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6.5.3. RAM ディスクでのデータベースキャッシュの保存

Directory Server インスタンスを実行しているシステムに十分な空き RAM がある場合は、必要に応じてデータベースキャッシュを RAM ディスクに保存し、パフォーマンスをさらに向上させることができます。
  1. データベースキャッシュやメタデータのディレクトリーを RAM ディスク上に作成します。
    # mkdir -p /dev/shm/slapd-instance_name/
  2. ディレクトリーに以下の権限を設定します。
    # chown dirsrv:dirsrv /dev/shm/slapd-instance_name/
    # chmod 770 /dev/shm/slapd-instance_name/
  3. Directory Server インスタンスを停止します。
    # systemctl stop dirsrv@instance_name
  4. /etc/dirsrv/slapd-instance_name/dse.ldif ファイルを編集し、cn=bdb,cn=config,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config エントリーの nsslapd-db-home-directory パラメーターに新しいパスを設定します。
    dn: cn=bdb,cn=config,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config
    ...
    nsslapd-db-home-directory: /dev/shm/slapd-instance_name/
    nsslapd-db-home-directory 属性が存在しない場合は、新しい値で cn=bdb,cn=config,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config エントリーに追加します。
  5. Directory Server インスタンスを停止します。
    # systemctl start dirsrv@instance_name
注記
データベースキャッシュが RAM ディスクに保存されている場合は、再起動するたびに Directory Server がこれを再作成する必要があります。そのため、キャッシュが再作成されるまで、サービスの起動と初期操作は遅くなります。