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第5章 Red Hat Enterprise Linux の削除

Red Hat Enterprise Linux を x86 ベースのシステムからアンインストールするには、マスターブートレコード(MBR)から Red Hat Enterprise Linux のブートローダ情報を削除しなければなりません。

注記

万一、すべてのデータを紛失してしまった場合に後悔しないよう、システムに保存しているデータはすべてバックアップをとっておいた方が良いでしょう。
DOS や Windows では、Windows fdisk ユーティリティを使用して、記述のない フラッグ /mbr の付いた新しい MBR を作成します。これは MBR がプライマリ DOS パーティションを起動するよう書き直す だけ です。コマンドは次のようにします。
fdisk /mbr
ハードディスクから Linux を削除する必要があり、これをデフォルトの DOS (Windows) fdisk で実行しようとした場合、パーティションは存在しているがそのパーティションは存在していない という問題に遭遇します。DOS 以外のパーティションを削除する最善の方法は、DOS 以外のパーティションを理解するツールを使用することです。
これを行うには、Red Hat Enterprise Linux CD #1 を挿入してシステムをブートします。CD からブートすると、ブートプロンプトが表示されます。そのブートプロンプトで、linux rescue と入力します。レスキューモードプログラムが起動します。
キーボードと言語の設定のプロンプトが出てきます。Red Hat Enterprise Linux のインストール中に設定するのと同じ様に値を入力します。
次に、プログラムがレスキュー用 Red Hat Enterprise Linux インストールを検索開始する画面が表示されます。この画面では、スキップ を選択します。
スキップ を選択したら、コマンドプロンプトが現れ、削除したいパーティションにアクセスできるようになります。
まず、list-harddrives コマンドを入力します。このコマンドはインストールプログラムで認識できるシステム内のハードドライブをすべて表示し、そのサイズをメガバイトで表示します。

警告

目的の Red Hat Enterprise Linux パーティションだけを削除するように注意してください。他のパーティションを削除するとデータの損失、あるいはシステム環境の破損につながる可能性があります。
パーティションを削除するには、パーティション設定ユーティリティ、parted を使用します。削除するパーティションが存在するデバイス、/dev/hdaparted をスタートします。
parted /dev/hda
print コマンドを使用して、現在のパーティションを表示し削除するパーティションのマイナー番号を決定します:
print
The print command also displays the partition's type (such as linux-swap, ext2, ext3, and so on). Knowing the type of the partition helps you in determining whether to remove the partition.
rm コマンドでパーティションを削除します。例えば、マイナー番号 3 のパーティションを削除するのは以下のコマンドです:
rm 3

重要

変更は、[Enter] を押した時点で反映されるので、実行する前にコマンドをもう一度確認してください。
パーティション削除の後は、print コマンドを使用してそれがパーティションテーブルから削除されたことを確認してください。
Linux パーティションを削除して、必要な変更がすべて終了したら、ここで quit コマンドをタイプして parted を終了します。
parted を終了すると、今度はブートプロンプトで exit と入力してレスキューモードを終了し、インストールを継続するのではなく、システムの再起動をします。システムは自動的に再起動してきます。自動的に再起動しない場合は、Control+Alt+Delete のキーの組合せを同時に押して再起動します。