18.8. Web コンソールを使用した ACI 管理

ここでは、Web コンソールで LDAP ブラウザーウィザードを使用してアクセス制御命令 (ACI) を管理するための基本について説明します。

18.8.1. LDAP ブラウザーでのアクセス制御命令の作成

Web コンソールで LDAP ブラウザーを使用して、Red Hat Directory Server (RHDS) エントリーのアクセス制御命令 (ACI) を作成および追加できます。

前提条件

  • Web コンソールへのアクセス。
  • Red Hat Directory Server に存在する親エントリー。

手順

  1. Web コンソールにログインし、Red Hat Directory Server をクリックします。
  2. Web コンソールが Red Hat Directory Server インターフェイスをロードしたら、LDAP browser をクリックします。
  3. LDAP エントリーを選択し、Options メニューをクリックします。
  4. ドロップダウンメニューから ACIs を選択します。
  5. LDAP ブラウザーウィザードを使用して ACI を作成する場合、次の 2 つのオプションがあります。
    1. Add ACI Wizard をクリックして、ウィザードを使用して ACI を作成します。次の手順に進みます。
    2. Add ACI Manually をクリックし、テキストフィールドに指示を指定して Save ACI をクリックします。
  6. ウィザードの手順に従い、各手順を完了したら Next ボタンをクリックします。
  7. ACI を作成するには、ウィザードが生成したデータを確認し、Add ACI をクリックします。
  8. ウィザードウィンドウを閉じるには、Finish ボタンをクリックします。

検証

  • Manage ACIs ウィンドウに新しい ACI が表示されることを確認します。

18.8.2. LDAP ブラウザーでのアクセス制御命令の編集

Web コンソールで LDAP BrowserManage ACIs ウィンドウを使用して、Red Hat Directory Server エントリーのアクセス制御命令 (ACI) を編集できます。

前提条件

  • Web コンソールへのアクセス。
  • Red Hat Directory Server に存在する親エントリー。

手順

  1. Web コンソールにログインし、Red Hat Directory Server をクリックします。
  2. Web コンソールが Red Hat Directory Server インターフェイスをロードしたら、LDAP browser をクリックします。
  3. LDAP エントリーを選択し、Options メニューをクリックします。
  4. ドロップダウンメニューから ACIs を選択します。
  5. Options メニューをクリックし、Edit ACI を選択します。
  6. テキストフィールドの命令を変更し、Save ACI をクリックします。

検証

  • Manage ACIs ウィンドウで、変更した ACI を展開し、変更を確認します。

18.8.3. LDAP ブラウザーでのアクセス制御命令の削除

Web コンソールで LDAP Browser を使用して、Red Hat Directory Server エントリーのアクセス制御命令 (ACI) を削除できます。

前提条件

  • Web コンソールへのアクセス。
  • Red Hat Directory Server に存在する親エントリー。

手順

  1. Web コンソールにログインし、Red Hat Directory Server をクリックします。
  2. Web コンソールが Red Hat Directory Server インターフェイスをロードしたら、LDAP browser をクリックします。
  3. LDAP エントリーを選択し、Options メニューをクリックします。
  4. ドロップダウンメニューから ACIs を選択し、Manage ACIs ウィンドウを開きます。
  5. 削除する ACI のノードオプションアイコンをクリックし、Remove ACI を選択します。
  6. Yes, I’m sure のチェックボックスを選択し、Delete ACI ボタンをクリックします。

検証

  • Manage ACIs ウィンドウで、削除した ACI が ACI リストに表示されないことを確認します。