2.2.2. データベースファイル

各 Directory Server インスタンスには、すべてのデータベースファイルを保存する /var/lib/dirsrv/slapd-instance/db ディレクトリーが含まれます。以下は、/var/lib/dirsrv/slapd-instance/db ディレクトリーの内容のサンプルです。

例2.1 データベースディレクトリーのコンテンツ

db.001 db.002  __db.003  DBVERSION  log.0000000001  userroot/
  • db.00x ファイル - データベースによって内部で使用されるため、いかなる方法でも移動、削除、または変更しないでください。
  • log.xxxxxxxxxx ファイル - データベースごとにトランザクションログを保存するために使用されます。
  • DBVERSION - データベースのバージョンを保存するために使用します。
  • userRoot - 設定で作成されるユーザー定義の接尾辞 (ユーザー定義のデータベース) を保存します。たとえば、dc=example,dc=com を保存します。
注記

ディレクトリーツリーを新しい接尾辞の下に保存する新規データベース (例: testRoot) が作成されると、testRoot という名前のディレクトリーも /var/lib/dirsrv/slapd-instance/db ディレクトリーに表示されます。

以下は、userRoot ディレクトリーの内容の例です。

例2.2 ユーザールートデータベースディレクトリーのコンテンツ

ancestorid.db
DBVERSION
entryrdn.db
id2entry.db
nsuniqueid.db
numsubordinates.db
objectclass.db
parentid.db

userroot サブディレクトリーには以下のファイルが含まれます。

  • ancestorid.db - エントリーの先祖の ID を検索する ID の一覧が含まれています。
  • entrydn.db - ID を検索する完全な DN の一覧が含まれています。
  • id2entry.db - 実際のディレクトリーデータベースエントリーが含まれます。必要に応じて、他のデータベースファイルはすべて、このデータベースファイルから再作成できます。
  • nsuniqueid.db - ID を検索する一意の ID の一覧が含まれています。
  • numsubordinates.db - 子エントリーを持つ ID が含まれます。
  • objectclass.db - 特定のオブジェクトクラスを持つ ID の一覧が含まれます。
  • parentid.db - 親の ID を検索する ID の一覧が含まれます。