第13章 Directory Server を FIPS モードで実行する

Directory Server は、連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2 を完全にサポートします。Directory Server を FIPS モードで実行すると、セキュリティー関連の設定が変更されます。たとえば、SSL は自動的に無効になり、TLS 1.2 および 1.3 暗号化のみが使用されます。

13.1. FIPS モードの有効化

Directory Server を Federal Information Processing Standard (FIPS) モードで使用するには、RHEL および Directory Server でモードを有効にします。

前提条件

  • RHEL で FIPS モードを有効にしました。

手順

  1. ネットワークセキュリティーサービス (NSS) データベースの FIPS モードを有効にします。

    # modutil -dbdir /etc/dirsrv/slapd-instance_name/ -fips true
  2. インスタンスを再起動します。

    # dsctl instance_name restart

検証

  • NSS データベースで FIPS モードが有効になっていることを確認します。

    # modutil -dbdir /etc/dirsrv/slapd-instance_name/ -chkfips true
    FIPS mode enabled.

    モジュールが FIPS モードの場合、このコマンドは FIPS mode enabled を返します。