第16章 レプリケーション環境のすべてのサーバー間でのアカウントのロックアウト属性の同期

Directory Server は、アカウントのロックアウト属性をローカルで保存します。複数のサーバーがある環境では、攻撃者がアカウントのロックアウト数に達するまで 1 台のサーバーへのログインを試み、その後さらに他のサーバーにログインを試みることを防ぐために、この属性のレプリケーションを設定してください。

16.1. レプリケーション環境で Directory Server がパスワードおよびアカウントのロックアウトポリシーを処理する方法

Directory Server は、パスワードおよびアカウントのロックアウトポリシーを次のように適用します。

  • パスワードポリシーは、データプロバイダーに適用されます。
  • アカウントロックアウトポリシーは、レプリケーショントポロジー内のすべてのサーバーに適用されます。

Directory Server は次パスワードポリシー属性をレプリケートします。

  • passwordMinAge
  • passwordMaxAge
  • passwordExp
  • passwordWarning

ただし、デフォルトでは、Directory Server は以下に示す一般的なアカウントロックアウト属性をレプリケートしません。

  • passwordRetryCount
  • retryCountResetTime
  • accountUnlockTime

攻撃者がアカウントのロックアウト数に達するまで 1 台のサーバーへのログインを試み、その後さらに他のサーバーにログインを試みることを防ぐには、これらのアカウントロックアウト属性をレプリケートします。