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12.2. IBM System i または IBM System p インストールプログラムの起動

CD-ROM から IBM System i または IBM System p システムを起動するには、System Management Services (SMS)メニューでインストールブートデバイスを指定する必要があります。
システム管理サービス (System Management Services) GUI に入るには、ブートプロセスでチャイムが聞こえたら 1 キーを押します。これにより、このセクションに説明してあるグラフィカルインターフェイスと同様の画面が立ち上がります。
テキストコンソール上では、セルフテストでテスト済みのコンポーネントと一緒にバナーが表示されている時に 1 を押します。

図12.1 SMS コンソール

SMS コンソール
SMS メニュー内に入ったら、ブートオプションの選択 (Select Boot Options) からオプションを選びます。このメニュー内で、インストールデバイスまたはブートデバイスの選択 (Select Install or Boot a Device) を指定します。そこで CD/DVD を選択したらバスタイプを選びます (ほとんどの場合、SCSI)。どのタイプか分からない場合は、すべてのデバイスを表示できます。これにより、ネットワークアダプターやハードドライブなど、ブートデバイスに使用できるすべてのバスがスキャンされます。
最後に、インストール CD が含まれるデバイスを選択します。YABOOT はこのデバイスからロードされ、boot: プロンプトが表示されます。Enter を押すか、インストールが開始するまでタイムアウトが期限切れになるまで待機します。
ネットワーク経由で起動する場合は、CD #1 の images/netboot/ppc64.img ファイルを使用します。