9.54. nisNetgroup

このオブジェクトクラスには、NIS ドメイン内で使用されるネットグループが含まれています。このオブジェクトクラスを追加すると、管理者はネットグループを使用して NIS でのログインとサービス認証を制御できます。

このオブジェクトクラスは RFC 2307 で定義され、LDAP をネットワーク情報サービスとして使用するオブジェクトクラスおよび属性を定義します。

注記

このオブジェクトクラスは、Directory Server の 10rfc2307.ldif で定義されています。更新された RFC 2307 スキーマを使用するには、10rfc2307.ldif ファイルを削除し、/usr/share/dirsrv/data ディレクトリーの 10rfc2307bis.ldif ファイルを /etc/dirsrv/slapd-instance/schema ディレクトリーにコピーします。

上級クラス

top

OID

1.3.6.1.1.1.2.8

表9.92 必要な属性

属性定義

objectClass

エントリーに割り当てられたオブジェクトクラスを指定します。

commonName

エントリーの共通名を指定します。

表9.93 使用できる属性

属性定義

description

エントリーのテキスト説明を入力します。

memberNisNetgroup

マージ netgroup の名前をリスト表示することで、別の netgroup の属性値を現在の値にマージします。

nisNetgroupTriple

ユーザー名 (,bobby,example.com) またはマシン名 (shellserver1,,example.com) が含まれます。