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9.5. GRUB インターフェイス

GRUB は異なるレベルの機能を持つ 3種類のインターフェイスを備えています。各インターフェイスによって、Linuxカーネル又は他のオペレーティングシステムを起動することができます。
各インターフェイスは以下のようになります:

注記

以下の GRUB インターフェイスは、GRUB メニューバイパス画面の 3秒間内にいずれかのキーを押す事でのみアクセスできるものです。
Menu Interface
これは、インストールプログラムによって GRUB が設定されると表示されるデフォルトのインターフェースです。オペレーティングシステムのメニューまたは事前に設定されたカーネルが名前順に一覧表示されます。矢印キーを使ってオペレーティングシステム あるいは、カーネルバージョンを選択して、Enter を押してブートします。 この画面で何もしないと、タイムアウト時間が過ぎて、 GRUB はデフォルトオプションをロードします。
e キーを押すとエディタインターフェースに入ります。 c キーを押すとコマンドラインインターフェースをロードします。
Refer to 「GRUB メニュー設定ファイル」 for more information on configuring this interface.
Menu Entry Editor Interface
メニューエントリエディタにアクセスするには、 ブートローダーメニューで e キーを押します。 そのエントリの GRUB コマンドがここに表示され、 コマンドラインの追加 (o で現在のラインの後に新しい行を挿入、 O でその行の前に新しい行を挿入)、 編集 (e)、 削除 (d) を行うとオペレーティングシステムの起動前にコマンドラインを変更することができます。
すべての変更を完了した後、 b キーを押すとコマンドが実行されオペレーティングシステムが起動します。 Esc キーを押すとすべての変更が破棄されて標準のメニューインターフェースを再ロードします。 c キーを押すとコマンドラインインターフェースをロードします。

注記

For information about changing runlevels using the GRUB menu entry editor, refer to 「Changing Runlevels at Boot Time」.
Command Line Interface
コマンドラインインターフェースは最も基本の GRUB インターフェースですが、一番多くの 制御権を付与するインターフェースでもあります。 コマンドラインによりいずれの関連 GRUB コマンドも入力できるようになり、 エンター キーを押すとそのコマンドを実行することができるようになります。このインターフェースには、コンテキストを基にした Tab キー補完、 行頭移動させるための Ctrl+a や行末移動させるための Ctrl+e などコマンド入力時に使用できる Ctrl キーの組み合わせ機能などシェルに似た高度な機能が搭載されています。更に、 矢印、 HomeEndDelete のキーは bash シェルで機能するのと同じように働きます。
Refer to 「GRUB コマンド」 for a list of common commands.

9.5.1. インターフェイスロードの順序

GRUB が第 2 ステージのブートローダーをロードすると、GRUB はまず設定ファイルを探します。見つかると、メニューインターフェイスバイパス画面が表示されます。あるキーを3秒以内に押すと、GRUB はメニューリストを作成してメニューインターフェイスを表示します。キーが押されないと GRUB メニューのデフォルトカーネルエントリが使用されます。
設定ファイルが見つからない場合や読み込めない場合は、GRUBはコマンド行インターフェイスをロードし、OSのブートの完了に必要なコマンドを入力できるようにします。
設定ファイルが無効の場合は、エラーが出力されて入力が促されます。これによりユーザーは問題の発生個所を正確に知ることができます。どれかキーを押すとメニューインターフェイスに戻り、GRUBによって報告されたエラーに基づいてメニューオプションを編集して問題を修復できます。修復が失敗すると、GRUB はエラーを報告して、メニューインターフェイスに戻ります。