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第6章 Intel® 又は AMD システム上の インストールのトラブルシューティング

この付録の中では一般的なインストールの問題とその対策について説明しています。

6.1. Red Hat Enterprise Linux をブート出来ない

6.1.1. RAID カードから起動できない

インストールを実行してシステムを正しく起動できない場合は、再インストールを試みてパーティションの構成を変える必要があるかも知れません。
BIOS の種類の中には RAID カードからの起動に対応しないものがあります。インストールの最後にテキストベースの画面がでて、ブートローダのプロンプト(例、GRUB:) が表示されカーソルが点滅するだけの状況になることがあります。この状態になるとシステムのパーティションを再構成する必要があります。
自動または手動パーティションのどちらを選択したとしても、RAID アレーの外部で分離されたハードドライブなどに /boot パーティションをインストールする必要があります。内部のハードドライブは疑わしい RAID カードでパーティションを作成するのに必要です。
また、適当なブートローダ (GRUB または LILO) を RAID アレイの外にあるドライブの MBR にインストールする必要があります。これは /boot/ パーティションをホストしているのと同じドライブになるはずです。
これらの変更が実践されますと、インストールが終了できるようになりシステムを正常に起動できます。

6.1.2. シグナル 11 のエラーが表示される

一般的に セグメント障害 として知られるシグナル 11 のエラーとは、そのプログラムがアクセスしたメモリのロケーションは割り当てられていませんという意味です。シグナル 11 エラーはインストールされているソフトウェア プログラムの1つにあるバグか、ハードウェア不具合に起因することがあります。
If you receive a fatal signal 11 error during your installation, it is probably due to a hardware error in memory on your system's bus. Like other operating systems, Red Hat Enterprise Linux places its own demands on your system's hardware. Some of this hardware may not be able to meet those demands, even if they work properly under another OS.
Red Hat からの最新のインストール更新とイメージを持っていることを確認して下さい。 オンライン errata で新しいバージョンが入手できるかどうか調べて下さい。最新の イメージを使用してもまだ失敗する場合は、それはハードウェアの問題かも知れません。 一般的にはこれらのエラーは メモリーか CPU キャッシュの中にあるものです。 BIOS 内で CPU キャッシュをオフにするとこのエラーが解決することもあります。またマザーボード\nスロット内のメモリーを入れ換えて、問題がスロットか、メモリーにあるのか確認することも 試してみて下さい。
もう1つのオプションはインストール CD-ROM のメディアチェックを実行することです。Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムは、インストールメディアの整合性をテストする機能を持っています。これは、CD、DVD、ハードドライブ ISO、及び NFS ISO などのインストールメソッドで機能します。Red Hat では、実際にインストールを開始する前、及びインストール関連のバグを報告する前に全てのインストールメディアをテストして頂くように推奨しています。(多くの報告されたバグは実際には不適格に焼かれた CD が原因です)。このテストを使用するには、 boot: 又は、yaboot: プロンプトで次のコマンドを 入力します(Itanium システムでは elilo をその前に付けます):
	linux mediacheck
シグナル 11 エラーに関しての詳細は以下のサイトをご覧ください。
	http://www.bitwizard.nl/sig11/