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34.3. PXE ホストの追加

ネットワークサーバーの設定後に、図34.1「ホストの追加」 に示されるようにインターフェイスが表示されます。

図34.1 ホストの追加

ホストの追加
次の手順では、PXE ブートサーバーに接続できるホストを設定します。この手順のコマンドラインバージョンについては、「コマンドラインからの設定」 を参照してください。
ホストを追加するには、New ボタンをクリックします。

図34.2 ホストの追加

ホストの追加
以下の情報を入力します。
  • ホスト名または IP アドレス/ サブネット:インストールのために PXE サーバーに接続できるようにする IP アドレス、完全修飾ホスト名、またはシステムのサブネット。
    複数の IP アドレスが受け入れられない
    1 つの IP アドレスのみを入力します。Anaconda は複数のアドレスを使用しません。
  • オペレーティングシステム - このクライアントにインストールするオペレーティングシステムの識別子。この一覧は、ネットワークインストールダイアログで作成したネットワークインストールインスタンスから入力され ます
  • シリアルコンソール - このオプションは、シリアルコンソールを使用できます。
  • キックスタート ファイル - 使用するキックスタートファイルの場所。例: http://server.example.com/kickstart/ks.cfgこのファイルは、Kickstart Configurator で作成できます。詳細は、32章Kickstart Configurator を参照してください。
Snapshot name および Ethernet オプションを無視します。ディスクレス環境にのみ使用されます。

34.3.1. コマンドラインからの設定

ネットワークサーバーが X を実行していない場合は、system-config-netboot パッケージの一部である pxeboot ユーティリティーを使用して、PXE サーバーへの接続が許可されるホストを追加できます。
pxeboot -a -K <kickstart> -O <os-identifier> -r <value> <host>
以下の一覧で、オプションについて説明します。
  • -a - ホストを追加するように指定します。
  • -k & lt;kickstart >: キックスタートファイルの場所(ある場合)。
  • -o & lt ;os-identifier> - 「PXE ブートの設定」 で定義されているオペレーティングシステムの識別子を指定します。
  • -r & lt;value&gt; - ram ディスクサイズを指定します。
  • <host>: 追加するホスト の IP アドレスまたはホスト名を指定します。
pxeboot コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、pxeboot の man ページを参照してください。