7.2.2. エラーログコンテンツ

エラーログの形式は、そのアクセスログと異なります。

サーバーが書き込んだログエントリー

サーバーがファイルに書き込みを行うエントリー。以下の形式を使用します。

time_stamp - severity_level - function_name - message

以下に例を示します。

[24/Mar/2017:11:31:38.781466443 +0100] - ERR - no_diskspace - No enough space left on device (/var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/db) (40009728 bytes); at least 145819238 bytes space is needed for db region files
プラグインが書き込んだログエントリー

プラグインがファイルに書き込みを行うエントリーは、以下の形式を使用します。

time_stamp - severity_level - plug-in_name - function_name - message

以下に例を示します。

[24/Mar/2017:11:42:17.628363848 +0100] - ERR - NSMMReplicationPlugin - multimaster_extop_StartNSDS50ReplicationRequest - conn=19 op=3 repl="o=example.com": Excessive clock skew from supplier RUV

エラーログエントリーには以下のコラムが含まれます。

  • タイムスタンプ: 形式はローカル設定によって異なります。cn=config エントリーの nsslapd-logging-hr-timestamps-enabled 属性で high-resolution タイムスタンプが有効になっている場合(デフォルト)、タイムスタンプはナノ秒になります。
  • 重大度レベル: 以下の重大度が使用されます。

    • EMERG: このレベルは、サーバーの起動時にログに記録されます。
    • ALERT: サーバーは重要な状態にあり、実行可能なアクションを実行する必要があります。
    • CRIT: 重大なエラー。
    • ERR: 一般エラー。
    • 警告: 必ずしもエラーであるという警告メッセージ。
    • NOTICE: 通常、重大な状態が発生しました。たとえば、これは予想される動作についてログに記録されます。
    • INFO: 起動、シャットダウン、インポート、エクスポート、バックアップ、復元などの情報メッセージ。
    • DEBUG: デバッグレベルのメッセージまた、トレース関数呼び出し (1)、アクセス制御リスト処理 (128)、レプリケーション (8192)などの詳細なロギングレベルを使用すると、このレベルはデフォルトで使用されます。エラーログレベルの一覧は、表7.4「エラーログレベル」 を参照してください。

      重大度レベルを使用して、ログエントリーをフィルタリングできます。たとえば、ERR の重大度を使用してログエントリーのみを表示するには、次のコマンドを実行します。

      # grep ERR /var/log/dirsrv/slapd-instance_name/errors
      [24/Mar/2017:11:31:38.781466443 +0100] - ERR - no_diskspace - No enough space left on device (/var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/db) (40009728 bytes); at least 145819238 bytes space is needed for db region files
      [24/Mar/2017:11:31:38.815623298 +0100] - ERR - ldbm_back_start - Failed to init database, err=28 No space left on device
      [24/Mar/2017:11:31:38.828591835 +0100] - ERR - plugin_dependency_startall - Failed to start database plugin ldbm database
      ...
  • プラグイン名: プラグインがエントリーをログに記録した場合、この列にはプラグインの名前が表示されます。サーバーがエントリーをログに記録すると、この列は表示されません。
  • function name: 操作または呼び出されたプラグイン。
  • Message: 操作またはプラグインが返した出力。このメッセージには、LDAP エラーコードや接続情報などの追加情報が含まれます。