Red Hat Training

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第26章 基本的システムの復元

何か問題が発生した場合、解決するための方法はいくつかあります。ただし、その方法を実行するには、 システムを十分に理解していることが必要です。本章では、システムを修復する知識を使用できる、 レスキューモード、シングルユーザーモード、及び緊急モードでブートする方法を説明します。

26.1. 一般的な問題

これらの復元モードの1つでブートする必要がでるのは以下の理由の いずれかになります:
  • 通常にRed Hat Enterprise Linux(ランレベル 3 又は 5)をブートできない。
  • You are having hardware or software problems, and you want to get a few important files off of your system's hard drive.
  • rootパスワードを忘れてしまった。

26.1.1. Red Hat Enterprise Linuxを起動できない

この問題はしばしば Red Hat Enterprise Linux をインストールした後での別のオペレーティングシステムのインストールが要因で発生します。他のオペレーティングシステムの一部は、コンピュータに他のオペレーティングシステムがないとみなします。このため、GRUB ブートローダを 収納している本来のマスターブートレコード(MBR) を上書きしてしまいます。このようにブートローダが上書きされてしまうと、レスキューモードに入ってブートローダを再構成しない限り、Red Hat Enterprise Linux を起動することができなくなります。
もう1つの一般的な問題は、インストール後にパーティションのサイズ変更、又は空き領域からの新規パーティションの作成をするのにパーティション設定ツールを使用している時に発生し、パーティションの順番が変わってしまいます。/パーティションのパーティション番号が変更された場合、ブートローダはパーティションをマウントするのにそれを見付けることが出来なくなります。この問題を修復するには、レスキューモードでブートし、 /boot/grub/grub.confを修正します。
For instructions on how to reinstall the GRUB boot loader from a rescue environment, refer to 「ブートローダの再インストール」.

26.1.2. ハードウェア/ソフトウェアに問題がある場合

このカテゴリには多種多様の状況があります。2つの例として、ハードドライブが機能しない場合とブートローダ設定ファイル内に無効なルートデバイス、あるいはカーネルを指定する場合があげられます。 これらのどちらかが発生すると、Red Hat Enterprise Linuxを再起動できません。しかし、システム復元モードの1つでブート すると、問題を解決出来る可能性があり、少なくとも重要なファイルをコピーすることは出来ます。

26.1.3. Root パスワード

root パスワードを忘れた場合、どうすれば良いのでしょうか? 別のパスワードに設定しなおします。レスキューモード、あるいはシングルユーザーモードで起動し、passwdコマンドを使用して root パスワードを再設定します。