Red Hat Training

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第20章 追加のブートオプション

この付録では、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラム用に用意されている追加のブート及びカーネルブートオプションについて説明します。
ここに紹介されているブートオプションのどれかを使用するには、インストールの boot: プロンプトで、作動させたいコマンドをタイプします。

起動時のコマンド引数

askmethod
このコマンドは Red Hat Enterprise Linux の CD-ROM から起動する時点で使用すべきインストール法を 選択するように要求します。
dd=url
この引数で、インストールプログラムが指定された HTTP、FTP、NFS ネットワークアドレスの1つからドライバイメージを使用することを指示するようになります。
display=ip:0
これは、リモートディスプレイの転送を可能にするコマンドです。このコマンドでは、ip は、ディスプレイを出したいシステムの IP アドレスに入れ換えます。
ディスプレイを出したいシステム上で、xhost +remotehostname コマンドを実行する必要があります。ここで、remotehostname は、オリジナルディスプレイを稼動しているホストの名前です。xhost +remotehostname コマンドの使用はリモートディスプレイターミナルへのアクセスを制限し、リモートアクセス用に明確に許可されていないユーザーやシステムからのアクセスを許可しません。
mediacheck
このコマンドは、インストールソース (ISO ベースの手段の場合)の一貫性をテストするオプションを与えます。このコマンドは CD、DVD、ハードドライブ ISO、NFS ISO などの各インストール方法で機能します。インストールを実践する前に ISO イメージが完全であるか確証することは、インストール中に頻繁に発生する問題の回避に役立ちます。
noprobe
このコマンドは、ハードウェア検出を無効にして、その代わりにハードウェア情報をユーザーに催促します。
rescue
this command runs rescue mode. Refer to 26章基本的システムの復元 for more information about rescue mode.
text
このコマンドは、グラフィカルインストールプログラムを無効にして、インストールプログラムにテキストモードで実行するように強制します。
vnc
このコマンドで VNC サーバーからのインストールができます。
vncpassword=
このコマンドで VNC サーバー接続に使用するパスワードを設定します。
noipv6
このコマンドは、インストーラステージ 1 プロセス中の ipv6 オプションの選択を 無効にします。ipv6 設定は、このオプションが指定されている限りは手動で実行できますが、 デフォルトの動作では、ipv6 設定は有効になっていません。
cmdline
3270 コンソール(IBM System z へのインストールで多く使用)は、殆んどの unix スタイルのターミナルに共通なターミナル形式エントリを認識しません。この オプションを指定すると、キックスタート中の anaconda の動作を変更して、3270 の コンソール出力がより良くなるようにします。このオプションは通常の対話式の インストールには使用すべきではありません。
RUNKS=1
このオプションは、IBM System z のキックスタートインストールを指定するのに使用します。 (通常、cmdline オプションと併用)