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10.4.5. db2index.pl(Creates and Generates Indexes)

cn=config 設定ファイルでインデックスエントリーの変更後に保持されるインデックスの新しいセットを作成し、生成します。
注記
db2indexentryrdn インデックスを使用して、親エントリーと子エントリーの適切な階層を保持するためにデータベースをインデックス化する際に親子エントリーを順序付けます。entryrdn インデックスが何らかの理由で利用できない場合、db 2index は各エントリーの parentid キーを使用して親を特定します。この 2 つ目のメソッドでは、インデックス操作を正常に実行できますが、操作が完了するまで時間がかかる場合があります。
注記
このスクリプトは非推奨となり、Red Hat Directory Server の次のメジャーバージョンで削除されます。

構文

db2index.pl -D rootdn -w パスワード | -w - | -j filename -n backendInstance [ -t attributeName(:indextypes(:mathingrules)) ] [ -T vlvAttributeName ]

オプション

db2index.pl スクリプトにより、この動的タスクを起動するディレクトリーにエントリーを作成します。エントリーは、各オプションで指定した値に基づいて生成されます。

表10.22 db2index.pl Options

オプション 詳細
-D rootdn Directory Manager などの root 権限でユーザー DN を指定します。
-j filename パスワードを含むファイルの名前。
-n backendInstance インデックス化するインスタンスを指定します。インスタンスが指定されていない場合には、スクリプトによりすべてのインスタンスが再作成されます。
-t attributeName{:indextypes(:mathingrules)} インデックス化する属性の名前を指定します。省略すると、指定したインスタンスに定義されたすべてのインデックスが生成されます。必要に応じて、インデックスタイプ(eq、pressub approx)およびマッチングルール OID を含めることができます。
-T vlvAttributeName 再インデックスされる VLV 属性の名前を指定します。名前は、cn=config の VLV インデックスオブジェクトの共通名です。
-w password ユーザー DN に関連付けられたパスワードを指定します。
-w - ユーザー DN に関連付けられたパスワードを要求します。