3.8. プラグインのログの設定

デフォルトでは、ディレクトリーサーバーはプラグインが開始する内部イベントをログに記録 しません。プラグイン操作をデバッグするには、すべてのプラグインまたは特定のプラグインに対してアクセスログおよび監査ログを有効にします。

3.8.1. すべてのプラグインのログの設定

nsslapd-plugin-logging 属性を使用して、すべてのプラグインのログを設定します。

手順

  • すべてのプラグインのアクセスログおよび監査ログを有効にするには、次のコマンドを使用します。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com config replace nsslapd-plugin-logging=on

関連情報

nsslapd-plugin-logging 属性の詳細は、説明セクションを参照してください。

3.8.2. 特定のプラグインのログ設定

nsslapd-logAccess および nsslapd-logAudit 属性を使用して、プラグインのログを設定します。

前提条件

  • nsslapd-accesslog 属性には、アクセスログファイルの有効なパスとファイル名が含まれる。
  • nsslapd-auditlog 属性には、監査ログファイルの有効なパスとファイル名が含まれる。

手順

  • 特定のプラグインのアクセスおよび監査ログを有効にするには、LDAP インターフェイスを使用して nsslapd-logAccess および nsslapd-logAudit 属性を変更します。

    # ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -x -H ldap://server.example.com:389
    
    dn: cn=MemberOf Plugin,cn=plugins,cn=config
    changetype: modify
    replace: nsslapd-logAccess
    nsslapd-logAccess: on
    
    dn: cn=MemberOf Plugin,cn=plugins,cn=config
    changetype: modify
    replace: nsslapd-logAudit
    nsslapd-logAudit: on

関連情報

属性の詳細については、説明のセクションを参照してください。