4.3. connection
この属性は、開放されている接続および関連するステータスおよびパフォーマンス関連情報および値をリスト表示します。これらは次の形式で提供されます。
connection: pass:quotes[A:YYYYMMDDhhmmssZ:B:C:D:E:F:G:H:I:IP_address]
以下に例を示します。
connection: pass:quotes[69:20200604081953Z:6086:6086:-:cn=proxy,ou=special_users,dc=example,dc=test:0:11:27:7448846:ip=192.0.2.1]
-
A は接続番号で、この接続に関連する接続テーブルのスロット数です。これは、この接続が開放されたときに、アクセスログメッセージで
slot=
A としてログに記録された数字で、通常は接続に関連付けられたファイル記述子に対応します。dTableSize
属性は、接続テーブルの合計サイズを表示します。 - YYYYMMDDhhmmssZ は、接続が開いた時間 ( GeneralizedTime) 形式の日時です。この値は、グリニッジ標準時との関係で時間を示します。
- b は、この接続で受信する操作の数です。
- C は、完了した操作の数です。
-
サーバーがネットワークから BER を読み取る処理中である場合、D は
r
であり、それ以外は空になります。(この例のように) この値は、通常空です。 -
e はバインド DN です。これは空であるか、匿名接続の
NULLDN
の値を持つことがあります。 -
f は接続の最大スレッド状態です。
1
では最大スレッドにあり、0
では最大スレッドにありません。 - G は、このスレッドが最大スレッド値に達した回数です。
- H は、最大スレッド数によってブロックされた操作の数です。
-
I は、ログに
conn=connection_ID
として報告される接続 ID です。 - ip_address は、LDAP クライアントの IP アドレスです。
注記
開始操作および完了した操作の B および C は同等であるべきです。