5.5. 属性リストの表示および修正
デフォルトでは、参照整合性プラグインは
member
属性、uniquemember
属性、owner
属性、および seeAlso
属性を確認し、更新します。コマンドラインまたは Web コンソールを使用して、更新する属性を追加または削除できます。
注記
Referential Integrity プラグインのパラメーターリストに設定される属性には、全データベースで等価インデックスが必要です。そうでない場合、プラグインは削除済みまたは変更された DN に一致するためにデータベースのすべてのエントリーをスキャンします。これにより、パフォーマンスに大きく影響する可能性があります。インデックスの確認および作成に関する詳細は、「標準インデックスの作成」を参照してください。
5.5.1. コマンドラインを使用した属性リストの表示
コマンドラインを使用して属性リストを表示するには、以下を実行します。
# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin referential-integrity show
5.5.2. Web コンソールを使用した属性リストの表示
Web コンソールを使用して属性リストを表示するには、以下を実行します。
- Web コンソールで Directory Server ユーザーインターフェイスを開きます。「Web コンソールを使用した Directory Server へのログイン」を参照してください。
- インスタンスを選択します。
- Plugins メニューを開きます。
- Referential Integrity プラグインを選択します。
- 属性のリストは、Membership Attribute フィールドを参照してください。
5.5.3. コマンドラインで属性リストの設定
コマンドラインを使用して属性リストを更新するには、以下を実行します。
- 必要に応じて、属性の現在のリストを表示します。「コマンドラインを使用した属性リストの表示」を参照してください。
- 属性リストを更新します。
- プラグインが確認および更新される必要がある属性リストを設定するには、以下を実行します。
# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin referential-integrity set --membership-attr attribute_name_1 attribute_name_2
- プラグインで確認および更新されなくなった属性をすべて削除するには、以下を実行します。
# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin referential-integrity set --membership-attr delete
- インスタンスを再起動します。
# dsctl instance_name restart
5.5.4. Web コンソールを使用した属性リストの設定
Web コンソールを使用して属性リストを更新するには、以下を行います。
- Web コンソールで Directory Server ユーザーインターフェイスを開きます。「Web コンソールを使用した Directory Server へのログイン」を参照してください。
- インスタンスを選択します。
- Plugins メニューを開きます。
- Referential Integrity プラグインを選択します。
- Membership Attribute フィールドを更新して、属性を設定します。
- 属性を追加するには、Membership Attribute フィールドに名前を入力します。
- 属性を削除するには、Membership Attribute フィールドの属性名の横にある X ボタンをクリックします。
- Save Config を押します。