Red Hat Training

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18.2. ゲストライブ移行の設定

このセクションは、Red Hat Enterprise Linux を稼働している 他のサーバーへの Xen ゲストのオフライン移行を説明しています。 移行はオフラインメソッド内で 実行されます(xm migrate コマンドを使用)。ライブ移行は 同じコマンドで実行できますが、その場合、xend-config 設定ファイルにいくらかの追加修正が必要になります。この例では、正しい移行を達成する為に 修正すべきエントリを識別しています:
(xend-relocation-server yes)
このパラメータ用のデフォルトは「No」です。これは移動/移行サーバーを (信頼できるネットワーク上でない限り) 不活性にしておき、ドメイン仮想メモリーは暗号化無しに生のままで交換されます。
(xend-relocation-port 8002)
このパラメータは、xend が移行用に使用するポートを設定します。使用するネットワーク環境がカスタム値を要求しない限りは、この値を使用します。コメント用の シンボルを削除して有効にします。
(xend-relocation-address )
このパラメータは、ユーザーが xend-relocation-server を有効にした後に、移動ソケット接続の為にリッスンするアドレスです。Xen hypervisor は 指定されたインターフェイス上の移行ネットワークトラフィックだけをリッスンします。
(xend-relocation-hosts-allow )
このパラメータは移動ポートと通信するホストを制御します。その値が空であれば、全ての来信接続は許可されます。これを空白で区切られた正規表現の連続に変える必要があります。例えば:
(xend-relocation-hosts-allow- '^localhost\\.localdomain$' )>
受理される値には、完全修飾ドメイン名、IP アドレス、あるいは空白で隔離した 正規表現が含まれます。
設定した後に、ホストを再起動して新しいセッティングをロードします。