4.4. アプリケーションの制限

特定タイプのアプリケーションに対して仮想化が不適切になるような 仮想化の側面がいくつか存在します。
高い I/O スループットの要求を持つアプリケーションは、完全仮想化用の para-virtualized ドライバーを使用すべきです。para-virtualized ドライバーが無いと、 特定のアプリケーションは高い I/O 負荷では不安定になります。
以下のアプリケーションはそれらの高度な I/O 要求の為に回避すべきです:
  • kdump サーバー
  • netdump サーバー
仮想化ゲストでデータベースアプリケーションを使用する前に、そのアプリケーションを 注意して検証すべきです。データベースは一般的にネットワークとストレージ I/O デバイスを 集中的に使用します。これらのアプリケーションは完全仮想化環境には不適切かも知れません。 I/O パフォーマンスの増強のためには、 para-virtualization 又は para-virtualized ドライバーを 考慮してください。完全仮想化用の para-virtualized ドライバーについての詳細は 14章Xen Para-virtualized ドライバー でご覧下さい。
I/O を大幅に活用するか、又はリアルタイムパフォーマンスを要求する 他のアプリケーションやツールは慎重に査定すべきです。para-virtualized を 使用した完全仮想化の使用(14章Xen Para-virtualized ドライバー 参照)、あるいは、para-virtualization の 使用は、I/O 集中型アプリケーションでより良い結果を出します。アプリケーションは それでもまだ仮想化環境での実行に少々のパフォーマンスロスを被ります。完全仮想化のハードウェアの 使用に関連したアプリケーションのパフォーマンス問題の可能性に対して、より新しく、 より速いハードウェアへの統合を通じた仮想化の利便性を査定する必要があります。