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付録C LVM オブジェクトタグ

LVM タグとは、同じタイプの LVM2 オブジェクトを一緒にグループ化する為に使用する言葉です。タグは物理ボリューム、ボリュームグループ、論理ボリュームなどの オブジェクトに付けることができます。タグはクラスタ設定ではホストに添付されます。スナップショットにはタグを付けることが出来ません。
タグは、コマンドラインで引数 PV、VG、や LV の代わりに表示することができます。 タグは混乱を防ぐために @ を前に付ける必要があります。各タグは、コマンドライン上のその場所で想定されるタイプのタグを持つ全てのオブジェクトで、そのタグを入れ替えて拡張できます。
LVM タグは、最長 128 文字までの [A-Za-z0-9_+.-] を使用した文字列です。これは ハイフンを最初に持つことは出来ません。
ボリュームグループ内のオブジェクトだけにタグを付けられます。物理ボリュームは、 ボリュームグループから排除された場合は、そのタグを失います。これは、タグが ボリュームグループメタデータの一部として保存されており、物理ボリュームが排除 された時にはそれが無くなることが理由です。スナップショットにはタグを付けられません。
以下のコマンドは、database タグを持つ全ての 論理ボリュームを一覧表示します。
lvs @database

C.1. オブジェクトタグの追加と削除

物理ボリュームにタグを追加したり、そこからタグを削除したりするには、pvchange コマンドで --addtag オプションや --deltag オプションを使用します。
ボリュームグループにタグを追加したり、そこからタグを削除するには、vgchange か、vgcreate コマンドで --addtag や、 --deltag オプションを使用します。
論理ボリュームにタグを追加したり、そこからタグを削除するには、lvchange か、lvcreate コマンドで --addtag--deltag オプションを使用します。