10.4. Web コンソールを使用したデータベースキャッシュサイズの設定
データベースキャッシュには、データベースの Berkeley データベースインデックスファイルが含まれます。つまり、データベースによる属性のインデックス化に使用されるすべての *.db
およびその他のファイルになります。この値は、Berkeley DB API 関数 set_cachesize()
に渡されます。このキャッシュサイズは、エントリーキャッシュサイズに比べて Directory Server のパフォーマンスへの影響は少ないですが、エントリーキャッシュサイズを設定した後に RAM に余裕がある場合は、データベースキャッシュに割り当てるメモリー量を増やします。
前提条件
- Web コンソールでインスタンスにログインしている。
手順
- Database → Global Database Configuration に移動します。
-
Automatic Cache Tuning
の選択を解除します。 - Save Config をクリックします。
-
256 MB の場合は
268435456
のように、データベースキャッシュサイズをバイト単位でDatabase Cache Size
フィールドに入力します。 - Save Config をクリックします。
-
右上隅の Actions をクリックし、
Restart Instance
を選択します。