12.5. オブジェクトクラスの削除

本セクションでは、コマンドラインおよび Web コンソールを使用してオブジェクトクラスを削除する方法を説明します。
警告
デフォルトのスキーマ要素は削除しないでください。これらは Directory Server に必要です。

12.5.1. コマンドラインを使用したオブジェクトクラスの削除

ldapmodify ユーティリティーを使用してオブジェクトクラスエントリーを削除します。たとえば、examplePerson オブジェクトクラスを削除するには、以下を実行します。
  1. 不要な属性を使用するエントリーから、その属性を削除します。詳細については、「属性の削除」 を参照してください。
  2. オブジェクトクラスエントリーを削除します。
    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com schema objectclasses delete examplePerson
オブジェクトクラス定義の詳細は、「オブジェクトクラス」を参照してください。

12.5.2. Web コンソールを使用したオブジェクトクラスの削除

Web コンソールを使用してオブジェクトクラスの削除するには、以下を行います。
  1. Web コンソールで Directory Server ユーザーインターフェイスを開きます。「Web コンソールを使用した Directory Server へのログイン」を参照してください。
  2. インスタンスを選択します。
  3. SchemaObjectclasses を選択します。
  4. 削除するオブジェクトクラスエントリーの横にある Choose Action ボタンをクリックします。
  5. Delete Objectclass を選択します。
  6. Yes をクリックして確定します。