第4章 既存の属性値の構文の検証

構文検証により、ディレクトリーサーバーは、属性値がその属性の定義で指定された構文の規則に従っているかどうかを確認します。ディレクトリーサーバーは、構文検証タスクの結果を /var/log/dirsrv/slapd-instance_name/errors ファイルに記録します。

次の場合、手動の構文検証が必要です。

  • nsslapd-syntaxcheck パラメーターで構文検証が無効化されている場合。

    注記

    Red Hat では、構文検証を無効化しないことを推奨しています。

  • 構文検証が無効化されている、または構文検証を行わずにサーバーからデータを移行する場合。

4.1. dsconf スキーマの validate-syntax コマンドを使用した構文検証タスクの作成

dsconf schema validate-syntax コマンドを使用すると、構文検証タスクを作成して、変更されたすべての属性をチェックし、新しい値が必要な構文を持つことを確認できます。

手順

  • 構文検証タスクを作成するには、次のように入力します。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com schema validate-syntax -f '(objectclass=inetorgperson)' ou=People,dc=example,dc=com

    出力例では、コマンドは (objectclass=inetorgperson) フィルターに一致する ou=People,dc=example,dc=com サブツリー内のすべての値の構文を検証するタスクを作成します。