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12.17. 高度なストレージオプション

図12.13 高度なストレージオプション

高度なストレージオプション
この画面から dmraid デバイスを無効にすることを選択できます。この場合は、dmraid デバイスの個々の要素が別のハードドライブとして表示されます。iSCSI (SCSI over TCP/IP)ターゲットの設定を選択することもできます。
ISCSI ターゲットを設定するには、Add ISCSI target を選択し、Add Drive ボタンをクリックして Configure ISCSI Parameters ダイアログを呼び出します。ネットワーク接続がまだアクティブでない場合は、インストーラーはネットワークインターフェイスの詳細を指定するように求められます。ドロップダウンメニューからネットワークインターフェイスを選択してから、Use dynamic IP configuration ボックスをオンのままにするか、選択を解除して、システムの IP アドレスとネットワーク上のゲートウェイおよびネームサーバーの IP アドレスを入力します。Enable IPv4 ボックスがオンのままであることを確認します。

図12.14 ネットワークインターフェイスの有効化

ネットワークインターフェイスの有効化
iSCSI ターゲット IP の詳細を入力し、一意の iSCSI イニシエーター名を指定して、このシステムを特定します。iSCSI ターゲットが認証に Challenge Handshake Authentication Protocol (CHAP)を使用する場合は、CHAP のユーザー名とパスワードを入力します。ご使用の環境で 2 方向 CHAP (Mutual CHAP とも呼ばれる)を使用する場合は、リバース CHAP のユーザー名とパスワードも入力します。Add target ボタンをクリックして、この情報を使用して ISCSI ターゲットへの接続を試みます。

図12.15 iSCSI パラメーターの設定

iSCSI パラメーターの設定
別の ISCSI ターゲット IP で再試行するには誤って入力する必要がありますが、ISCSI イニシエーター名を変更するには、インストールを再起動する必要があることに注意してください。