1.3. サーバーの実行中に Web コンソールを使用したデータのインポート

Directory Server は、Web コンソールを使用したデータのインポートに対応しています。

警告

インポート操作を開始すると、Directory Server はまずデータベースから既存のデータをすべて削除し、その後 LDIF ファイルからデータをインポートします。そのため、インポートに失敗した場合、サーバーはエントリーがないか、エントリーの部分的なセットを返します。

前提条件

  • LDIF ファイルのパーミッションでは、dirsrv ユーザーがファイルを読めるようになっている。
  • インポートする LDIF ファイルには、ルート接尾辞のエントリーが含まれている。
  • データのインポート先である接尾辞とそのデータベースがディレクトリー内に存在する。
  • LDIF ファイルは /var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/ldif/ ディレクトリーに保存され、dirsrv_var_lib_t SELinux コンテキストが設定されている。
  • Directory Server インスタンスが実行されている。
  • Web コンソールでインスタンスにログインしている。
  • インポートする LDIF ファイルの文字セットのエンコーディングは UTF-8 である。

手順

  1. Web コンソールで Database メニューを開きます。
  2. suffix entry を選択します。
  3. Suffix Tasks をクリックし、Initialize Suffix を選択します。
  4. インポートしたい LDIF ファイルの横にある Import ボタンをクリックします。LDIF ファイルが /var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/ldif/ 以外のディレクトリーに保存されている場合は、ファイルのフルパスを入力して Import ボタンをクリックしてください。
  5. Yes, I am sure を選択し、Initialize Database をクリックして確定します。
  6. バックアップ中の問題についてログを確認するには、MonitoringLoggingErrors Log メニューを開きます。

検証

  1. たとえば dc=example,dc=com のように、インポートされた接尾辞の下にあるエントリーを検索します。

    # ldapsearch -D "cn=Directory Manager" -W -H ldap://server.example.com -b "dc=example,dc=com" -s sub -x