1.8.3. Routing の方法

NAT (Network Address Translation)routing か、又は LVS のダイレクト routing を 使用することができます。以下のセクションでは、NAT routing と LVS のダイレクト routing に ついて簡単に説明しています

1.8.3.1. NAT Routing

図1.22「LVS Implemented with NAT Routing」, illustrates LVS using NAT routing to move requests between the Internet and a private network.
LVS Implemented with NAT Routing

図1.22 LVS Implemented with NAT Routing

この例の中では、アクティブ LVS router 内に二つの NIC があります。インターネット用の NIC は eth0 に 実 IP アドレス を持ち、浮動 IP アドレスは eth0:1 に エイリアス化されています。プライベートネットワーク用の NIC は eth1 に実 IP アドレスを持ち 浮動 IP アドレスは eth1:1 にエイリアス化されています。フェイルオーバー状態になると インターネットに面している仮想インターフェイスとプライベートネットワークに面している 仮想インターフェイスは、同時にバックアップ LVS router に引き取られます。プライベート ネットワーク上の全ての実サーバーは、アクティブ LVS router と通信するためにデフォルトルート として NAT router 用の浮動 IP を使用します。それによりインターネットからの要求へ反応する 機能が損傷されないようにします。
In the example, the LVS router's public LVS floating IP address and private NAT floating IP address are aliased to two physical NICs. While it is possible to associate each floating IP address to its physical device on the LVS router nodes, having more than two NICs is not a requirement.
このトポロジーを使用すると、アクティブ LVS router は要求を受理してそれを適切なサーバーに 回送します。実サーバーは、それから要求をプロセスしてパケットを LVS router に返します。 LVS router は NAT を使用して、パケット内の実サーバーのアドレスを LVS router 公共 VIP アドレスに入れ替えます。このプロセスは、実サーバーの実 IP アドレスが要求側の クライアントには隠されているため、IP masquerading(変装) を呼ばれます。
NAT routing を使用すると、実サーバーは種々のオペレーティングシステムを実行している どんなコンピュータでもありえます。NAT routing の主な不利事項は、それが発信と来信の 両方の要求をプロセスするため、大規模施設内では LVS router が ボトルネックとなる 可能性があることです。