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Red Hat Training
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5.3.111. shadowAccount
shadowAccount オブジェクトクラスでは、LDAP ディレクトリーをシャドウパスワードサービスとして使用することができます。シャドウパスワードサービスは、ホスト上のパスワードファイルを、不正アクセスで保護されたシャドウファイルへ再配置します。
このオブジェクトクラスは RFC 2307 で定義され、LDAP をネットワーク情報サービスとして使用するオブジェクトクラスおよび属性を定義します。
注記
このオブジェクトクラスは、Directory Server の
10rfc2307.ldif
で定義されます。更新された RFC 2307 スキーマを使用するには、10 rfc2307.ldif
ファイルを削除し、/usr/share/dirsrv/data
ディレクトリーの 10rfc2307bis.ldif
ファイルを /etc/dirsrv/slapd-instance/schema
ディレクトリーにコピーします。
上級クラス
top
OID
1.3.6.1.1.1.2.1
使用できる属性
属性 | 定義 |
---|---|
description | エントリーのテキスト説明を入力します。 |
shadowExpire | シャドウアカウントの有効期限が切れる日付が含まれます。 |
shadowFlag | シャドウマップ内のどの領域がフラグ値を保存するかを特定します。 |
shadowInactive | シャドウアカウントが非アクティブになる期間を設定します。 |
shadowLastChange | シャドウアカウントへの最終変更日時が含まれます。 |
shadowMax | シャドウパスワードが有効な最大日数を設定します。 |
shadowMin | シャドウパスワードの変更の間に渡す必要のある最小日数を設定します。 |
shadowWarning | ユーザーに警告を送信するパスワード失効前の日数を設定します。 |
userPassword | エントリーがディレクトリーにバインドできるパスワードを保存します。 |