開始すると、システムの登録先となる組織と環境 (組織内のサブドメイン) が Firstboot によってスキャンされます。

図34.7 組織のスキャン
カスタマーポータルによるサブスクリプション管理を使用する IT 環境では組織は 1 つのみとなるため、これ以上必要な設定はありません。Subscription Asset Manager などのローカルのサブスクリプションサービスを使用する IT インフラストラクチャーの場合、複数の組織が設定されていることがあります。また、それらの組織内にはさらに複数の環境が設定されている場合もあります。複数の組織が検出された場合、サブスクリプションマネージャーによって参加すべきサービスを選択するようにプロンプトが出されます。
図34.8 組織の選択
- サブスクリプションマネージャーによるシステムへのサブスクリプションの自動割り当てを選択した場合 (デフォルト)、登録プロセスの一環として割り当てるサブスクリプションのスキャンが行なわれます。

図34.9 サブスクリプションの自動選択
登録が完了すると、選択されたサブスクリプションの情報に応じて適用されたシステムのサービスレベルと新しいシステムに割り当てられた特定のサブスクリプションがサブスクリプションマネージャーによって報告されます。このサブスクリプションの選択を確認して登録のプロセスを完了してください。
図34.10 サブスクリプションの確認
サブスクリプションを後で適用することを選択した場合は、この部分の登録プロセスは省略され、firstboot のサブスクリプションマネージャー画面でサブスクリプションの割り当てを後で行なうように指示されます。
図34.11 サブスクリプションを後で選択する場合の注記
- をクリックして firstboot の次の設定領域となるユーザーのセットアップに進みます。
34.3. 一般ユーザーの作成
root アカウントではなく、常にこのアカウントを使用してください。

図34.12 Firstboot のユーザー作成画面
重要
注記
34.3.1. 認証の設定
- (ネットワーク上でユーザーデータベースにアクセスできない場合に使用)
- (Lightweight Directory Access Protocol)
- (Network Information Service)
- (Microsoft Active Directory での使用)

図34.13 Firstboot の認証設定画面
LDAP を選択する場合、LDAP 検索用にベース識別名 (base distinguished name) と LDAP サーバーのアドレスを指定する必要があります。また、選択するユーザーベースのタイプに適切な 認証方法 (Authentication Method) も選択する必要があります。例えば、Kerberos パスワード、LDAP パスワード、または NIS パスワードなどがあります。
/etc/security/access.conf 内のローカルアクセス制御を含む、その他の認証メカニズムを有効にすることができます。

図34.14 Firstboot 認証の高度なオプション画面
34.4. 日付と時刻

図34.15 Firstboot の日付と時刻の画面
34.5. Kdump

図34.16 Kdump の画面

図34.17 Kdump の有効化
第35章 次のステップ
35.1. システムの更新
35.1.1. ドライバー更新の rpm パッケージ
kmod- (末尾の - に注意!) を入力し、 をクリックします。

図35.1 インストール済みドライバー更新の RPM パッケージ一覧
$ rpm -qa | egrep ^kmod-
kmod の末尾の - に注意してください。 これが kmod- で始まるインストール済みのパッケージをすべて一覧表示し、これにはシステムに現在インストールされているドライバー更新のすべてが含まれているはずです。サードパーティーの更新ソフトウェアで提供されている追加のドライバーはこの出力には表示されません。その詳細についてはサードパーティー製造元に問い合わせてください。
- Red Hat またはハードウェア製造元から指定されている場所からドライバー更新 rpm パッケージを ダウンロードします。パッケージのファイル名は
kmod(kernel module の 省略形) で始まり、以下の例のような形式になります。kmod-foo-1.05-2.el6.9.i686この例では、ドライバー更新 rpm パッケージは i686 システム上の Red Hat Enterprise Linux 6.9 用にバージョン番号 1.05-2 の foo と呼ばれるドライバー更新を提供しています。ドライバー更新 rpm パッケージは署名付きのパッケージであり、他のすべてのソフトウェアパッケージと同様にインストール時に自動的に検証されます。この手順を手動で行うには、コマンドラインで以下を入力します。$ rpm --checksig -v filename.rpm
filename.rpm はドライバー更新 rpm パッケージのファイル名です。これは Red Hat Enterprise Linux 6.9 システムにインストール済みの標準 Red Hat GPG パッケージ署名キーを使用してパッケージを検証します。別のシステム上で検証目的でこのキーを必要とする場合は、https://access.redhat.com/security/team/key/ から取得できます。 - ダウンロードしたファイルを見つけてダブルクリックします。システムは root パスワードを要求する場合があります。その後に以下のような パッケージのインストールボックスを提示します。

図35.2 パッケージインストールボックス
をクリックしてパッケージインストールを終了します。別の方法として、コマンドライン上でドライバー更新を手動でインストールできます。$ rpm -ivh kmod-foo-1.05-2.el6.9.i686
- グラフィカルインストールか、またはコマンドラインインストールのどちらを使用した場合でも、システムを再起動してシステムが新規のドライバーを使用していることを確認してください。
35.2. アップグレードの終了
重要
リリース (release) という用語が名前の末尾にくるパッケージに保存されています。インストールされているリポジトリ用の古いパッケージ一覧をチェックします。
awk '{print $1}' ~/old-pkglist.txt | grep 'release$'yum と Red Hat Enterprise Linux システム上の他のソフトウェア管理ツールで使用するリポジトリ設定パッケージをインストールします。
awk '{print $1}' ~/old-pkglist.txt | sort | uniq > ~/old-pkgnames.txtrpm -qa --qf '%{NAME}\n' | sort | uniq > ~/new-pkgnames.txtdiff -u ~/old-pkgnames.txt ~/new-pkgnames.txt | grep '^-' | sed 's/^-//' > /tmp/pkgs-to-install.txt
/tmp/pkgs-to-install.txt を yum コマンドと一緒に使用し、古いソフトウェアのほとんどまたはすべてを復元します。
su -c 'yum install `cat /tmp/pkgs-to-install.txt`'重要
35.3. グラフィカルログインへの切り替え
重要
重要
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
rootアカウントに切り替えます。su -プロンプトが出たら、管理者パスワードを指定します。 - まだインストールしていない場合は、X Window System とグラフィカルデスクトップ環境をインストールします。例えば、GNOME デスクトップ環境をインストールするには、次のコマンドを使用します。
yum groupinstall "X Window System" DesktopKDE デスクトップ環境をインストールするには、次を使用します。yum groupinstall "X Window System" "KDE Desktop"この手順では、Red Hat Enterprise Linux システムが追加のソフトウェアをダウンロードしてからインストールするので時間がかかる場合があります。オリジナルのインストールソースによってはインストールメディアの提供が要求される場合があります。 - 次のコマンドを実行して
/etc/inittabファイルを編集します。vi /etc/inittab - I キーを押して
insertモードに入ります。 initdefaultというテキストを含んだ行を探します。次に、数値を3から5に変更します。:wqと入力して、Enter キーを押してファイルを保存し、vi テキストエディタを終了します。
reboot コマンドを使用してシステムを再起動します。これでシステムが再起動し、グラフィカルログインが表示されます。
35.3.1. コマンドラインからソフトウェアリポジトリへのアクセスの有効化
35.3.1.1. インターネット経由のソフトウェアリポジトリへのアクセスの有効化
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
rootアカウントに切り替えます。su - - システムがネットワークに接続されていることを確認します。ネットワークは、コンピューターと外部モデム/ルーターの 2 つのデバイスだけの場合など、小規模な可能性があります。
system-config-networkを実行します。ネットワーク設定ツールが開始し、アクションの選択画面が表示されます。- を選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールが、システム上にあるネットワークインターフェースの一覧を示す デバイスを選択 (Select A Device) 画面を表示します。最初のインターフェースはデフォルトで
eth0になっています。 - 設定するネットワークインターフェースを選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールは、ネットワーク設定画面を開きます。
- この画面では、静的 IP、ゲートウェイ、および DNS サーバーを手動で設定できますが、これらのフィールドを空白にしたままでデフォルト値を許可することもできます。設定を選択したら、 を選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールは、デバイスを選択画面に戻します。
- を選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールは アクションを選択 (Select Action) 画面に戻します。
- を選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールは今までの設定を保存して終了します。
ifup interfaceを実行します。ここで、interface はネットワーク設定ツールで設定したネットワークインターフェースです。例えば、ifup eth0を実行すると、eth0が開始します。
35.3.1.2. ソフトウェアリポジトリとしての Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD の使用
- 物理的な DVD を使用している場合は、コンピューターにディスクを挿入します。
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
rootアカウントに切り替えます。su - - リポジトリ用のマウントポイントを作成します。
mkdir -p /path/to/repoここで、/path/to/repo はリポジトリの場所です。例:/mnt/repo - 先ほど作成したマウントポイントに DVD をマウントします。物理的ディスクを使用している場合、使用中の DVD ドライブのデバイス名を把握している必要があります。使用システムの CD/DVD ドライブのデバイス名は、コマンド
cat /proc/sys/dev/cdrom/infoを使用して判別できます。システム上の最初の CD/DVD は通常sr0になります。デバイス名が判別した時点で、DVD をマウントします。mount -r -t iso9660 /dev/device_name /path/to/repo例:mount -r -t iso9660 /dev/sr0 /mnt/repoディスクの ISO イメージファイルを使用している場合は、以下のようにイメージファイルをマウントします。mount -r -t iso9660 -o loop /path/to/image/file.iso /path/to/repo例:mount -r -o loop /home/root/Downloads/RHEL6.9-Server-i386-DVD.iso /mnt/repoイメージファイルを格納しているストレージデバイス自体がマウントされている場合にのみイメージファイルをマウントできることに注意してください。例えば、イメージファイルがシステムブート時に自動的にマウントされないハードディスクに格納されている場合は、そのハードドライブに格納されているイメージファイルをマウントする前にハードドライブをマウントする必要があります。ブート時に自動的にマウントされないハードドライブの名前が/dev/sdbであり、その最初のパーティションのDownloadsというディレクトリにそのイメージファイルが格納されていると想定します。mkdir /mnt/tempmount /dev/sdb1 /mnt/tempmkdir /mnt/repomount -r -t iso9660 -o loop mount -r -o loop /mnt/temp/Downloads/RHEL6.9-Server-i386-DVD.iso /mnt/repoストレージデバイスがマウントされているかどうかが確実でない場合は、mountコマンドを実行して現在のマウント一覧を取得します。ストレージデバイスのデバイス名やパーティション番号が不明な場合は、fdisk -lを実行し、その出力から識別してください。 /etc/yum.repos.d/ディレクトリ内の新規の repo file を作成します。ファイル名の選択は、その末尾が.repoとなっている限り重要ではありません。例えば、dvd.repoは当然のオプションとなります。- repo ファイルの名前を選択して新規ファイルとして vi テキストエディタで開きます。例えば、以下のようになります。
vi /etc/yum.repos.d/dvd.repo - I キーを押して
insertモードに入ります。 - リポジトリの詳細を入力します。例えば、以下のようになります。
[dvd] baseurl=file:///mnt/repo/Server enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
リポジトリ名は、[dvd]のように角括弧で指定されています。名前は重要ではありませんが、その意味を示すもので、理解できるものにします。baseurlを指定する行には、先に作成しているマウントポイントまでのパスが含まれている必要があります。Red Hat Enterprise Linux サーバーインストール用 DVD 用には/Serverを付加し、Red Hat Enterprise Linux クライアントインストール用 DVD 用には/Clientを付加します。 - Esc キーを押して
insertモードを終了します。 :wqと入力して、Enter キーを押してファイルを保存し、vi テキストエディタを終了します。- DVD からインストールまたはアップグレードした後に、作成していた repo ファイルを削除できます。
35.4. yum を使用したパッケージのインストール
yuminstallpackage_name
i686 用の foobar パッケージをインストールする場合は次のように入力します。
~]# yum install foobar.i68635.5. cloud-init を使用したクラウドの初期設定の自動化
- デフォルトロケールの設定
- ホスト名の設定
- ネットワークインターフェースの設定
- プライベート SSH キーの生成
- ユーザーの
.ssh/authorized_keysファイルへの SSH キーの追加 - 一時的なマウントポイントの設定
- Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 7 Installation and Configuration Guide
- Red Hat OpenStack Platform 8 インスタンス&イメージガイド
- Red Hat Enterprise Virtualization 仮想マシン管理ガイド
- Red Hat CloudForms Provisioning Virtual Machines and Hosts Guide
第36章 基本的なシステムの復元
36.1. レスキューモード
36.1.1. 一般的な問題
- Red Hat Enterprise Linux を正常に (ランレベル 3 または 5 で) ブートできない。
- ハードウェアまたはソフトウェアの問題があり、システムのハードディスクドライブからいくつかの重要なファイルを取り出したい。
- root パスワードを忘れてしまった。
36.1.1.1. Red Hat Enterprise Linux をブートできない
「/」パーティションのパーティション番号が変更された場合、ブートローダーはパーティションをマウントするのにそれを見付けることが出来なくなります。この問題を修復するには、レスキューモードでブートし、 /boot/grub/grub.confを修正します。
36.1.2. レスキューモードで起動
- ブート CD-ROM / DVD からシステムをブートする。
- USB フラッシュメディアなどのインストール起動用メディアからシステムをブートする。
- Red Hat Enterprise Linux の インストール用 DVD からシステムをブートする。
rescue のキーワードを追加します。例えば、x86 システムなら、インストールブートプロンプトで次のコマンドを入力します。
linux rescuedd でドライバーをロードします。
linux rescue ddrdblacklist オプションでドライバーをブラックリストに登録します。例えば、foobar ドライバーなしでレスキューモードでブートするには、以下を実行します。
linux rescue rdblacklist=foobarレスキュー環境はここで使用する Linux インストールを見つけ、それを /mnt/sysimage ディレクトリ以下へのマウントを試行します。次に、必要な変更をシステムに加えることができます。この手順で進行したい場合は、「Continue (継続)」を選択します。ファイルシステムは 「Read-only (読み込み専用)」を選択することにより、「読み込み・書き込み」ではなく、「読み込み専用」でマウントすることもできます。何らかの理由でこのプロセスが失敗した時は、「Skip (スキップ) 」を選択すると、この手順がスキップされて直接コマンドシェルに進むことができます。
/mnt/sysimage/ ディレクトリにマウントしようとします。パーティションのマウントが失敗した場合、その通知があります。 を選択すると、ファイルシステムを /mnt/sysimage/ ディレクトリにマウントしようとしますが、読み取り専用モードで試行されます。 を選択すると、ファイルシステムはマウントされません。ファイルシステムが破損していると思われる場合は、 を選択します。
sh-3.00b#
chroot /mnt/sysimage「/」 としてマウントされることが要求される rpm などのコマンドを実行する必要がある場合に役に立ちます。 chroot 環境を終了するには、exit と入力するとプロンプトに戻ります。
/foo などのディレクトリを作成して、次のコマンドを使用して実行します。
mount -t ext4 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 /foo/foo はユーザーが作成したディレクトリであり、/dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 はマウントする LVM2 論理ボリュームです。パーティションが ext2 または、ext3 タイプの場合、ext4 をそれぞれ ext2 または、ext3 で入れ替えます。
fdisk -lpvdisplay、vgdisplay、lvdisplay のコマンドを使用します。
- ネットワークが開始されている場合、
ssh、scp、ping - テープドライブのユーザー用に
dumpとrestore - パーティションの管理に
partedとfdisk - ソフトウェアのインストールまたはアップグレードに
rpm - テキストファイルの編集に
vi
36.1.2.1. ブートローダーの再インストール
- インストールブート CD-ROM からシステムを起動します。
- インストールのブートプロンプトで
linux rescueと入力してレスキュー環境に入ります。 chroot /mnt/sysimageと入力して、root パーティションをマウントします。/sbin/grub-install bootpartと入力して、GRUB ブートローダーを再インストールします。ここで、bootpart は、ブートパーティション (通常は /dev/sda) を指します。- 追加のオペレーティングシステムを制御するのに、GRUB に追加のエントリーが必要な場合は、
/boot/grub/grub.confファイルを確認します。 - システムを再起動します。
36.1.3. シングルユーザーモードでブートする
- ブート時の GRUB スプラッシュ画面で、いずれかのキーを押して GRUB インタラクティブメニューに入ります。
- 起動したいカーネルのバージョンを持つ Red Hat Enterprise Linux を選択して、行に追加するために
aと入力します。 - 行の末尾に移動し、1 文字分のスペースを空けて
singleと入力します (Spacebar キーを押し、次にsingleと入力します) 。Enter キーを押して編集モードを終了します。
36.1.4. 緊急モードでブートする
init ファイルがロードされないことです。init が破損していたり、動作していなくても、ファイルシステムをマウントして、再インストール中に消失した可能性のあるデータを復元することができます。
single をキーワード emergency に置き換えてください。
36.2. Power Systems サーバーでのレスキューモード
exit 0 でシェルを終了します。これにより C サイドから再起動になります。A または B サイド、*NWSSTG から再起動するには、シェルを終了する代わりにシステムをオフにしてください。
36.2.1. レスキューモードから SCSI ユーティリティへのアクセスに関する注意事項
linux rescue askmethodコマンドで CD-ROM から起動します。これにより、CD-ROM ドライブにデフォルト設定する代わりに、レスキューメディアのソースとして手動で NFS を選択できるようになります。- 1 番目のインストールディスクを別の Linux システムのファイルシステムにコピーします。
- このインストールディスクのコピーを NFS か FTP から利用できるようにします。
- レスキューするシステムをオフにするか、または電源を落します。IPL ソースが IFS で
boot.imgのコピーを指していること(上記の手順 1) 以外は、その IPL パラメーターをレスキューモードでインストールディスクをブートする方法の説明にある通りに設定します。 - インストールディスクが DVD ドライブに入っていないことを確認します。
- Linux システムを IPL します。
- 「Power Systems サーバーでのレスキューモード」 の説明のとおりプロンプトに従います。インストールソース用の追加のプロンプトが表示されます。NFS か FTP (該当する方) を選択して、次のネットワーク設定画面を終了します。
- Linux システムがレスキューモードで起動したら、CD-ROM ドライブが使えるようになり、ドライバメディアをマウントして SCSI ユーティリティにアクセスできます。
36.3. レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
36.3.1. RPM によるドライバーの追加、削除または置換
- ブートプロンプトで
linux rescueコマンドを使って、レスキューモードでシステムを起動します。または、ドライバーディスクからサードパーティードライバーをロードする必要がある場合は、linux rescue ddコマンドを使用します。「レスキューモードで起動」 の手順に従い、インストールされたシステムを読み取り専用でマウントしないように選択します。 - ルートディレクトリを
/mnt/sysimage/に変更します。chroot /mnt/sysimage/ rpm -eコマンドを使って、ドライバーパッケージを削除します。例えば、kmod-foobar ドライバーパッケージを削除するには、以下を実行します。rpm -e kmod-foobar- chroot 環境を終了します。
exit
- ブートプロンプトで
linux rescueコマンドを使って、レスキューモードでシステムを起動します。または、ドライバーディスクからサードパーティードライバーをロードする必要がある場合は、linux rescue ddコマンドを使用します。「レスキューモードで起動」 の手順に従い、インストールされたシステムを読み取り専用でマウントしないように選択します。 - ドライバーを含む RPM パッケージを利用できるようにします。例えば、CD または USB フラッシュドライブをマウントして、RPM パッケージを
/mnt/sysimage/の下の希望する場所にコピーします。例:/mnt/sysimage/root/drivers/ - ルートディレクトリを
/mnt/sysimage/に変更します。chroot /mnt/sysimage/ rpm -ivhコマンドを使用して、ドライバーパッケージをインストールします。例えば、kmod-foobar ドライバーパッケージを/root/drivers/からインストールするには、以下を実行します。rpm -ivh /root/drivers/kmod-foobar-1.2.04.17.el6.i686この chroot 環境の/root/drivers/は元のレスキュー環境の/mnt/sysimage/root/drivers/である点に注意してください。
36.3.2. ブラックリストへのドライバーの登録
rdblacklist カーネルオプションを使って、ブート時にドライバーをブラックリストに登録します。その後のブートでもドライバーをブラックリストに登録し続けるには、使用しているカーネルを記述する /boot/grub/grub.conf の行に rdblacklist オプションを追加します。ルートデバイスのマウント時にドライバーをブラックリストに登録するには、/etc/modprobe.d/ の下のファイルにブラックリストのエントリーを追加します。
linux rescue rdblacklist=name_of_driverコマンドを使って、レスキューモードでシステムを起動します。name_of_driver はブラックリストに登録する必要があるドライバーです。「レスキューモードで起動」 の手順に従い、インストールされたシステムを読み取り専用でマウントしないように選択します。- vi テキストエディタで
/mnt/sysimage/boot/grub/grub.confファイルを開きます。vi /mnt/sysimage/boot/grub/grub.conf - システムをブートするために使用するデフォルトのカーネルを特定します。各カーネルは、
titleで始まる行のグループがあるgrub.confファイルで指定されています。デフォルトのカーネルはファイルの冒頭付近のdefaultパラメーターで指定されています。値0は行の 1 番目のグループで記述されたカーネルを指し、値1は 2 番目のグループで記述されたカーネルを指します。それ以上の値は、その後に続くカーネルを順に指します。 - グループの
kernel行を編集して、rdblacklist=name_of_driverオプションを含めます。name_of_driver はブラックリストに登録する必要があるドライバーです。例えば、foobar と呼ばれるドライバーをブラックリストに登録するには、以下を実行します。kernel /vmlinuz-2.6.32-71.18-2.el6.i686 ro root=/dev/sda1 rhgb quiet rdblacklist=foobar
- ファイルを保存して、vi を終了します。
blacklist name_of_driverコマンドを含む/etc/modprobe.d/の下に新規ファイルを作成します。ファイル名には.conf拡張子を使用し、後で見付けやすい説明的な名前にします。例えば、ルートデバイスのマウント時に foobar ドライバーを継続してブラックリストに登録するには、以下を実行します。echo "blacklist foobar" >> /mnt/sysimage/etc/modprobe.d/blacklist-foobar.conf- システムを再起動します。次にデフォルトのカーネルを更新するまで、カーネルオプションとして
rdblacklistを手動で追加する必要はありません。ドライバーの問題が解決する前にデフォルトのカーネルを更新する場合は、grub.confを再編集し、不良のドライバーがブート時にロードされていないことを確認する必要があります。
第37章 現在のシステムのアップグレード
- Preupgrade Assistant、現在のシステムの評価を行って、アップグレード中およびアップグレード後に遭遇する可能性のある問題点を特定する診断ユーティリティーです。
- Red Hat Upgrade Tool ユーティリティ、Red Hat Enterprise Linux からバージョン 7 へのアップグレードに使用します。
第38章 Red Hat サブスクリプション管理サービスの登録取り消し
38.1. Red Hat サブスクリプション管理に登録しているシステム
unregister コマンドを使用します。
[root@server ~]# subscription-manager unregister --username=name
注記
38.2. RHN Classic に登録しているシステム
[root@server ~]# rm -rf /etc/sysconfig/rhn/systemid
注記
rhn-migrate-classic-to-rhsm スクリプトを使ってシステムとシステムに添付されているサブスクリプションをすべて指定した Red Hat サブスクリプション管理サーバーに移行します。
38.3. Satellite に登録しているシステム
第39章 x86 ベースシステムからの Red Hat Enterprise Linux の削除
警告
重要
39.1. Red Hat Enterprise Linux がコンピューター上で唯一のオペレーションシステムである場合
- 保管しておきたいデータをバックアップします。
- コンピューターをシャットダウンします。
- 入れ替え用のオペレーティングシステムのインストールディスクでコンピューターをブートします。
- インストールプロセス時に提示されるプロンプトに従います。Windows、OS X、およびほとんどの Linux インストールディスクはインストールプロセス時に手動でハードドライブをパーティション設定できるようにするか、またはすべてのパーティションを削除して、新規のパーティションで開始するオプションを提供します。この時点で、インストールソフトウェアが検出した既存のパーティションを削除するか、インストーラーが自動的にパーティションを削除することを許可します。Microsoft Windows がプレインストールされているコンピューターの「システム復元」用メディアは、ユーザーの介入なしににデフォルトのパーティションレイアウトを自動作成する場合があります。
警告
使用中のコンピューターがハードドライブのパーティションの 1 つにシステム復元ソフトウェアを保存している場合、他のメディアからオペレーティングシステムをインストールしている間はパーティションの削除において注意が必要です。この状況では、システム復元ソフトウェアを保管しているパーティションを破壊してしまう可能性があります。
39.2. コンピューターが Red Hat Enterprise Linux と別のオペレーティングシステムとのデュアルブートとなっている場合
39.2.1. コンピューターが Red Hat Enterprise Linux と Microsoft Windows の両オペレーティングシステムとのデュアルブートとなっている場合
39.2.1.1. Windows 2000、Windows Server 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 の場合
警告
- Red Hat Enterprise Linux パーティションの削除
- コンピューターを Microsoft Windows 環境で起動します。
- 開始>実行... とクリックし、
diskmgmt.mscを入力して、Enter を押します。これにより、ディスク管理ツールが開きます。このツールは使用するディスクの各パーティションをバーで示すグラフィカルディスプレイを表示します。1 つ目のパーティションは、通常NTFSのラベルが付けられ、使用するC:ドライブに対応します。少なくとも 2 つの Red Hat Enterprise Linux パーティションが表示されます。Windows はこれらのパーティションのファイルシステムタイプを表示しませんが、それらにドライブ文字を割り当てることがあります。 - Red Hat Enterprise Linux のパーティションのいずれかで右クリックし、パーティションを削除 をクリックしてから Yes を押して削除を確定します。このプロセスをシステム上の他の Red Hat Enterprise Linux パーティションでも繰り返します。パーティションを削除すると、以前にこれらのパーティションによって使用されていたハードドライブの領域に Windows は
未割り当てのラベルを付けます。
- Red Hat Enterprise Linux によって解放されたハードドライブの領域を使用するために Windows を有効にする (オプション)
注記
この手順は、コンピューターから Red Hat Enterprise Linux を削除するために必要なものではありませんが、この手順を省略するとハードドライブのストレージ容量の一部が Windows で使用できなくなります。設定によっては、これはハードドライブのストレージ領域を大幅に占める場合があります。新たな領域を使用して既存の Windows パーティションを拡張するか、またはその領域に新規の Windows パーティションを作成するかを決定します。新規の Windows パーティションを作成する場合は、Windows はそのパーティションに新しいドライブ文字を割り当て、それが別のハードドライブであるかのように取り扱います。Windows の既存パーティションの拡張
注記
この手順で使用される diskpart ツールは Windows XP および Windows 2003 のオペレーティングシステムの一部としてインストールされています。この手順を Windows 2000 または Windows Server 2000 を稼働しているコンピューターで実行している場合は、Microsoft の Web サイトから使用オペレーティングシステム用のバージョンの diskpart をダウンロードすることができます。- 開始>実行... の順にクリックし、
diskpartと入力してから Enter を押します。これによりコマンドウィンドウが表示されます。 list volumeと入力してから、Enter を押します。Diskpart は使用システムのパーティション一覧と、ボリューム番号、ドライブ文字、ボリュームラベル、ファイルシステムタイプ、サイズを表示します。Red Hat Enterprise Linux を削除することで空けられるハードドライブ上の領域で使用する Windows 用のパーティションを特定し、そのボリューム番号を記録します(例えば、 WindowsC:: ドライブは「ボリューム 0」となる可能性があります)。select volume Nと入力し (ここで、N は拡張予定の Windows パーティションのボリューム番号)、Enter を押します。次に、extendと入力してから Enter を押します。これにより、 Diskpart はハードドライブの残りの領域を占領するように、選択したパーティションを拡張します。この操作が完了すると通知されます。
Windows の新規パーティションの追加
ディスク管理 (Disk Management)ウィンドウで、Windows が未割り当てとラベル付けしているディスク領域で右クリックし、メニューから新規パーティション (New Partition)を選択します。新規パーティションのウィザード (New Partition Wizard) が開始します。- 新規パーティションのウィザードが提示するプロンプトにしたがいます。デフォルトのオプションを受け入れると、ツールはハードドライブ上の利用可能な全領域を占める新規のパーティションを作成し、そのパーティションに次に使用可能なドライブ文字を割り当て、NTFS ファイルシステムでフォーマットします。
- Windows ブートローダーの復元
- Windows のインストールディスクを挿入してコンピューターを再起動します。コンピューターが起動すると、画面上に以下のメッセージが数秒間表示されます。
Press any key to boot from CDメッセージが表示されている間にいずれかのキーを押すと Windows インストールソフトウェアがロードされます。 セットアップにようこその画面が表示されたら、Windows 回復コンソールを開始できます。この手順は Windows のバージョンごとに若干異なります。- Windows 2000 および Windows Server 2000 では、R キーを押してから C キーを押します。
- Windows XP および Windows Server 2003 では、R キーを押します。
- Windows 回復コンソールは Windows インストールを表示するために使用中のハードドライブをスキャンし、それぞれに番号を割り当てます。Windows インストールの種類の一覧を表示してその 1 つを選択することを求めるプロンプトが出されます。復元する Windows インストールに該当する番号を入力します。
- Windows 回復コンソールは Windows インストール用の管理者パスワードを求めるプロンプトを出します。その管理者パスワードを入力して Enter キーを押します。このシステム用に管理者パスワードが存在しない場合は、Enter キーを押すだけです。
- プロンプトで、コマンド
fixmbrを入力して Enter を押します。fixmbr ツールはシステム用のマスターブートレコードを復元します。 - プロンプトが再度表示されたら、
exitと入力して Enter キーを押します。 - ご使用のコンピューターが Windows オペレーティングシステムの再起動およびブートを実行します。
39.2.1.2. Windows Vista および Windows Server 2008 の場合
警告
- Red Hat Enterprise Linux パーティションの削除
- コンピューターを Microsoft Windows 環境で起動します。
- 開始をクリックして検索の開始ボックスに
diskmgmt.mscと入力して Enter を押します。これにより、ディスク管理 ツールが開きます。このツールは使用ディスクの各パーティションをバーで示すグラフィカルディスプレイを表示します。1 番目のパーティションは通常NTFSというラベルが付けられ、使用するC:ドライブに相当します。少なくとも 2 つの Red Hat Enterprise Linux のパーティションが表示されます。Windows はパーティションのファイルシステムタイプを表示しませんが、それらにドライブ文字を割り当てます。 - Red Hat Enterprise Linux のパーティション上で右クリックをして、 パーティションを削除をクリックしたら、Yes を押して削除を確定します。このプロセスをシステム上の他の Red Hat Enterprise Linux パーティションにも繰り返します。パーティションを削除すると、これらのパーティションが占めていたハードドライブの領域に Windows が
未割り当てのラベル付けを行います。
- Red Hat Enterprise Linux によって解放されたハードドライブの領域を使用するために Windows を有効にする (オプション)
注記
この手順は、コンピューターから Red Hat Enterprise Linux を削除するために必要なものではありませんが、この手順を省略するとハードドライブのストレージ容量の一部が Windows で使用できなくなります。設定によっては、これはハードドライブのストレージ領域を大幅に占める場合があります。新たな領域を使用して既存の Windows パーティションを拡張するか、またはその領域に新規の Windows パーティションを作成するかを決定します。新規の Windows パーティションを作成する場合は、Windows はそのパーティションに新しいドライブ文字を割り当て、それが別のハードドライブであるかのように取り扱います。Windows の既存パーティションの拡張
- ディスク管理ウィンドウ内で、拡張予定の Windows パーティションを右クリックして、メニューからボリュームの拡張を選択します。ボリューム拡張のウィザードが開きます。
- ボリューム拡張のウィザードで提示されるプロンプトに従います。提供されたデフォルトを受け入れると、ツールは選択したボリュームがハードドライブ上で利用可能な全領域を占めるように拡張します。
Windows の新規パーティションの追加
ディスク管理ウィンドウ内で、Windows が未割り当てとしてラベル付けしているディスク領域を右クリックして、そのメニューから新規単純ボリュームを選択します。これにより、新規単純ボリュームが開始します。- 新規単純ボリュームのウィザードが提示するプロンプトにしたがいます。デフォルトのオプションを受け入れると、ツールはハードドライブ上の利用可能な全領域を占める新規のパーティションを作成し、そのパーティションに次に使用可能なドライブ文字を割り当て、NTFS ファイルシステムでフォーマットします。
- Windows ブートローダーの復元
- Windows のインストールディスクを挿入してコンピューターを再起動します。コンピューターが起動すると、画面上に以下のメッセージが数秒間表示されます。
Press any key to boot from CD or DVDこのメッセージが表示されている間にいずれかのキーを押すと Windows インストールソフトウェアがロードされます。 - Windows のインストールダイアログで、言語、時刻、通貨の形式、およびキーボードのタイプを選択します。その後 次 をクリックします。
- コンピューターの修復 をクリックします。
- Windows リカバリ環境 (WRE) がシステム上で検出した Windows インストールを表示します。復元したいインストールを選択して、次 をクリックします。
- コマンドプロンプトをクリックします。コマンドウィンドウが開きます。
bootrec /fixmbrを入力して、Enter を押します。- プロンプトが再度表示されたらコマンドウィンドウを閉じて、再開始をクリックします。
- 使用するコンピューターが Windows オペレーティングシステムの再起動およびブートを実行します。
39.2.2. コンピューターが Red Hat Enterprise Linux と別の Linux ディストリビューションとのデュアルブートとなっている場合
Red Hat Enterprise Linux パーティションの削除
- Red Hat Enterprise Linux インストールをブートします。
- root または sudo で、mount を実行します。マウントされているパーティション、特にファイルシステムのルートとしてマウントされているパーティションを記録します。ファイルシステムのルートが
/dev/sda2などの標準パーティション上にあるシステムのmountの出力は以下のようになります。/dev/sda2 on / type ext4 (rw) proc on /proc type proc (rw) sysfs on /sys type sysfs (rw) devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw,rootcontext="system_u:object_r:tmpfs_t:s0") /dev/sda1 on /boot type ext4 (rw) none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
ファイルシステムのルートが論理ボリューム上にあるシステムのmountの出力は、以下のようになります。/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 on / type ext4 (rw) proc on /proc type proc (rw) sysfs on /sys type sysfs (rw) devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw,rootcontext="system_u:object_r:tmpfs_t:s0") /dev/sda1 on /boot type ext4 (rw) none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
- このシステム上の必要なすべてのデータが、別のシステムまたは保存先にバックアップされていることを確認してください。
- システムをシャットダウンして、システム上で維持する Linux ディストリビューションをブートします。
- root または sudo で、mount を実行します。Red Hat Enterprise Linux 用に使用されているものとして先ほど記録したパーティションのいずれかがマウントされている場合、それらのパーティションのコンテンツを確認します。これらのパーティションのコンテンツが不要になった場合は、
umountコマンドを使ってアンマウントします。 - 不要なパーティションをすべて削除します。例えば、標準パーティションの場合は fdisk を、論理ボリュームとボリュームグループを削除するには、それぞれ lvremove と vgremove を使用します。
ブートローダーからの Red Hat Enterprise Linux エントリーの削除
重要
以下の説明では、ご使用のシステムが GRUB ブートローダーを使用することを前提としています。異なるブートローダー (LILO など) を使用されている場合は、そのソフトウェアについてのドキュメントを確認して、ブートターゲット一覧から Red Hat Enterprise Linux エントリーの特定および削除を行い、デフォルトのオペレーティングシステムが正しく指定されるようにしてください。- コマンドラインで
su -と入力し、Enter を押します。システムから root パスワードのプロンプトが出されたら、そのパスワードを入力して Enter を押します。 gedit /boot/grub/grub.confと入力して、Enter を押します。これにより、gedit テキストエディタ内にgrub.confファイルが開きます。grub.confファイル内の標準的な Red Hat Enterprise Linux エントリーは以下の 4 つの行から構成されています。使用システムの設定によっては例39.1
grub.conf内の Red Hat Enterprise Linux エントリーの例title Red Hat Enterprise Linux (2.6.32.130.el6.i686)root (hd0,1)kernel /vmlinuz-2.6.32.130.el6.i686 ro root=UUID=04a07c13-e6bf-6d5a-b207-002689545705 rhgb quietinitrd /initrd-2.6.32.130.el6.i686.imggrub.conf内に複数の Red Hat Enterprise Linux エントリーが存在し、それぞれが Linux カーネルの異なるバージョンに対応している場合があります。その場合はファイルからそれぞれの Red Hat Enterprise Linux エントリーを削除します。Grub.confには、default=Nの形式で、ブート用のデフォルトオペレーティングシステムを指定した行が含まれます。ここで N は 0 か、1 以上の数値です。N が 0 に設定されている場合は、GRUB はその一覧内で 1 番目のオペレーティングシステムをブートします。N が 1 に設定されている場合は、2 番目のオペレーティングシステムをブートします。デフォルトで GRUB にブートさせたいオペレーティングシステムのエントリーを特定して、一覧内でのその順序を確認します。default=行に、一覧内の選択したデフォルトオペレーティングシステムの順序を示す数値より 1 つ少ない 数値が含まれていることを確認します。更新したgrub.confファイルを保存して gedit を終了します。
オペレーティングシステムに利用可能な領域の確保
注記
この手順は、コンピューターから Red Hat Enterprise Linux を削除するのに必要な訳ではありませんが、この手順を省略するとハードドライブのストレージ容量の一部が他の Linux オペレーティングシステムで使用できなくなります。設定によっては、これはハードドライブのストレージ領域を大幅に占める場合があります。注記
この手順を実行するには、Fedora Live CD や Knoppix DVD などの Linux ディストリビューションのライブメディアが必要になります。Red Hat Enterprise Linux のパーティションを削除することで、他の Linux オペレーティングシステムに利用できる空き領域を作成する方法は、選択したオペレーティングシステムが、LVM (Logical Volume Management) を使用するように設定してあるディスクパーティションにインストールしてあるかどうかによって異なります。LVM を使用しない場合
- Linux ライブメディアからコンピューターをブートして、parted がなければこれをインストールします。
- root または sudo で、parted disk を実行します。disk はサイズを変更するパーティションを含むディスクのデバイス名です。例えば、
/dev/sdaになります。 (parted)プロンプトで、printを入力します。parted ツールは、パーティション番号、サイズ、ディスク上の位置など、使用しているシステム上のパーティションに関する情報を表示します。(parted)プロンプトで、resize number start endを入力します。number はパーティション番号、start はディスク上のパーティションの開始位置、end はパーティションの終了位置です。printコマンドを使って以前に取得した開始位置を使用します。エンドパラメーターを指定する様々な方法については、parted についてのドキュメントを参照してください。- parted でパーティションのサイズ変更が終了すると、
(parted)プロンプトでquitを入力します。 e2fsck partitionを実行します。partition は先ほどサイズを変更したパーティションです。例えば、/dev/sda3のサイズを変更した場合は、e2fsck /dev/sda3を入力します。Linux はここで、新しくサイズ変更されたパーティションのファイルシステムをチェックします。- ファイルシステムのチェックが終了したら、コマンドラインで
resize2fs partitionを入力して Enter を押します。partition は先ほどサイズを変更したパーティションです。例えば、/dev/sda3のサイズを変更した場合は、resize2fs /dev/sda3と入力します。Linux はここで、使用中のファイルシステムをサイズ変更して新しくサイズ変更されたパーティションをいっぱいにします。 - コンピューターを再起動します。これで使用する Linux インストールが新たな領域を使用できるようになります。
LVM を使用しない場合
- Linux ライブメディアからコンピューターをブートして、fdisk と lvm2 がなければこれらをインストールします。
ディスク上の空き領域に新規パーティションを作成します。
- root または sudo で、fdisk disk を実行します。disk は新しい領域を作成するディスクのデバイス名です。例えば、
/dev/sdaになります。 Command (m for help):: プロンプトでnを入力して、新しいパーティションを作成します。オプションについては、fdisk についてのドキュメントを参照してください。
パーティションタイプ識別子の変更
Command (m for help):プロンプトでtを入力して、パーティションのタイプを変更します。Partition number (1-4):プロンプトで、作成したパーティションの番号を入力します。例えば、/dev/sda3というパーティションを作成した場合、数値の3を入力して Enter を押します。これにより、fdisk が変更するパーティションが特定されます。Hex code (type L to list codes):プロンプトで、8eを入力して、Linux LVM パーティションを作成します。Command (m for help):プロンプトで、wを入力してディスクに変更を書き込み、fdisk を終了します。
ボリュームグループの拡張
- コマンドプロンプトで、
lvmと入力して Enter を押すことで lvm2 ツールを開始します。 lvm>プロンプトでpvcreate partitionと入力して Enter を押します。ここで partition は先に作成していたパーティションです。例えば、pvcreate /dev/sda3などです。これにより、/dev/sda3が LVM 内の物理ボリュームとして作成されます。lvm>プロンプトでvgextend VolumeGroup partitionと入力して Enter を押します。ここで、VolumeGroup は Linux がインストールされている LVM ボリュームグループであり、partition は先ほど作成したパーティションです。例えば、Linux が/dev/VolumeGroup00にインストールされている場合、vgextend /dev/VolumeGroup00 /dev/sda3と入力して、そのボリュームグループが/dev/sda3にある物理ボリュームを含むように拡張します。lvm>プロンプトでlvextend -l +100%FREE LogVolと入力して、Enter を押します。ここで、LogVol は Linux ファイルシステムを収納している論理ボリュームです。例えば、LogVol00がボリュームグループVolGroup00の新たに利用可能な領域を満たすように拡張するには、lvextend -l +100%FREE /dev/VolGroup00/LogVol00と入力します。lvm>プロンプトで、exitと入力し、Enter を押すことで lvm2 を終了します。
- コマンドラインで
e2fsck LogVolと入力して、Enter を押します。ここで LogVol は先にサイズ変更した論理ボリュームです。例えば、/dev/VolumeGroup00/LogVol00をサイズ変更した場合は、e2fsck /dev/VolumeGroup00/LogVol00と入力します。Linux はここで、新規にサイズ変更になった論理ボリュームのファイルシステムをチェックします。 - ファイルシステムのチェックが終了したら、コマンドラインで
resize2fs LogVolを入力して Enter を押します。ここで、LogVol は先程サイズ変更したパーティションです。例えば、/dev/VolumeGroup00/LogVol00をサイズ変更した場合、resize2fs /dev/VolumeGroup00/LogVol00と入力します。Linux はここで、ファイルシステムのサイズを変更してサイズ変更になった新規論理ボリュームを満たします。 - コンピューターを再起動します。これで Linux インストールが新たな領域を使用できるようになります。
39.3. Red Hat Enterprise Linux を MS-DOS、または Microsoft Windows のレガシーバージョンに入れ替える場合
fdisk ユーティリティを使用して、記述のない フラグ /mbr の付いた新しい MBR を作成します。ここでは、MBR がプライマリ DOS パーティションを起動するよう書き直すこと のみ が実行されます。コマンドは次のようになります。
fdisk /mbrfdisk で実行しようとした場合、「パーティションは存在しているがそのパーティションは実際には存在していない」という問題に遭遇します。DOS 以外のパーティションを削除する最善の方法は、DOS 以外のパーティションを認識するツールを使用することです。
linux rescue と入力します。これにより、レスキューモードプログラムが起動します。
list-harddrives コマンドを入力します。このコマンドはインストールプログラムで認識できるシステム内のハードドライブをすべて表示し、そのサイズをメガバイトで表示します。
警告
parted を使用します。削除するパーティションが存在するデバイスである /dev/hda で parted をスタートします。
parted /dev/hda
print コマンドを使用して、現在のパーティションテーブルを表示し、削除するパーティションのマイナー番号を決定します。
print コマンドは、パーティションのタイプ (linux-swap、ext2、ext3、ext4 など) も表示します。パーティションのタイプが分かると、そのパーティションを削除すべきかどうかを決定するのに役に立ちます。
rm コマンドでパーティションを削除します。例えば、マイナー番号 3 のパーティションを削除するのは以下のコマンドです。
rm 3
重要
print コマンドを使用してそれがパーティションテーブルから削除されたことを確認してください。
quit コマンドをタイプして parted を終了します。
parted を終了すると、今度はブートプロンプトで exit と入力してレスキューモードを終了し、インストールを継続するのではなく、システムを再起動します。システムは自動的に再起動します。自動的に再起動しない場合は、Control+Alt+Delete のキーを同時に押してコンピューターを再起動します。
第40章 IBM System z から Red Hat Enterprise Linux を削除
- ディスクを新規インストールで上書きする。
- 新規インストールを開始し、パーティショニングダイアログ (「ディスクパーティションの構成」 を参照) を使用して Linux がインストールされているパーティションをフォーマットします。「ディスクへの変更の書き込み」 の説明にあるように Write changes to disk (変更をディスクへ書き込む) ダイアログの後でインストールを終了します。
- Linux がインストールされていた DASD または SCSI ディスクを他のシステムから見えるようにしてから、データを削除します。しかし、この操作には特別な権限が必要になる可能性があります。システム管理者に確認してください。
dasdfmt(DASD のみ) やparted、mke2fs、ddなどの Linux コマンドを使用できます。これらのコマンドについての詳細にはそれぞれの man ページを参照してください。
40.1. z/VM ゲストまたは LPAR 上での異なるオペレーティングシステムの稼働
パート VI. 技術的付録
付録A ディスクパーティションの概要
注記
A.1. ハードディスクの基本概念

図A.1 未使用のディスクドライブ
A.1.1. 何を書き込むかでなく、どの様に書き込むか

図A.2 ファイルシステムを持たせたディスクドライブ
- ドライブの使用可能な領域のごく一部がファイルシステムに関連するデータの保存に使用され、これはオーバーヘッドと見なされます。
- ファイルシステムは残りの領域を小規模で均一なサイズのセグメントに分割します。 Linux ではこれらのセグメントは ブロック [15]と呼ばれます。

図A.3 別のファイルシステムを持つディスクドライブ

図A.4 データの書き込まれたディスクドライブ
A.1.2. パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- オペレーティングシステムのデータをユーザーのデータから論理的に分離させるため。
- 異なるファイルシステムを使用するため。
- 1 台のマシン上で複数のオペレーティングシステムを稼働させるため。
注記

図A.5 パーティションテーブルがあるディスクドライブ
- ディスク上のパーティションの開始点と終了点
- パーティションが「アクティブ」かどうか
- パーティションのタイプ

図A.6 パーティションが 1 つのディスクドライブ
表A.1 パーティションタイプ
| パーティションタイプ | 値 | パーティションタイプ | 値 |
|---|---|---|---|
| 空白 | 00 | Novell Netware 386 | 65 |
| DOS 12-bit FAT | 01 | PIC/IX | 75 |
| XENIX root | 02 | Old MINIX | 80 |
| XENIX usr | 03 | Linux/MINUX | 81 |
| DOS 16-bit <=32M | 04 | Linux swap | 82 |
| Extended | 05 | Linux native | 83 |
| DOS 16-bit >=32 | 06 | Linux extended | 85 |
| OS/2 HPFS | 07 | Amoeba | 93 |
| AIX | 08 | Amoeba BBT | 94 |
| AIX bootable | 09 | BSD/386 | a5 |
| OS/2 Boot Manager | 0a | OpenBSD | a6 |
| Win95 FAT32 | 0b | NEXTSTEP | a7 |
| Win95 FAT32 (LBA) | 0c | BSDI fs | b7 |
| Win95 FAT16 (LBA) | 0e | BSDI swap | b8 |
| Win95 Extended (LBA) | 0f | Syrinx | c7 |
| Venix 80286 | 40 | CP/M | db |
| Novell | 51 | DOS access | e1 |
| PReP Boot | 41 | DOS R/O | e3 |
| GNU HURD | 63 | DOS secondary | f2 |
| Novell Netware 286 | 64 | BBT | ff |
A.1.3. パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要

図A.7 拡張パーティションのあるディスクドライブ
A.1.4. GUID パーティションテーブル (GPT)
- MBR ディスクとの後方互換性を保つため、GPT の最初のセクター (LBA 0) は MBR データ用に予約されています。このセクターは 「protective MBR」 と呼ばれます。
- プライマリー GPT ヘッダー は、デバイスの 2 つ目の論理ブロック (LBA 1) から始まります。このヘッダーには、ディスク GUID、プライマリーパーティションテーブルの位置、セカンダリー GPT ヘッダーの位置、それ自体の CRC32 チェックサムおよびプライマリーパーティションテーブルが含まれます。また、テーブルのパーティションエントリー数もこのヘッダーで指定します。
- プライマリー GPT テーブル には、サイズが 128 バイト、パーティションタイプが GUID、固有パーティションが GUID のパーティションがデフォルトで 128 エントリー含まれています。
- セカンダリー GPT テーブル はプライマリー GPT テーブルとまったく同じものになります。主に、プライマリーパーティションテーブルが破損した場合の復元用バックアップテーブルとして使われます。
- セカンダリー GPT ヘッダー はディスクの最後の論理セクターに位置し、プライマリヘッダーが破損した場合に GPT 情報を復元する際に使用できます。ディスク GUID、セカンダリーパーティションテーブルの位置、プライマリー GPT ヘッダーの位置、それ自体の CRC32 チェックサムおよびセカンダリーパーティションテーブルが含まれます。また、作成可能なパーティションエントリー数も含まれます。
重要
A.1.5. Red Hat Enterprise Linux 用の領域を作成
- パーティションが作成されてない空き領域がある
- 未使用のパーティションがある
- 使用中のパーティションの中に空き領域がある
注記
A.1.5.1. パーティションが作成されていない領域の使用

図A.8 パーティションが未設定の空き領域を持つディスクドライブ
A.1.5.2. 未使用パーティション領域を使用

図A.9 未使用パーティションを持つディスクドライブ
A.1.5.3. アクティブパーティションの空き領域の使用
- 破壊的なパーティション再設定
- 大きなパーティションを削除して、いくつかの小さなパーティションを作成します。本来のパーティションに格納されていたデータはすべて失われることを想像するのは難しくないかもしれません。つまり、完全なバックアップを行うことが必要になります。パーティションを削除する前に、バックアップを 2 部作成し、検証機能 (ソフトウェアにこの機能がある場合)を使用します。パーティションを削除する前に、バックアップデータを読み込めるかどうかを試してください。
警告
そのパーティションに特定タイプの OS がインストールされていた場合は、その OS も再インストールする必要があります。OS を事前インストールして販売されているコンピューターには、オリジナル OS を再インストールするための CD-ROM が含まれていない場合があるので注意してください。お使いのシステムがこれに該当するかどうかは、元のパーティションとその中の OS を削除する 前 に必ず確認してください。既存のオペレーティングシステム用に小さめのパーティションを作成した後は、任意のソフトウェアを再インストールし、データを復元し、Red Hat Enterprise Linux をインストールすることができます。図A.10「既成のパーティションを削除してパーティション再構成されたディスクドライブ」 はそれがどのように実行されるかを示しています。
図A.10 既成のパーティションを削除してパーティション再構成されたディスクドライブ
図A.10「既成のパーティションを削除してパーティション再構成されたディスクドライブ」 では、1 は「前」、2 は「後」を示しています。警告
図A.10「既成のパーティションを削除してパーティション再構成されたディスクドライブ」 で示されるように、元のパーティションに存在していたデータは適切なバックアップを行わないと消失します。 - 非破壊的なパーティション再設定
- ここでは、ある種のプログラムを使用して一見不可能と思えることが行なわれます。パーティションに含まれるファイルを失わずに、その大きなパーティションを小さくします。多くの人々はこの方法は信頼性があり、問題がないと考えています。この操作を実行するにはどのようなソフトウェアを使用する必要があるのでしょうか。市場にはディスク管理ソフトウェア製品がいくつかあります。いくらか調査を行なってから、それぞれの状況に最も適した製品を特定するとよいでしょう。パーティションの再設定は比較的簡単で、いくつかの手順を実行することにより、内容を削除しないままで実行することができます。
- 既存データの圧縮とバックアップ
- 既存パーティションのサイズ変更
- 新規パーティションの作成
A.1.5.3.1. 既存データの圧縮

図A.11 圧縮する前と後のディスクドライブ
A.1.5.3.2. 既存パーティションのサイズ変更

図A.12 既存パーティションのサイズを変更したディスクドライブ
A.1.5.3.3. 新規パーティションの作成

図A.13 目的のパーティション持たせた最終構成のディスクドライブ
注記
parted ユーティリティを提供しています。これは、パーティションのサイズ変更を実行できる一般に利用可能なプログラムです。
parted を使ってハードドライブのパーティションを再設定することを選択した場合、ディスク記憶装置を把握しており、かつコンピューターのデータのバックアップを実行できることが重要になります。コンピューター上のすべてのデータの二重コピーを作成する必要があります。これらのコピーは外部メディア (テープ、CD-ROM、フロッピーディスクなど) に移動し、それらが読み込み可能なことを確認して続行します。
parted を使用することにした場合は、parted の実行後に 2 つのパーティションが残ることに注意してください。その 1 つはサイズ変更したもので、もう 1 つは 新規に解放された領域に parted が作成したものです。この操作の目的がその領域を Red Hat Enterprise Linux のインストールに使用するためであれば、この新規に作成されたパーティションを削除してください。これは現在使用中のオペレーティングシステムにあるパーティション設定ユーティリティを使用するか、またはインストール時のパーティション設定の際に実行します。
A.1.6. パーティションの命名スキーム
- 各パーティションのタイプがチェックされ、DOS/Windows で読み取り可能かどうかが判別されます。
- パーティションのタイプに互換性がある場合、「ドライブ文字」が割り当てられます。ハードドライブの文字は「C」から始まり、ラベルを付けるパーティションの数に応じて、次の文字へと進みます。
- このドライブ文字で、パーティションとそのパーティション内のファイルシステムを参照することができるようになります。
/dev/xxyN の形式のファイル名が使われます。
/dev/- これは、すべてのデバイスファイルが置かれるディレクトリの名前です。パーティションはハードディスクに存在し、ハードディスクはデバイスであるため、すべての利用可能なパーティションを示すファイルは
/dev/内に置かれます。 xx- パーティション名の最初の 2 文字は、パーティションが存在するデバイスのタイプを示します。通常これは
hd(IDE ディスク用) またはsd(SCSI ディスク用) です。 y- この文字はパーティションがあるデバイスを示します。例えば、
/dev/hda(最初の IDE ハードディスク) または/dev/sdb(2 番目の SCSI ディスク)。 N- 最後の数字はパーティションそのものを示します。最初の 4 つ (プライマリまたは拡張) のパーティションは、
1から4までの番号が付けられます。論理パーティションは5から始まります。例えば、/dev/hda3は、最初の IDE ハードディスクの 3 番目のプライマリまたは拡張パーティションであり、/dev/sdb6は、2 番目の SCSI ハードディスク上の 2 番目の論理パーティションになります。
注記
A.1.7. ディスクパーティションと他の OS
A.1.8. ディスクパーティションとマウントポイント
/dev/hda5 が /usr/ にマウントされている場合、これは /usr/ の下にあるすべてのファイルとディレクトリは物理的に /dev/hda5 上に存在することになります。さらに、ファイル /usr/share/doc/FAQ/txt/Linux-FAQ は /dev/hda5 に保存されますが、ファイル /etc/gdm/custom.conf はそこには保存されないことになります。
/usr/ 以下の 1 つまたは複数のディレクトリを他のパーティションのマウントポイントとすることも可能です。例えば、あるパーティション (例: /dev/hda7) が /usr/local/ にマウントされると、これは、/usr/local/man/whatis は /dev/hda7 上に存在することになり、/dev/hda5 上ではありません。
A.1.9. パーティションの数
swap、/boot/、および / (root) のようなパーティションの作成がれていることに留意してください。
付録B iSCSI ディスク
B.1. anaconda 内の iSCSI ディスク
- anaconda がスタートすると、BIOS またはシステムの後付けブート ROM が iSCSI Boot Firmware Table (iBFT) をサポートするかどうかをチェックします。iBFT は iSCSI からブートできるシステム用の BIOS 拡張です。BIOS が iBFT をサポートする場合は、anaconda は BIOS から設定済みのブートディスク用の iSCSI ターゲット情報を読み込んで、このターゲットにログインします。これにより、ターゲットはインストールターゲットとして利用可能になります。
- インストール時に 特殊化したストレージデバイスオプションを選択すると、ストレージデバイス選択の画面が 高度なターゲットを追加 (Add Advanced Target) ボタンを表示します。このボタンをクリックすると、「発見 IP アドレス」などの iSCSI ターゲット情報を追加することができます。Anaconda はその該当する IP アドレスを探索してそれが見つけるターゲットのいずれかにログインします。iSCSI ターゲット用に指定できる詳細については 「高度なストレージオプション」を参照してください。
/」のために使用されていない iSCSI ターゲットのいずれかをマークし、システムが開始するときにそれらに自動的にログインできるようにします。「/」が iSCSI ターゲット上に配置されている場合は、initrd がこのターゲットにログインして、anaconda は スタートアップスクリプトにこのターゲットを含めないようにして、同じターゲットへの複数回にわたるログイン試行を回避します。
/」が iSCSI ターゲット上に配置されている場合、anaconda はインストールプロセス時にアクティブであったネットワークインターフェースを無視するように NetworkManager を設定します。これらのインターフェースは、システムがスタートする時に initrd によって設定することもできます。NetworkManager がこれらのインターフェースを再設定する場合、システムは「/」への設定を失います。
B.2. スタートアップ時の iSCSI ディスク
- initrd 内の init スクリプトは、「
/」のために使用される iSCSI ターゲットにログインします (ある場合)。これは iscsistart ユーティリティを使用して実行されます (iscsid を実行しなくても機能します)。 - root ファイルシステムがマウントされていて、各種サービスの initscript が実行されると、iscsid initscript が呼び出されます。次に、iSCSI のいずれかのターゲットが「
/」のために使用されているか、または iSCSI データベース内のいずれかのターゲットが自動的にログインするようにマークされている場合に、この initscript は iscsid をスタートします。 - 旧来のネットワークサービススクリプトが実行された後 (または、有効な場合で実行されている場合)、iscsi initscript が実行されます。ネットワークにアクセスできる場合、iscsi initscript は自動ログインのマークがある iSCSI データベース内のいずれかのターゲットにログインします。ネットワークにアクセスできない場合は、このスクリプトは静かに終了します。
- ネットワークにアクセスするために (旧来のネットワークサービススクリプトの代わりに) NetworkManager を使用している場合、NetworkManager が iscsi initscript を呼び出します。
/etc/NetworkManager/dispatcher.d/04-iscsiを参照してください。重要
NetworkManager は/usr内にインストールされているため、/usrが iSCSI ターゲットなどのネットワーク付帯のストレージ上にある場合は、これを使用してネットワークアクセスを設定することはできません。
付録C ディスク暗号化
C.1. ブロックデバイス暗号化とは
C.2. dm-crypt/LUKS6tit を使用したブロックデバイスの暗号化
dm-crypt モジュールを介してカーネルデバイスマッパーサブシステムを使用します。これにより、デバイスデータの暗号化と復号化を処理する低レベルマッピングを提供します。暗号化したデバイスの作成やそのアクセスなどのユーザーレベルの操作は cryptsetup ユーティリティの使用によって実行されます。
C.2.1. LUKS の概要
- LUKS でできること:
- LUKS はブロックデバイス全体を暗号化します。
- そのため、LUKS は以下のようなモバイルデバイスのコンテンツの保護に適しています。
- リムーバブルストレージデバイス
- ラップトップディスクドライブ
- 暗号化したブロックデバイスの背後にあるコンテンツは任意なものです。
- これは
swapデバイスの暗号化に役立つます。 - または、データストレージ用に特別にフォーマットされたブロックデバイスを使用する特定のデータベースの場合にも役に立ちます。
- LUKS は既存のデバイスマッパーカーネルサブシステムを使用します。
- これは LVM で使用されるサブシステムと同じであり、十分なテストがすでに行われています。
- LUKS はパスフレーズ強化を行います。
- これにより、辞書攻撃から保護します。
- LUKS デバイスには複数のキースロットが含まれます。
- これにより、ユーザーはバックアップのキー/パスフレーズを追加できます。
- LUKS で できない こと:
- LUKS は、同じデバイスに対して多くのユーザー (8人以上) が 別々のアクセスを要求するアプリケーションには適していません。
- LUKS はファイルレベルの暗号化を必要とするアプリケーションには適していません。
C.2.2. インストール後に暗号化したデバイスにアクセスする方法 (システムスタートアップ)
注記
C.2.3. 適切なパスフレーズの選択
C.3. Anaconda 内で暗号化したブロックデバイスを作成
注記
注記
kickstart を使用すると、新規の暗号化済みブロックデバイスのそれぞれに個別のパスフレーズを設定することができます。
C.3.1. 暗号化できるブロックデバイスの種類は
C.3.2. パスフレーズの保存
autopart、logvol、part、または raid コマンドのいずれかに --escrowcert パラメーターを追加します。指定したデバイス用の暗号化キーは、インストール中に /root 内のファイルに保存され、証明書で暗号化されます。
C.3.3. バックアップパスフレーズの作成と保存
--escrowcert パラメーターを付けて指定して、その後にバックアップパスフレーズ作成の対象であるデバイスに関連したそれぞれのキックスタートコマンド用に --backuppassphrase パラメーターを付けます。
C.4. インストール後にインストール済みのシステムで暗号化したブロックデバイスを作成
C.4.1. ブロックデバイスの作成
parted、pvcreate、 lvcreate、および mdadm を 使用することにより、暗号化するブロックデバイスを作成します。
C.4.2. オプション: ランダムデータによるデバイスの充填
/dev/sda3) をランダムデータで一杯にすると、暗号化の強度が向上します。ただし、それには非常に長い時間がかかることが短所になります。
警告
- 最善の方法:高品質のランダムデータを提供しますがかなり時間がかかります。 (ほとんどのシステムでギガバイト毎に数分) :
dd if=/dev/urandom of=<device>
- 最も速い方法:低品質のランダムデータを提供します。
badblocks -c 10240 -s -w -t random -v <device>
C.4.3. dm-crypt/LUKS 暗号化デバイスとしてデバイスをフォーマットする
警告
cryptsetup luksFormat <device>
注記
cryptsetup(8) man ページをお読みください。
cryptsetup isLuks <device> && echo Success
cryptsetup luksDump <device>
C.4.4. デバイスの復号化したコンテンツにアクセスするためのマッピングを作成
device-mapper を使用してマッピングを確立する必要があります。
/dev/sda3) とは異なり、これは、LUKS ヘッダーが不変である限り固定していることが保証されています。 LUKS デバイスの UUID を見るには以下のコマンドを実行します。
cryptsetup luksUUID <device>
luks-<uuid> が考えられます。ここで <uuid> は実際のデバイスの LUKS UUID (例: luks-50ec957a-5b5a-47ee-85e6-f8085bbc97a8) で入れ替えるものです。この命名規則は扱いにくいと思えるかもしれませんが、 何回も入力する必要はないものです。
cryptsetup luksOpen <device> <name>
/dev/mapper/<name> が必要になります。これは復号化したデバイスを示します。このブロックデバイスは他の暗号化の無いブロックデバイスと同様に読み込みと書き込みが可能です。
dmsetup info <name>
注記
dmsetup(8) man ページをご覧ください。
C.4.5. マップしたデバイス上にファイルシステムを作成、またはマップしたデバイスを使用して複雑なストレージ構造の構築を継続する
/dev/mapper/<name>) を他のブロックデバイスと同様に使用します。マップしたデバイス上に ext2 ファイルシステムを作成するには、以下のコマンドを使用します。
mke2fs /dev/mapper/<name>
/mnt/test にマウントするには、以下のコマンドを使用します。
重要
/mnt/test が存在している必要があります。
mount /dev/mapper/<name> /mnt/test
C.4.6. マッピング情報を /etc/crypttab に追加
/etc/crypttab ファイル内にエントリーが1つ存在する必要があります。ファイルが存在しない場合は、それを作成してオーナーとグループを root (root:root) に変更して、モードを 0744 に変更します。以下の形式でファイルに1 行追加します。
<name> <device> none
cryptsetup luksUUID <device> で指定された LUKS uuid のことです。これにより正しいデバイスが識別されて、デバイスノード (例: /dev/sda5) が変化しても確実に使用されるようにします。
注記
/etc/crypttab ファイルの形式に関する詳細情報は、 crypttab(5) man ページでご覧ください。
C.4.7. エントリーを /etc/fstab に追加
/dev/mapper/<name> を /etc/fstab ファイル内で使用します。
/etc/fstab 内のデバイスを UUID、またはファイルシステムラベルを使用して一覧表示すると良い場合が多くあります。その主な目的は、デバイス名 (例: /dev/sda4) が変更になった場合に、一定の識別子を提供できることにあります。/dev/mapper/luks-<luks_uuid> の形式の LUKS デバイス名は、デバイスの LUKS UUID のみをベースにしていますので、一定であることが保証されています。これにより、/etc/fstab 内での LUKS デバイス名の使用が適切なものになります。
注記
/etc/fstab ファイルの形式に関する詳細情報は、fstab(5) man ページをお読みください。
C.5. インストール後の一般的なタスク
C.5.1. 暗号化したブロックデバイスへアクセスする追加手段としてランダム生成したキーを設定する
C.5.1.1. キーの生成
$HOME/keyfile ファイル内に生成します。
dd if=/dev/urandom of=$HOME/keyfile bs=32 count=1 chmod 600 $HOME/keyfile
C.5.1.2. 暗号化したデバイス上の利用可能なキースロットにキーを追加します。
cryptsetup luksAddKey <device> ~/keyfile
C.5.2. 既存デバイスへの新規パスフレーズの追加
cryptsetup luksAddKey <device>
C.5.3. デバイスからのパスフレーズまたはキーの削除
cryptsetup luksRemoveKey <device>
付録D LVM の理解
ext4 などのファイルシステムタイプとマウントポイントがあります。
注記
/boot パーティションには、標準の LVM 以外のディスクパーティションを作成する必要があります。
/boot をサポートします。
注記
/」パーティションと swap パーティションが作成されます。 /boot パーティションは別途作成されます。
付録E GRUB ブートローダー
E.1. ブートローダーとシステムアーキテクチャー
表E.1 各アーキテクチャーのブートローダー
| アーキテクチャー | ブートローダー |
|---|---|
| AMD AMD64 | GRUB |
| IBM Power Systems | yaboot |
| IBM System z | z/IPL |
| x86 | GRUB |
重要
/boot および / (root) パーティションで使用できるファイルシステムは ext2、ext3、ext4 (推奨) のみになります。これ以外、Btrfs、XFS、 VFAT などのファイルシステムは上記のパーティションには使用できません。/home など他のパーティションの場合は Btrfs や XFS (利用できる場合) などサポートされているファイルシステムを使用することができます。詳細は Red Hat カスタマーポータルの記載をご覧ください。( https://access.redhat.com/solutions/667273)
E.2. GRUB
E.2.1. BIOS ベースの x86 システムでの GRUB とブートプロセス
- ステージ1 すなわちプライマリブートローダーは、BIOS によって MBR [16] から読み込まれます。プライマリブートローダーは MBR 内の 512 バイト未満のディスク領域に存在しており、ステージ 1.5 または ステージ 2 のブートローダーをロードすることができます。BIOS はパーティションテーブルやファイルシステムを読み込むことはできません。BIOS はハードウェアを初期化し、MBR を読み込みますが、この後の起動プロセスはステージ 1 ブートローダーに任されます。
- 必要な場合に、ステージ 1.5 ブートローダーがステージ 1 ブートローダーによってメモリーに読み込まれます。ハードウェアの中には、ステージ 2 ブートローダーを取得するための中間ステップを必要とするものがあります。
/boot/パーティションがハードドライブの 1024 シリンダーヘッドを上回る場合や、LBA モードを使用している場合に中間ステップが必要になります。ステージ 1.5 ブートローダーは、/boot/パーティションまたは MBR および/boot/パーティションの小さい領域のいずれかにあります。 - ステージ 2 いわゆるセカンダリブートローダーがメモリーに読み込まれます。セカンダリブートローダーは GRUB メニューとコマンド環境を表示します。このインターフェースにより起動するカーネルやオペレーティングシステムを選択することができ、カーネルに引数を渡したりシステムパラメーターを確認したりすることができます。
- セカンダリブートローダーはオペレーティングシステムまたはカーネルの他にも、
/boot/sysroot/の内容をメモリーに読み込みます。GRUB は起動するオペレーティングシステムまたはカーネルを決定すると、それをメモリーにロードしてマシンの制御権をそのオペレーティングシステムに渡します。
警告
E.2.2. UEFI ベース x86 システムの GRUB とその起動プロセス
- UEFI ベースのプラットフォームはシステムストレージのパーティションテーブルを読み込み、ESP (EFI システムパーティション)、特定の グローバルで固有となる識別子 (GUID) ラベルが付いた VFAT パーティションをマウントします。ESP にはブートローダーやユーティリティソフトウェアなどの EFI アプリケーションが含まれており、ソフトウェアベンダーに固有のディレクトリに格納されています。Red Hat Enterprise Linux 6.9 ファイルシステム内から見ると、ESP は
/boot/efi/に、Red Hat が提供する EFI ソフトウェアは/boot/efi/EFI/redhat/に格納されています。 /boot/efi/EFI/redhat/ディレクトリには、 EFI アプリケーションとして EFI ファームウェアアーキテクチャー用にコンパイルされた GRUB バージョン、grub.efi が含まれています。最も簡単な例では、EFI ブートマネージャはgrub.efiをデフォルトのブートローダーとして選択し、それをメモリーに読み込みます。ESP に他の EFI アプリケーションも含まれている場合、EFI ブートマネージャは、grub.efi を自動的にロードするのではなく、実行するアプリケーションを選択できるプロンプトを表示する場合があります。- GRUB により開始するオペレーティングシステムまたはカーネルが決定されメモリーに読み込まれます。このあとマシンの制御はオペレーティングシステムに任されます。
E.2.3. GRUB の機能
- GRUB は完全にコマンドベースの pre-OS 環境を x86 のマシンで実現します。指定オプションでのオペレーションシステムのロードやシステム情報の収集など最大限の柔軟性を提供します。長年、x86 以外のアーキテクチャーではコマンドラインから起動できる pre-OS 環境が多く起用されてきました。
- GRUB では Logical Block Addressing (LBA) モードに対応します。LBA はハードドライブのファームウェア内のファイル検索に使用されるアドレス指定の変換を行います。多くの IDE やすべての SCSI ハードデバイスで使用されています。LBA が実用化される前はディスク内の1024 シリンダーヘッド以降のファイル検索ができない BIOS の1024 シリンダー制限にブートローダーが直面する可能性がありました。システムの BIOS で LBA モードに対応する限り、LBA サポートにより GRUB が 1024 シリンダー制限を超えたパーティションからオペレーティングシステムを起動させることができるようになります。最近の BIOS バージョンならほとんど LBA モードに対応しています。
- GRUB は ext2 パーティションを読み込むことができます。 この機能により GRUB はその設定ファイルである
/boot/grub/grub.confにシステムが起動する度アクセスすることができるため、 設定に変更が加えられた場合でも MBR に新しい第 1 ステージブートローダーを書き込む必要がなくなります。MBR に GRUB を再インストールしなければならないのはディスク上の/boot/パーティションの物理的な位置が移動した場合のみです。
E.3. GRUB のインストール
/boot/grub/grub.conf にある必要があります。(grub パッケージの一部である) grub-install スクリプトを使って GRUB をインストールすることができます。例を示します。
#grub-install disk
/dev/sda などシステムの起動ドライブのデバイス名を入力します。
/boot/efi/EFI/redhat/grub.conf にある必要があります。GRUB の第 1 ステージブートローダーのイメージは EFI システムパーティション上の EFI/redhat/ ディレクトリーに grubx64.efi というファイル名で利用可能になっており、efibootmgr コマンドを使って使用中のシステムの EFI システムパーティションにインストールできます。例を示します。
#efibootmgr -c -d disk -p partition_number -l /EFI/redhat/grubx64.efi -L "grub_uefi"
/dev/sda など)、partition_number には EFI システムパーティションのパーティション番号を入力します (デフォルト値はディスクの最初のパーティションを意味する 1)。
grub-install(8) man ページを参照してください。EFI システムパーティションの詳細は 「高度なブートローダーオプションの設定」 を参照してください。efibootmgr ツールの詳細は efibootmgr(8) man ページを参照してください。
E.4. GRUB 関連のトラブルシューティング
重要
/boot ディレクトリーは専用の単一ディスクパーティションに配置する必要があります。/boot ディレクトリーをレベル 0 の RAID などで複数のディスクにストライピングはできません。システムでレベル 0 の RAID を 使用する場合は /boot を RAID の外側の独立したパーティションに配置してください。
/boot ディレクトリは専用の単一ディスクパーティションに配置しなければならないため、そのパーティションを格納しているディスクに障害が起きたり、システムから削除されたりすると GRUB はシステムを起動できません。また、ディスクをレベル 1 の RAID でミラリングした場合にも同様な状態になります。ミラリングしているディスクセットの一方のディスクからシステムを起動できるようにする方法については Red Hat ナレッジベースの記載をご覧ください。(https://access.redhat.com/site/articles/7094)
grub-install コマンドを実行するか、プレーンテキストエディターを使って /boot/grub/grub.conf または /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf のいずれかを修正して行います。設定ファイルの構成については 「GRUB メニュー設定ファイル」 を参照してください。
注記
grub.conf と menu.lst です。grub.conf 設定ファイルが最初に読み込まれるため、変更を行う場合はこのファイルに対して行ってください。menu.lst ファイルは grub.conf が見つからなかった場合にのみ読み込まれます。
E.5. GRUB 用語
E.5.1. デバイスの名前
(<type-of-device><bios-device-number>,<partition-number>)
hd または 3.5 ディスケット用の fd になります。頻繁には使用されませんが、ネットワークデバイス用の nd というデバイスタイプも使用できます。ネットワーク経由で GRUB が起動するよう設定する方法についての説明は、オンラインの http://www.gnu.org/software/grub/manual/ にあります。
0 になり、セカンダリ IDE ハードドライブに付けられる番号は 1 になります。この構文は、カーネルによって使用されるデバイス番号とほぼ同じです。例えば、カーネルの hda における a は GRUB の hd0 における 0 に、さらに hdb における b は hd1 における 1 などと同等になります。
0 から始まり順番に番号が付けられていきます。ただし、BSD パーティションは文字を使って指定され、a は 0 に、b は 1 に相当します。
注記
1 ではなく、必ず 0 から始まります。初心者ユーザーによく見られる誤りの原因の一つがこの番号付けをよく理解していないことです。
(hd0) として参照し、2 番目のハードドライブを (hd1) として参照します。同様に、GRUB は 1 番目のハードドライブにある 1 番目のパーティションを (hd0,0) として参照し、2 番目のハードドライブにある 3 番目のパーティションを (hd1,2) として参照します。
- システムのハードドライブが IDE であるか、または SCSI であるかは関係なく、すべてのハードドライブは
hdで始まります。fdは 3.5 ディスケットの指定に使用されます。 - パーティションに関係なくデバイス全体を指定するには、コンマとパーティション番号を外します。これは、GRUB に特定のディスクの MBR を設定するよう指示する場合に重要です。例えば、
(hd0)は 1 番目のデバイスにある MBR を指定し、(hd3)は 4 番目のデバイス上の MBR を指定します。 - 複数のドライブデバイスが存在する場合は、BIOS に設定されているドライブの起動順序を理解しておくことが非常に重要です。システムに IDE ドライブまたは SCSI ドライブのどちらかしか存在しない場合は簡単ですが、その両方が混在している場合は、起動パーティションを持たせたドライブタイプに 1 番にアクセスさせなければなりません。
E.5.2. ファイル名とブロックリスト
(<device-type><device-number>,<partition-number>)</path/to/file>
hd、fd、nd のいずれかになります。<device-number> はデバイスの整数です。</path/to/file> はデバイスのトップレベルに対する絶対パスになります。
0+50,100+25,200+1(hd0,0)+1chainloader コマンドを示します。
chainloader +1E.5.3. ルートファイルシステムと GRUB
(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz は (hd0,0) パーティション (実際にはシステムの /boot/ パーティション) のトップレベル (または root ) にある /grub/ ディレクトリ内に格納されています。
kernel コマンドがカーネルファイルの格納されている場所で実行されます。Linux カーネルが起動すると、Linux ユーザーに馴染みのあるルートファイルシステムがセットアップされます。オリジナルの GRUB ルートファイルシステムとそのマウントは忘れ去られます。これらはカーネルファイルを起動するためにのみ存在します。
E.6. GRUB インターフェース
注記
- メニューインターフェース
- これは、インストールプログラムによって GRUB が設定されると表示されるデフォルトのインターフェースです。オペレーティングシステムのメニューまたは事前に設定されたカーネルが名前順に一覧表示されます。矢印キーを使ってオペレーティングシステムまたはカーネルバージョンを選択して、Enter を押して起動します。この画面で何もしないと、タイムアウト時間が過ぎて、GRUB はデフォルトオプションをロードします。e キーを押すとエントリー編集用インターフェースに入ります。 c キーを押すとコマンドラインインターフェースをロードします。このインターフェースの設定方法については 「GRUB メニュー設定ファイル」 を参照してください。
- メニューエントリーの編集用インターフェース
- メニューエントリーの編集用インターフェースにアクセスするには、ブートローダーメニューで e キーを押します。 エントリーの GRUB コマンドが表示されオペレーティングシステムの起動前にコマンドラインを変更することができます。o で現在の行の後に新しい行を挿入、O で現在の行の前に新しい行を挿入 、e で現在の行を編集、d で現在の行を削除します。すべての変更を完了した後に b キーを押すとコマンドが実行されてオペレーティングシステムが起動します。Esc キーを押すとすべての変更が破棄されて標準のメニューインターフェースを再ロードします。c キーを押すとコマンドラインインターフェースをロードします。
注記
GRUB のメニューエントリー編集用インターフェースを使ってランレベルを変更する方法については 「起動時にランレベルを変更する」 を参照してください。 - コマンドラインインターフェース
- コマンドラインインターフェースは最も基本的な GRUB インターフェースですが、最も多くの制御権を付与するインターフェースでもあります。コマンドラインによりあらゆる GRUB 関連コマンドが入力でき、Enter キーを押すとそのコマンドを実行することができます。コンテキストに応じた Tab キー補完、Ctrl+a で行頭へ移動、Ctrl+e で行末へ移動など Ctrl キーとの組み合わせ入力の機能などシェル系の高度な機能が搭載されています。また、
bashシェル同様、矢印、Home、End、Delete などのキーも使用できます。一般的なコマンドの一覧は 「GRUB コマンド」を参照してください。
E.6.1. インターフェースロードの順序
E.7. GRUB コマンド
boot— オペレーティングシステムを起動するか、または最後にロードされたチェーンローダーを起動します。chainloader </path/to/file>— チェーンローダーとして指定されたファイルをロードします。ファイルが指定されたパーティションの最初のセクタに格納されている場合、ファイル名ではなくブロックリスト表記法の+1を使用します。以下は、chainloaderコマンドの例です。chainloader +1displaymem— BIOS からの情報に基づき現在のメモリー使用量を表示します。起動前にシステムが有している RAM を確認するのに便利です。initrd </path/to/initrd>— ブート時に使用する初期 RAM ディスクを指定できるようにします。ルートパーティションが ext3 または ext4 ファイルシステムでフォーマットされる時など、カーネルが適切にブートするために特定のモジュールを必要とする場合にinitrdが必要となります。以下はinitrdコマンドの例です。initrd /initrd-2.6.8-1.523.imginstall <stage-1> <install-disk> <stage-2>— GRUB をシステムの MBR にインストールします。pconfig-file<stage-1>— ステージ 1 ブートローダーイメージがあるデバイス、パーティション、ファイルです、(hd0,0)/grub/stage1など 。<install-disk>— ステージ 1 ブートローダーのインストール先となるディスクです、(hd0)など。 first boot loader vs stage 1 boot loader<stage-2>— ステージ 1 ブートローダーにステージ 2 ブートローダーの場所を渡します、(hd0,0)/grub/stage2など。p<config-file>—<config-file>で指定されているメニュー設定ファイルを検索するようinstallコマンドに指示します、(hd0,0)/grub/grub.confなど。
警告
installコマンドを実行すると MBR にすでに格納されている情報はすべて上書きされます。kernel </path/to/kernel> <option-1> <option-N>... — オペレーティングシステムの起動時にロードするカーネルファイルを指定します。</path/to/kernel> には root コマンドで指定されるパーティションからの絶対パスを入れます。<option-1> には、システムの root パーティションがあるデバイスを指定するroot=/dev/VolGroup00/LogVol00などの Linux カーネル用のオプションを入れます。空白で区切ると複数のオプションをカーネルに渡すことができます。以下はkernelコマンドの例です。kernel /vmlinuz-2.6.8-1.523 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00前の例にあるオプションは Linux の root ファイルシステムがhda5パーティションに格納されることを指示しています。root (<device-type><device-number>,<partition>)—GRUB の root パーティションを設定してマウントします、(hd0,0)など。以下はrootコマンドの例です。root (hd0,0)rootnoverify (<device-type><device-number>,<partition>)—rootコマンドと同様、 GRUB の root パーティションを設定しますがマウントはしません。
help --all と入力するとコマンドの全一覧を表示します。全 GRUB コマンドの詳細については、オンラインにて http://www.gnu.org/software/grub/manual/ にあるドキュメントを参照してください。
E.8. GRUB メニュー設定ファイル
/boot/grub/grub.conf、UEFI システムの場合は /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf) 。この設定ファイルによりユーザーは基本的に事前にセットされたコマンドグループを選択し実行することができます。「GRUB コマンド」 に記載されているコマンドの他、設定ファイルでのみ使用できる特殊なコマンドなどを使用することができます。
E.8.1. 設定ファイルの構造
default=0 timeout=10 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz hiddenmenu title Red Hat Enterprise Linux Server (2.6.32.130.el6.i686) root (hd0,0) kernel /boot/vmlinuz-2.6.32.130.el6.i686 ro root=LABEL=/1 rhgb quiet initrd /boot/initrd-2.6.32.130.el6.i686.img # section to load Windows title Windows rootnoverify (hd0,0) chainloader +1
注記
title 行を指しています。 Windows セクションをデフォルトに設定する場合は、default=0 を default=1 に変更します。
E.8.2. 設定ファイルのディレクティブ
chainloader </path/to/file>— 指定されたファイルをチェーンローダーとしてロードします。</path/to/file> にはチェーンローダーへの絶対パスを入れます。このファイルが指定パーティションの最初のセクターに格納されている場合は、ブロックリスト表記の+1を使用してください。color <normal-color> <selected-color>— メニューに使用できる特定の色を指定します。指定できる色はフォアグラウンドとバックグランドの 2 色です。red/blackなどシンプルな色の名前を使用してください。以下に例を示します。color red/black green/bluedefault=<integer>— <integer> には、メニューインターフェースがタイムアウトしたらロードされるデフォルトエントリーのタイトル番号を入れます。fallback=<integer>— <integer> には、最初の試行が失敗した場合に再試行するエントリーのタイトル番号を入れます。hiddenmenu— GRUB メニューインターフェースを非表示にします。timeout期間が過ぎたらdefaultエントリーをロードします。Esc キーを押すと標準の GRUB メニューが表示されます。initrd </path/to/initrd>— 起動時、使用する初期 RAM ディスクのユーザー指定を許可します。</path/to/initrd> には初期 RAM ディスクへの絶対パスを入れます。kernel </path/to/kernel> <option-1> <option-N>— オペレーティングシステムの起動時にロードするカーネルファイルを指定します。</path/to/kernel> には root ディレクティブによって指定されるパーティションからの絶対パスを入れます。カーネルがロードされるときに複数のオプションを渡すことができます。以下のようなオプションがあります。rhgb(Red Hat グラフィカルブート) — 起動プロセス中にテキスト表示の代わりにアニメーションを表示します。quiet— Red Hat グラフィカルブートのアニメーションが始まる前、起動シーケンスの重要なメッセージ以外はすべて非表示にします。
password=<password>— パスワードを知らないユーザーはこのメニューオプションのエントリーを編集できないようにします。オプションでpassword=<password>ディレクティブの後に代替となるメニュー設定ファイルを指定することができます。代替のメニュー設定ファイルを指定すると、GRUB は第 2 ステージブートローダーを再起動して指定された代替の設定ファイルを使ってメニューを構成します。代替のメニュー設定ファイルを指定しない場合はパスワードを知っているユーザーによる現在の設定ファイルの編集が許可されます。重要
各マシンでブートローダーのパスワードを設定することが強く推奨されます。ブートローダーが保護されていないと、攻撃者はシステムの起動オプションを修正してシステムにアクセスできるようになります。ブートローダーのパスワードおよびパスワードのセキュリティ全般に関する情報は、『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド』 の 『ワークステーションのセキュリティ』 の章を参照してください。map— 2つのハードディスクドライブに割り当てた数値を交換します。例えば、以下のようにします。map (hd0) (hd3) map (hd3) (hd0)
数値0を 4 番目のハードディスクに割り当て、数値3を 1 番目のハードディスクに割り当てます。このオプションは、Windows オペレーティングシステムをブートするオプションを持つシステムを設定する場合に特に役立ちます。Windows のブートローダーは 1 番目のハードディスクの Windows インストールを見つける必要があるためです。例えば、Windows インストールが4番目のハードドライブにある場合は、grub.conf内の以下のエントリーによって Windows ブートローダーが Windows を正しくロードできるようにします。title Windows map (hd0) (hd3) map (hd3) (hd0) rootnoverify (hd3,0) chainloader +1
root (<device-type><device-number>,<partition>)— GRUB の root パーティションを設定してマウントします、(hd0,0)など。EFI ブートマネージャで選択される boot ドライブを指定する場合の構文は <device-type>,<partition> になります、(bd,1)など。rootnoverify (<device-type><device-number>,<partition>)—rootコマンドと同様、 GRUB の root パーティションを設定しますがマウントはしません。timeout=<integer>—defaultコマンドで指定したエントリーをロードする前に GRUB を待機させる間隔を秒単位で指定します。splashimage=<path-to-image>— GRUB の起動時に使用されるスプラッシュスクリーンイメージの場所を指定します。title group-title— カーネルまたはオペレーティングシステムのロードに使用される特定のコマンドグループに付けられるタイトルを指定します。device grub-device-name uefi-device-name— 特定の UEFI デバイスを参照する GRUB デバイス名を割り当てます。引数 grub-device-name は(hd0)などの GRUB デバイス名で置き換えます。引数 uefi-device-name は UEFI デバイス名で置き換え、これはHD(number, start, size, signature)またはCD(index, start, size)の形式にします。ここでの number は 1 で始まるパーティション番号で、index は CD の El Torito ブートエントリーのインデックスで、start と size はパーティションの開始位置 (セクター) とサイズ (16 進数) で、signature はパーティションの一意の GUID で置き換えます。
#) で行を開始します。
E.9. 起動時にランレベルを変更する
- 起動時に GRUB メニューバイパス画面が表示されたら、どれかキーを押して GRUB メニューに入ります(3 秒以内)。
- a キーを押して
kernelコマンドに追加の作業を行います。 - 目的のランレベルで起動するよう
<space><runlevel>を起動オプション行の末尾に追加します。例えば、次のエントリーはランレベル 3 で起動プロセスを開始します。grub append> ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet 3
E.10. その他のリソース
E.10.1. インストールされているドキュメント
/usr/share/doc/grub-<version-number>/— このディレクトリには GRUB の使い方や設定方法など役に立つ情報が含まれています。<version-number> はインストールされている GRUB パッケージのバージョンです。info grub— GRUB 情報ページにはチュートリアル、ユーザーリファレンスガイド、プログラマーリファレンスガイド、GRUB とその使い方に関する FAQ などが含まれています。
E.10.2. 役に立つ Web ページ
- http://www.gnu.org/software/grub — GNU GRUBプロジェクトのホームページです。このサイトにはGRUB の開発状況に関する情報と FAQ が掲載されています。
- https://access.redhat.com/site/solutions/6863 — Linux 以外のオペレーティングシステムを起動する方法について記載されています。
付録F ブートプロセス、Init、シャットダウン
F.1. ブートプロセス
- システムがブートローダーをロードして、実行します。このプロセスの詳細はシステムのアーキテクチャーによって異なります。例えば以下のとおりです。
- BIOS ベースの x86 システムがプライマリハードディスクの MBR から第 1 ステージブートローダーを実行すると、次に別のブートローダー GRUB をロードします。
- UEFI ベースの x86 システムでは、GRUB ブートローダーのバージョンを含む EFI システムパーティション (EFI System Partition) をマウントします。EFI ブートマネージャは EFI アプリケーションとして GRUB をロードして、実行します。
- Power Systems サーバーは、 Yaboot ブートローダーがある PPC PReP パーティションをマウントします。System Management Services (SMS) のブートマネジャーにより yaboot のロードと実行が行なわれます。
- IBM System z は DASD または FCP 接続のデバイスから z/IPL ブートローダーを実行します。これは、Red Hat Enterprise Linux に含まれるパーティションを IPL する時に指定するものです。
- ブートローダーがカーネルをメモリーにロードすると、すべての必要なモジュールをロードして、読み取り専用の root パーティションをマウントします。
- カーネルはブートプロセスの制御を
/sbin/initプログラムに渡します。 /sbin/initプログラムはすべてのサービスとユーザースペースツールをロードし、/etc/fstabにリストしてあるすべてのパーティションをマウントします。- ユーザーに対して、新しく起動した Linux システムのログイン画面が表示されます。
F.2. ブートプロセスの詳細
F.2.1. ファームウェアインターフェース
F.2.1.1. BIOS ベースの x86 システム
F.2.1.2. UEFI ベースの x86 システム
F.2.2. ブートローダー
F.2.2.1. x86 システム用の GRUB ブートローダー
/boot/grub/grub.conf (BIOS 用) や /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf (UEFI 用) といった設定ファイルをロードできるという利点があります。このファイルの編集方法に関しては、「GRUB メニュー設定ファイル」を参照してください。
重要
/boot/ ディレクトリ内の対応するカーネルバイナリを見付けます。このカーネルバイナリは以下の形式を使用して名前を付けています。— /boot/vmlinuz- <kernel-version> ファイル (<kernel-version> はブートローダー設定に指定してあるカーネルバージョンに相当します)。
initramfs を使用してシステムのブートに必要なドライバーとモジュールをロードします。これは、SCSI ハードドライブがある場合や、システムが ext3 または ext4 のファイルシステムを使用している場合に特に重要となります。
initramfs イメージがメモリーにロードされるとブートローダーはブートプロセスの制御をカーネルに渡します。
F.2.2.2. 他のアーキテクチャー用ブートローダー
init コマンドに渡すと、すべてのアーキテクチャーにおいて同じ順序のイベントが発生します。各アーキテクチャーのブートプロセス間での主な相違は、カーネルを探してロードするアプリケーションにあります。
F.2.3. カーネル
initramfs イメージを見付けて直接 /sysroot/ に展開し、すべての必要なドライバーをロードします。次に LVM または ソフトウェア RAID などのファイルシステム関連の仮想デバイスを初期化してから initramfs プロセスを完了し、ディスクイメージで使用されていたメモリー領域を開放します。
/sbin/init プログラムを実行します。
F.2.4. /sbin/init プログラム
/sbin/init プログラム ( init とも呼ばれます) がブートプロセスの残りを調整して、ユーザーのための環境を設定します。
init コマンドがスタートする時、それはシステム上で自動的に起動するすべてのプロセスの親か、親の親になります。まず、/etc/rc.d/rc.sysinit スクリプトを実行します。これは環境パスの設定、スワッピングの開始、ファイルシステムのチェックなどを実行して、システム初期化に必要とされるすべての手順を実行します。例えば、ほとんどのシステムはクロックを使用しますので、rc.sysinit は/etc/sysconfig/clock の設定ファイルを読み込んで、ハードウェアクロックを初期化します。もう 1つの例としては、初期化されるべき特殊なシリアルポートプロセスがある場合、rc.sysinit は /etc/rc.serial ファイルを実行します。
init コマンドはそれから、/etc/event.d ディレクトリ内のジョブをプロセスします。このジョブは各 SysV init runlevel 内でシステムがセットアップされるべき方法を記述します。ランレベルとは SysV /etc/rc.d/rc<x>.d/ ディレクトリ内に一覧表示してあるサービスで定義された状態、または モード を指します。ここで <x> は、ランレベルの数値です。SysV init ランレベルの詳細については、「SysV Init ランレベル」を参照してください。
init コマンドは、システム用にソース機能ライブラリ、/etc/rc.d/init.d/functions を設定します。これはプログラムの PID のスタート、強制終了、および判別方法を設定します。
init プログラムは /etc/inittab 内にデフォルトとして指定してあるランレベル用の適切な rc ディレクトリを調べて、すべてのバックグラウンドプロセスを開始します。rc ディレクトリはそれが代表するランレベルに相当する番号を付けています。例えば、/etc/rc.d/rc5.d/ はランレベル 5 のディレクトリとなります。
init プログラムは/etc/rc.d/rc5.d/ ディレクトリ内を調べ、どのプロセスが開始および停止するのかを判別します。
/etc/rc.d/rc5.d/ディレクトリのサンプル一覧です。
K05innd -> ../init.d/innd K05saslauthd -> ../init.d/saslauthd K10dc_server -> ../init.d/dc_server K10psacct -> ../init.d/psacct K10radiusd -> ../init.d/radiusd K12dc_client -> ../init.d/dc_client K12FreeWnn -> ../init.d/FreeWnn K12mailman -> ../init.d/mailman K12mysqld -> ../init.d/mysqld K15httpd -> ../init.d/httpd K20netdump-server -> ../init.d/netdump-server K20rstatd -> ../init.d/rstatd K20rusersd -> ../init.d/rusersd K20rwhod -> ../init.d/rwhod K24irda -> ../init.d/irda K25squid -> ../init.d/squid K28amd -> ../init.d/amd K30spamassassin -> ../init.d/spamassassin K34dhcrelay -> ../init.d/dhcrelay K34yppasswdd -> ../init.d/yppasswdd K35dhcpd -> ../init.d/dhcpd K35smb -> ../init.d/smb K35vncserver -> ../init.d/vncserver K36lisa -> ../init.d/lisa K45arpwatch -> ../init.d/arpwatch K45named -> ../init.d/named K46radvd -> ../init.d/radvd K50netdump -> ../init.d/netdump K50snmpd -> ../init.d/snmpd K50snmptrapd -> ../init.d/snmptrapd K50tux -> ../init.d/tux K50vsftpd -> ../init.d/vsftpd K54dovecot -> ../init.d/dovecot K61ldap -> ../init.d/ldap K65kadmin -> ../init.d/kadmin K65kprop -> ../init.d/kprop K65krb524 -> ../init.d/krb524 K65krb5kdc -> ../init.d/krb5kdc K70aep1000 -> ../init.d/aep1000 K70bcm5820 -> ../init.d/bcm5820 K74ypserv -> ../init.d/ypserv K74ypxfrd -> ../init.d/ypxfrd K85mdmpd -> ../init.d/mdmpd K89netplugd -> ../init.d/netplugd K99microcode_ctl -> ../init.d/microcode_ctl S04readahead_early -> ../init.d/readahead_early S05kudzu -> ../init.d/kudzu S06cpuspeed -> ../init.d/cpuspeed S08ip6tables -> ../init.d/ip6tables S08iptables -> ../init.d/iptables S09isdn -> ../init.d/isdn S10network -> ../init.d/network S12syslog -> ../init.d/syslog S13irqbalance -> ../init.d/irqbalance S13portmap -> ../init.d/portmap S15mdmonitor -> ../init.d/mdmonitor S15zebra -> ../init.d/zebra S16bgpd -> ../init.d/bgpd S16ospf6d -> ../init.d/ospf6d S16ospfd -> ../init.d/ospfd S16ripd -> ../init.d/ripd S16ripngd -> ../init.d/ripngd S20random -> ../init.d/random S24pcmcia -> ../init.d/pcmcia S25netfs -> ../init.d/netfs S26apmd -> ../init.d/apmd S27ypbind -> ../init.d/ypbind S28autofs -> ../init.d/autofs S40smartd -> ../init.d/smartd S44acpid -> ../init.d/acpid S54hpoj -> ../init.d/hpoj S55cups -> ../init.d/cups S55sshd -> ../init.d/sshd S56rawdevices -> ../init.d/rawdevices S56xinetd -> ../init.d/xinetd S58ntpd -> ../init.d/ntpd S75postgresql -> ../init.d/postgresql S80sendmail -> ../init.d/sendmail S85gpm -> ../init.d/gpm S87iiim -> ../init.d/iiim S90canna -> ../init.d/canna S90crond -> ../init.d/crond S90xfs -> ../init.d/xfs S95atd -> ../init.d/atd S96readahead -> ../init.d/readahead S97messagebus -> ../init.d/messagebus S97rhnsd -> ../init.d/rhnsd S99local -> ../rc.local
/etc/rc.d/rc5.d/ ディレクトリにはありません。むしろ、/etc/rc.d/rc5.d/ 内のファイルすべては /etc/rc.d/init.d/ ディレクトリ内にあるスクリプトを指すシンボリックリンクです。シンボリックリンクは各 rc ディレクトリ内で使用され、それらが参照するスクリプトに影響を与えることなく、シンボリックリンクを作成、修正、削除してランレベルを再構成できるようにします。
K か、または S で始まります。K リンクはそのランレベル上でキル (kill) されるプロセスで、S で始まるリンクはスタートします。
init コマンドは最初に、/etc/rc.d/init.d/<command> stop コマンドを発行することにより、ディレクトリ内の K シンボリックリンクをすべて停止します (<command> はキルされるプロセス)。次に /etc/rc.d/init.d/<command> start コマンドを発行して S シンボリックリンクをすべて開始します。
注記
/etc/rc.d/init.d/httpd stop コマンドは Apache HTTP サーバーを停止します。
注記
init プログラムが実行する最後の作業の1つは、/etc/rc.d/rc.local ファイルです。このファイルは、システムカスタム化に役に立ちます。rc.local ファイルの使用に関する詳細は、「ブート時に追加プログラムを実行」を参照してください。
init コマンドがランレベル用の適切な rc ディレクトリに進んだ後、/etc/event.d ディレクトリ内のジョブ定義でそのランレベルに割り当てられている各仮想コンソール用の /sbin/mingetty プロセスを Upstart が分岐させます。ランレベル 2 から 5 には仮想コンソール 6 つがすべてあり、ランレベル 1 (シングルユーザーモード) には 1 つ、ランレベル 0 と 6 には 1 つもありません。/sbin/mingetty プロセスは、tty デバイス[18] への通信経路を開くほか、モードを設定し、ログインプロンプトを表示し、ユーザーのユーザー名とパスワードを受け取り、かつログインプロセスを開始します。
/etc/X11/prefdm というスクリプトを実行します。prefdm は、優先設定の X ディスプレイマネージャー[19] — gdm、kdm、または xdm を /etc/sysconfig/desktop ファイルの内容に応じて実行します。
F.2.5. ジョブの定義
/etc/inittab スクリプトが実行され各ランレベルで定義されているシステムプロセスが開始されていました。今後、デフォルト設定では upstart パッケージで提供されるイベント駆動の init デーモンが使用されるようになります。特定の イベント が発生すると、init デーモンは /etc/event.d ディレクトリーに格納されている ジョブ を処理するようになります。init はこのようなイベントでシステムの起動を認識することになります。
/etc/events.d/tty2 ジョブは、システムの開始時からシャットダウンまで、または別のイベント (ランレベルの変更など) がジョブを停止するまで、tty2 上の仮想ターミナルを維持するサービスです。このジョブは、ジョブが実行中に予想外に停止した場合に init が仮想ターミナルを再開するように構築されています。
# tty2 - getty # # This service maintains a getty on tty2 from the point the system is # started until it is shut down again. start on stopped rc2 start on stopped rc3 start on stopped rc4 start on started prefdm stop on runlevel 0 stop on runlevel 1 stop on runlevel 6 respawn exec /sbin/mingetty tty2
F.3. ブート時に追加プログラムを実行
/etc/rc.d/rc.local スクリプトは、ブート時、またはランレベルを変更する時に init コマンドによって実行されます。このスクリプトの一番下にコマンドを追加すると、/etc/rc.d/init.d/ ディレクトリ内で複雑な初期化スクリプトを書いたりシンボリックリンクを作成したりすることなく、特別なサービスの開始やデバイスの始動などの必要なタスクを簡単に実行できます。
/etc/rc.serial スクリプトは、シリアルポートがブート時にセットされる必要が有る場合に使用されます。このスクリプトは、setserial コマンドを実行してシステムのシリアルポートを設定します。詳細は setserial の manページを参照してください。
F.4. SysV Init ランレベル
init が起動または停止をするかを制御するための標準プロセスを提供します。SysV init は使用が簡単であることと、伝統的なBSD スタイルの init プロセスよりも柔軟性があることで選択されています。
/etc/rc.d/ディレクトリにあります。このディレクトリに中には、rc, rc.local, rc.sysinit が存在し、オプションとして、rc.serial スクリプトも 以下に示すディレクトリと共に存在します。
init.d/ rc0.d/ rc1.d/ rc2.d/ rc3.d/ rc4.d/ rc5.d/ rc6.d/init.d/ ディレクトリには、サービスを制御する際に /sbin/init コマンドで使用されるスクリプトが含まれています。数字付きのディレクトリはそれぞれ、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトにおける 6 つのランレベル設定を表わします。
F.4.1. ランレベル
init によってどのサービスを終了し、どれを開始するかを決定します。例えば、ランレベル 1 (シングルユーザーモード) はネットワークサービスを停止し、ランレベル 3 ではそのサービスを開始します。任意のランレベルで特定のサービスを停止したり、開始したりするように割り当てることで、init はユーザーが手動でサービスを開始したり停止したりしなくともマシンのモードを素早く変更することができます。
0— 停止1— シングルユーザーテキストモード2— 未使用 (ユーザー定義可能)3— フルマルチユーザー テキストモード4— 未使用 (ユーザー定義可能)5— フルマルチユーザー グラフィカルモード (X ベースのログイン画面)6— 再起動
/etc/inittab の中にリストしてあります。システムのデフォルトランレベルを確認するには、/ etc/inittab の下部で次のような行を見付けます。
id:5:initdefault:/etc/inittab を編集します。
警告
/etc/inittab を編集する場合には、極めて慎重に行ってください。単純なタイプエラーによってシステムが起動不可となってしまう可能性があります。このような事態が発生した場合には、ブート CD/DVD を使用して、シングルユーザーモードまたはレスキューモードでコンピューターを起動した上でファイルを修正してください。
F.4.2. ランレベルユーティリティ
/etc/rc.d/ のサブディレクトリから数多くのシンボリックリンクを直接操作する必要がなくなります。
/sbin/chkconfig—/sbin/chkconfigユーティリティは、シンプルなコマンド行ツールで/etc/rc.d/init.dディレクトリ階層のメンテナンスに使用します。- /usr/sbin/ntsysv — ncurses ベースの /sbin/ntsysv ユーティリティは対話式のテキストベースインターフェースを提供しますので、
chkconfigよりも簡単だと考えられています。 - サービス設定ツール — グラフィカルな サービス設定ツール (
system-config-services) プログラムはランレベル設定のための柔軟なユーティリティです。
F.5. シャットダウン
/sbin/shutdown コマンドを発行します。shutdown man ページがオプションの完全なリストを示しますが、最も一般的な 2 つを以下に示します。
/sbin/shutdown -h now/sbin/shutdown -r now-h オプションはマシンを停止します。-r オプションの場合は再起動します。
reboot と halt のコマンドを使用して、ランレベル 1 からランレベル 5 までの状態のシステムをシャットダウンできます。PAM コンソールユーザーに関する詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 導入ガイド』を参照してください。
付録G busybox コマンドの代替コマンド
PATH 環境変数がインストール環境で設定されているため、一般的にはこのパスを指定する必要はありません。
表G.1 busybox コマンドの代替コマンド
| Busybox コマンド | %pre | %post | 新規のコマンドまたは代替コマンド |
|---|---|---|---|
addgroup | no | yes | /usr/sbin/groupadd |
adduser | no | yes | /usr/sbin/useradd |
adjtimex | no | no | なし |
ar | no | yes | /usr/bin/ar |
arping | yes | yes | /sbin/arping または /usr/sbin/arping |
ash | yes | yes | /bin/bash |
awk | yes | yes | /sbin/awk、/sbin/gawk、または /usr/bin/gawk [a] |
basename | yes | yes | /bin/bash [b] /usr/bin/basename |
bbconfig | no | no | なし — このコマンドは Busybox に固有のものです。 |
bunzip2 | yes | yes | /usr/bin/bunzip2、/usr/bin/bzip2 -d |
busybox | no | no | なし |
bzcat | yes | yes | /usr/bin/bzcat、/usr/bin/bzip2 -dc |
cal | no | yes | /usr/bin/cal |
cat | yes | yes | /usr/bin/cat |
catv | no | no | cat -vET または cat -A |
chattr | yes | yes | /usr/bin/chattr |
chgrp | yes | yes | /usr/bin/chgrp |
chmod | yes | yes | /usr/bin/chmod |
chown | yes | yes | /usr/bin/chown |
chroot | yes | yes | /usr/sbin/chroot |
chvt | yes | yes | /usr/bin/chvt |
cksum | no | yes | /usr/bin/cksum |
clear | yes | yes | /usr/bin/clear |
cmp | no | yes | /usr/bin/cmp |
comm | no | yes | /usr/bin/comm |
cp | yes | yes | /usr/bin/cp |
cpio | yes | yes | /usr/bin/cpio |
crond | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
crontab | no | yes | /usr/bin/crontab |
cut | yes | yes | /usr/bin/cut |
date | yes | yes | /usr/bin/date |
dc | no | yes | /usr/bin/dc |
dd | yes | yes | /usr/bin/dd |
deallocvt | no | yes | /usr/bin/deallocvt |
delgroup | no | yes | /usr/sbin/groupdel |
deluser | no | yes | /usr/sbin/userdel |
devfsd | no | no | なし — Red Hat Enterprise Linux は devfs を使用しません。 |
df | yes | yes | /usr/bin/df |
diff | no | yes | /usr/bin/diff |
dirname | yes | yes | /bin/bash [c], /usr/bin/dirname |
dmesg | yes | yes | /usr/bin/dmesg |
dnsd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
dos2unix | no | no | sed 's/.$//' |
dpkg | no | no | なし — Debian パッケージのサポートはありません |
dpkg-deb | no | no | なし — Debian パッケージのサポートはありません |
du | yes | yes | /usr/bin/du |
dumpkmap | no | no | なし |
dumpleases | no | no | なし |
e2fsck | yes | yes | /usr/sbin/e2fsck |
e2label | yes | yes | /usr/sbin/e2label |
echo | yes | yes | /usr/bin/echo |
ed | no | no | /sbin/sed、/usr/bin/sed |
egrep | yes | yes | /sbin/egrep、/usr/bin/egrep |
eject | yes | yes | /usr/bin/eject |
env | yes | yes | /usr/bin/env |
ether-wake | no | no | なし |
expr | yes | yes | /usr/bin/expr |
fakeidentd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
false | yes | yes | /usr/bin/false |
fbset | no | yes | /usr/sbin/fbset |
fdflush | no | no | なし |
fdformat | no | yes | /usr/bin/fdformat |
fdisk | yes | yes | /usr/sbin/fdisk |
fgrep | yes | yes | /sbin/fgrep、/usr/bin/fgrep |
find | yes | yes | /usr/bin/find |
findfs | no | no | なし |
fold | no | yes | /usr/bin/fold |
free | no | yes | /usr/bin/free |
freeramdisk | no | no | なし |
fsck | yes | yes | /usr/sbin/fsck |
fsck.ext2 | yes | yes | /usr/sbin/fsck.ext2、/usr/sbin/e2fsck |
fsck.ext3 | yes | yes | /usr/sbin/fsck.ext3、/usr/sbin/e2fsck |
fsck.minix | no | no | なし — Minix ファイルシステムのサポートがありません |
ftpget | yes | yes | /usr/bin/ftp または Python ftplib モジュール |
ftpput | yes | yes | /usr/bin/ftp または Python ftplib モジュール |
fuser | no | yes | /sbin/fuser |
getopt | no | yes | /usr/bin/getopt |
getty | no | no | なし |
grep | yes | yes | /sbin/grep、/usr/bin/grep |
gunzip | yes | yes | /usr/bin/gunzip、/usr/bin/gzip -d |
gzip | yes | yes | /usr/bin/gzip |
hdparm | yes | yes | /usr/sbin/hdparm |
head | yes | yes | /usr/bin/head |
hexdump | no | yes | /usr/bin/hexdump |
hostid | no | yes | /usr/bin/hostid または Python |
hostname | yes | yes | /sbin/hostname、/usr/bin/hostname |
httpd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
hush | no | no | なし |
hwclock | yes | yes | /usr/sbin/hwclock |
id | no | yes | /usr/bin/id または Python |
ifconfig | yes | yes | /sbin/ifconfig、/usr/sbin/ifconfig |
ifdown | no | no | ifconfig device down |
ifup | no | no | ifconfig device up |
inetd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
insmod | yes | yes | /sbin/insmod、/usr/sbin/insmod |
install | no | yes | /usr/bin/install または mkdir/cp/chmod/chown/chgrp |
ip | yes | yes | /sbin/ip、/usr/sbin/ip |
ipaddr | no | no | ifconfig または ip |
ipcalc | yes | yes | /sbin/ipcalc、/usr/bin/ipcalc |
ipcrm | no | yes | /usr/bin/ipcrm |
ipcs | no | yes | /usr/bin/ipcs |
iplink | no | no | ip |
iproute | no | no | ip |
iptunnel | no | yes | /sbin/iptunnel |
kill | yes | yes | /sbin/kill、/usr/bin/kill |
killall | yes | yes | /usr/bin/killall |
lash | no | no | なし |
last | no | yes | /usr/bin/last |
length | no | no | Python または bash |
less | yes | yes | /usr/bin/less |
linux32 | no | no | なし |
linux64 | no | no | なし |
ln | yes | yes | /sbin/ln、/usr/bin/ln |
load_policy | yes | yes | /sbin/load_policy、/usr/sbin/load_policy |
loadfont | no | no | なし |
loadkmap | no | no | なし |
login | yes | yes | /usr/bin/login |
logname | no | yes | /usr/bin/logname |
losetup | yes | yes | /usr/bin/losetup |
ls | yes | yes | /usr/bin/ls |
lsattr | yes | yes | /usr/bin/lsattr |
lsmod | yes | yes | /usr/bin/lsmod |
lzmacat | no | yes | /usr/bin/lzmadec |
makedevs | no | no | /usr/bin/mknod |
md5sum | yes | yes | /usr/bin/md5sum |
mdev | no | no | なし |
mesg | no | yes | /usr/bin/mesg |
mkdir | yes | yes | /sbin/mkdir、/usr/bin/mkdir |
mke2fs | yes | yes | /usr/sbin/mke2fs |
mkfifo | no | yes | /usr/bin/mkfifo |
mkfs.ext2 | yes | yes | /usr/sbin/mkfs.ext2 |
mkfs.ext3 | yes | yes | /usr/sbin/mkfs.ext3 |
mkfs.minix | no | no | なし — Minix ファイルシステムのサポートがありません |
mknod | yes | yes | /usr/bin/mknod |
mkswap | yes | yes | /usr/sbin/mkswap |
mktemp | yes | yes | /usr/bin/mktemp |
modprobe | yes | yes | /sbin/modprobe、/usr/sbin/modprobe |
more | yes | yes | /usr/bin/more |
mount | yes | yes | /sbin/mount、/usr/bin/mount |
mountpoint | no | no | mount コマンドの出力を確認してください |
msh | no | no | なし |
mt | yes | yes | /usr/bin/mt |
mv | yes | yes | /usr/bin/mv |
nameif | no | no | なし |
nc | no | yes | /usr/bin/nc |
netstat | no | yes | /bin/netstat |
nice | no | yes | /bin/nice |
nohup | no | yes | /usr/bin/nohup |
nslookup | yes | yes | /usr/bin/nslookup |
od | no | yes | /usr/bin/od |
openvt | yes | yes | /usr/bin/openvt |
passwd | no | yes | /usr/bin/passwd |
patch | no | yes | /usr/bin/patch |
pidof | yes | yes | /usr/sbin/pidof |
ping | yes | yes | /usr/bin/ping |
ping6 | no | yes | /bin/ping6 |
pipe_progress | no | no | なし |
pivot_root | no | yes | /sbin/pivot_root |
printenv | no | yes | /usr/bin/printenv |
printf | no | yes | /usr/bin/printf |
ps | yes | yes | /usr/bin/ps |
pwd | yes | yes | /usr/bin/pwd |
rdate | no | yes | /usr/bin/rdate |
readlink | yes | yes | /sbin/readlink、/usr/bin/readlink |
readprofile | no | yes | /usr/sbin/readprofile |
realpath | no | no | Python os.path.realpath() |
renice | no | yes | /usr/bin/renice |
reset | no | yes | /usr/bin/reset |
rm | yes | yes | /sbin/rm、/usr/bin/rm |
rmdir | yes | yes | /sbin/rmdir、/usr/bin/rmdir |
rmmod | yes | yes | /sbin/rmmod、/usr/bin/rmmod |
route | yes | yes | /sbin/route、/usr/sbin/route |
rpm | yes | yes | /usr/bin/rpm |
rpm2cpio | no | yes | /usr/bin/rpm2cpio |
run-parts | no | no | なし |
runlevel | no | no | なし |
rx | no | no | なし |
sed | yes | yes | /sbin/sed、/usr/bin/sed |
seq | no | yes | /usr/bin/seq |
setarch | no | yes | /usr/bin/setarch |
setconsole | no | no | なし |
setkeycodes | no | yes | /usr/bin/setkeycodes |
setlogcons | no | no | なし |
setsid | no | yes | /usr/bin/setsid |
sh | yes | yes | /sbin/sh、/usr/bin/sh |
sha1sum | yes | yes | /usr/bin/sha1sum |
sleep | yes | yes | /sbin/sleep、/usr/bin/sleep |
sort | yes | yes | /usr/bin/sort |
start-stop-daemon | no | no | なし |
stat | no | yes | /usr/bin/stat または Python os.stat() |
strings | no | yes | /usr/bin/strings |
stty | no | yes | /bin/stty |
su | no | yes | /bin/su |
sulogin | no | yes | /sbin/sulogin |
sum | no | yes | /usr/bin/sum |
swapoff | yes | yes | /usr/sbin/swapoff |
swapon | yes | yes | /usr/sbin/swapon |
switch_root | no | yes | /sbin/switch_root |
sync | yes | yes | /usr/bin/sync |
sysctl | no | yes | /sbin/sysctl |
tail | yes | yes | /usr/bin/tail |
tar | yes | yes | /usr/bin/tar |
tee | yes | yes | /usr/bin/tee |
telnet | yes | yes | /usr/bin/telnet |
telnetd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
test | no | yes | /usr/bin/test または bash 内の [ |
tftp | no | yes | /usr/bin/tftp |
time | no | yes | /usr/bin/time または Python |
top | yes | yes | /usr/bin/top |
touch | yes | yes | /sbin/touch、/usr/bin/touch |
tr | no | yes | /usr/bin/tr または Python |
traceroute | no | yes | /bin/traceroute |
true | yes | yes | /usr/bin/true |
tty | no | yes | /usr/bin/tty |
tune2fs | yes | yes | /usr/sbin/tune2fs |
udhcpc | no | no | /sbin/dhclient |
udhcpd | no | no | なし — スクリプト部分にデーモンは使用できません。 |
umount | yes | yes | /sbin/umount、/usr/bin/umount |
uname | no | yes | /bin/uname または Python os.uname() |
uncompress | no | no | なし |
uniq | yes | yes | /usr/bin/uniq |
unix2dos | no | no | sed 's/$//' |
unlzma | no | yes | /usr/bin/unlzma |
unzip | no | yes | /usr/bin/unzip |
uptime | no | yes | /usr/bin/uptime または Python の /proc/uptime の読み込み |
usleep | no | yes | /bin/usleep または Python |
uudecode | no | yes | /usr/bin/uudecode または Python |
uuencode | no | yes | /usr/bin/uuencode または Python |
vconfig | yes | yes | /usr/sbin/vconfig |
vi | yes | yes | /usr/bin/vi |
vlock | no | no | なし |
watch | no | yes | /usr/bin/watch |
watchdog | no | no | なし |
wc | yes | yes | /usr/bin/wc |
wget | yes | yes | /sbin/wget、/usr/bin/wget |
which | no | yes | /usr/bin/which |
who | no | yes | /usr/bin/who |
whoami | no | yes | /usr/bin/whoami |
xargs | yes | yes | /usr/bin/xargs |
yes | no | yes | /usr/bin/yes |
zcat | yes | yes | /usr/bin/zcat |
zcip | no | no | NetworkManager がこれを処理するはずです。 |
[b]
GNU bash により文字列操作を使用した basename の機能性を利用できます。 var="/usr/bin/command" の場合は、echo ${var##*/} は command を書き出します。
[c]
GNU bash により文字列操作を使用した dirname の機能を利用できます。 var="/usr/bin/command" の場合は、echo ${var%/*} は /usr/bin を書き出します。
| |||
付録H その他のテクニカルドキュメント
anaconda と Red Hat Enterprise Linux システムはどちらも共通のソフトウェアコンポーネントを使用します。主要な技術についての詳細は、以下に記載の Web サイトを参照してください。
- ブートローダー
- ディスクのパーティション設定
- Red Hat Enterprise Linux は
partedを使用してディスクのパーティションを設定します。詳細は、http://www.gnu.org/software/parted/ を参照してください。 - ストレージ管理
- LVM (Logical Volume Management) は、ストレージ管理のための様々な機能を管理者に提供します。Red Hat Enterprise Linux インストールプロセスはデフォルトで、ドライブを LVM ボリュームとしてフォーマットします。詳細は、http://www.tldp.org/HOWTO/LVM-HOWTO/ を参照してください。
- 音声サポート
- Red Hat Enterprise Linux で使用される Linux カーネルは PulseAudio オーディオサーバーを取り入れています。PulseAudio についての詳細は、以下のプロジェクトのドキュメントを参照してください。http://www.freedesktop.org/wiki/Software/PulseAudio/Documentation/User/
- グラフィックシステム
- インストールシステムと Red Hat Enterprise Linux は、どちらも
Xorgスイートを使用してグラフィカル機能を提供します。Xorgのコンポーネントがユーザーが操作するデスクトップ環境用にディスプレイ、キーボード、およびマウスを管理します。詳細は、http://www.x.org/ を参照してください。 - リモートディスプレイ
- Red Hat Enterprise Linux および
anacondaには、グラフィカルディスプレイへのリモートアクセスを可能にする VNC (Virtual Network Computing) ソフトウェアが搭載されています。VNC についての詳細は、RealVNC Web サイト (http://www.realvnc.com/support/documentation.html) に掲載されている文書を参照してください。 - コマンドラインインターフェース
- デフォルトで、Red Hat Enterprise Linux は GNU
bashシェルを使用してコマンドラインインターフェースを提供します。GNU コアユーティリティはコマンド環境に必要なものすべてを提供します。bashについての詳細は、http://www.gnu.org/software/bash/bash.html を参照してください。GNU コアユーティリティについての詳細は、http://www.gnu.org/software/coreutils/ を参照してください。 - リモートシステムアクセス
- Red Hat Enterprise Linux は、 OpenSSH スイートを組み込むことで、システムへのリモートアクセスを提供します。SSH サービスは多くの機能を有効にします。これらの機能には、他のシステムからのコマンドラインへのアクセス、リモートコマンドの実行、およびネットワークファイル転送が含まれます。インストールプロセス時に、
anacondaは OpenSSH のscp機能を使用してクラッシュレポートをリモートシステムに転送できます。詳細は、以下の OpenSSH の Web サイトを参照してください。http://www.openssh.com/ - アクセス制御
- SELinux は標準の Linux セキュリティ機能を補強する MAC (強制アクセス制御) 機能を提供します。詳細は、以下の SELinux のプロジェクトページを参照してください。http://www.nsa.gov/research/selinux/index.shtml
- ファイアウォール
- Red Hat Enterprise Linux で使用される Linux カーネルは
netfilterフレームワークを組み込むことで、 ファイアウォール機能を提供します。以下の Netfilter プロジェクト Web サイトは、netfilterとiptablesの両方の管理機能についてのドキュメントを提供しています。http://netfilter.org/documentation/index.html - ソフトウェアのインストール
- Red Hat Enterprise Linux は
yumを使用して、システムを構成する RPM パッケージを管理します。詳細は、http://yum.baseurl.org/ を参照してください。 - 仮想化
- 仮想化により、同一コンピューター上で複数のオペレーティングシステムを同時に実行することができます。また、Red Hat Enterprise Linux には、Red Hat Enterprise Linux ホスト上の 2 次システムをインストールし、管理するツールも含まれています。仮想化のサポートは、インストール時またはその後いつでも選択することができます。詳細情報は、 『Red Hat Enterprise Linux 仮想化ガイド』 (https://access.redhat.com/documentation/en/red-hat-enterprise-linux/ で入手可能) を参照してください。
付録I 改訂履歴
| 改訂履歴 | |||
|---|---|---|---|
| 改訂 1.0-137.2 | Wed Aug 30 2017 | ||
| |||
| 改訂 1.0-137.1 | Thu Aug 17 2017 | ||
| |||
| 改訂 1.0-137 | Tue Mar 14 2017 | ||
| |||
| 改訂 1.0-131 | Tue Mar 11 2016 | ||
| |||
| 改訂 1.0-127 | Fri 10 Jul 2015 | ||
| |||
| 改訂 1.0-112 | Wed Oct 08 2014 | ||
| |||
| 改訂 1.0-102 | Thu Nov 07 2013 | ||
| |||
| 改訂 1.0-96 | Tue Feb 19 2013 | ||
| |||
| 改訂 1.0-95 | Sun Feb 17 2013 | ||
| |||
| 改訂 1.0-41 | Thu May 19 2011 | ||
| |||
| 改訂 1.0-0 | Wed Aug 25 2010 | ||
| |||
索引
シンボル
- /boot/ パーティション
- 推奨のパーティション設定, パーティション設定に関する推奨, パーティション設定に関する推奨
- /root/install.log
- インストールログファイルの場所, パッケージのインストール
- /var/ パーティション
- 推奨のパーティション設定, パーティション設定に関する推奨, パーティション設定に関する推奨
- アップグレード
- Preupgrade Assistant を使用する, 現在のシステムのアップグレード
- Red Hat Enterprise Linux 7 へのアップグレード, 現在のシステムのアップグレード
- Red Hat Upgrade を使用する, 現在のシステムのアップグレード
- アレイ (参照 RAID)
- アンインストール
- IBM System z から, IBM System z から Red Hat Enterprise Linux を削除
- x86 ベースシステムから, x86 ベースシステムからの Red Hat Enterprise Linux の削除
- インストール
- >DVD, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- FTP, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール
- GUI, Anaconda を使用したインストール, Anaconda を使用したインストール, インストール段階 3: Anaconda を使用したインストール
- HTTP, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, FTP、HTTP、HTTPS 経由のインストール
- NFS, ネットワークからのインストールの準備, NFS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, NFS 経由のインストール, ネットワークからのインストールの準備, NFS 経由のインストール
- サーバーの情報, NFS 経由のインストール, NFS 経由のインストール, NFS 経由のインストール
- キックスタート (参照 キックスタートインストール)
- キーボード操作, キーボードを使用した操作, キーボードを使用した操作, キーボードを使用した操作
- シリアルモード, 追加できる起動オプション
- UTF-8, 追加できる起動オプション
- テキストモード, 追加できる起動オプション
- ディスク領域, 十分なディスク領域の確保, 十分なディスク領域
- ネットワーク, ネットワークからのインストールの準備, ネットワークからのインストールの準備, ネットワークからのインストールの準備
- ネットワークから, 追加できる起動オプション
- ハードドライブ, ハードドライブからのインストールの準備, ハードドライブからのインストール, ハードドライブからのインストールの準備, ハードドライブからのインストール, ハードドライブからのインストールの準備, ハードドライブからのインストール
- パーティション設定, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更
- プログラム
- グラフィカルユーザーインターフェース, グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース, グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース, グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェース
- テキストモードユーザーインターフェース, テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース, テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース, テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース
- 仮想コンソール, 仮想コンソールに関する注意事項, Linux 仮想コンソールに関する注意事項
- 起動する, インストールプログラムの起動
- メディアチェック, 追加できる起動オプション
- 中止, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- 方法
- DVD, インストール方法の選択
- NFS イメージ, インストール方法の選択
- URL, インストール方法の選択
- ハードドライブ, インストール方法の選択
- 選択, インストール方法の選択
- 開始, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- インストールの取り消し, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- インストールプラン
- System z, プレインストール
- インストールプログラム
- x86、 AMD64、 Intel 64
- インストールプログラムの起動
- IBM System p , インストーラーの起動
- インストールログファイル
- /root/install.log , パッケージのインストール
- インストール方法
- カーネル
- ブートプロセスでの役割, カーネル
- カーネルオプション, カーネルオプション
- キックスタート, キックスタートによるインストールの自動化, キックスタートによるインストールの自動化
- System z のパラメーターファイル用のパラメーター, キックスタートを使ったインストールのパラメーター
- サブスクリプション, インストール後のスクリプトで subscription-manager を実行する
- ファイルの発見法, キックスタートインストールの開始
- キックスタートインストール, キックスタートを使ったインストール
- CD-ROM 使用, キックスタート起動用メディアの作成
- LVM, キックスタートのオプション
- インストールツリー, インストールツリーを使用可能にする
- ネットワーク使用, ネットワークでキックスタートファイルを使用可能にする, インストールツリーを使用可能にする
- ファイルの場所, キックスタートファイルを準備する
- ファイル形式, キックスタートファイルを作成する
- フラッシュ使用, キックスタート起動用メディアの作成
- フロッピー使用, キックスタート起動用メディアの作成
- 開始, キックスタートインストールの開始
- キックスタートファイル
- %include, キックスタートのオプション
- %post, インストール後のスクリプト
- %pre, インストール前のスクリプト
- auth, キックスタートのオプション
- authconfig, キックスタートのオプション
- autopart, キックスタートのオプション
- autostep, キックスタートのオプション
- bootloader, キックスタートのオプション
- CD-ROM 使用, キックスタート起動用メディアの作成
- clearpart, キックスタートのオプション
- cmdline, キックスタートのオプション
- device, キックスタートのオプション
- driverdisk, キックスタートのオプション
- fcoe, キックスタートのオプション
- firewall, キックスタートのオプション
- firstboot, キックスタートのオプション
- graphical, キックスタートのオプション
- group, キックスタートのオプション
- halt, キックスタートのオプション
- ignoredisk, キックスタートのオプション
- install, キックスタートのオプション
- interactive, キックスタートのオプション
- iscsi, キックスタートのオプション
- iscsiname, キックスタートのオプション
- keyboard, キックスタートのオプション
- lang, キックスタートのオプション
- langsupport, キックスタートのオプション
- logging, キックスタートのオプション
- logvol, キックスタートのオプション
- mediacheck, キックスタートのオプション
- mouse, キックスタートのオプション
- network, キックスタートのオプション
- part, キックスタートのオプション
- partition, キックスタートのオプション
- poweroff, キックスタートのオプション
- raid , キックスタートのオプション
- reboot, キックスタートのオプション
- rootpw, キックスタートのオプション
- selinux, キックスタートのオプション
- services , キックスタートのオプション
- shutdown, キックスタートのオプション
- skipx, キックスタートのオプション
- sshpw, キックスタートのオプション
- text, キックスタートのオプション
- timezone, キックスタートのオプション
- unsupported_hardware, キックスタートのオプション
- upgrade, キックスタートのオプション
- user, キックスタートのオプション
- vnc, キックスタートのオプション
- volgroup, キックスタートのオプション
- winbind, キックスタートのオプション
- xconfig, キックスタートのオプション
- zerombr, キックスタートのオプション
- zfcp, キックスタートのオプション
- その外観, キックスタートファイルを作成する
- その形式, キックスタートファイルを作成する
- インストール前の設定, インストール前のスクリプト
- インストール後の設定, インストール後のスクリプト
- インストール方法, キックスタートのオプション
- オプション, キックスタートのオプション
- パーティション設定の例, 高度なパーティションの例
- ネットワーク使用, ネットワークでキックスタートファイルを使用可能にする, インストールツリーを使用可能にする
- パッケージ選択の仕様, パッケージの選択
- フラッシュ使用, キックスタート起動用メディアの作成
- フロッピー使用, キックスタート起動用メディアの作成
- 作成, キックスタートのオプション
- 別のファイルのコンテンツを含む, キックスタートのオプション
- 開始, キックスタートインストールの開始
- ブート CD-ROM から, キックスタートインストールの開始
- キーボード
- インストールプログラムの操作で使用, キーボードを使用した操作, キーボードを使用した操作, キーボードを使用した操作
- 設定, キーボードの設定, キーボードの設定
- キーマップ
- クロック, タイムゾーンの設定, タイムゾーンの設定, タイムゾーンの設定
- コンソール、仮想, 仮想コンソールに関する注意事項, Linux 仮想コンソールに関する注意事項
- コンテンツサービス, サーバーの選択
- サブスクリプション
- Firstboot の使用, サブスクリプションサービスを設定する
- キックスタートの使用, インストール後のスクリプトで subscription-manager を実行する
- サブスクリプションサービス, Red Hat サブスクリプション管理サービスの登録取り消し
- サービス
- 設定 ntsysv , ランレベルユーティリティ
- 設定chkconfig , ランレベルユーティリティ
- 設定サービス設定ツール , ランレベルユーティリティ
- サービス設定ツール , ランレベルユーティリティ
- (参照 サービス)
- システムの復元, 基本的なシステムの復元
- ドライバーの削除, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- ドライバーの置換, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- ドライバーの追加, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- 一般的な問題, 一般的な問題
- Red Hat Enterprise Linux を起動できない, Red Hat Enterprise Linux をブートできない
- root パスワードを忘れる, Root パスワード
- ハードウェアやソフトウェアの問題, ハードウェアやソフトウェアに問題がある場合
- ブートローダーの再インストール, ブートローダーの再インストール
- シリアルコンソール, インターフェースの設定
- シリアルポート (参照 setserial コマンド)
- シングルユーザーモード, シングルユーザーモードでブートする
- スクリーンショット
- インストール中, インストール中のスクリーンショット
- ストレージデバイス
- タイムゾーン
- チェーンローディング, ストレージデバイス選択の画面, ストレージデバイスの割り当て, 高度なブートローダーオプションの設定, ストレージデバイス選択の画面, ストレージデバイスの割り当て
- チェーンロードする, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成
- テキストインターフェース, インターフェースの設定
- ディスクパーティショナ
- パーティションの追加, パーティションの追加, パーティションの追加, パーティションの追加
- ディスクパーティション設定, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成
- ディスク領域, 十分なディスク領域の確保, 十分なディスク領域
- トラブルシューティング, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
- DVD の破損
- DVD 検証, 追加できる起動オプション
- インストール中, インストール中の問題, インストール中に発生する問題, インストール中の問題
- No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ, No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ, No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ, No devices found to install Red Hat Enterprise Linux (Red Hat Enterprise Linux のインストール先となるデバイスがありません) というエラーメッセージ
- ドライブには GPT ディスクラベルを付けてください, 「drive must have a GPT disk label (ドライブには GPT ディスクラベルを付けてください)」のエラーメッセージ
- ハードドライブの残りの領域を使用, 未使用領域の使用
- パーティションの完了, その他のパーティション作成の問題, IBM Power Systems ユーザーの他のパーティション設定に関する問題, その他のパーティション作成の問題
- パーティションテーブル, パーティションテーブルに関する問題, パーティションテーブルに関する問題
- インストール後, インストール後の問題, インストール後の問題, インストール後の問題
- GNOME または KDE にブート, グラフィカル環境へのブート, グラフィカル環境へのブート
- RAM が認識されない, RAM が認識されない
- X (X Window System), X Window System (GUI) に関する問題, X Window System (GUI) に関する問題
- X Window System にブート, グラフィカル環境へのブート, グラフィカル環境へのブート
- X サーバーのクラッシュ, X サーバーのクラッシュと root 以外のユーザーに関する問題, X サーバーのクラッシュと root 以外のユーザーに関する問題
- グラフィカル GRUB 画面, x86 ベースのシステムでグラフィカルな GRUB 画面に問題がある
- グラフィカルログイン, リモートグラフィカルデスクトップと XDMCP
- グラフィカル環境にブート, グラフィカル環境へのブート, グラフィカル環境へのブート
- プリンター, プリンターが動作しない, プリンターが動作しない, プリンターが動作しない
- ログイン, ログイン時の問題, ログイン時の問題, ログイン時の問題
- 起動中に Apache HTTP Server の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する
- 起動中に Sendmail の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する, 起動中に Apache HTTP Server または Sendmail の応答が停止する
- インストール時
- リムーバブルメディアを使用しないトレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存
- インストール開始時, インストール開始時の問題, インストール開始時の問題
- GUI インストールの手順が利用できない, グラフィカルインストールでの起動に関する問題, グラフィカルインストールでの起動に関する問題
- フレームバッファ、無効化, グラフィカルインストールでの起動に関する問題, グラフィカルインストールでの起動に関する問題
- ブート, Red Hat Enterprise Linux を起動できない, Red Hat Enterprise Linux をブートできない, Red Hat Enterprise Linux をブートできない
- signal 11 エラー, シグナル 11 のエラーが表示される, シグナル 11 のエラーが表示される, シグナル 11 のエラーが表示される
- 起動
- RAID カード, RAID カードから起動できない
- トレースバックメッセージ
- リムーバブルメディアを使用しないトレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存, トレースバックメッセージの保存
- ドライバー
- 削除
- レスキューモード, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- 置換
- レスキューモード, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- 追加
- レスキューモード, レスキューモードを使用したドライバー問題の対処方法
- ドライバーフロッピー, インストールプログラムの起動
- ネットワーク
- ネットワークの結合, 結合インターフェースの設定
- ネットワークインストール
- ネットワークブートのインストール
- ネットワークサーバーのセットアップ, ネットワークサーバーのセットアップ
- ブートメッセージ、カスタム, カスタムブートメッセージの追加
- 実行, インストールの実行
- 概要, インストールサーバーの設定
- ネットワーク起動のインストール
- 設定, ネットワークブートの設定
- ハードウェア
- サポート, ハードウェア要件, ハードウェア要件
- 互換性, ハードウェアの互換性について
- 設定, システム仕様一覧
- ハードウェアの準備、 IBM Power Systems のサーバー, IBM Power Systems サーバーの準備
- ハードディスク
- そのパーティション設定, ディスクパーティションの概要
- パーティションのタイプ, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- パーティション入門, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- ファイルシステムの形式, 何を書き込むかでなく、どの様に書き込むか
- 初期化, ハードディスクの初期化, ハードディスクの初期化, ハードディスクの初期化
- 基本概念, ハードディスクの基本概念
- 拡張パーティション, パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要
- ハードドライブからのインストール, ハードドライブからのインストール, ハードドライブからのインストール, ハードドライブからのインストール
- パスフレーズ
- ブロックデバイス暗号化のパスフレーズ
- バックアップブロックデバイス暗号化パスフレーズの作成, バックアップパスフレーズの作成と保存
- バックアップブロックデバイス暗号化パスフレーズの保存, バックアップパスフレーズの作成と保存
- ブロックデバイス暗号化のパスフレーズの保存, パスフレーズの保存
- パスワード
- root の設定, Root パスワードの設定, Root パスワードの設定, Root パスワードの設定
- ブートローダー, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- パッケージ
- yum を使用したインストール, yum を使用したパッケージのインストール
- インストール, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択
- グループ, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択
- 選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択
- パッケージのインストール, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択
- パッケージグループ, ソフトウェア選択のカスタマイズ, ソフトウェア選択のカスタマイズ, ソフトウェア選択のカスタマイズ
- パラメーターファイル, パラメーターファイルおよび設定ファイル
- VNC パラメーター, VNC および X11 のパラメーター
- X11 パラメーター, VNC および X11 のパラメーター
- インストール用ネットワークパラメーター, インストール用ネットワークパラメーター
- キックスタートパラメーター, キックスタートを使ったインストールのパラメーター
- パラメーターファイルの例, パラメーターファイルと CMS 設定ファイルの例
- ローダーパラメーター, ローダーパラメーター
- 必須パラメーター, 必須パラメーター
- パーティション
- マウントポイントと, ディスクパーティションとマウントポイント
- 拡張, パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要
- パーティションの追加, パーティションの追加, パーティションの追加, パーティションの追加
- ファイルシステムのタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ
- パーティション設定, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更, カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更
- その入門, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- パーティションのタイプ, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- パーティションの命名, パーティションの命名スキーム
- パーティションの数, パーティションの数
- パーティションの数量, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- パーティションの番号付け, パーティションの命名スキーム
- パーティションの追加
- ファイルシステムのタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ
- パーティション用に空き領域を作成, Red Hat Enterprise Linux 用の領域を作成
- プライマリーパーティション, パーティション: 1 つのドライブを複数ドライブにする
- 他のオペレーティングシステム, ディスクパーティションと他の OS
- 使用中のパーティションを使用, アクティブパーティションの空き領域の使用
- 基本概念, ディスクパーティションの概要
- 拡張パーティション, パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要
- 推奨, パーティション設定に関する推奨, パーティション設定に関する推奨
- 新規の作成, パーティションの追加, パーティションの追加, パーティションの追加
- ファイルシステムのタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ
- 未使用パーティションを使用, 未使用パーティション領域を使用
- 破壊的, アクティブパーティションの空き領域の使用
- 空き領域の使用, パーティションが作成されていない領域の使用
- 自動, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成
- 非破壊的, アクティブパーティションの空き領域の使用
- ファイアウォール
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- ファイルシステム
- ファイルシステムのタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ, ファイルシステムタイプ
- ブート
- シングルユーザーモード, シングルユーザーモードでブートする
- レスキューモード, レスキューモードで起動
- 緊急モード, 緊急モードでブートする
- ブートプロセス, ブートプロセス、Init、シャットダウン, ブートプロセスの詳細
- (参照 ブートローダー)
- x86 用, ブートプロセスの詳細
- ステージ, ブートプロセス, ブートプロセスの詳細
- /sbin/init コマンド, /sbin/init プログラム
- EFI shell, UEFI ベースの x86 システム
- カーネル, カーネル
- ブートローダー, x86 システム用の GRUB ブートローダー
- ダイレクトローディング, BIOS ベースの x86 システムでの GRUB とブートプロセス, UEFI ベース x86 システムの GRUB とその起動プロセス
- チェーンローディング, BIOS ベースの x86 システムでの GRUB とブートプロセス, UEFI ベース x86 システムの GRUB とその起動プロセス
- ブートローダー, ブートローダー設定のアップグレード, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定, GRUB
- (参照 GRUB)
- (参照 GRUB)
- GRUB, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- MBR, 高度なブートローダーオプションの設定
- アップグレード, ブートローダー設定のアップグレード
- タイプ
- GRUB, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- yaboot, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- z/IPL, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- パスワード, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- ブートパーティションでのインストール, 高度なブートローダーオプションの設定
- 定義, GRUB ブートローダー
- 設定, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- ブートローダーパスワード, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- プログラム
- 起動時に実行している, ブート時に追加プログラムを実行
- ホスト名, ホスト名の設定, ホスト名の設定, ホスト名の設定
- マウントポイント
- パーティションと, ディスクパーティションとマウントポイント
- マスターブートレコード, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定, Red Hat Enterprise Linux をブートできない (参照 MBR)
- 再インストール, ブートローダーの再インストール
- マルチパスデバイス
- 非マルチパスデバイスとの混在, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成
- モデム, ホスト名の設定, ホスト名の設定, ホスト名の設定
- ユーザー
- 作成, 一般ユーザーの作成
- ユーザーインターフェース、グラフィカル
- ユーザーインターフェース、テキストモード
- ランレベル (参照 init コマンド)
- GRUB で変更, GRUB インターフェース
- 設定, ランレベルユーティリティ
- (参照 サービス)
- ランレベル 1, シングルユーザーモードでブートする
- レスキューディスク, レスキューモードでコンピューターを起動する
- レスキューモード, レスキューモード, レスキューモードでコンピューターを起動する
- その定義, レスキューモードで起動
- 利用できるユーティリティ, レスキューモードで起動
- レスキューモード、 Power Systems, Power Systems サーバーでのレスキューモード
- SCSI ユーティリティーにアクセスする, レスキューモードから SCSI ユーティリティへのアクセスに関する注意事項
- ログファイル, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
- キックスタートインストール, キックスタートを使ったインストールとは
- 仮想コンソール, 仮想コンソールに関する注意事項, Linux 仮想コンソールに関する注意事項
- 仮想化
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- 削除
- Red Hat Enterprise Linux
- IBM System z から, IBM System z から Red Hat Enterprise Linux を削除
- x86 ベースシステムから, x86 ベースシステムからの Red Hat Enterprise Linux の削除
- 手順
- CD-ROM か DVD でブートする, 起動方法の選択
- DVD からインストール, 起動方法の選択
- IBM Power Systems サーバーのハードウェアの準備, IBM Power Systems サーバーの準備
- サポートされているハードウェア, ハードウェア要件, ハードウェア要件
- ディスク領域, 十分なディスク領域の確保, 十分なディスク領域
- ハードウェアの互換性, ハードウェアの互換性について
- 拡張パーティション, パーティション内にさらにパーティションを設定する — 拡張パーティションの概要
- 暗号化
- バックアップパスフレーズ
- バックアップパスフレーズの作成, バックアップパスフレーズの作成と保存
- バックアップパスフレーズの保存, バックアップパスフレーズの作成と保存
- パスフレーズ
- パスフレーズの保存, パスフレーズの保存
- 登録
- Firstboot の使用, ソフトウェア更新の設定
- キックスタートの使用, インストール後のスクリプトで subscription-manager を実行する
- 登録を取り消す, Red Hat サブスクリプション管理サービスの登録取り消し
- 緊急モード, 緊急モードでブートする
- 自動パーティション設定, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成, ディスクパーティションの構成
- 言語
- 設定
- 設定ファイル
- CMS 設定ファイル, パラメーターファイルおよび設定ファイル
- z/VM 設定ファイル, z/VM 設定ファイル
- 起動する
- インストール, インストールプログラムの起動
- インストールプログラム
- x86、 AMD64、 Intel 64, x86、 AMD64、および Intel 64 システムでのインストールプログラムの起動
- 起動オプション, 追加できる起動オプション
- シリアルモード, 追加できる起動オプション
- UTF-8, 追加できる起動オプション
- テキストモード, 追加できる起動オプション
- ネットワークから, 追加できる起動オプション
- メディアチェック, 追加できる起動オプション
- 選択
- パッケージ, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択, パッケージグループの選択
- 開始
- インストール, DVD からのインストール, DVD からのインストール
A
- anacdump.txt, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
- Anaconda, その他のテクニカルドキュメント
- anaconda.log, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
B
- Basic Input/Output System (参照 BIOS)
- BIOS
- 定義, BIOS ベースの x86 システム
- (参照 ブートプロセス)
- BIOS (Basic Input/Output System), インストーラーの起動
C
- CD/DVD メディア
- ブート, x86、 AMD64、および Intel 64 システムでのインストールプログラムの起動, インストーラーの起動
- 作成, メディアの作成
- (参照 ISO イメージ)
- chkconfig , ランレベルユーティリティ
- (参照 サービス)
- CMS 設定ファイル, パラメーターファイルおよび設定ファイル
- CMS 設定ファイルの例, パラメーターファイルと CMS 設定ファイルの例
D
- DASD インストール, ハードドライブからのインストール
- DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol), ホスト名の設定, ホスト名の設定, ホスト名の設定
- DVD
- ATAPI, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- IDE, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- SCSI, DVD からのインストール, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- インストール元, DVD からのインストール, DVD からのインストール
- DVD メディア
- ダウンロード, Red Hat Enterprise Linux の取得
- (参照 ISO イメージ)
E
- EFI shell, UEFI ベースの x86 システム
- (参照 ブートプロセス)
- ext2 (参照 ファイルシステム)
- ext3 (参照 ファイルシステム)
- ext4 (参照 ファイルシステム)
- Extensible Firmware Interface shell (参照 EFI shell)
F
- FCoE
- インストール, 高度なストレージオプション, 高度なストレージオプション, 高度なストレージオプション
- fcoe
- キックスタート経由, キックスタートのオプション
- FCP デバイス, FCP デバイス
- Firstboot, Firstboot
- RHN セットアップ, サブスクリプション管理の登録
- キックスタート経由, キックスタートのオプション
- コンテンツサービス, サーバーの選択
- サブスクリプション, サブスクリプションサービスを設定する
- ユーザー, 一般ユーザーの作成
- FTP
G
- GRUB, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定, ブートローダーとシステムアーキテクチャー, x86 システム用の GRUB ブートローダー
- (参照 ブートローダー)
- その他のリソース, その他のリソース
- インストール済みドキュメント, インストールされているドキュメント
- 役に立つ web サイト, 役に立つ Web ページ
- その代替, 代わりのブートローダー
- インターフェース, GRUB インターフェース
- コマンドライン, GRUB インターフェース
- メニュー, GRUB インターフェース
- メニューエントリーエディタ, GRUB インターフェース
- 順序, インターフェースロードの順序
- コマンド, GRUB コマンド
- トラブルシューティング, GRUB 関連のトラブルシューティング
- ブートプロセス, BIOS ベースの x86 システムでの GRUB とブートプロセス, UEFI ベース x86 システムの GRUB とその起動プロセス
- ブートプロセスでの役割, x86 システム用の GRUB ブートローダー
- メニュー設定ファイル, GRUB メニュー設定ファイル
- ディレクティブ, 設定ファイルのディレクティブ
- ランレベル変更に使用, GRUB インターフェース
- 定義, GRUB
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- 特徴, GRUB の機能
- 用語, GRUB 用語
- root ファイルシステム, ルートファイルシステムと GRUB
- デバイス, デバイスの名前
- ファイル, ファイル名とブロックリスト
- 設定, x86、AMD64、および Intel 64 のブートローダーの設定
- 設定ファイル
- 起動時にランレベルを変更する, 起動時にランレベルを変更する
- grub.conf, 設定ファイルの構造
- (参照 GRUB)
H
- halt, シャットダウン
- (参照 shutdown)
- HMC vterm, HMC vterm の使用
- HTTP
I
- init コマンド, /sbin/init プログラム
- (参照 ブートプロセス)
- SysV init
- 定義, SysV Init ランレベル
- アクセスされるランレベル, ランレベル
- ブートプロセスでの役割, /sbin/init プログラム
- (参照 ブートプロセス)
- ランレベル
- ディレクトリ, SysV Init ランレベル
- 設定ファイル
- /etc/inittab , SysV Init ランレベル
- IPL NWSSTG, *NWSSTG から IPL できない
- IPv4, ホスト名の設定, ホスト名の設定, ホスト名の設定
- iscsi
- インストール, 高度なストレージオプション, 高度なストレージオプション, 高度なストレージオプション
- ISO イメージ
- ダウンロード, Red Hat Enterprise Linux の取得
K
- kdump, Kdump
- Kickstart Configurator, Kickstart Configurator
- %post スクリプト, インストール後のスクリプト
- %pre スクリプト, インストール前のスクリプト
- root パスワード, 基本設定
- 暗号化する, 基本設定
- SELinux 設定, SELinux 設定
- インストール方法の選択, インストール方法
- キーボード, 基本設定
- タイムゾーン, 基本設定
- テキストモードインストール, 基本設定
- ディスプレイ設定, ディスプレイ設定
- ネットワーク設定, ネットワーク設定
- パッケージ選択, パッケージの選択
- パーティション設定, パーティション情報
- ソフトウェア RAID, ソフトウェア RAID パーティションの作成
- ファイアウォール設定, ファイアウォールの設定
- ブートローダー, ブートローダーオプション
- ブートローダーオプション, ブートローダーオプション
- プレビュー, Kickstart Configurator
- 保存, ファイルの保存
- 再起動, 基本設定
- 基本オプション, 基本設定
- 対話式, 基本設定
- 言語, 基本設定
- 認証オプション, 認証
L
- LVM
- キックスタートと, キックスタートのオプション
- ボリュームグループ, LVM の理解
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- 物理ボリューム, LVM の理解
- 理解, LVM の理解
- 論理ボリューム, LVM の理解
M
- MBR
- ブートローダーのインストール先, 高度なブートローダーオプションの設定
- 定義, ブートプロセスの詳細, BIOS ベースの x86 システム
- (参照 ブートプロセス)
N
- NFS
- NFS (Network File System)
- インストール先, ネットワークインストールの実行, ネットワークインストールの実行
- NTP (ネットワーク時刻プロトコル), タイムゾーンの設定, タイムゾーンの設定, 日付と時刻
- ntsysv , ランレベルユーティリティ
- (参照 サービス)
O
- OpenSSH, その他のテクニカルドキュメント
- (参照 SSH)
- OS/400, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- (参照 ブートローダー)
P
- parm ファイル (参照 パラメーターファイル)
- parted パーティション設定ユーティリティ, 新規パーティションの作成
- Power Systems レスキューモード, Power Systems サーバーでのレスキューモード
- SCSI ユーティリティーにアクセスする, レスキューモードから SCSI ユーティリティへのアクセスに関する注意事項
- program.log, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
- PulseAudio, その他のテクニカルドキュメント
- PXE (Pre-boot eXecution Environment), PXE を使用したネットワークからの起動
R
- RAID
- RAID カードに接続されたドライブから起動できない, RAID カードから起動できない
- キックスタートインストール, キックスタートのオプション
- Kickstart Configurator, ソフトウェア RAID パーティションの作成
- ソフトウェア, RAID と他のディスクデバイス, RAID と他のディスクデバイス
- ディスク障害が発生した後システムがブートできなくなる, GRUB 関連のトラブルシューティング
- ハードウェア, RAID と他のディスクデバイス, RAID と他のディスクデバイス
- rc.local
- 修正, ブート時に追加プログラムを実行
- rc.serial , ブート時に追加プログラムを実行
- (参照 setserial コマンド)
- Red Hat サブスクリプション管理, サブスクリプション管理の登録
- RHN セットアップ
- サブスクリプションサービスの選択, サブスクリプション管理の登録
- root / パーティション
- 推奨のパーティション設定, パーティション設定に関する推奨, パーティション設定に関する推奨
- root パスワード, Root パスワードの設定, Root パスワードの設定, Root パスワードの設定
S
- SCAP セキュリティーガイド, USGCB (米国政府共通設定基準) 準拠のインストールイメージの作成
- scp, その他のテクニカルドキュメント
- (参照 SSH)
- SELinux
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- setserial コマンド
- 設定, ブート時に追加プログラムを実行
- shutdown, シャットダウン
- (参照 halt)
- ssh
- 起動時に ssh を開始する, ssh を使用したリモートアクセスを有効にする
- SSH (Secure Shell)
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- storage.log, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
- swap パーティション
- 推奨のパーティション設定, パーティション設定に関する推奨, パーティション設定に関する推奨
- syslog, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング, インストール中にリモートシステムへログインする
- system-config-kickstart (参照 Kickstart Configurator )
- SysV init (参照 init コマンド)
T
- TCP/IP 設定, ネットワークインストールの実行, ネットワークインストールの実行, ネットワークインストールの実行
- Telnet, Telnet を使用したリモートアクセスを有効にする
- tftp , tftp サーバーの起動
U
- UEFI (Unified Extensible Firmware Interface), インストーラーの起動
- USB フラッシュメディア
- ダウンロード, Red Hat Enterprise Linux の取得
- 作成, メディアの作成
- USB メディア
- USGCB 準拠
- インストールイメージ, USGCB (米国政府共通設定基準) 準拠のインストールイメージの作成
V
- vfat (参照 ファイルシステム)
- VNC (Virtual Network Computing), インストールシステムへのリモートアクセスを有効にする
- クライアントのインストール, インストールシステムへのリモートアクセスを有効にする
- リスニングモード, インストールシステムを VNC リスナーに接続する
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- 有効にする, VNC を使用したリモートアクセスを有効にする
X
- XDMCP, リモートグラフィカルデスクトップと XDMCP
- Xorg, その他のテクニカルドキュメント
Y
- yaboot, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- (参照 ブートローダー)
- yaboot インストールサーバー, yaboot インストールサーバーを使ったネットワークからの起動
- yum
- yum を使用したインストール, yum を使用したパッケージのインストール
- 文書, その他のテクニカルドキュメント
- yum.log, Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM Power Systems サーバーでのインストールに関するトラブルシューティング, IBM System z でのインストールに関するトラブルシューティング
Z
- z/IPL, ブートローダーとシステムアーキテクチャー
- (参照 ブートローダー)


