4.3. Xen の制限

重要

この章内の全ての制限は、注記がある箇所以外はすべて Red Hat Enterprise Linux 5.4 の為の制限です。旧来のバージョンでは数的により少ない制限を持つ可能性が あります。

Xen ホスト (dom0) の制限

  • ホスト毎に tap:aio ドライバーとファイルベースのデバイスを 使用する 100 のブロックデバイスまでの制限があります。para-virtualized ゲストに添付された ブロックデバイスの合計数はホスト毎に100デバイスを超過することは出来ません。

注記

para-virtualized デバイスの制限問題を回避するのには、2つの方法があります。1つは phy デバイスの使用で、もう1つはゲスト上で LVM の 使用です。
ホストが十分なリソースを持っていれば、それが所有できる phy デバイスの数には制限がありません。
LVM、又は同様な論理パーティション設定ツールは、ブロックデバイス上で使用して 単独の para-virtualized ブロックデバイスに追加の論理パーティションを作成する ことができます。

Xen Para-virtualization の制限

  • 仮想化ゲスト毎に最大合計 256 デバイス
  • 仮想化ゲスト毎に最大 15 のネットワークデバイス

Xen 完全仮想化の制限

  • ゲスト毎に最大 4つの仮想化(模倣)IDE デバイス
    完全仮想化ゲスト用に para-virtualized ドライバーを使用するデバイスは この制限を受けません。
  • 仮想化した(模倣)IDE デバイスはシステムでサポートされるループバック デバイスの合計数により制限されます。Red Hat Enterprise Linux 5.4 で利用できる ループバックデバイスのデフォルトの数は 8 です。このことは、システム上の全ての 仮想化ゲストは合計で 8 つ以上の仮想化(模倣)IDE デバイスを持てないことになります。
    ループバックデバイスの詳細情報には、Red Hat KnowledgeBase を 参照して下さい。

    注記

    デフォルトでは、Red Hat Enterprise Linux は利用可能なループバックデバイスの 数を制限しています。この数はカーネルの制限を解除することにより増加することが できます。
    /etc/modprobe.conf 内で、以下の行を追加します:
    options loop max_loop=64
    
    マシンをリブートするか、又は以下のコマンドでカーネルを更新して下さい:
    # rmmod loop
    # modprobe loop
    
  • ホスト毎に 100 の para-virtualized ブロックデバイスの制限となります。para-virtualized ゲストに添付されたブロックデバイス(tap:aio ドライバーを 使用)の合計数は 100 デバイスを超過できません。
  • para-virtualized ドライバーを使用して仮想化ゲスト毎に最大 256 ブロックデバイスです。
  • 仮想化ゲスト毎に最大 15 のネットワークデバイス
  • 仮想化ゲスト毎に最大 15 仮想化 SCSI デバイスです。